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[8] [[シンガポール]]、[[マレーシア]]、[[ブルネイ]]では、
[TZ[+08:00]] が[[標準時]]として用いられています。

[114] [[日本の標準時]]と1時間の[[時差]]があり、[[日本]]が進んでいます。

* 名称

[342] 
[[シンガポール]]の[[法令]]は「Standard time」を定義していますが、
その名称は定義していません。しかし題名に「Singapore Standard Time」
が含まれる[[法令]]が存在しています [SRC[>>305]]。
[[シンガポール]]の[[政府機関]]の [[Webサイト]]は[[シンガポールの標準時]]を
[DFN[Singapore Standard Time]] ([DFN[SST]])
[SRC[>>340]] と呼んでいます。

[343] かつて [[tzdata]] は[[シンガポールの標準時]]を [DFN[SGT]] と呼んでいましたが、
根拠がないとして削除されました [SRC[>>99]]。
しかし現地で使っているという人もいます [SRC[>>339]]。

-*-*-

[347] [[マレーシア]]政府は[[マレーシアの標準時]]を
[DFN[Malaysian Standard Time]] [SRC[>>174, >>501]],
[DFN[MST]] [SRC[>>501]] と呼んでいます。

[510] 
[[マレーシア]]の[[英語]]の [[Webサイト]]では[[マレーシアの標準時]]を [DFN[MYT]]
と書いていることがしばしばあります。
どれだけ一般的なのかはわかりません。

-*-*-

[186] [[tzdata]] は[[マレー半島]]の [DFN[[CODE[Asia/Kuala_Lumpur]]]] ([[マレーシア]])
と [DFN[[CODE[Asia/Singapore]]]] ([[シンガポール]]) を定義しています。
また[[ボルネオ島]]北側の [DFN[[CODE[Asia/Kuching]]]] ([[マレーシア]])、
[DFN[[CODE[Asia/Brunei]]]] ([[ブルネイ]]) を定義しています。 [SRC[>>184]]
[SEE[ ボルネオ島南側 (カリマンタン島) は[[インドネシアの標準時]] ]]

[REFS[
- [99] [CITE@en[Remove many invented abbreviations in 'asia']]
([[eggert]]著, [TIME[2017-01-14 04:37:24 +09:00]])
<https://github.com/eggert/tz/commit/1b99dcde6342dd10969041b32b00b813d4f4a36e>

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[339] [CITE['''['''tz''']''' SGT abbreviation is missing from the IANA tz database]]
([TIME[2018-02-24 09:49:48 +09:00]])
<https://mm.icann.org/pipermail/tz/2018-February/026304.html>
]FIGCAPTION]

> In real world, as I've been living in Singapore for many years, people do use SGT refer to the local time.

]FIG]

]REFS]

* 変遷

[FIG(table)[
[FIGCAPTION[
[62] [[マレー半島]]と[[ボルネオ島]]北部の[[標準時]]の変遷の概略
]FIGCAPTION]

:t: 時期
:th: [[ケダ]]、[[ペルリス]]、[[クランタン]]、[[トレンガヌー]]
:mf: [[ペラク]]、[[セラングル]]、[[ネグリ・セムビラン]]、[[パパン]]
:jo: [[ジョホール]]
:pm: [[ペナン]]、[[マラッカ]]
:sg: [[シンガポール]]
:sw: [[サラワク]]
:br: [[ブルネイ]]
:nb: [[サバ]]
:sl: [[ラブアン島]]
:ns: [[新南群島]] [WEAK[([[マレーシア]]支配地域)]]

:t: [TIME[1858][year:1858]]
:#sg: [[地方時]]
:#nb: [[地方時]]
:#sl: [[地方時]]
:#pm: [[地方時]]
:#mf: [[地方時]]
:#jo: [[地方時]]
:th: [TZ[+06:41:59.[RUBY[3][・]]][+06:41:59.333]]
:#sw: [[地方時]]
:#br: [[地方時]]

:t: 1890年代
:sg: [TZ[+06:55:25.05]]
:#nb: [[地方時]]
:#sl: [[地方時]]
:pm: [TZ[+06:41:22]] [WEAK[([[ペナン]])]]、[TZ[+06:49]] [WEAK[([[マラッカ]])]]
:#mf: [[地方時]]
:#jo: [[地方時]]
:th: [TZ[+06:41:58.4]]
:#sw: [[地方時]]

:t: [TIME[1901-01-01]]
:mf: [TZ[+06:55:25]]
:pm: [TZ[+06:55:25]]
:sg: [TZ[+06:55:25]]
:#nb: [[地方時]]
:#sl: [[地方時]]
:th: [TZ[+06:41:58.4]]
:#sw: [[地方時]]

:t: [TIME[1904-10-30]]
:mf: [TZ[+06:55:25]]
:pm: [TZ[+06:55:25]]
:sg: [TZ[+06:55:25]]
:nb: [TZ[+08:00]]
:sl: [TZ[+08:00]]
:th: [TZ[+06:41:58.4]]
:#sw: [[地方時]]

:t: [TIME[1905-06-01]]
:mf: [TZ[+07:00]]
:pm: [TZ[+07:00]]
:sg: [TZ[+07:00]]
:nb: [TZ[+08:00]]
:sl: [TZ[+08:00]]
:th: [TZ[+06:41:58.4]]
:#sw: [[地方時]]

:t: [TIME[1909][year:1909]]
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:pm: [TZ[+07:00]]
:sg: [TZ[+07:00]]
:nb: [TZ[+08:00]]
:sl: [TZ[+08:00]]
:#sw: [[地方時]]

:t: [TIME[1914-05]]
:th: [TZ[+07:00]]
:mf: [TZ[+07:00]]
:pm: [TZ[+07:00]]
:sg: [TZ[+07:00]]
:nb: [TZ[+08:00]]
:sl: [TZ[+08:00]]
:#sw: [[地方時]]

:t: [TIME[1926-03-01]]
:th: [TZ[+07:00]]
:mf: [TZ[+07:00]]
:pm: [TZ[+07:00]]
:sg: [TZ[+07:00]]
:nb: [TZ[+08:00]]
:sl: [TZ[+08:00]]
:sw: [TZ[+07:30]]
:br: [TZ[+07:30]]

:t: [TIME[1929][year:1929]]
:th: [TZ[+07:00]]
:mf: [TZ[+07:00]]
:pm: [TZ[+07:00]]
:sg: [TZ[+07:00]]
:nb: [TZ[+08:00]]
:sl: [TZ[+08:00]]
:sw: 冬[TZ[+07:30]] 夏[TZ[+07:50]]
:br: [TZ[+07:30]]

:t: [TIME[1938][year:1938]]
:th: [TZ[+07:20]]
:mf: [TZ[+07:20]]
:jo: [TZ[+07:20]]
:pm: [TZ[+07:20]]
:sg: [TZ[+07:20]]
:nb: [TZ[+08:00]]
:sl: [TZ[+08:00]]
:sw: 冬[TZ[+07:30]] 夏[TZ[+07:50]]
:br: [TZ[+07:30]]
:ns: [TZ[+09:00]]

:t: [TIME[1941-09-01]]
:th: [TZ[+07:30]]
:mf: [TZ[+07:30]]
:jo: [TZ[+07:30]]
:pm: [TZ[+07:30]]
:sg: [TZ[+07:30]]
:nb: [TZ[+08:00]]
:sl: [TZ[+08:00]]
:sw: 冬[TZ[+07:30]] 夏[TZ[+07:50]]
:br: [TZ[+07:30]]
:nb: [TZ[+08:00]]
:ns: [TZ[+09:00]]

:t: [TIME[1942-03]]
:th: [TZ[+09:00]]
:mf: [TZ[+09:00]]
:jo: [TZ[+09:00]]
:pm: [TZ[+09:00]]
:sg: [TZ[+09:00]]
:nb: [TZ[+09:00]]
:sl: [TZ[+09:00]]
:sw: [TZ[+09:00]]
:br: [TZ[+09:00]]
:nb: [TZ[+09:00]]
:ns: [TZ[+09:00]]

:t: [TIME[1943][year:1943]]
:th: [TZ[+07:00]]
:mf: [TZ[+09:00]]
:jo: [TZ[+09:00]]
:pm: [TZ[+09:00]]
:sg: [TZ[+09:00]]
:nb: [TZ[+09:00]]
:sl: [TZ[+09:00]]
:sw: [TZ[+09:00]]
:br: [TZ[+09:00]]
:nb: [TZ[+09:00]]
:ns: [TZ[+09:00]]

:t: [TIME[1945-09-07]]
:th: [TZ[+07:00]]
:mf: [TZ[+07:30]]
:jo: [TZ[+07:30]]
:pm: [TZ[+07:30]]
:sg: [TZ[+07:30]]
:nb: [TZ[+08:00]]
:sl: [TZ[+08:00]]
:sw: [TZ[+07:30]]
:br: [TZ[+08:00]]
:nb: [TZ[+08:00]]
:ns: [TZ[+09:00]]

:t: [TIME[1945-09-21]]
:th: [TZ[+07:00]]
:mf: [TZ[+07:30]]
:jo: [TZ[+07:30]]
:pm: [TZ[+07:30]]
:sg: [TZ[+07:30]]
:nb: [TZ[+08:00]]
:sl: [TZ[+08:00]]
:sw: [TZ[+07:30]]
:br: [TZ[+08:00]]
:nb: [TZ[+08:00]]
:ns: [TZ[+08:00]]

:t: [TIME[1946][year:1946]]
:th: [TZ[+07:30]]
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:jo: [TZ[+07:30]]
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:sg: [TZ[+07:30]]
:nb: [TZ[+08:00]]
:sl: [TZ[+08:00]]
:sw: [TZ[+07:30]]
:br: [TZ[+08:00]]
:nb: [TZ[+08:00]]
:ns: [TZ[+08:00]]

:t: [TIME[1950-05-01]]
:th: [TZ[+07:30]]
:mf: [TZ[+07:30]]
:jo: [TZ[+07:30]]
:pm: [TZ[+07:30]]
:sg: [TZ[+07:30]]
:nb: [TZ[+08:00]]
:sl: [TZ[+08:00]]
:sw: [TZ[+08:00]]
:br: [TZ[+08:00]]
:nb: [TZ[+08:00]]
:ns: [TZ[+08:00]]

:t: [TIME[1982-01-01]]
:th: [TZ[+08:00]]
:mf: [TZ[+08:00]]
:jo: [TZ[+08:00]]
:pm: [TZ[+08:00]]
:sg: [TZ[+08:00]]
:nb: [TZ[+08:00]]
:sl: [TZ[+08:00]]
:sw: [TZ[+08:00]]
:br: [TZ[+08:00]]
:nb: [TZ[+08:00]]
:ns: [TZ[+08:00]]

:t: [[20世紀]]前半所属
:th: [[英領マラヤ非連合州]]
:mf: [[英領マラヤ連合州]]
:jo: [[英領マラヤ非連合州]]
:pm: [[英領海峡植民地]]
:sg: [[英領海峡植民地]]
:nb: [[英領北ボルネオ]]
:br: [[英領ブルネイ]]
:sw: [[英保護領サラワク王国]]
:sl: [[英領海峡植民地]]
:sa: [[英領海峡植民地]]
:ns: [[日本領新南群島]]

:t: 現所属国
:th: [[マレーシア]]
:mf: [[マレーシア]]
:jo: [[マレーシア]]
:pm: [[マレーシア]]
:sg: [[シンガポール]]
:nb: [[マレーシア]]
:br: [[ブルネイ]]
:sw: [[マレーシア]]
:sl: [[マレーシア]]
:ns: [[マレーシア]]
:sa: [[オーストラリア]]

:t: [[tzdata]]
:sg: [CODE[Singapore][Asia/Singapore]]
:mf: [CODE[Kuala Lumpur][Asia/Kuala_Lumpur]]
:sw: [CODE[Kuching][Asia/Kuching]]
:br: [CODE[Brunei][Asia/Brunei]]

]FIG]

;; [67] [[豪領ココス諸島]]と[[豪領クリスマス島]]については、[[大洋州の標準時]]を参照。
[[蘭領ボルネオ]]については、[[インドネシアの標準時]]を参照。

