MJED

MJED

[1] Timing Analysis () <http://ksirius.kj.yamagata-u.ac.jp/timing/>

しかし、地上でkeepされる TAI は

地球の運動のため相対論的効果(運動と重力)で本来の t とずれる。このず

れを補正したものが Barycentric Dyanmical Time (TDB) で、太陽系重心

(Solar System Barycenter) でまわりになにもないときの時刻である。

TDT と TDB の差は周期的もので、振幅は1-2msec ある。この TDT と TDB

の間の補正は用いる相対論の公式の使い方で unique でなくなる。

[2] Timing Analysis () <http://ksirius.kj.yamagata-u.ac.jp/timing/>

秒数よりも、日数に小数部分を加えて表すと便利なことがある。この時、

TDB をMJD風にあらわして、MJED を用いることができる。

例えば、

1997/11/16 00:00:00 (UTC) は 50768.0 MJD

これより先立つこと、27 + 4 + 32.184 sec + 相対論的補正 が

TDB scale での 1997/11/16 00:00:00 、つまり、50768.0 MJEDという

ことになる。