インド暦の紀元は,種々あるが,多くはサムバド紀とシャカ紀のいずれかが用いられている。前者は,西洋紀元前 57年に,ウッジャインのビクラマーディトヤ王がシャカ族に勝った戦勝記念の年号であるといわれ,北方インドで多く用いる。