** 地方時

[281] 19世紀末頃まで、[[マレー半島]]と[[ボルネオ島]]では[[近代的標準時制度]]が実施されておらず、
各地の[[地方時]]が用いられていました。

[221] 各資料は、各地の元々の[[地方時]]を次のように示しています。

[FIG(list)[
- [[マレー半島]]
-- [[シンガポール]] [TZ[+06:55:25]] = [LON[103.51.16E]] [SRC[>>11, >>184 [CODE[Asia/Singapore]], >>5]]
-- [[西マレーシア]]
--- [[Kuala Lumpur]]
---- [TZ[+06:46:48]] [SRC[>>142]]
---- [TZ[+06:46:46]] [SRC[>>184 [CODE[Asia/Kuala_Lumpur]] ]]
- [[ボルネオ島]]
-- [[東マレーシア]]
--- [[サラワク]]
---- [[古晉]] [TZ[+07:21:20]] [SRC[>>1, >>184 [CODE[Asia/Kuching]] ]]
--- [[サバ]]
---- [[Kota Kinabalu]] [TZ[+07:44:20]] [SRC[>>142]]
-- [[ブルネイ]]
--- [[Bandar Seri Begawan]] [TZ[+07:39:40]] [SRC[>>184 [CODE[Asia/Brunei]] ]]
]FIG]

;; [119] [TIME[1826年][year:1826]]、英領だった[[ペナン]]、[[マラッカ]]、
[[シンガポール]]が[[海峡植民地]] ([[Straits Settlements]] = [[SS]]) となりました。

;; [283] [TIME[1829年][year:1829]]、[[Fort Canning]] の[[報時球]]が稼働しました。

[166] [[Penang]]、[[Malacca]]、[[シンガポール]]にはそれぞれ[[観象台]]があり、
当地[[地方時]]を用いていました [SRC[>>142, >>5]]。

;; [141] [TIME[1846年][year:1846]]、[[サラワク王国]]は[[ブルネイ王国]]からが独立しました。

;; [9] [TIME[1867年][year:1867]]、[[英領海峡植民地]]は[[英印]]から独立しました。

[282] [[Shanks]] の [[MALAYSIA]] の #1 ([[Sarawak]], [[Sabah]], [[Labuan]] ''以外'')
と [[SINGAPORE]] は、
[TIME[1880年1月1日0時0分][1880-01-01T00:00]]から [TZ[+06:55]] としています
(それ以前は [[LMT]]) [SRC[>>111]]。

[161] [[Wikipedia]] は、
[TIME[1880年][year:1880]]に[[マレー半島]]で[[シンガポール]]の[[地方時]]
[TZ[+06:55:24]] が[[標準時]]として採用されたとしています [SRC[>>142]]。
かつては [[tzdata]] も同様としていました [SRC[>>177]]。

;; [144] [TIME[1888年6月14日][1888-06-14]]、[[サラワク王国]]は[[英国]]の[[保護領]]となりました。

;; [147] [TIME[1888年][year:1888]]、[[ブルネイ王国領北ボルネオ]]は[[英国]]の[[保護領]]となりました。

[47] [TIME[1893年][year:1893]]の[[新聞記事]]によると、 
[[英領海峡植民地]][[シンガポール]]の
[[Fort Canning]] と [[Pulau Brani]] の[[報時球]]は、
[[日曜日]]を除く毎日、[TIME[観象台平均時13時][13:00]]に落下されていました。
5分前に巻き上げられ、時刻になると落下させます。2つの報時球の一方または両方が電気的に正常に動作しなかった時は、
そのまま5分間待ってから、手動で降ろされます。その場合、時刻信号として信頼してはいけません。
ここで、[TIME[地方平均時13時][13:00]] = [[GMT]] [TIME[6時4分34.95秒][06:04:34.95]]とされています。
[SRC[>>46]] つまり[[シンガポール平均時]]は [TZ[+06:55:25.05]] となります。

[43] この頃の[[シンガポール]]の[[新聞]]には、 [[Fort Canning]] および 
[[Pulo Brani]] の[[報時球]]の[[報時]]結果の欄がありました。
何年も継続して掲載されており、後の時代には[[標準時]] [TZ[+07:00]]
であることが明記されています。この時代はまだ[[シンガポール平均時]]が使われており、
[[シンガポール平均時]] [TIME[13時][13:00]] は [[GMT]] [TIME[6時4分35秒][06:04:35]]とされています
[SRC[>>44]]。つまり[[シンガポール平均時]]は [TZ[+06:55:25]] となります。

;; [131] [TIME[1896年][year:1896]]、[[マレー半島]]のいくつかの国が[[マレー連合州]]
([[FMS]]) となり、
[[海峡植民地]]と合わせて[[英領マラヤ]]が成立しました。
その他の国 ([[非連合州]] = [[UMS]]) も、次第に英国の影響が強まっていきました。

[92] [TIME[1899年][year:1899]]の [[Milne]] の[[時差の表]]にある[[英国政府]]提供の情報によると、
[[Penang]] では [TZ[+06:41:22]] が、
[[Singapore]] では [TZ[+06:55:25.05]] が用いられていました。 [SRC[>>93]]

[94] 同時期の[[電信]]各社は、
[[Borneo]] [TZ[+07:39]]、
[[Malacca]] [TZ[+06:49]]、
[[Penang]] [TZ[+06:42]]、
[[Singapore]] [TZ[+06:55]] としていました [SRC[>>93]]。

** シンガポール標準時

[203] [TIME[1901年1月1日][1901-01-01]] [SRC[>>6, >>142, >>5, >>184, >>40]]、
[[英領海峡植民地]] [SRC[>>142, >>5, >>6, >>40]] と[[英領マレー連合州]] [SRC[>>142, >>5, >>40]]
が[RUBYB[[[シンガポール平均時]]]@en[Singapore Mean Time]] [SRC[>>6, >>142, >>5, >>40]]
[TZ[+06:55:25]] 
を[[標準時]]としました。

[224] [[官報]]により[[告示]]されたと駐[[新嘉坡]]日本[[領事館]]から
[TIME[1900年10月20日][1900-10-20]]に報告されています [SRC[>>6]]。

[223] それまで[[海峡植民地]]の[[標準時]]はなく、[[地方時]]が使われていたといいます
[SRC[>>6]]。

[42] [TIME[11月][1900-11]]には、 [CITE[Pinang Gazette]] 
(紙名から推測するに[[英領海峡植民地]]管下[[ペナン]]の新聞)
が、[[シンガポール平均時]]を[[マラヤ]]に適用するのは不合理だと批判していました [SRC[>>41]]。

[284] [[tzdata]] の 
[CODE[Asia/Kuala_Lumpur]] [SRC[>>184、その出典は >>5]] と
[CODE[Asia/Singapore]]
は、
[TIME[1901年1月1日][1901-01-01]]を境に
[TZ[+06:55:25]] 
としています。

[HISTORY[
[162] [[Wikipedia]] は[[マレー半島]] ([[英領マラヤ]]) 
を[TIME[1901年1月1日][1901-01-01]]から[[地方時]]
[TZ[+06:46:48]] としています [SRC[>>142, >>1]] が、
他の記述と矛盾しており、誤りと思われます。
]HISTORY]

-*-*-

[34] [TIME[1904年11月][1904-11]]の[[新聞]]報道によると、[[香港]]の[[標準時]]制定をうけて、
[RUBYB[[[英国北ボルネオ会社]]]@en[British North Borneo Company]]の director
は[[ラブアン]]と[[北ボルネオ]]の[[標準時]]制定を指示しました [SRC[>>22, >>60, >>61]]
([TIME[10月5日][1904-10-05]]付[[北ボルネオ社]]書簡 [SRC[>>60]])。
[[香港]]は[TIME[10月][1904-10]]末に[[標準時]] [TZ[+08:00]] を制定しましたので、
それに倣って[[英領北ボルネオ]]と[[英領ラブアン]]の[[標準時]] [TZ[+08:00]] 
が制定されたものと思われます。

;; [[香港の標準時]]も参照。

[496] [TIME[1904年12月28日][1904-12-28]]の[[米国]]の[[新聞]]報道は、
「最近[RUBYB[[[植民地局]]]@en[Colonial Office]]も、
[TZ[+08:00]] を[RUBYB[[[香港]]][Hongkong]]と他の[RUBYB[域]@en[zone]]内英国植民地の[RUBYB[[[法的時刻]]]@en[legal time]]とすることを決めた」
としていました。この「zone 内の植民地」が具体的にどこを指すのか不明ですが、
[[英領北ボルネオ]]や[[英領ラブアン]]が該当する可能性もあります。
[WEAK[(あるいは[[新界]]などを指しているのかもしれませんが...)]]

[HISTORY[
[271] [[Time Changes]] の [[MALAYA]] は、
[[Labuan]] について
[TIME[1904年10月1日][1904-10-01]]から[[標準時]] [TZ[+08:00]] としていました [SRC[>>1256]]。

[279] [[Time Changes]] の [[BRITISH NORTH BORNEO]] は、
[TIME[1904年10月][1904-10]]から[[標準時]] [TZ[+08:00]] としていました [SRC[>>1256]]。

[129] [[Shanks]] の [[MALAYSIA]] は、
#3 ([[Labuan]])
を[TIME[1904年10月1日0時0分][1904-10-01T00:00]]から [TZ[+08:00]]
としています (それ以前は [[LMT]]) [SRC[>>111]]。

[285] この[[日時]]の根拠は不明です。実際には香港と同じ[TIME[10月30日][1904-10-30]]か、
[TIME[11月][1904-11]]に入ってからに実施されたと見るべきでしょう。
]HISTORY]

[REFS[
- [492] [CITE@en-us[The Fulton County news. (McConnellsburg, Pa.) 1899-current, December 28, 1904, Image 7 « Chronicling America « Library of Congress]] ([TIME[2017-01-20 22:43:50 +09:00]]) <http://chroniclingamerica.loc.gov/lccn/sn86081889/1904-12-28/ed-1/seq-7/#words=zone time>
]REFS]

** インドシナ標準時

[167] [TIME[1905年6月1日][1905-06-01]] 
[SRC[>>142, >>5, >>184 [CODE[Asia/Kuala_Lumpur]], [CODE[Asia/Singapore]]]]、
[[英領海峡植民地]]および[[英領マレー連合州]]が
[TZ[+07:00]] を[[標準時]]としました [SRC[>>45, >>142, >>5]]。

;; [7] 同日、[[シンガポール]]の [[Fort Canning]] [[報時球]]が運用開始され、
それと同時に[[標準時]]が施行された [SRC[>>142, >>5]] とするものもあります。
しかし [[Fort Canning]] [[報時球]]はそれ以前から稼働していたようで (>>43)、
ここでの運用開始とは新[[標準時]]対応のことを言っているのでしょうか。

;; [266] (時期不明ですが) [[Mount Faber]] に[[観象台]]があり、
そちらにも[[報時球]]・[RUBYB[旗竿]@en[Flagstaff]]がありました。
[[Fort Canning]] [[報時球]]はそこから[[電信]]転送された信号に従い動作していました。
[SRC[>>267]]

[160] この[[標準時]]は[TIME[1904年2月][1904-02]]に制定されました。 [SRC[>>142, >>5]]

[286] これによって一時的に[[インドシナ半島]]の大部分が共通の[[インドシナ時間]]
[TZ[+07:00]] で統一されました。

[272] 
[[Time Changes]] の [[MALAYA]] は、
[[Labuan]] 以外について、
[TIME[1905年6月1日][1905-06-01]]から[[標準時]] [TZ[+07:00]]
(それ以前は[[シンガポール]]の[[地方平時]] [LON[103.51E]] (= [TZ[+06:55:24]]))
としていました [SRC[>>1256]]。

[115] [[Shanks]] の [[MALAYSIA]] の #1 ([[Sarawak]], [[Sabah]], [[Labuan]] ''以外'')
と [[SINGAPORE]] は、
[TIME[1905年6月1日0時0分][1905-06-01T00:00]]から [TZ[+07:00]]
としていました [SRC[>>111]]。

[159] [[Wikipedia]] は、[[シンガポール]] [SRC[>>10, >>11]] と[[マレー半島]]
[SRC[>>142]] を[TIME[1905年6月1日][1905-06-01]]以降 [TZ[+07:00]] としつつ、
[TIME[1905年5月31日][1905-05-31]]から正式に[[印度支那時間]]を採用したとも述べています
[SRC[>>11]]。前日に[[官報告示]]か何かがあったのか、あるいは深夜に切り替えがあったのか、
その意味するところは不明です。

[HISTORY[
[176] [[Wikipedia]] [[中文版]]はこの時より[[マレー半島]]を [TZ[+06:55:24]] としています 
[SRC[>>1]] が、誤りと思われます。
]HISTORY]

-*-*-

;; [148] [TIME[1906年][year:1906]]、[[ブルネイ王国]]は[[英領]]となりました。
[TIME[1906年][year:1906]]、[[英領ラブアン島]]は[[海峡植民地]]に編入されました。

;; [185] [TIME[1909年][year:1909]]頃、
[[非連合州]]を含む[[マレー半島]]全域が実質的に[[英国]]支配下に入りました。
[[タイ領ケダ]] ([[Kedah]])、[[クランタン]]、[[トレンガヌ]]、
[[プルリス]]は[[イギリス]]に割譲され
([[1909年英泰条約]])、[[英領マラヤ]]の一部 ([[非連合州]]) となりました。

[245] [TIME[1913年][year:1913]]に[[日本]]で出版された[[書籍]]は、
[[英領ボル𛂘オ]]を [TZ[+08:00]] としていました [SRC[>>246]]。

[52] [TIME[1914年5月30日][1914-05-30]]の[[新聞]]報道によると、[[ケダ]]は [TZ[+07:00]] を[[標準時]]としました。
従来[[視太陽時]]を用いていたので、それと比べて季節により2分から30分の[[時差]]がありました。
[SRC[>>51]]

;; [53] [TIME[1909年][year:1909]]に[[英領]]となった他の[[非連合州]]も、
この頃同様に [TZ[+07:00]] に移行したものと思われます。

[64] [TIME[大正9年][year:1920]]の[[書籍]]には、
[[英領North Borneo]], [[Labuan]] が [TZ[+08:00]]、[[海峡殖民地]]、[[Federated Malay States]]
が [TZ[+07:00]] とありました [SRC[>>63]]。

-*-*-

[504] 
[TIME[民国元(1912)年][year:1912]]以後、
[[シンガポール]]の[[華字紙]]で[[民国紀元]]の[[日付]]が表記されることがありました。
[SEE[ [[民国紀元]] ]]

[REFS[

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[329] [CITE[Publications - United States. Hydrographic Office - Google ブックス]] 
([TIME[1915][year:1915]],
[TIME[2017-12-03 02:14:20 +09:00]]) <https://books.google.co.jp/books?id=W38PAQAAIAAJ>
]FIGCAPTION]

>The standard time kept at Labuan is that of the meridian of long. 120° E., or 8 hours fast on Greenwich civil time.

