[2] 初音ミクは、ボーカロイドです。それがミクちゃんですか? はい、そうです。
[1] 「初音ミク」の著作権者はどこまで作曲者の権利を制限できるか - ものがたり ( 版) http://d.hatena.ne.jp/atsushieno/20071030/p1
[3] 「初音ミクって何がすごいの?」という問いに答えてみる - 未来私考 ( 版) http://d.hatena.ne.jp/GiGir/20120327/1332871994
[4] 痛いニュース(ノ∀`):ヤマハが「初音ミク」を現実に再現 ( 版) http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1320032.html
[6] 最近、初音ミクは最初既存曲のカバーで盛り上がってから自作曲の文化が育った、 的な偽史みたいなのを見かけました。
初音ミク発売直後のブームが始まった頃は確かにカバー曲も新曲も投稿されてよく再生されてましたけど、 でもしかしかなり早い段階で、既存曲のカバーはよほどの人気曲かつクオリティーが高くないと再生数が伸びず (従って曲を自作できない人が再生数稼ぎに既存曲を使うメリットが薄い)、 一方どこの誰が作ったともしれない新作曲がどんどん伸びていく現象が発生してたのですよね。 ボカラン (当時は週刊ミクミクランキングみたいな名前でしたか?) を見れば数字ではっきり残っているはずです。
だからカバー曲がブームを牽引した時期があったとしてもせいぜい2,3ヶ月程度で、 その期間すら (現在よく知られる初期の名作を含む) 多くの新規曲が人気を博していたのであって、 ブームの立ち上がりに支配的な影響があったとまでは言えないのではないでしょうか。
(時間が経過した今では数字としてわかりにくいですが、 人気曲以外にも膨大な数の新曲が投稿されてロングテールを形成していたことも、 無視できないでしょう。)