[1] SGML の抽象構文生成規則の表記法
(JISX4151‐1992 第4章) について。
この表記法は、「SGML の一部ではない」とされていますが、
内容モデルの表記法と実質同じです。
BNF と少し似てはいますが、色々違うところがあります。
- [2] 生成規則 = 構文変数 "=" 式
- 生成規則の SGML 規格本体での表記 = 生成規則 "—" "(" 参照番号 ")"
- 生成規則の SGML 附属書での表記 = "[" 参照番号 "]" 生成規則
- [3] 参照番号 = 1*DIGIT ["." 1*DIGIT]
- [4] 式 = 1*(構文字句 / 括弧で括った式 / 演算記号)
- [9] (厳密な定義) = 項 *(接続演算子 項)
- [5] 構文字句 = 構文変数 / 構文定数 / 区切子機能 / 終端変数 / 終端定数
- [6] 演算記号 = 接続演算子 / 接尾演算子
- [7] 接続演算子 = "," / "&" / "|"
- [8] 接尾演算子 = "+" / "*" / "?"
- [10] 括弧で括った式 = "(" 式 ")"
- [11] 項 = (構文字句 / 括弧で括った式) [接尾演算子]
- [12] 構文定数 = "“" 1*CHAR "”" / "”" 1*CHAR "”" / <"> 1*CHAR <">
- 構文で定義される値の大文字・小文字の区別は、規格及び SGML宣言の定義による。
- 構文内には、
FWS
が適宜挿入される。 構文変数
には WSP
が入ることもある。