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[2] Telnetオプション EXTEND-ASCII (17) は、 (NVT ASCII ではなく) 拡張 ASCII を使うことを表します。

[18] 当時使われていた端末では ASCII 文字の他、制御文字の領域に図形文字が割り当てられていたり、 ControlMetaビットを付加した符号が用いられたりしており、 これを Telnet によって転送する必要がある場合がありました。 本 Telnet オプションは下位7ビットASCII であるような8ビットの2バイト (16ビット) 符号によってそのような符号化文字集合の情報交換を実現しています。

[19] RFC 698 (1975年) で定義されていましたが、 RFC 5198 によって廃止されています。

仕様書

符号化文字集合

[20] 拡張ASCII モードでは、下位7ビット (ネットワーク・バイト順の2バイト目の下位7ビット) が ASCII に相当し、残りの9ビットを実装依存の目的で使っていました。

[21] RFC 698 には SU-AI で用いられていた符号化文字集合 Stanford Extended ASCII Characters が説明されています。 もっとも、これは一例であって、これ以外の符号化文字集合を使っても良かったようです。

メモ

[3] RFC 4450: Getting Rid of the Cruft: Report from an Experiment in Identifying and Reclassifying Obsolete Standards Documents, , https://www.rfc-editor.org/rfc/rfc4450.html#appendix-A