LINK

要求メソッド LINK (HTTP)

[6] LINK は、リンクの作成のための要求メソッドとして提案されていたものでした。

本項は歴史的事項を説明しています。本項の内容の一部または全部は、現在の状況とは異なるかもしれません。

(なお本項の内容の一部または全部は、互換性または歴史的連続性のために現在も有効な場合もあります。しかし新たに利用することは避けるべきです。)

目次

  1. 代替
  2. 関連
  3. 歴史
    1. RFC
    2. RFC 2616
  4. メモ

代替#

[7] 代替は特に用意されていません。 POST を使って任意の方法で実装できます。

関連#

[8] 対になる UNLINK も提案されていました。

歴史#

RFC#

[2] RFC 1945 (HTTP/1.0) D.1.3; RFC 2068 (HTTP/1.1) 19.6.1.2 LINK

The LINK method establishes one or more Link relationships between the existing resource identified by the Request-URI and other existing resources. The difference between LINK and other methods allowing links to be established between resources is that the LINK method does not allow any message-body to be sent in the request and does not directly result in the creation of new resources.

LINK 方式は、 Request-URI で識別される既存の資源と他の既存の資源の間の1つか複数個の Link 関係を確立します。LINK とし玄関に連結を確立することを認める他の方式の違いは、 LINK 方式は要求で message-body を送ることが認められず、直接新しい資源を作る結果とならないことです。

If the request passes through a cache and the Request-URI identifies a currently cached entity, that entity MUST be removed from the cache. Responses to this method are not cachable.

要求がキャッシュを通じて渡され、 Request-URI が現在キャッシュされている実体を識別するなら、 その実体はキャッシュから削除しなければなりません。 この方式への応答はキャッシュ可能ではありません。

Caches that implement LINK should invalidate cached responses as defined in section 13.10 for PUT.

LINK を実装するキャッシュは、 13.10節で PUT について定義されているようにキャッシュ応答を無効化するべきです。

RFC 2616#

[4] RFC 2616 はあまり使われていないとして削除しました >>3

[5] 削除はしましたが、廃止とはしていません。同様に削除された PATCHContent-Disposition: は後に復活しています。 (しかし LINK を復活させようとする動きはなさそうです。)

メモ#

[1] 要求実体が使えれば、 TrackBack などに流用できたかもしれませんが。もったいない気がします。