十六日祭

十六日祭

[1] 沖縄には正月が3つある!! 沖縄の人は知っているが、県外の人は知らない沖縄の正月 - 琉球新報Style - 沖縄の毎日をちょっと楽しく新しくするウェブマガジン。 () https://ryukyushimpo.jp/style/article/entry-442654.html

そして三つ目は2月12日。旧暦1月16日にあたり、沖縄では「ジュウルクニチー(十六日祭)」と呼ばれています。この日はなんと!あの世(ウチナーグチでは「グソー」)の正月です。

ジュウルクニチーが盛んなのは宮古島地方や八重山地方。お墓の前に親戚が集まり、豚肉料理やかまぼこ、豆腐などを詰めた重箱を備え、先祖供養します。宮古島地方や八重山地方では最も大きな行事で、この日は多くの人が里帰りします。

[2] 株式会社かねよし 沖縄の行事 十六日祭 () http://www.kk-kaneyoshi.co.jp/Gyouzi/Gyouzi04_16nitimaturi.html

その由来として、琉球王国の時代に、ある家来が正月1日から15日までは

城内の諸行事をすませ、 十六日には故郷の父母へ年頭の挨拶のため帰郷したが、

両親はすでに帰らぬ人となって、 墓参りして念頭の辞を墓前で述べたのが始まりとも言われます。

旧暦1月14日がいわゆる「小正月」で、翌15日には松飾が取れ、生きている人々の

正月行事が終わります。

その間は神様がいて神聖な時期ですので、不浄を避けて身を慎んでいましたが、

十六日になってはじめて墓参りが許され、後生の正月として先祖を祭ると言うわけです。

[3] あの世の正月「十六日祭(ジュウルクニチ)」: 石垣島なんでも図鑑 () http://isigakijima-navi.seesaa.net/article/250912131.html

お墓に行くのが楽しみな伝統行事「十六日祭(ジュウルクニチ)」

毎年、旧暦の1月16日に行われる伝統行事で、祭という字が付いているとおり、

グソウ(後世)の正月、あの世の正月を祝いながら先祖供養をする行事なんです。

[4] きょう「十六日祭」 | 宮古毎日新聞社ホームページ -宮古島の最新ニュースが満載!- () http://www.miyakomainichi.com/2015/03/73480/

きょう旧十六日祭は金曜日。沖縄本島や本土などで完全週休2日制の職場で働いている人が年休をとった場合には3連休になるため、宮古空港は帰省客でにぎわいそうだ。

[5] 十六日祭でお墓参り―台湾と沖縄の重なり合い: 台湾沖縄透かし彫り () http://taiwanokinawa.seesaa.net/article/434184588.html

台湾系の人たちが十六日祭に合わせてお墓参りをすることは今では珍しくありませんが、46年前の1970年に書かれた論文にはこんなふうに書かれていました。

「嵩田では40年にわたる社会的接触にもかかわらず、いまだに古村の行事を入植者は受容していない。」

このころ、石垣島では十六日祭を行う台湾系の人たちは確認されていなかったことになります。もともとは清明で墓参りをすることが多かった台湾系の人たちは徐々に石垣島の習わしに慣れ、自らも行うようになっていったわけです。清明の墓参りも続けているので、石垣島に暮らす台湾系の人たちの中では、台湾の風習と沖縄の風習が重なり合っているということになります。

<参考文献>

牛島盛光「沖縄における文化変動―本島および石垣島における事例研究」(窪徳忠『沖縄の社会と習俗』1970年/東京大学出版会)

[6] 沖縄のお正月は年3回ある?! | アラフォーシングル男の自由気ままな沖縄ライフ, https://ameblo.jp/single-ut/entry-12836680864.html

で、初めて知ったんですが、 うちの実家の地域は旧暦1月16日じゃなくて、 新暦の1月16日がジュールクニチーだそう。

沖縄の行事はただでさえ分からないのに、 地域によってもこうして違いがあるので ネットで調べた内容と違うことも多々あり。