member

TM_OrdinalEra

[2] 順序年代 (ordinal era) すなわち TM_OrdinalEra は、 順序時間参照系を構成する期間です。 >>1 4.1.24, 5.3.4

[3] 順序時間参照系を構築するに当たっては、 ある特定の事象の列をある位置に関連付けることとし、 異なる位置の時間の関係は一方の事象列と他方の事象列との相互関係 (時間的特性ではないもの) の程度によって決めることとする、 といった方法で同様の事象が起こった期間すなわち順序年代を定めていきます。 >>1 5.3.4

[4] 順序年代順序時間参照系に直接含まれることもありますし、 ある順序年代がより短い連続した順序年代を含むといった階層構造を持つこともできます。 >>1 5.3.4

[7] 次のものを持ちます。 >>1 5.3.4

[5] TM_OrdinalEra
name
TM_OrdinalReferenceSystem 内で一意に識別する CharacterString
begin
順序年代が始まる時点が既知の場合、 その DateTime
end
順序年代が終わる時点が既知の場合、 その DateTime
system
順序時間参照系の最上位階層の構成要素であるとき、 その TM_OrdinalReferenceSystem (component の逆方向)。 (関係 Structure、高々1個)
group
他の順序年代の構成要素であるとき、 その TM_OrdinalEra (member の逆方向)。 (関係 Composition、高々1個)
member
下位階層の順序年代TM_OrdinalEra (group の逆方向)。 (関係 Composition、任意個)

[8] beginend においては、 TM_TemporalPositionグレゴリオ暦UTC を使う DateTime で指定しなければなりません。 DateTime は、 ISO 8601 の規定により適当な分解能丸めて構いません。 >>1 5.3.4

[9] ISO 8601 による丸めとは、当時の ISO 8601 にあった (後に削除された) 切り詰めた表現 (truncated representation) だとすると上位桁が省略されるため意味が通らず、 精度を削減した表現 (representation with reduced accuracy) として下位桁を省略することを指しているのでしょうか。

[6] TM_OrdinalEraTM_Separation を利用可能とします。 >>1 5.3.4

[1] JIS X 7108:2004
4.1.24 順序年代 (ordinal era)
時間的に順序付けられた, 名前をもつ期間

備考 下位階層として順序年代集合を含むことがある。