大域スクリプト片付けジョブ

大域スクリプト片付けジョブ

[6] 大域スクリプト片付けジョブ (global script clean-up job) とは、 スクリプトの実行直後に行われる、不要になった資源を開放する操作です。

仕様書

大域スクリプト片付けジョブ

[3] 大域スクリプト片付けジョブは、スクリプトを実行できません >>1

[4] 大域スクリプト片付けジョブ同士の実行順序が意味を持つことはできません >>1

[2] 関連する類似起源閲覧文脈の単位は、 大域スクリプト片付けジョブリスト (global script clean-up jobs list) を持ちます。 これは初期状態では空でなければなりません。 >>1

[9] 大域スクリプト片付けジョブには次のものがあります。

実行

[5] 大域スクリプト片付けジョブを走らせる (run the global script clean-up jobs) とは、 大域スクリプト片付けジョブリストのジョブをそれぞれ実行し、大域スクリプト片付けジョブリストを空にすることをいいます >>1

[11] これが呼び出されるのは次の場面です。

[12] すなわちスクリプトが実行された直後や中断される時に呼び出されます。

歴史

[7] 大域スクリプト片付けジョブマイクロタスクと似ており、 実際当初はマイクロタスクとして定義することも検討されていましたが >>10、 適切ではないとして大域スクリプト片付けジョブリストが新設されました。 マイクロタスクが実行される場面であっても大域スクリプト片付けジョブは実行されないことがありますし、 逆にマイクロタスクの内部でも大域スクリプト片付けジョブが実行されることがあります (複合マイクロタスクからのコールバック呼び出しなど)。

[14] Remove global script clean-up jobs (mkruisselbrink著, ) <https://github.com/whatwg/html/commit/305aa6705e2ae65ae8a407c53316359dfe286eba>