視黄経

黄道座標系

[4] 黄道座標系 (ecliptic coordinate system) は、 黄道を基準とする天球座標系です。

[5] 黄道座標系は、 黄緯黄経によって天球上の位置を表します。

[6] 黄緯 (ecliptic latitude) は、 黄道上が0度、 黄道北極が90度、 黄道南極が-90度となります。

[7] 黄経 (ecliptic longitude) は、 春分点が0度 = 360度、 秋分点が180度となり、 太陽の移動方向に沿って大きな値とします。 夏至点が90度、冬至点が270度となります。

[9] 春分点の移動に伴い、黄道座標も変化していきます。 位置を確定させるためには、基準時刻である元期をも添える必要があります。


[2] 天球の中心を地球とした時の座標を地心黄道座標太陽とした時の座標を日心黄道座標といいます。 太陽系内の天体の位置は、地球太陽の位置関係により、 異なる座標となります。

[8] 地心黄道座標黄緯黄経地心黄緯地心黄経日心黄道座標黄緯黄経日心黄緯日心黄経といいます。

メモ

[1] 黄道座標 - Wikipedia () <https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%84%E9%81%93%E5%BA%A7%E6%A8%99>

[3] 基礎知識 - 2.天球と座標系 () <https://www.astroarts.co.jp/alacarte/kiso/kiso02-j.shtml>

[10] 惑星の日心座標 - 国立天文台暦計算室 () <http://eco.mtk.nao.ac.jp/cgi-bin/koyomi/cande/planet_ecliptic.cgi>

瞬時の平均春分点と黄道に基づく座標系における値です。