]FIG]

]REFS]

** マレー夏時刻

[168] [TIME[1920年][year:1920]]、
[RUBYB[[[海峡植民地立法評議会]]]@en[Straits Settlements Legislative Council]]に
[TZ[+07:30]] を採用する[[日光節約法案]]が提出されましたが、廃案となりました。
[[英国]]本国に倣ったものでしたが、30分は進めすぎであるなど否定意見があったといいます。
[SRC[>>142, >>5]]

[222] [TIME[1933年1月1日][1933-01-01]]、
[[英領海峡植民地]]および[[英領マレー]]諸州は、
[[通年夏時刻]] [TZ[+07:20]] を採用しました [SRC[>>142, >>5, >>10, >>11, >>1]]。

[169] [TIME[1932年][year:1932]]、[[海峡植民地立法評議会]]に
[TZ[+07:20]] を採用する[[日光節約法案]]が提出され、
2回の[RUBYB[審議]@en[debating session]]を経て成立しました。
それを受けて[[政庁]]が[RUBYB[1932年政令第21号]@en[Ordinance No. 21 of 1932]]
[CITE[[RUBYB[1932年日光節約令]@en[Daylight Saving Ordinance, 1932]]]]
として施行しました。 [SRC[>>142, >>5]]

[225] これは[[英領海峡植民地]]での決定ですが、
[[ジヨホール]]政府 (非連合州) もそれに追随し、「馬來聯邦其他ノ馬來諸州」
でもこの時刻が用いられることになる [SRC[>>2, >>3]] と当時報告されており、
事実上[[マレー半島]]全体に自動的に適用される状況だったようです。

[21] ただし[[海峡植民地]]管内でも[[ラブアン島]]と[[クリスマス島]]には適用されませんでした
[SRC[>>19]]。

[273] [[Time Changes]] の [[MALAYA]] は、
[[Labuan]] 以外について、
[TIME[1933年1月1日[ASIS[0時0分20秒]]][1933-01-01T00:00:20]]から[[標準時]]
[TZ[+07:20]] としていました [SRC[>>1256]]。

[116] [[Shanks]] の [[MALAYSIA]] の #1 ([[Sarawak]], [[Sabah]], [[Labuan]] ''以外'')
と [[SINGAPORE]] は、
[TIME[1933年1月1日0時0分][1933-01-01T00:00]]から [TZ[+07:20]]
としています [SRC[>>111]]。

[181] [[tzdata]] の [CODE[Asia/Kuala_Lumpur]] と [CODE[Asia/Singapore]]
は、[TIME[1933年1月1日][1933-01-01]]を境に [TZ[+07:20]] としています [SRC[>>184 (出典 >>5)]]。

[4] 期間は1年間とされていました [SRC[>>142, >>5, >>2, >>3]] が、
[[総督]]が1年以内の期間を定めて[[官報]]で[[告示]]することで延長できるともされていました
[SRC[>>2, >>3]]。

[170] 実際に1934年と1935年は[[英領海峡植民地]][RUBYB[官報告示]@en[gazette notification]]により延長されました [SRC[>>142, >>5]]。
他の[[マレー諸州]]も同様に延長されたものと思われます。

[171] 更には[[英領海峡植民地]][RUBYB[1935年政令第5号]@en[Ordinance No. 5 of 1935]]
[CITE[Daylight Saving (Amendment) Ordinance 1935]] [SRC[>>336]]
によって日光節約令が改正されて期限が撤廃され、
以後都度延長の必要無く [TZ[+07:20]] となりました。 [SRC[>>142, >>5]]

[172] 日光節約令は1936年版 [CITE[The Laws of the Straits Settlements]]
に[RUBYB[第170章]@en[Chapter 170]]として収録されています [SRC[>>142, >>5]]。

[REFS[
- [336] [CITE[The Great Daylight Saving Time Controversy - Chris Pearce - Google ブックス]] ([TIME[2018-02-15 01:19:12 +09:00]]) <https://books.google.co.jp/books?id=kpmbDgAAQBAJ&pg=PT365>
]REFS]

** 英領ボルネオ時刻

[287] [[英領ボルネオ]]には[[英領サラワク]]、[[英領ブルネイ]]、[[英領北ボルネオ]]があり、
すぐ近くに[[英領ラブアン]]がありました。この4地域はそれぞれの歴史を持ち、
それぞれ別個に統治されてきましたが、現在は[[ブルネイ]]以外は[[東マレーシア]]と呼ばれ、
[[マレーシア]]の一部となっています。現代の文献では[[東マレーシア]]として、
あるいは[[マレーシア]]として一括りにされていることが少なくありません。
また当時であっても、「[[ボルネオ]]」という曖昧な表記でその一部地域のことを指す場合がありました。
そのためこの地域の過去の[[標準時]]に関する情報には混乱が見られます。

[71] [TIME[1925年][year:1925]]の[[米国政府]]の情報によると、
[[マレー連合州]]と[[海峡植民地]]は [TZ[+07:00]]、
[[ラブアン島]]と[[英領ボルネオ]]は [TZ[+08:00]] でした [SRC[>>70]]。

[15] 
[TIME[大正15年1月30日][1926-01-30]]発行の[[日本]]の文献によると、
[[Sarawak]]、[[Burunei]]、[[Labuan]]、[[British North Borneo]] 
の[[標準時]]は [TZ[+07:40]] でした [SRC[>>178]]。
ただしこれはなぜか [[Labuan]] の項にだけまとめて記載があり、
その他の地域の項には[[標準時]]の何の言及もありませんでした。
[TZ[+07:40]] はちょうど [[Labuan]] の[[経度]]です。

-*-*-

[59] [TIME[1926年3月1日][1926-03-01]]の[[新聞記事]]によると、「最近」
[[官報]]に掲載された[RUBYB[[[政令]]]@en[Order]]により、
[DFN[[RUBYB[サラワク標準時]@en[Sarawak Standard Time]]]] [TZ[+07:30]] が制定されました [SRC[>>58]]。

[288] 制定にあたり[[サラワク]]国内の[RUBYB[[[地方政庁]]]@en[Outstation]]の[[地方時]]を調査した結果は、
次の通りとされていました [SRC[>>58]]。これがそれまで各地で使われていた[[時刻]]と考えられます。

- [[Lundu]] [TZ[+07:19:20]]
- [[Kuching]] [TZ[+07:21:20]]
- [[Sadong]] [TZ[+07:23]]
- [[Simanggang]] [TZ[+07:26:40]]
- [[Sibu]] [TZ[+07:27:20]]
- [[Mukah]] [TZ[+07:28:40]]
- [[Bintulu]] [TZ[+07:32:20]]
- [[Miri]] [TZ[+07:36]]
- [[Limbang]] [TZ[+07:40:20]]

[189] [[サラワク標準時]] [TZ[+07:30]] はこれらの中間の値として選択されました [SRC[>>58]]。

[264] [[標準時]]実施に伴い、
[[Kuching Wireless Station]] が毎日[[報時信号]]を受信し、
[[サラワク]]国内の[[地方政庁]]に[[報時]]するととなった [SRC[>>58]] といいます。

[311] この[[新聞記事]]によると、隣接する[[英領北ボルネオ]]は [TZ[+08:00]]、
[[海]]を挟んだ[[英領マラヤ]]は [TZ[+07:00]] でした [SRC[>>58]]。
[[英領ブルネイ]]や[[蘭領ボルネオ]]には言及がありませんでした。

[275] 
[[Time Changes]] の [[SARAWAK]] は、
[TIME[1926年3月1日][1926-03-01]]から[[標準時]]
[TZ[+07:30]] としていました [SRC[>>1256]]。

[112] [[Shanks]] の [[MALAYSIA]] の #2 ([[Sarawak]], [[Sabah]]) 
と [[BRUNEI]] は、
[TIME[1926年3月1日0時0分][1926-03-01T00:00]]から [TZ[+07:30]] としていました
(それ以前は [[LMT]]) [SRC[>>111]]。

[198] 
[[tzdata]] の [CODE[Asia/Kuching]] は [[Shanks & Pottenger]] を出典に、
[TIME[1926年3月][1926-03]]を境に [TZ[+07:30]] としています [SRC[>>184]]。

[187] [[tzdata]] の [CODE[Asia/Brunei]] は、
[TIME[1926年3月][1926-03]]を境に [TZ[+07:30]] としています [SRC[>>184]]。

[289] [[Wikipedia]] 記事は[[婆羅洲]]について
[TIME[1926年3月][1926-03]]から [TZ[+07:30]] としています [SRC[>>1]]。

[298] [[英領ブルネイ]]の[[標準時]]について同時代の言及は見つかっておらず、
本当にこの時に [TZ[+07:30]] となったのかどうか、肯定も否定もできません。

[HISTORY[
[163] [[Wikipedia]] 記事は[[東マレーシア]]について
[TIME[1926年3月1日][1926-03-01]]から[[地方時]] [TZ[+07:44:20]] 
としています [SRC[>>142]]。

[290] 他の情報と矛盾するもので、誤りと思われます。
]HISTORY]

[96] [TIME[1927年1月][1927-01]]の[[米国政府]]の情報によると、
[[英領マラヤ]]と[[英領海峡植民地]]は [TZ[+07:00]]、
[[ラブアン島]]は [TZ[+07:40]]、
[[英領サラワク]]と[[英領ブルネイ]]は [TZ[+07:30]]、
[[英領北ボルネオ]]は [TZ[+08:00]] でした [SRC[>>95]]。

[109] [[日本政府]]の[TIME[1927年][year:1927]]版の情報では、
[[Sarawak]] ([[Borneo]]) の [[Kuching]] の[[報時信号]]を [TZ[+07:30]]
としていました [SRC[>>108]]。

[65] [[日本政府]]の[[時間帯図]]は、[[ボルネオ]]北部 ([[英領]]の3地域) について、
当初 [TZ[+08:00]] のみで塗っていますが、後の版では[[英領北部ボルネオ]]のみ
[TZ[+08:00]]、[[英領サラワク]]と[[英領ブルネイ]]は [TZ[+07:30]]
で塗っています。不鮮明ですが、[TIME[1929年][year:1929]]版までは1色、
[TIME[1931年版][year:1931]]以降は2色のようです。[[ラブアン島]]は描かれておらず不明です。  
[SRC[>>66]]

[247] [TIME[1932年][year:1932]]出版の[[日本]]の文献によると、
[[英領北部ボルネオ]]では [TZ[+08:00]]、[[サラワーク]] ([[ボルネオ]]) では
[TZ[+07:30]] でした [SRC[>>248]]。

[249] [TIME[1934年][year:1934]]出版の[[日本]]の[[書籍]]には、
[[サラワク]]は [TZ[+07:30]] とありました [SRC[>>250]]。

-*-*-

[276] [[Time Changes]] の [[SARAWAK]] は、
[TIME[1933年1月1日][1933-01-01]]から[[標準時]] [TZ[+08:00]]
としていました [SRC[>>1256]]。

