[2] エンドロールなどに表示されるキャラクターと出演者のクレジットの整列順序には業界の慣習的な規則があるそうです。
[3] アニメでは作中の重要度によって主人公からサブキャラクター、モブと順に並べていくのが普通とされます。 話数によって作中キャラクターの登場の度合いなどが相違することが多いですが、 当該話数の内容に応じて整列させるため、シリーズ全体で見ると順序がころころと変わることになります。
[4] ドラマでは出演者を大物から順に並べていくのが普通とされます。
[5] 平成時代中期のNHKアニメアガサ・クリスティーの名探偵ポワロとマープルは、 大物俳優が声優としてメインキャラクター2人を演じるものでしたが、 EDクレジットでは常に2人だけ最初にわけて表示されていました。 当時視聴したアニメファンの間では、2人を結びつけるキャラクターが実質的な主人公で、 それら職業声優のキャラクターが常に下位に表示されることに違和感があると物議を醸していました。 その直前の NHK の人事異動で実写ドラマ畑の人物がアニメ部門のトップとなったことと結びつけられて問題視されました。
[6] アニメやゲームでも、作品全体を通じた主要キャラクターの順序が決められていることは多いようです。 公式サイトや宣伝番組などの紹介がその順序によって一定されることになります。 各話数のエンディングのクレジットでも、 作中の目立ち度合いに大差がないキャラクター同士はその順序で整列されます。
[7] アニメでは話数ごとに順序が変わり得るとはいうものの、多くの作品に於いてメインキャラクター、 サブキャラクター、モブの立ち位置の違いが大きく変化することはそうそうありません。 変動の多くは、メインキャラクター同士の焦点の当て方の違いによるもので、 いわゆるお当番回で当番キャラクターが最上位に並べられるなどの形になります。
[8] 紅白歌合戦に「にこにこぷん」が登場したことを報じた記事のタイトル「世代じゃない人がつけた」とわかり若干の気持ち悪さがある - Togetter [トゥギャッター] () https://togetter.com/li/2488974