アフガニスタン・イスラム共和国(アフガニスタン・イスラムきょうわこく)、通称アフガニスタンは、中東・南アジアに位置する共和制国家。内陸国であり、分離したパキスタンが南及び東に、西にイラン、北にタジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタンで、国の東端(ワハーン回廊)は中華人民共和国に接する。首都はカーブル。国民の平均寿命が48歳であり、世界で二番目に短い国である(2011年現在、最下位はマラウイの47歳)。
パシュトゥーン人、タジク人、ハザーラ人、ウズベク人、トルクメン人などの数多くの民族が住む多民族国家である。
国名[編集]
自称国名はافغانستان (Afghānistān ; アフガーニスターン)。ペルシア語・ダリー語で「アフガーン人(パシュトゥーン人)の国(土地)」を意味する。 正式名称は1973年の王制打倒以来政体が変化するごとに新政権によって改められてきたが、ターリバーン政権崩壊後のロヤ・ジルガ(国民大会議)で定められた2004年憲法による正式名称はダリー語で、جمهوری اسلامی افغانستان (ラテン文字転写 : Jomhūrī-ye Eslāmī-ye Afghānestān , 読み : ジョムフーリーイェ・エスラーミーイェ・アフガーネスターン)という。
公式の英語表記は、Islamic Republic of Afghanistan。通称Afghanistan。日本語の表記は、アフガニスタン・イスラム共和国。通称アフガニスタン。漢字表記は亜富汗斯坦。
国名の変遷[編集]
1834年 - 1926年 アフガニスタン首長国
1926年 - 1973年 アフガニスタン王国
1973年 - 1978年 アフガニスタン共和国
1978年 - 1987年 アフガニスタン民主共和国
1987年 - 1992年 アフガニスタン共和国
1992年 - 1996年 アフガニスタン・イスラム国
ターリバーン政権期[編集]
1996年 - 2001年 アフガニスタン・イスラム国(北部同盟政権。国際連合代表権保持政府)
1996年 - 2001年 アフガニスタン・イスラム首長国(ターリバーン政権)
ボン合意以降[編集]
2001年 - 2002年 アフガニスタン(公式国名無し)
2002年 - 2004年 アフガニスタン・イスラム移行国
2004年 -