型妥当文書実現値

型妥当文書実現値

[1]

WebSGML K.2.2.3 型妥当文書インスタンス (type‐valid document instance)
この規格の本体が要求するとおりであって、 関連付けられた文書型宣言中で表現された DTD特性に適合する文書インスタンス。 DTD 特性の表現は、マーク付け宣言DTDデータ実体、又はその両方による。

[2] よくわからん定義文よりも語そのものが意味を表しているようなものですが、例えば <!ELEMENT foo (bar+)>要素型宣言があるところにおいての <foo><bar/></foo> とか、 <!ATTLIST foo bar NMTOKEN #IMPLIED> での <foo bar="名前字句だけから構成される文字列"> とか、そういう条件を全部満たした文書実現値のことを特に型妥当文書実現値と呼ぶと。

もし仮に DTD データ実体が使われていて、 foo 要素型の型が例えば W3C-DTF だったら <foo>2003-04-05T06:07:08Z</foo> は型妥当だけど <foo>2003年某月某日。</foo> は型妥当じゃないですね。