概要[編集]
会津若松市から会津美里町高田地内までは明治時代前半、三島通庸県令の会津三方道路整備から外れたこの区間を、柳津町軽井沢銀山と会津若松市を結ぶ「銀山新道」として整備した歴史を持つ。
路線データ[編集]
一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および経過地は次のとおり。
起点:会津若松市(北柳原交差点=国道49号交点、国道118号終点、国道121号重複、国道294号終点)
終点:沼田市(下川田町交差点=国道17号交点、国道120号・国道145号終点)
重要な経過地:福島県大沼郡昭和村、同県南会津郡南郷村[注釈 2]、同郡伊南村[注釈 2]、同郡檜枝岐村、群馬県利根郡片品村
路線延長:212.4km(実延長・現道87.1km)ほか未供用延長23.6km[2][注釈 3]
福島県区間:149.9km(実延長・現道101.7km)ほか未供用延長10.8km
群馬県区間:62.5km(実延長・現道33.2km)ほか未供用延長12.8km
指定区間:なし[3]
路線状況[編集]
バイパス[編集]
土出戸倉バイパス(群馬県)
椎坂バイパス(群馬県) ※国道120号との重複区間
通称[編集]
会津沼田街道
重複区間[編集]
国道118号、国道121号(会津若松市・北柳原交差点 - 城西交差点)
国道400号(昭和村・喰丸交差点 - 昭和村・佐倉交差点)
国道289号(南会津町・鹿水口交差点 - 南会津町役場南郷総合支所前)
国道352号(南会津町・内川交差点 - 檜枝岐村・七入駐車場付近)
国道120号(片品村・鎌田交差点 - 沼田市終点)
道路施設[編集]
トンネル・橋梁[編集]
日吉跨線橋(JR只見線・会津鉄道会津線)[4]
高田橋(阿賀川(大川))
松坂第一〜第四トンネル(福島県大沼郡会津美里町)
喰丸トンネル(福島県大沼郡昭和村)
道の駅[編集]
白沢(沼田市) ※国道120号との重複区間
車両通行不能区間[編集]
(福島県檜枝岐村)七入 - 赤法華 - 沼山峠休憩所 - 尾瀬 - (群馬県片品村)三平峠 - 岩清水 - 一ノ瀬休憩所 - 大清水小屋
この区間は登山国道、点線国道などと呼称される。
沼山峠休憩所から沼田市までの間は群馬県道・福島県道1号沼田檜枝岐線と重複している。
尾瀬周辺の環境に配慮して、七入から沼山峠休憩所を経由して岩清水ま