熊本空港 (くまもとくうこう、 英 : Kumamoto Airport )は、 熊本県 上益城郡 益城町 にある 空港 。国際航空輸送網又は国内航空輸送網の拠点となる空港として 空港法 第4条1項5号に該当する空港として政令で定める空港 [1] に区分されている。愛称は 阿蘇くまもと空港 [注 1] 。
概要 [ 編集 ]
熊本市 から北東へ約20kmの 阿蘇山 の山麓にある。 空港ビル は益城町にあるものの、 滑走路 のほとんどは 菊池郡 菊陽町 にある。
空港周辺が霧の多い場所であるため、 ILS カテゴリーIIIb(CATIII-b)で運用しており、(規定以下の横風・機体側の装備・操縦士の保持資格が整えば)自動着陸が可能である。
年間利用客数は、国内3,009,611人、国際45,826人(2013年度) [3] 。 福岡空港 、 鹿児島空港 に次ぐ九州3位となっている。
国の一般会計からの繰り入れを考慮しない営業損益は、2011年度より黒字に転じた [4] [5] 。
陸上自衛隊 の 高遊原分屯地 を併設し、また民間機と 滑走路 を共用しているため、自衛隊機の発着も見ることができる( CH-47J(A) 、 OH-6D 、 UH-1 などの ヘリコプター が多い)。
空港ラウンジ は以下のとおりである。
サクララウンジ - JAL 上級会員専用ラウンジ
ANAラウンジ - ANA 上級会員専用ラウンジ
ASO - クレジットカード ・有料ラウンジ
歴史 [ 編集 ]
1960年 4月1日 - 熊本飛行場(熊本市健軍町)供用開始(滑走路長1,200m)。 北緯32度48分30秒 東経130度45分58秒 / 北緯32.808432度 東経130.766240度
1971年 4月1日 - 現在地に移転。熊本空港供用開始(滑走路長2,500m)。
1972年 12月 - 全日空熊本乗員訓練所開所。
1977年 - 滑走路長3,000mに延伸、供用開始。
1983年 4月1日 - 国際線ターミナル供用開始。
1995年 9月 - カテゴリーIIIa運用開始( 釧路空港 とともに日本初)。
1999年 8月1日 - くまもと未来国体 にあわせて国内線ターミナル増築オープン。
1999年 9月30日 - 全日空熊本乗員訓練所閉所。
2006年 4月13日 -