[113] [[Shanks]] の [[MALAYSIA]] の #2 ([[Sarawak]], [[Sabah]]) 
と [[BRUNEI]] は、
[TIME[1933年1月1日0時0分][1933-01-01T00:00]]から [TZ[+08:00]] としていました [SRC[>>111]]。

[291] [[tzdata]] の [CODE[Asia/Kuching]] は、 [[Shanks & Pottenger]] を出典に、
[TIME[1933年][year:1933]]を境に [TZ[+08:00]] としています [SRC[>>184]]。

[292] [[tzdata]] の [CODE[Asia/Brunei]] は、
[TIME[1933年][year:1933]]を境に [TZ[+08:00]] としています [SRC[>>184]]。

[158] [[Wikipedia]] 記事は、[[婆羅洲]]について
[TIME[1933年][year:1933]]から [TZ[+08:00]] としています [SRC[>>1]]。

[188] 別の [[Wikipedia]] 記事は、 [[サラワク]]について
[TIME[1933年1月1日][1933-01-01]]から [TZ[+07:30]] としています [SRC[>>142]]。

[295] これらの情報の根拠は不明です。
[[英領サラワク]]についても[[英領ブルネイ]]についても、
これより後の時代に [TZ[+07:30]] が[[標準時]]であるとする情報がある一方、
[TIME[1933年][year:1933]]に [TZ[+08:00]] が[[標準時]]となったとする同時代の情報は見つかりません。
[TIME[1947年][year:1947]]時点では[[英領北ボルネオ]]と[[英領ブルネイ]]で [TZ[+08:00]] が、
[[英領サラワク]]で [TZ[+07:30]] が用いられていました (>>270)。
しかし[[英領サラワク]]でも[[英領ブルネイ]]に近い地域では、[[第二次世界大戦]]前から
[TZ[+08:00]] が使われていた (>>57) といいます。
であるなら、[TIME[1933年][year:1933]]かどうかは不明ながら、
[[英領ブルネイ]]でも [TZ[+08:00]] が使われた可能性は高いでしょう。

-*-*-

[35] [TIME[1932年][year:1932]]の[[サラワク]]人からの[[新聞]]投書には、 
[[Kuching]] では20分の[[夏時刻]]が[TIME[1929年][year:1929]]以来実施されている
(9月末-1月はじめが[[冬時間]]) とありました [SRC[>>27]]。

[18] [TIME[1932年][year:1932]]、[RUBYB[[[英領北ボルネオ]]]@en[British North Borneo]]
([[英屬北婆羅洲]]) は[[海峡植民地]]に倣って[[夏時刻]]を導入するか検討しました
[SRC[>>26, >>30]] が、[TIME[1933年5月11日][1933-05-11]]、
[[政府]]当局は[[日光節約法案]]を提案しないことに決定しました [SRC[>>25, >>17]]。

[323] 
[TIME[1935年][year:1935]]の[[米国政府]]の[[時差の表]]には、
[[Borneo]] のうち [[British North Borneo]] ([[Labuan]]). が [TZ[+08:00]]、
[[Dutch Borneo]] と [[Sarawak]] が [TZ[+07:30]] で [[Java time]] とありました
[SRC[>>324]]。
[[Sarawak]] は [TIME[9月14日][--09-14]]の [[midnight]] から 
[TIME[12月14日][--12-14]]の [[midnight]]
まで20分の[[夏時刻]]とされていました [SRC[>>324]]。
[[英領ブルネイ]]には言及がありません。

[277] [[Time Changes]] の [[SARAWAK]] は、
[TIME[1935年][year:1935]]から[TIME[1942年][year:1942]]の間、
[TIME[9月14日][--09-14]]から[TIME[12月14日][--12-14]]に20分進める[[夏時刻]]が実施され、
0時に切り替えられていた [SRC[>>1256]] としていました。

[293] [[Shanks]] の [[MALAYSIA]] の #2 ([[Sarawak]], [[Sabah]]) は、
[TIME[1935年][year:1935]]から[TIME[1941年][year:1941]]の間、
[TIME[9月14日][--09-14]]0時0分から [TZ[+08:20]]、
[TIME[12月14日][--12-14]]0時0分から [TZ[+08:00]] の変更が繰り返されたとしていました
[SRC[>>111]]。

[294] [[tzdata]] の [CODE[Asia/Kuching]] は、
[TIME[1935年][year:1935]]から[TIME[1941年][year:1941]]の間、
[TIME[9月14日][--09-14]]0時に20分進め、
[TIME[12月14日][--12-14]]0時に戻したとしています [SRC[>>184]]。

[164] [[Wikipedia]] 記事も、[[婆羅洲]]について
[TIME[9月14日][--09-14]]から[TIME[12月14日][--12-14]]の間、
20分の[[夏時刻]]を実施したとしています [SRC[>>1]]。

[296] [[英領サラワク]]で20分の[[夏時刻]]が実施されたことは確実なのでしょうが、
当時の[[標準時]]が何だったのか、期間はいつからいつまでだったのか、
確定させられる情報が見当たりません。

[REFS[

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[328] [CITE[Asiatic Pilot - United States. Hydrographic Office - Google ブックス]] 
([TIME[1925][year:1925]],
[TIME[2017-12-03 02:12:30 +09:00]]) <https://books.google.co.jp/books?id=__gNAQAAIAAJ>
]FIGCAPTION]

> The standard time kept at Labuan is that of the meridian of long. 120° E., or 8 hours fast on Greenwich civil time.

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[322] [CITE[The Week-end Review - Google ブックス]] 
([TIME[1932][year:1932]], 
[TIME[2017-12-03 01:42:45 +09:00]]) <https://books.google.co.jp/books?id=CJkxAQAAIAAJ>
]FIGCAPTION]

> The Gold Coast Colony and Sarawak are the only remaining territories in the Eastern Hemisphere in which Summer Time operates, the advance being twenty minutes in each case. With regard to the Western Hemisphere, the chief cities in Eastern Canada adopt Daylight Saving time, but most towns and rural communities throughout the Dominion observe normal time. The U.S.A. Federal " Summer Time" Law has been repealed; some States have Daylight Saving time, but its
]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[318] [CITE[Sailing Directions for Sunda Strait and Northwest Coast of Borneo and Off ... - Google ブックス]] 
([TIME[1935][year:1935]],
[TIME[2017-12-03 01:23:22 +09:00]]) <https://books.google.co.jp/books?hl=ja&id=UPoNAQAAIAAJ>
]FIGCAPTION]

>
Standard time.―Brunei standard time is 7 hours 30 minutes fast on Greenwich civil time.

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[321] [CITE[The Irish Ecclesiastical Record - Google ブックス]] 
([TIME[1939][year:1939]], [TIME[2017-12-03 01:39:48 +09:00]]) 
<https://books.google.co.jp/books?id=GC7uEfaQFWMC>
]FIGCAPTION]

> Gold Coast Colony, 20 minutes fast; U.S.S.R., all clocks permanently advanced one hour; U.S.A. and Canada and Nova Scotia—adopted in some, but not all, states by local regulation; Newfoundland and Labrador, British Honduras, 30 minutes fast; Argentine, Chile, one hour fast throughout the year; Falkland Islands, one hour fast; Sarawak, 20 minutes fast ; New Zealand, 30 minutes fast. 
]FIG]

]REFS]

** マレー新夏時刻

[32] [TIME[1938年][year:1938]]の[[シンガポール]]の[[新聞記事]]は、
[[夏時刻]]0時5分 (旧[[標準時]]前日23時45分) [[出生]]の[[子供]]を当日生まれとみなすべきか前日生まれとみなすべきか、
と問題提起していました [SRC[>>33]]。

-*-*-

[157] [TIME[1941年9月1日][1941-09-01]]、[[英領海峡植民地]]および[[英領マレー]]諸州は、
[TZ[+07:30]] を通年[[夏時刻]]としました [SRC[>>142, >>1, >>10, >>11, >>184]]。

[199] これは、[[英領海峡植民地]][RUBYB[1941年政令33号]@en[Ordinance 33 of 1941]]によって日光節約令が改正されたことによるものでした
[SRC[>>142, >>5]]。

[14] [[日本]]の昭和14年-昭和19年の[[暦]]には、次の通り記載されていました。

- [TZ[+07:20]] [[馬來聯邦]]、[[海峽殖民地]] [SRC[>>105, >>104, >>103, >>102]]
[[舊馬來聯邦]]、[[舊海峽殖民地]] [SRC[>>101, >>97]]
- [TZ[+07:30]] [[サラワーク]]([[ボルネオ]]) [SRC[>>105]]
[[サラーワーク]] [SRC[>>104, >>103, >>102, >>101, >>97]]
- [TZ[+08:00]] [[英領北部ボルネオ]] [SRC[>>105]]
[[英領北ボルネオ]] [SRC[>>104, >>103, >>102]]
[[舊英領北ボルネオ]] [SRC[>>101, >>97]]

[REFS[

- [46] [CITE[Newspaper Article - Time-balls. - Straits Times Weekly Issue, 18 July 1893, Page 7]] ([TIME[2016-07-08 23:20:55 +09:00]]) <http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/stweekly18930718-1.2.67.aspx>
- [44] [CITE[Newspaper Article - THE STANDARD TIME BALLS. - The Straits Times, 29 April 1896, Page 2]] ([TIME[2016-07-08 23:10:25 +09:00]]) <http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes18960429-1.2.8.22.aspx>
- [93] [CITE[The Geographical Journal, for February 1899.]] [[時差の表]]
- [41] [CITE[Newspaper Article - The Straits Times, 30 November 1900, Page 2]] ([TIME[2016-07-08 23:06:37 +09:00]]) <http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19001130-1.2.58.aspx>
- [40] [CITE[Newspaper Article - The Straits Times, 3 January 1901, Page 2]] ([TIME[2016-07-08 22:58:02 +09:00]]) <http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19010103-1.2.17.aspx>
- [60] [CITE@en-GB[The Hong Kong Telegraph, 1904-11-22 - MMIS]] ([TIME[2016-07-09 23:42:56 +09:00]]) <https://mmis.hkpl.gov.hk/coverpage/-/coverpage/view?p_r_p_-1078056564_c=QF757YsWv5%2FUIR3fUSXuYpv3fwVEEc8i&_coverpage_WAR_mmisportalportlet_hsf=labuan+time>
- [61] [CITE@en-GB[The China Mail, 1904-11-22 - MMIS]] ([TIME[2016-07-09 23:52:12 +09:00]]) <https://mmis.hkpl.gov.hk/coverpage/-/coverpage/view?p_r_p_-1078056564_c=QF757YsWv59DctgXZxe9o91eYCbfywDP&_coverpage_WAR_mmisportalportlet_hsf=borneo+time>

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[22] [CITE[Newspaper Article - Untitled - The Straits Times, 29 November 1904, Page 5]]
([TIME[2016-07-08 01:10:39 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19041129-1.2.39.aspx>
]FIGCAPTION]

> Now that Hongkong has adopted zone time, the directors of the British North Borneo Company intend to arrange for the adoption of zone time in Labuan and North Borneo, and to send instructions to that effect to Mr. Gueritz accordingly

]FIG]

- [45] ([TIME[2016-07-28 19:39:00 +09:00]]) <https://www.thegazette.co.uk/London/issue/27789/page/3176/data.pdf>
- [51] [CITE[Newspaper Article - The Straits Times, 30 May 1914, Page 12]] ([TIME[2016-07-09 00:00:43 +09:00]]) <http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19140530-1.2.95.aspx>
- [63] [CITE@ja[国立国会図書館デジタルコレクション - 東洋灯台表. 大正9年上巻]] ([[水路部]]著, [TIME[大正2-15][year:1926]]) <http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/933814/139>
- [95] [TIME[1927年1月][1927-01]] 米国海軍水路部時間帯図 [[時差の表]]
- [108] [CITE@ja[国立国会図書館デジタルコレクション - 東洋灯台表. 昭和2年12月1日調査(下巻)]] ([TIME[2017-07-19 00:57:53 +09:00]]) <http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1144238/133>
- [66] [CITE[東洋灯台表]] 1929年版/1931年版 [[時差の表]]
- [19] [CITE[Newspaper Article - CLOCKS ON.]] ([TIME[2016-07-08 00:58:36 +09:00]]) <http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/singdailynews19321217-1.2.53.aspx>
- [27] [CITE[Newspaper Article - SUMMER TIME IN SARAWAK.]]
([TIME[2016-07-08 01:35:25 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19320929-1.2.115.10.aspx>
- [30] [CITE[Newspaper Article - 英屬北婆羅洲日光節約法案大眾認爲無必要]] ([TIME[2016-07-08 09:55:55 +09:00]]) <http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/nysp19321222-1.2.50.6.aspx>
- [26] [CITE[Newspaper Article - NORTH BORNEO. - The Straits Times, 23 December 1932, Page 9]] ([TIME[2016-07-08 01:28:40 +09:00]]) <http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19321223-1.2.25.4.aspx>
- [25] [CITE[Newspaper Article - NO DAYLIGHT SAVING FOR N. BORNEO. - The Straits Times, 20 June 1933, Page 15]] ([TIME[2016-07-08 01:26:14 +09:00]]) <http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19330620-1.2.126.aspx>
- [17] [CITE[Newspaper Article - Untitled]] ([TIME[2016-07-08 00:52:41 +09:00]]) <http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/singfreepressb19330622-1.2.26.aspx>
- [33] [CITE[Newspaper Article - 星洲實行節約日光嬰孩誕辰成問題昨日上午零時五分鐘降生究應認爲六日或七日出世]] ([TIME[2016-07-08 10:01:45 +09:00]]) <http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/nysp19380408-1.2.188.aspx>

