[1] 一意に復号可能な符号化: 統計的な性質等に拠らずとも単射条件任意の情報源記号 a, b について、 a ≠ b ⇒ f (a) ≠ f (b)... を満たす符号化を、一意に復号可能であるといいます。
任意の情報源記号 a, b について、 a ≠ b ⇒ f (a) ≠ f (b)
[2] 符号化系列の始めと終わりがが分かるとすれば、 一区切りの符号化系列に対して対応する元の系列が一意に定まります。
[3] 一意に復号可能な符号: C を符号とする時、(∀ai (1 ≦ i ≦ n) ∊ C) (∀bj (1 ≦ j ≦ m) ∊ C) (a1a2・・・an = b1b2・・・bm ⇒ n = m ∧ ai = bi (1 ≦ i ≦ n))... ならば、 C は一意に復号可能であるといいます。
C
(∀ai (1 ≦ i ≦ n) ∊ C) (∀bj (1 ≦ j ≦ m) ∊ C) (a1a2・・・an = b1b2・・・bm ⇒ n = m ∧ ai = bi (1 ≦ i ≦ n))
[4] 定理:f (AS → AC+) が一意に復号可能な符号化 ⇔ (∀a, b ∊ AS (a ≠ b))(f (a) ≠ f (b)) ∧ (f によって定義される符号が一意に復号可能)
f (AS → AC+) が一意に復号可能な符号化 ⇔ (∀a, b ∊ AS (a ≠ b))(f (a) ≠ f (b)) ∧ (f によって定義される符号が一意に復号可能)