[1] 日本国憲法は、大日本帝国憲法から改正された日本国の憲法です。
本国憲法は、連合国に日本が占領されている昭和22年に施行されています。
先に書いたように、占領中の法律ですから、占領中は日本語に並んで英語も正文(正式な条文)として扱われていました。
ただ、日本が昭和27年4月28日のサンフランシスコ講和条約締結により、主権を回復し、独立を果たした後は、英語の正文はその役割を終えました。
憲法に限らず、占領中の法令はすべて英語版が作成され、英文官報に掲載されました。
この位置づけですが、占領軍の命令により占領法規の一環として作成されたものであって、占領中に国内法的にどのような効力があったかどうかはともかく、少なくとも占領終了後法的には効力のないものと考えらています。
[2] 日本国憲法を口語訳してみたwwwwwwwwww:キニ速 (キニ速 著, 版) http://blog.livedoor.jp/kinisoku/archives/3423998.html
[6] 日本国憲法の改正限界説を支持している人は大日本帝国憲法の改正限界と日本国憲法制定の正当性の関係をどう理解しているのだろうか?
[7] 「日本国憲法制定過程の正当性には疑問もあるがその後の運用を通して広く承認されている」説かつ「日本国憲法には改正限界がある」説を採ると、 「改正限界はあるが実効性はない」という結論になるのでいいのかな?