限界距離復号法

[1] 符号 C の最小距離を d (C) とする時、

2t₁ + 1 ≦ d (C)

... を満たす限界距離 t1 の復号法とは、 受信語 u に対して

d_H (u, v) ≦ t₁

(dH はハミング距離)

... を満たす v ∈ C が存在する時 v に復号し、 存在しない時誤りを検出したと判定 (復号に失敗) する方法です。

[2] t1 の定義から、 v が存在するとしたらただ1つだけです。

符号理論