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[254] [CITE[Singapore Chamber of Commerce Annual Report, 1900 to 1904]]
( ([TIME[2016-06-15 00:23:35 +09:00]]))
<http://www.nas.gov.sg/archivesonline/private_records/record-details/231f1601-bdf4-11e3-927b-0050568939ad>
]FIGCAPTION]

> This volume contains [INS[...]] proposal to adopt Singapore Mean Time as the Standard Time

]FIG]

- [6] [CITE@ja[国立国会図書館デジタルコレクション - 官報. 1900年11月14日]] ([TIME[2015-11-21 19:19:49 +09:00]] 版) <http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2948506/4>
- [246] [TIME[1913年][year:1913]] [CITE[日用便覧]] [[時差の表]]
- [2] [CITE[標題:時間関係雑纂 5.海峡植民地及馬来標準時変更ノ件]] ([TIME[2015-11-21 00:14:11 +09:00]] 版) <http://www.jacar.go.jp/DAS/meta/image_B04011418800>
- [3] [CITE[標題:欧2普通合第365号 8.2.8 海峡植民地及馬来標準時変更報告の件]] ([TIME[2015-11-21 00:14:36 +09:00]] 版) <http://www.jacar.go.jp/DAS/meta/image_C05022802900>
- [70] [TIME[1925年][year:1925]] [CITE@en[Standard time throughout the world]] [[時差の表]]
- [178] [CITE[支那海東部水路誌 - Google ブックス]] ([TIME[2016-06-13 19:22:33 +09:00]]) <https://books.google.co.jp/books?id=Jx0HDzLavFQC&lpg=PA5&ots=vVuF2OyRzZ&pg=PA5>
[TIME[大正15年1月30日][1926-01-30]]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[58] [CITE[The Sarawak Gazette, March 1, 1926]] ([TIME[2013-06-11 16:52:46 +09:00]]) <http://www.pustaka-sarawak.com/gazette/gazette_uploaded/1370908367.pdf#page=3>
]FIGCAPTION]

[BOX(center)[
[B[Sarawak Standard Time.]]

-*-*-
]BOX]

A recent Order published in the [I[Government Gazette]]
lays down that [[Sarawak Standard time]]
shall be reckoned as 7 hrs. 30 min. ahead of Green-
wich Mean Time.

The true local time for various outstations in
Sarawak has been worked out by the Superin-
tendent of Surveys as follows :―

- Lundu 7hrs. 19 min. 20 sec. ahead of Green-
wich Mean Time.
- Kuching 7 hours 21 minutes 20 seconds.
- Sadong  7 〃    23 〃
- Simanggang 7 〃 26 〃 40 〃
- Sibu       7 〃 27 〃 20 〃
- Mukah      7 〃 28 〃 40 〃
- Bintulu    7 〃 32 〃 20 〃
- Miri       7 〃 36 〃
- Limbang    7 〃 40 〃 20 〃

The Standard Time of 7 hours 30 minutes now
adopted for the State of Sarawak is thus nearest
to the true local time for the centre of the territory,
and gives Kuching a saving of 9 minutes.

Standard Time for Malaya is 7 hours ahead of
Greenwich Mean Time ; for China, Philippines
and the State of North Borneo it is 8 hours.  In
Sarawak thus our Standard Time will be half an
hour ahead of Singapore, but half an hour behind
Hongkong.

The Kuching Wireless Station receives time
signals every day, and will give the right time to
Outstations in Sarawak.

The effect of new Order on the amount of 
daylight available for us in Kuching has been
studied.  It appears that the sun rises at its latest
about mid-February (6.27 a.m.) then gradually
rises earlier until it has knocked off some 20 min-
utes slothfulness by rising at 6.06 a.m. in May.
A reaction then sets in until the end of July when
it lazily rises at 6.18 a.m.  Once more it has a
period of earlier rising, improving through August,
September and October until it rises under Sara-
wak Standard Time at 5.56 a.m. the first week in
November.  Thereafter it gets rapidly later until
it reaches its latest rising time in mid-Februrary
as recorded above.

The hour of setting follows fairly closely the
hour of rising.  Thus the latest hour of sunset in
the year in Kuching is 6.29 p.m. in mid-February,
shortening to 6.14 p.m. in mid-May ; lengthening
again to 6.24 p.m. at the end of July ; and reaching
its earliest time in mid-November at 5.58 p.m.

If we take a quarter of an hour before sunrise and
quarter of an hour after sunset as daylight(of sorts),
we thus have throughout the year about 12[FRAC[1][2]] hours
every day.  From mid-January to mid-March this
daylight extends from about 6.06 a.m. to 6.39 p m.
For remaining ten months of the year it ex
ten  dsfrom about 5.50 a.m. to about 6.30 p m.

]FIG]

- [248] [TIME[1932年][year:1932]] [CITE[ラヂオ年鑑]] [[時差の表]]
- [250] [TIME[1934年][year:1934]] [CITE[天文年鑑]] [[時差の表]]
- [324] [TIME[1935年][year:1935]] [CITE[Standard time throughout the world]] [[時差の表]]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[265] [CITE[Newspaper Article - IPOH PASTOR TO PREACH AT MEDAN., The Straits Times, 21 September 1935, Page 13]] ([TIME[2017-11-14 21:33:34 +09:00]]) <http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19350921-1.2.101>
]FIGCAPTION]

> Malayan time
]FIG]

- [54] [CITE[Newspaper Article - 馬來亞時間擬再提前十分鐘尚待聯邦方面答覆始確定 - 南洋商报 (Nanyang Siang Pau), 5 May 1941, Page 27]] ([TIME[2016-07-09 14:54:11 +09:00]]) <http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/nysp19410505-1.2.68.aspx>
- [106] 
-- [105] [CITE@ja[国立国会図書館デジタルコレクション - 暦. 昭和14年]] ([TIME[2016-04-05 01:18:04 +09:00]] 版) <http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1255562/26>
-- [104] [CITE@ja[国立国会図書館デジタルコレクション - 暦. 昭和15年]] ([TIME[2016-04-05 01:15:31 +09:00]] 版) <http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1255573/26>
-- [103] [CITE@ja[国立国会図書館デジタルコレクション - 暦. 昭和16年]] ([TIME[2016-04-05 01:13:30 +09:00]] 版) <http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1184177/27>
-- [102] [CITE@ja[国立国会図書館デジタルコレクション - 暦. 昭和17年]] ([TIME[2016-04-05 01:11:48 +09:00]] 版) <http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1184172/26>
-- [101] [CITE@ja[国立国会図書館デジタルコレクション - 暦. 昭和18年]] ([TIME[2016-04-05 01:02:50 +09:00]] 版) <http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1184175/27>
-- [97] [CITE@ja[国立国会図書館デジタルコレクション - 暦. 昭和19年]] ([TIME[2016-04-05 00:55:37 +09:00]] 版) <http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1184173/26>

]REFS]

[512] [CITE[A31_0525_152(096)2663.pdf]], [TIME[2019-01-23T08:31:46.000Z]], [TIME[2023-01-09T02:31:02.442Z]] <https://www2.i-repository.net/il/user_contents/02/G0000002chosakai/A31_0525_152(096)2663.pdf>

>
:レコードNo.	:
A31_0525_152(096)2663
:タイトル	:
同盟旬報 第5巻 第25号(通号152号)
:巻数:	
第5巻
:号数:	
第25号
:掲載年	:
1941年

>マレー標準時繰上げ|9月2日

** 中央標準時

;; [146] [TIME[1941年12月][1941-12]]、
[[大日本帝国]]は[[英保護領サラワク王国]]と[[英領ブルネイ]]に進攻しました。

;; [151] [TIME[1942年][year:1942]]、
[[大日本帝国]]は[[英保護領北ボルネオ]]に進攻しました。

[191] [[日本軍]]は[[中央標準時]] [TZ[+09:00]] を[[軍用時]]として使っていました。
その[[軍政]]下にあった[[マレー半島]]や[[ボルネオ島]]の各地の[[標準時]]としても [TZ[+09:00]]
が使われたと言われています。しかしその法的根拠や開始・終了の実態は不明瞭です。

;; [[大東亜の標準時]]も参照。

[227] 名目上は[[夏時刻]]として実施された [SRC[>>11]] とするものもありますが、
その根拠は不明です。

[200] 各文献における [TZ[+09:00]] への移行時期は、次の通りです。
[[日付]]は確実な資料や当時の記録に基づくものではなく、
[[戦局]]から推測した時期を示しているに過ぎないと思われます。

- [230] [TIME[1942年][year:1942]]を境
-- [231] [[東マレーシア]] [SRC[>>142, >>1]]
- [179] [TIME[1942年1月1日0時0分][1942-01-01T00:00]] から
-- [[Shanks]] [[MALAYSIA]] の #2 ([[Sarawak]], [[Sabah]]) [SRC[>>111]]
- [156] [TIME[1942年2月15日][1942-02-15]]を境
-- [229] [[シンガポール]] [SRC[>>10, >>11]]
-- [233] [[マレー半島]] [SRC[>>177 (古い [[tzdata]])]]
- [120] [TIME[1942年2月15日0時0分][1942-02-15T00:00]]から
-- [[Shanks]] [[SINAPORE]] [SRC[>>111]]
-- [[Shanks]] [[MALAYSIA]] の #1 ([[Sarawak]], [[Sabah]], [[Labuan]] ''以外'') [SRC[>>111]]
- [228] [TIME[昭和17年/1942年2月16日][1942-02-16]]から
-- [226] [[マレー半島]] [SRC[>>142, >>1, >>10]]
-- [143] [[東マレーシア]] [SRC[>>142]]
- [195] [TIME[1942年2月16日][1942-02-16]]を境
-- [232] [CODE[Asia/Kuala_Lumpur]], [CODE[Asia/Singapore]], [CODE[Asia/Kuching]] [SRC[>>184 (出典 >>5)]]

[132] [[Shanks]] の [[MALAYSIA]] の #3 ([[Labuan]]) はこの時期に変更を示していません
[SRC[>>111]]。

[201] [[Shanks]] の [[BURUNEI]] や [[tzdata]] の [CODE[Asia/Brunei]] 
はこの時期に変更を示していません。

-*-*-

[79] [TIME[1942年3月3日][1942-03-03]]の[[シンガポール]]の[[新聞]]は、
数日前 (a few days ago) の [[Penang Radio]] の報道によれば [[Malaya]] では以後 
[[Tokyo Time]] を使うことになった [SRC[>>78]] としていました。

;; [80] [[シンガポール]]発行なのに敢えて[[ペナン]]の報道を引用しているということは、
[[シンガポール]]とその他[[マレー半島]]で異なっていたのでしょうか。

[82] [TIME[1942年3月][1942-03]]以後の[[シンガポール]]の[[新聞]]にしばしば掲載されている[[大日本帝国]]の[[軍政]]当局から[[住民]]に対する案内には
「([[Tokyo time]])」のような注記が見られました [SRC[>>81]]。
注記が当局の発表に由来するのか、[[新聞]]社で加えたのかは不明ですが、
市内で従来の[[時刻]]も用いられていて明確化する必要があったことがうかがえます。

[88] また、[[軍政府]]関係以外の記事でも、[[時刻]]は[[中央標準時]]が使われるようになったようで、
同様の注記が見られます。 [[Tokyo Time]] は、省略して [[T.T.]] とも表記されました [SRC[>>87]]。
[[NIPPON TIME]] と表記されることもありました [SRC[>>90]]。

[86] [[住民]]も徐々に慣れていったのか、 [[Tokyo Time]] と明記された[[時刻]]は徐々に減っていくようですが、
確認できる中では[TIME[1944年10月][1944-10]]まで、注記付き[[時刻]]の例 [SRC[>>85]] が見られました。

