歴
暦
[3] 避諱
近世の「宝暦」は「ほうりゃく」の方が優勢のようだが同じくJ社のソフトでは「ほうれき」でないと変換できない。あるテレビ番組で偶然映り込んだ石碑に「宝歴」とあるのを見たことがあるので当時のひとの中にも「ほうれき」派がいたように思われる。 もっとも最近広告代理店は「暦」と「歴」を区別できないらしく、テレビCMで「○○暦」としばらく間違って放送していたくらいである。「彼女いない暦」などといおうものなら、「彼女がいなくなった時を起点として次に彼女ができるまでを1年とするこよみ」という意味になる。
近世の「宝暦」は「ほうりゃく」の方が優勢のようだが同じくJ社のソフトでは「ほうれき」でないと変換できない。あるテレビ番組で偶然映り込んだ石碑に「宝歴」とあるのを見たことがあるので当時のひとの中にも「ほうれき」派がいたように思われる。
もっとも最近広告代理店は「暦」と「歴」を区別できないらしく、テレビCMで「○○暦」としばらく間違って放送していたくらいである。「彼女いない暦」などといおうものなら、「彼女がいなくなった時を起点として次に彼女ができるまでを1年とするこよみ」という意味になる。
[2] コトバ 5(6), 国語文化学会, 1935-07, 2024-05-28T02:01:58.000Z, 2024-07-12T03:14:41.056Z https://dl.ndl.go.jp/pid/2367933/1/52 (要登録)