[1] OP25B は、 TCP のポート 25 への接続を拒絶するものです。 ISP による検閲・通信規制の一種です。
[2] スパムメール対策を名目にしていますが、効果があるのかは不明です。
[3] 憲法のいう通信の秘密の侵害なんだがなぜか公然と行われています。
[4] TCP ポート 25 の通信だけ選択的に拒絶するのは「インターネット接続」 サービスを契約していた OP25B 以前からの契約者にとっては明白な契約違反、 消費者に不利益な一方的な契約変更なのですが、 多くの ISP で簡単な通告だけでなんの補填もなく強制されました。 少なくてもこの点は違法だったのでは。
[5] これ以後児童ポルノ対策の検閲がいつの間にか始まっていたり、 通信の最適化と称する画像データ等の改竄が無断で行われたり、 児童保護を名目にミニメールの検閲をSNS事業者に強制する空気を作ったり、 著作権法違反対策でDNSブロッキングするべき論があったり、 とおかしなことが普通に行われるようになりましたね。
[6] OP25B が行われて十数年、未だにスパムメール問題って何の解決もみてないですよね。 未だに惰性でブロッキングし続けて何の意味があるのでしょう。 業界関係者は誰も見直そうと言い出せないのですかね? 良心ある技術者はどこへ行ってしまったのでしょう。
[7] 今こんなに被害が出てるからやむを得ない、と当時支持した人達、今はどう思ってるんですかね。 効果があったか調べようとか、ないならやめようとか言う人はいないわけ? 法的規制なくて自主規制でやったから、解除も自主的にできるはずよね?