[1] Web 関係の walled garden の例:
[2] ただ単に独自のプラットフォームであることは非難の対象にはならないでしょう。 (嫌悪の対象にはなるかもしれませんし、戦略的に適切かどうかともまた別問題ですが。) 公開された標準的な技術やプラットフォームと共通の点が何かありつつも、 致命的にそうでもない点があることが、 walled garden であるとして好ましくないと言われる要因になっていそうです。
[3] 例えば次のような特徴があるかもしれません。
[10] プラットフォームが walled garden といえる(いわれる)かどうかと、 そのプラットフォームが成功するかどうかは、(少なくても短期的には) 関係していないようです。例えばそのプラットフォームの動作する装置が市場で圧倒的に普及していれば、 そのプラットフォームも大きな市場となるかもしれません。その装置上で競合する他のプラットフォームが動作しないとなると、 walled garden ではない開放型のプラットフォームが市場を奪うのはかなり難しそうです。
[11] walled garden かどうかは、アクセス自体に技術的な制約 (例えばアクセス元IPアドレスによる規制) が設けられているかどうかとは、 直接結びついていません。例えばiモード用のサイトはiモード (やその他のガラケー) 以外からもアクセスできるものも多かったのですが、コンテンツで使われている技術やコンテンツそのものが iモードでしか意味をなさない、というような間接的な形の障壁がありました。