[84] [[現地時刻]] [TZ[+07:30]] と [[Tokyo Time]] が併記されることもありました [SRC[>>83]]。
いつまで行われたのかは不明ですが、[TIME[1942年8月][1942-08]]の記事 [SRC[>>89]]
でも併記されたものがありました。

;; [498] [[日本]]統治時代は「Tok'''y'''o」と表記されていたようです。
Japan も Nippon に置き換えられました。
Nippon への統一は[[旧蘭領東インド]]でも行われました。
当時の日本人にとって重大な関心事だったようです。
(JAP が[[差別的に使われていた][差別用語]]こととも関係したのでしょうか。)
しかし後の続・[[英国]]統治時代には「Tok'''i'''o」に戻っていたようです。

[134] [[シンガポール]]の[[住民]]は、
[[家]]では旧[[時刻]]を、[[腕時計]]では [TZ[+09:00]] を使ったといいます [SRC[>>10]]。

[91] この時期の[[シンガポール]]では、
[[年号]]も[[西暦]]にかわって[[皇紀]]と[[昭和]]が用いられました。
[[新聞]]の[[日付]]表記は[[皇紀]]となっていました。

[502] [[日本]]統治時代の[[昭南市]]に関する近年の書籍に
「昭南時代の結婚証明書と写真」
として掲載された書類 (の写真) [SRC[>>503 254ページ]]
は、[[中文]]で記載されており、
「結婚証明書」らしきものには
「中華民國參拾壹年參」 (以下隠れて見えず)、
記念写真下には
「昭和十七年三月卄五日」
とありました。いずれも日付は[TIME[1942年][year:1942]]であり、
写真下には「昭南島」と書かれていますから、
当時の[[昭南市]]で作成された[[支那人]] ([[華僑]]) のものと思われますが、
詳細は説明されておらず「結婚証明書」の大部分は隠れていて読めません。
[[日本の元号]]だけでなく[[大日本帝国]]と同盟関係にあった[[中華民国]]の[[民国紀元]]が使われたとしても違和感はありませんが
(日本統治前から[[華僑]]の間では使われていたのでしょうか)、
「結婚証明書」だとするといかなる組織がいかなる権限で発行したのでしょうか。

[SEE[ 関係の深いインドネシアの状況 [[インドネシアの標準時]] ]]

;; [341] [TIME[1942年5月][1942-05]]、旧[[オランダ領]]の[[マラッカ海峡]]島嶼群の一部が[[昭南特別市]]に編入されました。
[SEE[ [[インドネシアの標準時]] ]]

-*-*-

[98] 
[[サラワク]]では、[[第二次世界大戦]]後の[[標準時]]改正 (>>57) の際に、
戦時中 [[Sarawak Standard Time]] が変更されて混乱があった 
(ので[[標準時]]改正に反対だ) と[[華僑]]が述べたのに対し、
戦時中 [[Tokyo Standard Time]] = [[Sarawak Standard Time]] + 1:30 
が使われて混乱もあったかもしれないが、今般の改正は30分しか違わない、
と[[標準時]]改正を推進する当局の担当者は反論していました [SRC[>>56]]。

;; [48] [TIME[1943年][year:1943]]、旧[[英領マラヤ]]管下[[ケダ]]、[[クランタン]]、
[[トレンガヌ]]、[[プルリス]]は[[タイ領]]となりました。

[49] [[日本軍]]支配下の[[ケダ]]等で [TZ[+09:00]] が実施されたのかどうか不明ですが、
[[タイ領]]となった後[[タイの標準時]] [TZ[+07:00]] に移行した可能性もあります。

-*-*-

[29] [TIME[1945年9月7日][1945-09-07]]の新聞報道によると、前日夜のシンガポール英軍政府放送で、
以後[[マラヤ]]では[TIME[1942年2月15日][1942-02-15]]の前の時刻 [TZ[+07:30]] 
を用いる旨の発表があったようです [SRC[>>28]]。
従って、[TIME[1945年9月6日][1945-09-06]]までが [TZ[+09:00]]、
[TIME[9月7日][1945-09-07]]からが [TZ[+07:30]]
とするべきでしょう。

[297] これを[[シンガポール]]を含む[[マラヤ]]と解釈して良いのかどうかは不明瞭です。
また[[英領ボルネオ]]の事情は不明です。

[HISTORY[
[219] 旧時刻への移行は、次の時期とされています。
[FIG(list)[
- [121] [TIME[1945年9月2日0時0分][1945-09-02T00:00]]から
-- [[Shanks]] [[SINGAPORE]] [TZ[+07:20]] [SRC[>>111]]
-- [[Shanks]] [[MALAYSIA]] の #1 ([[Sarawak]], [[Sabah]], [[Labuan]] ''以外'') [SRC[>>111]]
-- [[Shanks]] [[MALAYSIA]] の #2 ([[Sarawak]], [[Sabah]]) [SRC[>>111]]
- [234] [TIME[1945年9月12日][1945-09-12]]から
-- [235] [[シンガポール]] [TZ[+07:30]] [SRC[>>10]]
- [240] [TIME[1945年9月12日][1945-09-12]]を境
-- [241] [CODE[Asia/Kuala_Lumpur]], [CODE[Asia/Singapore]] [TZ[+07:30]] [SRC[>>184 (出典 >>5)]]
-- [242] [CODE[Asia/Kuching]] [TZ[+08:00]] [SRC[>>184]]
- [236] [TIME[1945年9月13日][1945-09-13]]から
-- [237] [[シンガポール]] [TZ[+07:30]] [SRC[>>11]]
-- [155] [[マレー半島]] [TZ[+07:30]] [SRC[>>142, >>1]]
-- [238] [[東マレーシア]] [TZ[+07:30]] [SRC[>>142]]
-- [239] [[東マレーシア]] [TZ[+08:00]] [SRC[>>1]]
]FIG]

[204] [TZ[+09:00]] の期間[TIME[1942年2月16日][1942-02-16]]-[TIME[1945年9月12日][1945-09-12]]の大元の出典と思われる >>5 は、
次のように検討しています。
[FIG(list)[
- [205] 日本支配の公式な期間は [TIME[1942年2月16日][1942-02-16]]-[TIME[1945年9月5日][1945-09-05]]である。
- [206] 歴史書には[TIME[1942年2月15日][1942-02-15]]からとあるが、翌朝まで[[日本軍]]は[[シンガポール]]入城していない。
- [207] [TZ[+09:00]] の開始時期は[RUBYB[明らか]@en[fairly certain]]だが終了時期はそうでない。
- [208] 8月15日降伏の発表、9月2日降伏式、9月6日英軍先遣隊シンガポール入城、9月9日英軍本隊マラヤ上陸、
9月12日東南アジア地域日本軍降伏式。
- [209] 元の時刻に戻されていそうなのは9月3日か9月13日である。
]FIG]
]HISTORY]

[269] [TIME[1946年1月31日][1946-01-31]]の[[シンガポール]]の[[新聞]]には、
[[GMT]] [TIME[3時50分][03:50]]が [[Malayan time]] [TIME[11時][11:00]]とあります
[SRC[>>268]]。 [[Malayan time]] は [TZ[+07:10]] ということになり、謎です。

[50] [[クランタン]]、[[ケダ]]、[[トレンガヌ]]、[[プルリス]]は、
1946年に[[タイ]]から[[イギリス]]に返還されました。
時刻もいずれかのタイミングで [TZ[+07:30]] に戻されたと思われます。

[REFS[
- [78] [CITE[Syonan Shimbun, 3 March 1942, Page 1 - Tokyo Time All Over Malaya]] ([TIME[2016-12-07 23:37:30 +09:00]]) <http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/syonantimes19420303-1.2.4>
- [81] [CITE[Syonan Shimbun, 11 March 1942, Page 3 - Page 3 Advertisements Column 1]] ([TIME[2016-12-07 23:45:21 +09:00]]) <http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/syonantimes19420311-1.2.13.1>
- [83] [CITE[Syonan Shimbun, 11 March 1942, Page 4 - ST ANDREW'S CATHEDRAL]] ([TIME[2016-12-07 23:51:45 +09:00]]) <http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/syonantimes19420311-1.2.18>
- [89] [CITE[Syonan Shimbun, 22 August 1942, Page 3 - Page 3 Advertisements Column 6]] ([TIME[2016-12-08 00:29:37 +09:00]]) <http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/syonantimes19420822-1.2.44.6>
- [90] [CITE[Syonan Shimbun, 24 September 1942, Page 3 - Page 3 Advertisements Column 4]] ([TIME[2016-12-08 00:35:39 +09:00]]) <http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/syonantimes19420924-1.2.28.4>
- [87] [CITE[Syonan Shimbun, 21 November 1942, Page 3 - Page 3 Advertisements Column 4]] ([TIME[2016-12-08 00:18:16 +09:00]]) <http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/syonantimes19421121-1.2.47.4>
- [85] [CITE[Syonan Shimbun, 16 October 1944, Page 2 - Page 2 Advertisements Column 1]] ([TIME[2016-12-08 00:10:02 +09:00]]) <http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/syonantimes19441016-1.2.26.1>

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[268] [CITE[Newspaper Article - Earthquake In Tokio, The Straits Times, 31 January 1946, Page 1]] ([TIME[2017-11-14 21:40:37 +09:00]]) <http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19460131-1.2.13>
]FIGCAPTION]

> 0350 G.M.T. (11 am. Malayan time)
]FIG]

- [503] [CITE@ja-jp[日本のシンガポール占領―証言=「昭南島」の三年半]],
[[リー・ギョク・ボイ]], [[シンガポールヘリテージソサエティ]],
[[越田稜]], [[新田準]],
[TIME[2013/9/17][2013-09-17]]
([TIME[2019-06-11 16:23:43 +09:00]]) <https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/477363801X/wakaba1-22/>

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[190] [CITE[南方軍政とはどのようなものだったか]]
([TIME[2016-09-16 13:20:16 +09:00]])
<http://ktymtskz.my.coocan.jp/J/asia/gunsei2.htm>
]FIGCAPTION]

>  『昭南(シンガポールの日本名)特別市史』から、シンガポール市政を担当した軍政要員の日常を再現してみよう。
> [SNIP[]]
>  通常の勤務時間は朝の八時から夕方四時まで。これは現地時間でなく日本時間であることに注意しておく必要がある。
>  軍政はあくまで軍に従属するものであり、日本軍はどこにいようとすべて日本時間で統一するからであった。
>  しかし時差があるから、作戦行動はともかく、日常生活では奇妙なことになる。
>  シンガポールの場合、時差は二時間。したがって、現地時間では朝六時に出勤し、昼二時には仕事は終わりである。
>  実際の退庁時間は大体現地時間の三時頃、マンデー(水浴び)のあとに昼寝し、そのあとテニスに打ち興じたものだという。

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[68] [CITE@ja[アジアの「親日」国家の歴史教科書を読む ・・・「マレーシアの教科書に大東亜共栄圏のおかげで独立を勝ち取ることができたと書いてある」ってホント? | Football is the weapon of the future]]
([TIME[2016-09-08 00:15:01 +09:00]])
<http://masterlow.net/?p=2136>
]FIGCAPTION]

> 以下は、マレーシアの国定教科書中学校二年用『歴史の中のマレーシア』の邦訳です。
>> マレーシアの日本人は、仕事の時間を決めるのに日本時間を使用するよう主張した。これがどんなに混乱をもらたすことか想像できるだろう。

]FIG]

]REFS]

[513] 
[CITE[catalogue_rev2_R3.pdf]], [TIME[2021-11-15T09:58:23.000Z]], [TIME[2023-11-07T09:42:07.197Z]] <https://www.tulips.tsukuba.ac.jp/exhibition/2021/images/catalogue_rev2_R3.pdf#page=35>

** 新サラワク標準時

;; [135] [TIME[1946年4月1日][1946-04-01]]、[[英領マラヤ]]は、
[[英領マラヤ連合]]と[[英領シンガポール]]となりました。

;; [145] [TIME[1946年7月1日][1946-07-01]]、
[[英保護領サラワク王国]]が[[英領サラワク]]となりました。

;; [326] [TIME[1946年][year:1946]]、[[英領ラブアン]]は[[英領北ボルネオ]]管轄となりました。

[258] [TIME[1947年][year:1947]]当時の[[英領]]各地当局間の文書の要約には、
次のようにありました [SRC[>>255]] 。

- [259] ([[シンガポール]]?) [[植民地政庁]]は、[[ボルネオ]]の[[時間帯]]の統一を望んでいる。
- [260] [[英領北部ボルネオ]]と[[英領ブルネイ]]では、 [TZ[+08:00]] が用いられている。
- [261] [[英領サラワク]]では、[[シンガポール時刻]]が用いられている。
- [262] [[マラヤ]]の [[Chief Civil Affairs Officer]] の見解では、
[[英領サラワク]]は [TZ[+08:00]] を用いるべきであり、
[[英領ボルネオ]]3州と[[蘭領ボルネオ]]で[[時差]]が生じるのは重大ではない。
- [263] [[英領サラワク]]は >>262 に同意しない。

