吉林省旅行の続き <北朝鮮、ロシア、中国三国の国境>
昨日、上海に戻ってきました。
6泊7日の短い旅行でしたが、とても充実した日々でした。前半部分、友人が住む口前の様子はすでにアップしたので、今回は、その後に行った北朝鮮、ロシア、中国の三国の国境地帯について。
吉林省の場所は以下の地図の青く囲んだ部分。
そこを拡大したのが以下の地図で、この中の青囲み部分右側のとがったところが三国の国境。この地図には明記されてませんが、このとがったところの上はロシア、下は北朝鮮です。
口前はこの青い部分より西側にあり、ここから延吉を通って、三国の国境のそばの琿春(フンチュン)という町へ。バス、列車(夜行)、バスと乗り継いで、十数時間の移動。
(夜行列車(吉林市から)に乗る前の駅の様子)
で、着いた琿春は下のような感じの閑散とした町ですが、
このようにロシア語の表記が出てきたり(朝鮮語表記は、吉林省のこの付近ではどこにでもあります。朝鮮族がとても多いので)、
店ではこんな毛皮が売られていたり。。。
この琿春の町から南東にまっすぐ伸びる道を1時間ほど走っていくと、三国の国境へ。
道の左側(北側)の柵の向こうはロシア、右側(南側)の川の向こうは北朝鮮というすごい風景。
(道の端から数メートルのところに見えるこの柵の向こうがロシア)
(この川の向こうが北朝鮮)
そして、道の端まで行くと三国が見渡せる展望台が。ここはちょっとした観光スポットっぽくなっていました。
(展望台からの風景。左側の池っぽいのがあるあたりはロシア、右側の川の向こうは北朝鮮。手前はももちろん中国。そして、晴れていると、この向こうに日本海が見えるとのこと。ちなみに川にかかっている橋はロシアと北朝鮮を結んでいる)
写真がどれもしょぼめになってしまってますが……。
さて、三国の国境はこんなところなのですが、帰りにこの道を戻る途中に、北朝鮮と中国を結ぶ橋を発見。そしてその横には税関や国境らしき建物が……。まさかな、と思いつつ、ここで車を降り、国境の前の門番に「この国境から北朝鮮に渡ることはできるんですか?」と聞いてみると、なんと答えは、
「可以(できるよ)」とのこと!え?マジで?と思い、「外国人も?」と聞くと、また「可以」。
なんと、ここから北朝鮮に入国することができるのかもしれない……。半信半疑ながらも、もし普