506

状態符号 506 (HTTP)

[2] 506 は、透過内容折衝についてのサーバーの設定に誤りがあることを示す状態符号です。

本項は歴史的事項を説明しています。本項の内容の一部または全部は、現在の状況とは異なるかもしれません。

(なお本項の内容の一部または全部は、互換性または歴史的連続性のために現在も有効な場合もあります。しかし新たに利用することは避けるべきです。)

目次

  1. 仕様書
  2. 意味
  3. 文脈
  4. 歴史
    1. 506 Loop Detected
    2. 506 Variant Also Negotiates

仕様書#

意味#

[3] 506 は、に内部設定エラーがあって、 透過内容折衝で選択された変種資源透過内容折衝の対象になっていることを示します >>1

文脈#

[4] 選択応答生成の過程で、最善の異体TCN: ヘッダーが含まれている時には 506 応答を返さなければなりません >>5

歴史#

506 Loop Detected#

[6] 後に 508 となっています。

506 Variant Also Negotiates#

[508] RFC 2295 (HTTP 透過内容折衝) 8.1 506 Variant Also Negotiates

The 506 status code indicates that the server has an internal configuration error: the chosen variant resource is configured to engage in transparent content negotiation itself, and is therefore not a proper end point in the negotiation process.

506 状態符号は、 サーバーで内部設定誤りがあったことを示します。 選ばれた変種資源がそれ自身透過内容折衝するように設定されていて、 折衝手続きの適切な終端点ではありません。

[7] 透過内容折衝が普及しなかったため、 506 もまず使われないようです。他の用途もなさそうです。

サーバーの設定エラーなら 500 で十分そうです。

[8] IETF の手続き上は現行仕様ではありますが、 実質的に廃止状態と考えるのが妥当と思われます。