■マリー・ヴィソツキー島(R1M)が消滅エンティティーに
アメリカの連盟ARRLはロシアの北西に位置するマリー・ヴィソツキー島(R1M)を2012年2月17日付けで消滅エンティティーとしました。
ARRLの発表では「フィンランド運輸通信省によれば、フィンランド−ロシア間のサイマー運河協定が2012年2月17日に発効したが、マリー・ヴィソツキー島(R1M)は、このたびの協定には含まれていないため、同日付でDXCCリストから削除し、消滅エンティティーリストに加えた」としています。
(2月24日)
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■アマチュア無線に472-479kHzの新規分配
2012年1月23日〜2月17日、スイス・ジュネーブにおいて開催された国際電気通信連合
(ITU)の世界無線通信会議(WRC-12)において、アマチュア無線に472-479kHzの7kHz幅を
2次分配することが承認されました。
会議においては、日本をはじめ多数の国がこの周波数帯のアマチュア無線への2次分
配を支持しましたが、一部の国々では航空無線航行用の無指向性電波標識(NDB)あるいは
船舶との通信をこの周波数帯で運用しているとして分配に反対する意見もありました。
このため、分配をおこなう国においてはアマチュア局の最大送信電力を1W EIRP
(等価等方輻射電力)とする制限が課せられましたが、これらの国々(下記、50音順)から800km
以上離れた地域においては、送信電力の制限値を5W EIRPまで増加してもよいとされています。
アゼルバイジャン、アラブ首長国連邦、アルジェリア、イエメン、イラク、
イラン、ウクライナ、ウズベキスタン、エジプト、オマーン、カザフスタン、
カタール、キルギスタン、クウェート、コモロ、サウジアラビア、ジブチ、
シリア、スーダン、ソマリア、中国、チュニジア、バーレーン、ベラルーシ、
モーリタニア、モロッコ、ヨルダン、リビア、レバノン、ロシア
世界無線通信会議は