等長符号

等長符号

[1] 属する符号長さがすべて等しいような符号全体を、 固定長符号あるいは等長符号といいます。

[2] 固定長符号対義語可変長符号ですが、 文脈によっては固定長符号可変長符号の特殊な場合として扱うこともあります。

[3] 固定長符号は扱いやすいですが、属する各符号の出現頻度に著しいがある場合、 メモリー利用効率が低くなります。

[4] US-ASCIIISO-8859-1EBCDIC のような古典的な欧米文字コードは、 固定長符号でした。しかしシフトJISBig5 のようなかつてのアジア文字コードや、 現在用いられている UTF-8 のような文字の多い文字コードは、可変長符号となっています。

[5] またハフマン符号をはじめとする符号理論的に扱われる対象となる符号の多くも、 可変長符号です。