[1] HTML のデータ型 %Coords
は、読点区切りの座標の並びです
HTML 4, XHTML m12n 4.3。
この型は coords
属性で使われています。
[2] 仕様書:
%Coords
(HTML 4, XHTML 1.0)Coords
(XHTML m12n)coordinates(HTML 4)
CDATA
(HTML 4)CDATA
(XHTML 1.0)[3] この属性の値は、読点 (,)
で分離した %Length
の並びです [HTML 4] 。
読点分離と言った場合読点の前後に空白が認められることが多いですが、 HTML 4 仕様書の例では全部空白なしで、どうにも判断できません。
rect
circle
poly
x1 = xn
,
y1 = yn
であるべき。そうでなければ UA は補うべき。 HTML 4.01 13.6.1座標は物体の左上隅からの相対値になります [HTML 4] 。
HTML 4 では自明として説明していないのでしょうが、 半径以外の百分率はそれぞれの座標軸の幅・高さに対するものと思われます。
[5] 座標が 0 origin か 1 origin か規定されていないという話を以前にどこかで聞きましたが、 HTML 4 仕様書的には物体の上辺・左辺が 0 なのだと思われます。
[6]
HTML 4 仕様書には shape
が default
のときの説明が全然ありません。 default
は全範囲をあらわすので、
coords
属性は意味を持ちません。
[7] a
要素の coords
属性を使用した例 HTML 4.01 13.6.1.1
<A href="guide.html" shape="rect" coords="0,0,118,28">Access Guide</a> | <A href="shortcut.html" shape="rect" coords="118,0,184,28">Go</A> | <A href="search.html" shape="circle" coords="184,200,60">Search</A> | <A href="top10.html" shape="poly" coords="276,0,276,28,100,200,50,50,276,0">Top Ten</A>
HTML 4.0 では同じ例が
<A href="top10.html" shape="poly" coords="276,0,373,28,50,50,100,120">Top Ten</A>
になっていましたが、 poly
の座標は閉じていることが望ましいとして HTML 4.01
で修正されました HTML 4.01 A.1.2。
[9] Bug 98102 - Percentage coordinates not supported for imagemaps <https://bugzilla.mozilla.org/show_bug.cgi?id=98102> (名無しさん)