日本語のand/orの接続詞

日本語のand/orの接続詞

日本工業規格において

(JISZ8301:2000 7.2.4)

b) 「及び」及び「並びに」の用い方

「及び」及び「並びに」の用い方は、次による。

  1. 「及び」は、併合の意味で並列する語句が二つのときには、その接続に用いる。三つ以上のときは、初めのほうをコンマで区切り、最後の語句をつなぐのに用いる。ただし、最後の語句の後に「など」又は「その他」が続く場合には、「及び」を用いない。
  2. 「並びに」は、併合の意味で「及び」を用いて並列した語句を、更に大きく併合する必要があるときに、その接続に用いる。

c) 「又は」及び「若しくは」の用い方

「又は」及び「若しくは」の用い方は、次による。

なお、「あるいは」は、用いない。

  1. 「又は」は、選択の意味で並列する語句が二つのときには、その接続に使い、三つ以上のときには、初めの方をコンマで区切り、最後の語句をつなぐのに用いる。ただし、最後の語句に「など」及び「その他」をつけてはならない。
  2. 「若しくは」は、選択の意味で「又は」を用いて並列した語句の中を、更に選択の意味で分けるときに用いる。

d) 「及び/又は」の使い方

「及び/又は」は並列する二つの語句の両者を併合したもの、及びいずれかの一方ずつの三通りを、一括して厳密に示すのに用いる。

なお、紛らわしい場合には、分解して箇条書きで列記するとよい。

「A法及び/又はB法によって・・・・・・」の代わりに、次のようにする。

次のいずれかによって・・・・・・。

  1. a) A法及びB法
  2. b) A法
  3. c) B法