[19] 耐衝突名は、 他の名前と衝突しない可能性が高い方法で名前を割り当てられる名前空間中の名前です。 ドメイン名、 ITU-T X.660、X.670 シリーズの OID、 RFC 4122 UUID などが該当します。 管理権限を移譲された名前空間を使う場合にあっては、 名前の定義者は、 名前を定義するため使う名前空間の部分に関して、 制御下に置かれるべく十分に注意を払う必要があります。 >>8
[61] JOSE ではいろいろなものが、 耐衝突名を含む値であるべきとされています。 耐衝突名であるべきではなく耐衝突名を含むべきとされているので、 例えば UUID だけでなく、 UUID に何かを付け足した値も認められているようです。
[62] alg
や enc
は耐衝突名かつ StringOrURI
(を含む文字列)
とされています。
[1] RFC 7515 は、 URL をヘッダー引数名に使った利用例を挙げています。
[2] StringOrURI のような URL に限定した定義もありながら、 URL 以外の方法もわざわざ「耐衝突名」という概念を導入して認めることにした理由はよくわかりません。