通らずが濱
神代素盞嗚尊渡韓ノ時ノ宮居ノ跡ニシテ
神宮皇后征韓還御ノ日此ノ地ニ於テ親シク
報賽セラレシ聖場ナリ故ニ古ヨリ通行ヲ禁ス
-石碑より-
上対馬豊(豊漁港)の北東、椎根島の白水山(しろみずやま)に島大國魂神社、東に1キロの海辺に若宮神社が鎮座していましたが、現在は集落内の那祖師神社に3社が合祀されています。 白水山は禁足地としてのタブーが激しく、立ち入ると大風が吹く、腹痛に見舞われる、災害が起きる、さらには、白水山には老人が住んでおり、そこで見聞きしたことを他言すると死んでしまう、という怖い伝承もあります。
白水山に続く海岸沿いの道は、不通浜(とおらずがはま)と呼ばれています。 南部の龍良山などと同様に、神聖ゆえに近づくことすら許されず、遥拝所 (遠くから拝むための建物など)を造り、それが神社になっていく、という古い信仰のあり方をよく示しています。