OpenVMS バージョン 7.0 以降, HP C RTL では日付/時刻サポート・モデルがローカル時刻ベースのモデルから UTC (協定世界時) ベースのモデルに変更されました。
バージョン 7.0 より前のバージョンの OpenVMS システムとの互換性を維持するために,以前のバージョンでコンパイルされていて, OpenVMS バージョン 7.0 システムで再リンクされるプログラムは,ローカル時刻ベースの日付/時刻のサポートを保持します。再リンクだけでは UTC のサポートにアクセスできません。
UTC ベースのモデルでは,時刻は Epoch 以降の秒数として表現されます。 Epoch は UTC の 1970 年 1 月 1 日 0 時,0 分, 0 秒という時刻として定義されます。 Epoch 以降の秒数は,指定された時刻から Epoch までの秒数として解釈される値です。