我々が常に使用している座標系で x - y - z と表示されているものは、デカルト直交座標系という 3 次元空間の座標系です。
3 次元空間で何かひとつ標準的な座標系を定義しておかないと,話がまとまりません。
世界共通言語みたいなものと思えばよいでしょう。
このデカルト直交座標系は全体座標系とか Global Coordinates System (グローバルコーディネイツシステム)などと呼ばれます。
部材座標系を「x」「y」のような小文字であらわすのに対し、全体座標系は「X」「Y」のような大文字であらわす、という習慣があります。ただし、大文字と小文字の区別というのは何かと紛らわしい部分もあるので、下図の括弧書きにあるような「u」「v」という表記を使うことにもあります。
部材座標系に対し、建物全体を示すのに使う座標系を基準座標系といいます。 節点の座標等は基準座標系で入力します。
3DCGでは、扱っている空間全体の座標系をワールド座標系(world coordinate system) あるいはグローバル座標系(global coordinate system)と呼び
3.117 world coordinate space
The coordinate system in which each VRML world is defined. The world coordinate space is an orthogonal right-handed Cartesian coordinate system. The units of length are metres.