富山港線 (とやまこうせん)は、 富山県 富山市 の 富山駅北駅 から 岩瀬浜駅 までを結ぶ 富山ライトレール の 軌道 ・ 鉄道 路線である。
2006年 ( 平成 18年) 2月28日 まで 西日本旅客鉄道 (JR西日本)が運営していた 鉄道路線 ( 地方交通線 )を 第三セクター 会社の富山ライトレールに移管し 路面電車 ( LRT ) 化した路線で、同年 4月29日 から富山ライトレールによる営業を開始した。路面電車が市中心部の 併用軌道 区間から 専用軌道 の鉄道区間へ直通する トラムトレイン に分類されるもので [1] 、JR 富山駅 の駅前から1.1kmを併用軌道で走行する。この路線を走る車両の愛称は「ポートラム」。
なお、この記事では、「富山ライトレール」が発行するIC 乗車カード 「 passca(パスカ) 」についても併せて述べる。
路線データ [ 編集 ]
富山ライトレール移管後 [ 編集 ]
路線距離( 営業キロ ):全長7.6km
富山駅北 - 奥田中学校前間 1.1km( 軌道事業 )
奥田中学校前 - 岩瀬浜間 6.5km( 第一種鉄道事業 )
軌間 :1067mm
駅数:13駅(起終点駅含む)
複線区間:なし(全線単線)
電化区間:全線(直流600V)
閉塞方式
富山駅北 - 奥田中学校前間:無閉塞式
奥田中学校前 - 岩瀬浜間:自動閉塞式
交換可能駅:4( 奥田中学校前 、 粟島 、 城川原 、 大広田 )
車両基地 : 城川原駅 に併設(本社および 運転指令所 も同駅に併設)
JR西日本運営時 [ 編集 ]
路線距離( 営業キロ ):8.0km( 第一種鉄道事業 )
軌間 :1067mm
駅数:10駅(起終点駅・臨時駅含む)
複線区間:なし(全線単線)
電化区間:全線(直流1500V)
閉塞方式 :自動閉塞式(特殊)
交換可能駅:1(城川原)
運行形態 [ 編集 ]
JR西日本運営時と比較して富山ライトレール移管直後に列車運行本数が約3倍と大幅に増加し、利便性が向上した。
富山ライトレール移管後は、平日朝ラッシュ時は10分間隔、昼間から夜20時台前半までは15分間隔、夜20時台後半から23時台は30 - 40分間隔で運行されている。休日は朝から20時前半まで15分間隔、夜20時台後半から23時台が30 - 40分間隔となる。本数も