異体リスト検証子

異体リスト検証子 (HTTP)

[2] 異体リスト検証子 (variant list validator) は、 異体リストキャッシュ検証子となる実体タグの一部です。

仕様書

意味

[3] 異体リスト検証子は、折衝可能資源に束縛された異体リストキャッシュ検証子として機能する不透明な値です >>1

構文

[4] 異体リスト検証子は、 ; を含まない引用文字列です >>1

[5] RFC 2295RFC 2068引用文字列を参照していますが、その後 RFC 723x実体タグ引用文字列でなくなっており、現在はそちらの定義に従い実体タグの構文で ; を禁止したものと解釈するべきと思われます。

処理

[6] キャッシュは、複数の応答が同じ異体リスト検証子を持つなら、 両者の Alternates: ヘッダー等価として扱うことができます。 (ただし両者が同一である必要はありません。) >>1

歴史

[7] RFC 2295 (HTTP 透過内容折衝) 9.1 Variant list validators

A variant list validator is an opaque value which acts as the cache validator of a variant list bound to a negotiable resource.

変種目録検証子は、折衝可能資源に束縛される変種目録キャッシュ検証子として働く不透明な値です。

  • variant-list-validator = <quoted-string not containing any ";">

If two responses contain the same variant list validator, a cache can treat the Alternates headers in these responses as equivalent (though the headers themselves need not be identical).

2つの応答が同じ変種目録検証子を含んでいる場合、 キャッシュはそれらの応答の Alternates 頭を同等として扱うことが出来ます。 (しかしそれらの頭自体が同一である必要はありません。)

メモ