[8] Content-Script-Language:
頭欄というのは、現在の Content-Script-Type:
欄の旧名で、古いHTML 4 原案で規定されていました。
[1] Content-Script-Language
は、 W3C の HTML WD
『Client-side Scripting and HTML』
(1996年6月12日)
<http://www.w3.org/TR/WD-script-960612>
が W3C draft 初出の実体頭欄です。
[2] >>1 の draft の時点では
HTML の meta
要素としての使用しか考慮されていません。
script
要素及び事象属性の既定スクリプト言語の名前を値とします。
既定値は JavaScript
です。
[3] 例:
<meta
http-equiv
="Content-Script-Language
" content
="Tcl">
type
属性は既に存在していましたが、
それよりも
language
属性に近いこちらが選ばれているのは興味深いところです。
[4] 次の 14日の WD
<http://www.w3.org/TR/WD-script-960614>
では、同じ名前のまま値の形式が媒体型
(type
と同じ。)
に改められています。
また、 HTTP の頭欄としての表現例が追加されています。
しかしながら、 HTTP と meta
での指定やそれぞれの重出時の優越はまだどうよ?
と書かれているだけで規定されていません。
[5] 例:
Content-Script-Language: text/tcl
<meta
http-equiv
="Content-Script-Language
" content
="text/tcl
">]
[6] 次の27日の draft
<http://www.w3.org/TR/WD-script-960627>
では、欄の名前が現行の
Content-Script-Type:
に改められ、
一番最後の指定が有効なことが規定されました。
[7] ついこの前、 meta
でこれを使っているのを見ましたよ。何かの間違いなのか何らかの意図があったのかはよく分かりませんが...