Original-Recipient:

Original-Recipient: ヘッダー (インターネットメール)

[1] 電子メイルの元の受信者を記す欄です。

文脈個数構文備考
RFC822 メッセージ0*∞>>2RFC2298
DSN メッセージ毎欄群0*1>>2RFC1894
MDN0*1>>2RFC2298

[3] 元の受信者とは、具体的には送信者が送ろうとしていた当初の宛先を指します。 これが明らかな場合のみ使って構いません。

[4] address-type については message/delivery-status媒体型の説明を参照。 address-type "unknown" は、報告 MTA が封筒宛先の種類を特定できなかったことを示します。

RFC 822 電子メイル・メッセージで

[5] SMTP の RCPT TO 命令の ORCPT パラメーター (RFC1891 で定義) で元宛先の情報が得られる場合は、 SMTP MTA は RFC 822 メッセージ頭の先頭に挿入するのがよいです。配送 MTA は、他の Original-Receipient: 欄を消しても構いません。

[6] message/partial媒体型での分割の際は、「内側」 に入れるのが良いとされてます。

メモ

[9] RFC 8098 - Message Disposition Notification () <https://tools.ietf.org/html/rfc8098>

[10] RFC 8098 - Message Disposition Notification () <https://tools.ietf.org/html/rfc8098#section-2.3>