[270] つまりこの当時[[英領北ボルネオ]]と[[英領ブルネイ]]が [TZ[+08:00]]、
[[英領サラワク]]と[[英領マラヤ]]と[[英領シンガポール]]、
それに[[蘭領ボルネオ]]が [TZ[+07:30]] だったことになります。

;; [137] [TIME[1948年1月31日][1948-01-31]]、
[[英領マラヤ連合]]は[[英領マレー連邦]]となりました。

[37] [TIME[1949年8月][1949-08]]の新聞報道によると、
[[英屬婆羅洲]]3政区のうち[[汶萊]]と[[北婆羅]]では [TZ[+08:00]] が、
[[砂朥越]]では [TZ[+07:30]] が使われていて不便であるため、 [TZ[+08:00]]
に統一することが検討されていました [SRC[>>36]]。

[57] 
[TIME[1949年9月22日][1949-09-22]] 開催の 
[[Standing Committee for General Purposes and Traffic]] や
[TIME[27日][1949-09-27]]開催の [[Kuching Municipal Board]]
では、[[支那人]]から[[占星術]]で不便などとする反対意見もあったものの、
[TZ[+07:30]] から [TZ[+08:00]] に移行する方が利点が多いと結論付けられたようです。
[[Miri]] の[[油田]]は[[英領ブルネイ]]にまたがっており、
[[時差]]があって不便であることも指摘されていました。
また[[英領サラワク]]の中でも [[Fifth Division]] ([[ブルネイ]]寄りの地域)
では [TZ[+08:00]] を[[戦前]]から使っていたといいます。
[[シンガポール]]と[[時差]]が生じる点は、支障ないとされました。 [SRC[>>56]]

[215] [TIME[1950年1月1日][1950-01-01]]付けの航空時刻表には、次のようにあります
[SRC[>>193]]。

- [[Medan]], [[Palembang]], [[Bangkok]] [TZ[+07:00]]
- [[Malaya]], [[Sarawak]] [TZ[+07:30]]
- [[Batavia]], [[Saigon]], [[North Borneo]] [TZ[+08:00]]
- [[Burma]] [TZ[+06:00]]

[315] [TIME[1950年][year:1950]]版の[[英領サラワク]]の報告書によると、
[CITE[Standard Time (Amendment) Ordinance]] により[[サラワク]]の[[標準時]]が
[TZ[+07:30]] から [TZ[+08:00]] に変更され、
[[英領サラワク]]、[[英領ブルネイ]]、[[英領北ボルネオ]]の[[時刻]]の統一が実現しました
[SRC[>>314]]。

[HISTORY[

[274] [[Time Changes]] の [[MALAYA]] は、
[RUBYB[1960年までに][By 1960]][[標準時]] [TZ[+07:30]] としていました [SRC[>>1256]]。
[[MALAYSIA]] は、
[RUBYB[1960年代までに][By 1960s]][[標準時]] [TZ[+07:30]]、
ただし [[Sabah]] と [[Sarawak]] は[[標準時]] [TZ[+08:00]] としていました [SRC[>>1256]]。

[278] 
[[Time Changes]] の [[SINGAPORE]] は、
[[標準時]] [TZ[+07:20]]、
1960年代から[[標準時]] [TZ[+07:00]] としていました [SRC[>>1256]]。

[122] [[Shanks]] の 
[[MALAYSIA]] の #1 ([[Sarawak]], [[Sabah]], [[Labuan]] 以外) と
[[SINGAPORE]] は、
[TIME[1950年1月1日0時0分][1950-01-01T00:00]]から [TZ[+07:30]]
としていました [SRC[>>111]]。

]HISTORY]

[107] [TIME[1950年5月1日][1950-05-01]]、[[英領サラワク]]の[[標準時]]が [TZ[+08:00]]
に改められました。[TIME[4月30日深夜][1950-05-01T00:00:00+07:30]]まで
[TZ[+07:30]] でしたが、30分進めて5月から [TZ[+08:00]] になりました。 [SRC[>>100]]

[251] [TIME[1955年11月1日][1955-11-01]]付け航空時刻表には、次のようにありました
[SRC[>>127]]。

- [[Medan]] [TZ[+06:30]]
- [[Palembang]], [[Bangkok]] [TZ[+08:00]]
- [[Malaya]] [TZ[+07:30]]
- [[North Borneo]] & [[Sarawak]] [TZ[+08:00]]

[337] [TIME[2017年][year:2017]]出版の[[書籍]]には、
[TIME[1955年][year:1955]]に [[Sarawak]] を含む [[British Borneo]] で[[夏時刻]]が実施され、
おそらく他の[[年]]も実施された [SRC[>>336]] とあります。根拠は不明です。

[REFS[

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[327] [CITE[Annual Report Brunei - Brunei - Google ブックス]] 
([TIME[1946][year:1946]],
[TIME[2017-12-03 02:01:46 +09:00]]) <https://books.google.co.jp/books?id=mBofAQAAMAAJ&dq=standard+time>
]FIGCAPTION]

> Local standard time is eight hours ahead of Greenwich time (meridian 120°E). As the mean longitude of the State is roughly 115°E there is a sort of natural daylight saving ot about twenty minutes. 
]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[325] [CITE[Publications ... - United States. Hydrographic Office - Google ブックス]] ([TIME[1949][year:1949]],
[TIME[2017-12-03 01:56:50 +09:00]]) <https://books.google.co.jp/books?id=JpHfAAAAMAAJ>
]FIGCAPTION]

> Sarawak uses the standard time of Zone “H” (Greenwich Civil Time plus 8 hours).

> British North Borneo uses the standard time of Zone “H” (Greenwich Civil Time plus 8 hours).

> Brunei uses the standard time of Zone "H" (Greenwich Civil Time plus 8

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[320] [CITE[The handbook of Sarawak: comprising historical, statistical, and general ... - Bryan Audley St. John Hepburn - Google ブックス]] 
([TIME[1949][year:1949]],
[TIME[2017-12-03 01:35:22 +09:00]]) <https://books.google.co.jp/books?id=hnTlAAAAIAAJ>
]FIGCAPTION]

> TIME Under the Standard Time Ordinance, the time for the Colony is at present fixed at seven hours and thirty minutes in advance of Greenwich Mean Time, and is near as practicable to the correct sun time. Kuching + 09 minutes Bintulu - 2 minutes Lawas - 11 minutes Kuching, Sarawak — Daylight particulars. 1. There is a difference of only two minutes between the shortest and the longest day in 1949 i.e. 12 hours 06 minutes and 12 hours 08 minutes. 2. The earliest Sunrise and
]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[314] [CITE[Colonial Reports Report on Sarawak - Google ブックス]] 
([TIME[1950][year:1950]],
[TIME[2017-12-03 00:56:43 +09:00]]) <https://books.google.co.jp/books?id=uC0dAAAAIAAJ&q=sarawak+standard+time&dq=sarawak+standard+time&hl=ja&sa=X&ved=0ahUKEwjgnc6F2OvXAhUCVrwKHRdpCjgQ6AEIOTAD>
]FIGCAPTION]

> The Standard Time (Amendment) Ordinance, which altered the Standard Time for Sarawak from seven and a half hours to eight hours in advance of Greenwich Mean Time, and so put an end to certain/ horological difficulties formerly encountered by travellers between the Colony, Brunei, and North Borneo.
]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[319] [CITE[Sailing Directions for Soenda Strait and the Western Coast of Borneo and Off ... - United States. Hydrographic Office - Google ブックス]] 
([TIME[1950][year:1950]],
[TIME[2017-12-03 01:31:29 +09:00]]) <https://books.google.co.jp/books?id=QgQOAQAAIAAJ>
]FIGCAPTION]

> Sarawak uses the standard time of Zone “H” (Greenwich Civil Time plus 8 hours).

> British North Borneo uses the standard time of Zone “H” (Greenwich Civil Time plus 8 hours).

> Brunei uses the standard time of Zone "H" (Greenwich Civil Time plus 8 hours)

]FIG]

- [192] [CITE[MSA - Malaysia Singapore Airlines - Malaysian Airways - Malayan Airways]] ([TIME[2017-09-20 06:44:39 +09:00]]) <http://www.timetableimages.com/ttimages/ml.htm>
-- [194] Malayan Airways
January 1, 1950
--- [193] [CITE[ml50-3.jpg (2464×1340)]] ([TIME[2008-03-23 09:38:07 +09:00]]) <http://www.timetableimages.com/ttimages/complete/ml50/ml50-3.jpg>
-- [216] Malayan Airways
November 1, 1955
--- [127] [CITE[ml55-09.jpg (2223×1269)]] ([TIME[2011-11-12 06:52:49 +09:00]]) <http://www.timetableimages.com/ttimages/ml/ml55/ml55-09.jpg>
]REFS]

** マレーシア標準時

[210] [TIME[1955年][year:1955]]版[CITE[The Laws of the Colony of Singapore]] では、
[[日光節約令]]は[RUBYB[第266章]@en[Chapter 266]]に改番されて収録されていました。
[RUBYB[第2章]@en[Chapter 2]] [CSECTION@en[Interpretation and General Clauses]]
の[RUBYB[第41節2項]@en[Section 41(2)]]では、[[標準時]]が [TZ[+07:30]]
と定義されていました。 [SRC[>>5]]

;; [133] つまり、遅くてもこの時期には、少なくても[[シンガポール]]では、
[[標準時]] = [[夏時刻]] = [TZ[+07:30]] となっていました。

;; [138] [TIME[1957年8月31日][1957-08-31]]、[[マレー連邦]]は[[イギリス]]から独立しました。

;; [149] [TIME[1959年][year:1959]]、英領[[ブルネイ]]は[[英自治領]]となりました。

[55] [[ブルネイ]]の[CITE[法解釈及び一般条項に関する法律]]は、1959年の成立から2001年改訂までのいずれかのタイミングで、
[TZ[+08:00]] (または[[官報]]で告示した時差) を[[標準時]]と規定しています [SRC[>>31]]。

;; [139] [TIME[1963年9月16日][1963-09-16]]、[[マレー連邦]]、
[[シンガポール]]、[[サラワク]]、[[英領北ボルネオ]]が[[マレーシア連邦]]となりました。

[HISTORY[
[165] [[Wikipedia]] は[[東マレーシア]]を[TIME[1963年9月16日][1963-09-16]]から
[TZ[+08:00]] としています [SRC[>>142]]。
根拠は不明で、
建国日に基づく推測値と思われます。
]HISTORY]

[23] 1965年7月10日の新聞報道の連邦政府担当相の話によると、
当時[[サバ州]]と[[標準時]]統一で同意しており、その方法を協議していたようです。
[[サバ州]]政府は、両岸が15分ずつずらして統一することを提案していました。 [SRC[>>24]]

;; [140] [TIME[1965年8月9日][1965-08-09]]、[[マレーシア]]から[[シンガポール]]が独立しました。

[211] 1970年版 [CITE[The Statutes of the Republic of Singapore]] には、
日光節約令が収録されていませんでした。
[[標準時]]の定義は改番されて[RUBYB[第3章]@en[Chapter 3]] [CITE[Interpretation Act]]
[RUBYB[第52条2項]@en[Section 52(2)]]となっていました。 [SRC[>>5]]

;; [212] このことから、1955年と1970年の間に日光節約令が廃止されたと考えられますが、
いつなのかは不明です [SRC[>>7]]。

[183] [[Wikipedia]] は1970年に[[シンガポール]]が [TZ[+07:30]] 
を[[通年夏時間]]から[[標準時]]に改めた [SRC[>>117]] としていますが、
この[[廃止]]のことを指していると思われます。

;; [77] [TIME[1974年][year:1974]]、[[新南群島]]の一部を[[マレーシア]]が領有を宣言しました。
[[サバ州]]に編入されました。

[38] [TIME[1977年][year:1977]]、[[シンガポール]]では更に[[時刻]]を早めることが提案されましたが、
合意は得られませんでした [SRC[>>39]]。

[280] [[Time Changes]] の [[BRUNEI]] は、
[[標準時]]を [TZ[+08:00]] としていました [SRC[>>1256]]。

-*-*-

[196] [TIME[1982年1月1日][1982-01-01]]、[[西マレーシア]] = [[マレー半島]]と[[シンガポール]]は、
[[標準時]]を [TZ[+08:00]] に改めました [SRC[>>10, >>11, >>184]]。

