[1] geo-header は、 HTTP を使ってサーバーやクライアントの物理的位置情報を伝達する頭欄, あるいはその規格化の試みのことを指します。
Internet Draft draft-daviel-http-geo-header <urn:ietf:id:draft-daviel-http-geo-header-03> が定義する HTTP 拡張頭欄。類似の draft-daviel-html-geo-tag <urn:ietf:id:draft-daviel-html-geo-tag-05> は HTML の META 要素用の値の定義。
[2] HTTP 通信で位置情報を示すことで、 地域に密着したサービスが可能になります。 地図サーバーは初期位置として利用者の現在位置を使うことが出来るでしょう。
一方で、利用者がどこにいるかをサーバーが知り得ることは、 安全上の問題にもつながりかねません。 ソフトウェア的危害のみならず、物理的な意味での社会的な問題に直接的に発展しかねないので、利用に当たっては十分の配慮が必要となるでしょう。
[8] 35.673186,139.780716 (名無しさん 2006-05-22 02:42:15 +00:00)
北緯48.54度西経123.84度基準点から120メートル上の資源。
南緯10度東経60度
カナダ・オンタリオ
イングランド (大ブリテン)
サーバーあるいは代理者が、 geo.position と geo.region の両方を受け付ける用意がある。
[3] geo-header と同じ人達が提唱するものとして、 geo-tag があります。こちらは HTML の meta 要素を使って同様のことをするものです。
[4] X-JPHONE-Geocode: 欄は、書式こそ違いますが、 geo-header と同じことを JPHONE で実装したものです。
geo.
を使っていることでしょう。geo.position
は何らかの旗で座標系を明示できるようにする方がいいです。 (そうそう、世界測地系と日本測地系みたいな問題がありますから、注意が必要ですね。)geo.region
についても、 x-
のような私用の仕組みがないと地球外どころか公海上さえ表現できません。また、国内の表記法の一意性が現在の規格では保証できませんね。 (気にしないというスタンスかもしれませんが...)