長周期潮

長周期潮

[1] 長周期潮(ちょうしゅうきちょう)とは - コトバンク (海の事典著, ) <https://kotobank.jp/word/%E9%95%B7%E5%91%A8%E6%9C%9F%E6%BD%AE-1141406>

長周期潮 ちょうしゅうきちょう long-period constituent

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海の事典の解説

長周期潮

潮汐の分潮の中で、半月程度以上の周期を有するものを長周期潮と呼ぶ。その主要なものは、太陰半月周潮(Mf分潮、周期327.86時間、係数 0.078)、太陰月周潮(Mm分潮、周期661.30時間、係数0.041)、太陽半年周期(Ssa分潮、周期4382.76時間、係数0.036)と 主として気象的な原因による太陽年周潮(Sa分潮、周期8765.82時間)である。ここで係数というのは、海面の凹凸が起潮力に静力学的に釣り合ったと したときの振幅(m)に対応する。 (永田)

[2] 世界時 - Wikipedia () <https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E7%95%8C%E6%99%82#.E6.96.B0.E3.81.9F.E3.81.AA.E8.A3.9C.E6.AD.A3>

決議C9号(第19、第31委員会)で、世界時の処理や刊行物で長周期潮(zonal tide、一日より長い周期の潮汐)の役割を明確にする必要を考慮し、文字Rを35日未満の周期の補正がなされたことを示すために関連する量の表記に付与することができること(例えば、UT1R など)が勧告された

[3] 潮汐計算略説/潮汐表 () <http://tide736.net/doc/?page=4>

長周期潮=3/4・(1/3-sin2φ)

[4] 2-3. 変化する地球を表す () <http://www.geod.jpn.org/web-text/part2/2-3/index.html>

潮汐の各分潮は, 周期が約12時間の半日周潮, 約1日の日周潮, それより長周期の長周期潮に大別される. これらは, それぞれ扇球(Sectorial)潮, 方球(Tesseral)潮, 帯球(Zonal)潮と呼ばれることもあるが, これらの呼称は, 起潮力ポテンシャルを導く際の, それぞれに対応した2次の球面調和関数に由来している

[5] 日本沿岸の潮位に見られる長周期変動と温暖化の影響 (海岸工学論文集 Vol. 49 (2002) P 1351-1355, ) <https://www.jstage.jst.go.jp/article/proce1989/49/0/49_0_1351/_article/-char/ja/>