[202] [TIME[1981年][year:1981]] [SRC[>>5]]、[[マレーシア]]政府は東西[[マレーシア]]の[[標準時]]を統一することに決定しました。
[[マレーシア]][[法律]]第261号[CITE[[RUBYB[1981年マレーシア標準時法]@en[Malaysian Standard Time Act 1981]]]]として
[TIME[1981年12月28日][1981-12-28]]に制定されました [SRC[>>299]]。

;; [302] [[標準時]]を定義していた既存の法令 (法令の解釈に関する法律・政令)
の次の部分が廃止されています [SRC[>>299]]。
[FIG(list)[
= Section 37 of the Interpretation and General Clauses Ordinance 1948
[M.U. Ord. 7 of 1948]
= Definition of ―standard time‖ in subsection 3(1) of the Interpretation Ordinance
of Sarawak [Cap. 1]
= Section 37 of the Interpretation and General Clauses Enactment 1963 of
Sabah [En. 34 of 1963]
= Section 10 of the Interpretation Act 1967 [Act 23 of 1967]
]FIG]

[331] この[[改正]]は、[[マレーシア]]国内に30分の[[時差]]があるための不便と混乱を解消するために行われました。
[[東マレーシア]]の [TZ[+08:00]] が採用されたのは、[[日光節約効果がある][通年夏時刻]]ことと、
[[UTC]] と整数[[時差]]であることが理由でした。 [SRC[>>330]]

[335] [TIME[1981年12月4日][1981-12-04]]、
[[マレーシア]]連邦政府の[[副首相]]の
[[Datuk Musa Hitam]]
は、
[TIME[翌年][1982-01-01]]から[RUBYB[サバ・サラワク時間][Sabah/Sarawak time]]を採用し[[マレーシア標準時]]を統一することを発表しました。
[SRC[>>500, >>334]]

[332] 
[[マレーシア]][[首相]]の
[[Dato’ Mohamed Nasir]] は、
[TIME[1981年12月18日][1981-12-18]]に[[マレーシア]]の[RUBY[[[元老院]]][Dewan Negara]@en[House of Lords]]に、
[TIME[21日][1981-12-21]]に[[マレーシア]]の[RUBY[[[衆議院]]][Dewan Rakyat]@en[House of Representatives]]に
[CITE[The Malaysian Standard Time Bill]] を提出しました。
法案は原案通り承認され、
[TIME[28日][1981-12-28]]に[[国王]] [[Yang di-Pertuan Agong]]
により[[公布]]、
[TIME[29日][1981-12-29]]に[[官報]]に掲載されました。 [SRC[>>330]]

[128] [[シンガポール]]の [[MINISTRY OF TRADE AND INDUSTRY]] の
[TIME[1981年12月20日13時0分][1981-12-20T13:00]]付け[[報道発表]]によると、
[[シンガポール]]訪問中の[[マレーシア]][[首相]] [[Dato Seri Dr Mahathir Mohamad]]
から[[シンガポール]]の[[首相]]に[[マレーシアの標準時]]変更の通知があり、
[[シンガポール]]も追随することとなりました。
[CITE[Interpretation Act]] に基づく[[官報告示]]により
[TIME[1981年12月31日23時30分][1981-12-31T23:30]]をもって[TIME[翌年][1982-01-01]]に移行する、
関係国際機関にも通報する、とあります。 [SRC[>>124, >>126]]

[243] [TIME[1981年12月31日][1981-12-31]]付け[[シンガポール]]政府[RUBYB[官報告示]@en[Gazette Notification]] S 392/81
により[[シンガポールの標準時]]は改正されました [SRC[>>5]]。

[244] [[マレーシア]]法でも[[シンガポール]]法でも、 [[GMT]] 
の[TIME[前日16時][1981-12-31T16:00Z]]をもって[TIME[1982年1月1日の開始][1982-01-01T00:00+08:00]]とされました [SRC[>>299, >>305]]。
[[東マレーシア]]では元の時刻から変更なしですが、
[[西マレーシア]]および[[シンガポール]] ([[マレー半島]]) については、
[TIME[1981年12月31日23時30分][1881-12-31T23:30+07:30]]に30分進め、
[TIME[翌日0時][1882-01-01T00:00+08:00]]とした [SRC[>>1, >>142]] こととなります。

[333] 
[[マレーシア]]の[[クアラルンプル]]の
Selangor State Secretariat building の[RUBYB[[[時計塔]]]@en[clock tower]]では、
[[Ching Hin Sian]] ら5人が [TIME[22:30][1981-12-31T22:30+07:30]]から[[時刻]]調整を始めました。
[[Radio Malaysia]] の[[時報]]を聞きながら作業を進め、
[TIME[23:30][1981-12-31T23:30+07:30]] には [[Radio Malaysia]]
と同時に 0時の鐘が鳴らされました。 [SRC[>>334 (作業中の写真あり)]]

[HISTORY[
[303] [TIME[1月1日6時0分][1982-01-01T06:00+07:30]]に30分進めて[TIME[6時30分][1982-01-01T06:30+08:00]]とした [SRC[>>142]] とするものもありますが、
根拠は不明で、標準時法とも矛盾しています。
]HISTORY]

[180] [[tzdata]] の [CODE[Asia/Kuala_Lumpur]] と [CODE[Asia/Singapore]]
は、[TIME[1982年1月1日][1982-01-01]]を境に [TZ[+08:00]] としています [SRC[>>184 (出典 >>5)]]。

[153] [[シンガポール]]については、
[TIME[グリニッジ平均時1981年12月31日16時][1981-12-31T16:00Z]]が
[TIME[翌1月1日0時][1982-01-01T00:00+08:00]]となった [SRC[>>5]] といいます。

[HISTORY[
[123] [[Shanks]] の [[MALAYSIA]] の #1 ([[Sarawak]], [[Sabah]], [[Labuan]] ''以外'')
と [[SINGAPORE]] は、
[TIME[1982年5月1日0時0分][1982-05-01T00:00]]から [TZ[+08:00]]
としています [SRC[>>111]]。
根拠は不明です。
]HISTORY]

;; [150] [TIME[1984年1月1日][1984-01-01]]、[[英自治領ブルネイ]]は独立して[[ブルネイ・ダルサラーム国]]となりました。

[213] 1985年版 [CITE[The Statutes of the Republic of Singapore]] では、
[[標準時]]の定義は改番されて[RUBYB[第1章]@en[Chapter 1]] [CITE[Interpretation Act]]
[RUBYB[第52節2項]@en[Section 52(2)]]となりました。 [SRC[>>5]]

-*-*-

[307] [TIME[1992年3月25日][1992-03-25]]に1990年版として[[シンガポール]]の[[告示]] S 392/81
[CITE[Singapore Standard Time Notification]] が改正されています [SRC[>>305]]。

;; オリジナルとの差は不明ですが、おそらく内容的にそれほど違っていないものと思われます。

[173] [TIME[1992年8月5日][1992-08-05]]以来、
[[マレーシア]]では、
[[内閣]]の委託により [[National Metrology Laboratory]] ([[Sirim]]) 
が[[保時]]を担当しています。 [[SIRIM]] の保持する[[原子時計]]に基づき現示されている[[時刻]]は
[DFN[UTC(NMLS)]] と呼ばれています。 [SRC[>>174]]

;; [175] [[Wikipedia]] は[TIME[1990年1月1日][1990-01-01]]以来としています [SRC[>>142]]。

[507] 
なお[[マレーシア]]では[[グレゴリオ暦]]・[[西暦]]のほか、
[[イスラム暦]]も使われています。
かつては[[即位紀年]]が使われたようですが、
現在も使われているかは不明です。
[SEE[ [[マレーシア暦]] ]]

[344] 現在[[シンガポール]]では、
[[National Metrology Centre]] ([[NMC]]) [[Time & Frequency Laboratory]]
が[[保時]]、[[報時]]を担当しています。 [SRC[>>340]]

[345] [[NMC]] の保持する[[原子時計]]と [[BIPM]] を通じた国際比較の結果[[シンガポール]]で
[TIME[1997年][year:1997]]以来現示されている[[時刻]]は [DFN[UTC(SG)]] と呼ばれています 
[SRC[>>340]]。[[シンガポール標準時]]は [[UTC(SG)]] に8時間を加えたものとされています
[SRC[>>340]]。

[346] [[シンガポール標準時]]は、
Network Time Service (NeTS) と呼ばれる [[Time protocol]], [[Daytime protocol]],
[[NTP]] による配布や、
Automated Computer Time Service (ACTS) と呼ばれる[[電話線]]を用いて[[アナログモデム]]で受信する無料[[電話]]サービスにより国内に[[配布][報時]]されています [SRC[>>340]]。

-*-*-

[214] 1999年版 [CITE[The Statutes of the Republic of Singapore]] では、
[[標準時]]の定義は改番されて[RUBYB[第1章]@en[Chapter 1]] [CITE[Interpretation Act]]
[RUBYB[第51節2項]@en[Section 51(2)]]となりました [SRC[>>5]]。
2000年版 [CITE[Subsidiary Legislation]] でも Chapter 1, Section 51(2) にあります [SRC[>>5, >>304 = 現行版]]。

[308] [TIME[2000年8月31日][2000-08-31]]に[[シンガポール]]の[[告示]] S 392/81
[CITE[Singapore Standard Time Notification]] が改正されています [SRC[>>218]]。
以前の版にあった旧時刻との関係が置き換えられて、「[[GMT]] より8時間進んでいる」
という規定になっています。

;; この改正が >>214 の2000年版法令集と同時なのか、前後どちらなのかは不明です。

[309] [TIME[2001年7月25日][2001-07-25]]議会通過、[TIME[30日][2001-07-30]]制定の[[シンガポール]]の
[CITE[Statutes (Miscellaneous Amendments and Repeal) Act 2001]]
により、[[シンガポール]]の [CITE[Interpretation Act]]
[RUBYB[第51節2項]@en[Section 51(2)]]が改正されました [SRC[>>306]]。
[[GMT]] 基準から [[UTC]] 基準に置き換えられると共に、
[[UTC]] との[[時差]]が[[大統領]]の[[官報]]の[[告示]]によって変更できる旨の記述が追加されています。

;; [310] 改正の予定も無さそうで、[[夏時刻]]の機運があるわけでもなく、
なぜ追加されたのかは謎です。なお今回は法律の解釈に関する法律が直接改正され、
元の官報告示が廃止されたわけでも無いようなのですが、その意味するところはよくわかりません。

[312] [[マレーシア]]の[[サラワク州]]の
[CITE[Interpretation Ordinance , 2005]] には[[時刻]]を原則
[[standard time]] と解釈するとの規定がありますが、
その[[標準時]]自体の定義は含まれていません [SRC[>>313]]。

[316] [[インドネシア領ボルネオ]]でも、
一部で[[サラワク]]の[[標準時]] [TZ[+08:00]] が越境して用いられているようです。

;; [[インドネシアの標準時]]を参照。

[REFS[
- [28] [CITE[Newspaper Article - Malaya Finished With "Tokyo Time" - The Straits Times, 7 September 1945, Page 1]] ([TIME[2016-07-08 01:39:50 +09:00]]) <http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19450907-1.2.3.aspx>
- [36] [CITE[Newspaper Article - 砂朥越標準時間將與婆羅洲相同 - 南洋商报 (Nanyang Siang Pau), 16 August 1949, Page 7]] ([TIME[2016-07-08 10:56:53 +09:00]]) <http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/nysp19490816-1.2.30.11.aspx>
- [56] [CITE[Sarawak Gazette]] (November 7th, 1949,
[TIME[2013-06-17 17:44:34 +09:00]]) <http://www.pustaka-sarawak.com/gazette/gazette_uploaded/1371429874.pdf#page=19>
- [100] [CITE[Newspaper Article - 砂拉越標準時間奉命改早半小時]] (南洋商报, 3 May 1950, Page 8 [TIME[2017-03-20 20:46:35 +09:00]]) <http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/nysp19500503-1.2.34.9>
- [24] [CITE[Newspaper Article - Sabah agrees to standard Malaysian time - The Straits Times, 10 July 1965, Page 6]] ([TIME[2016-07-08 01:17:04 +09:00]]) <http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19650710-1.2.39.aspx>
- [39] [CITE[Newspaper Article - The Straits Times says...]] ([TIME[2016-07-08 11:08:26 +09:00]]) <http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19811211-1.2.81.aspx>
- [299] [CITE[Act 261 MALAYSIAN STANDARD TIME ACT 1981]]
[TIME[1981年12月28日][1981-12-28]]勅裁、[TIME[1981年12月29日][1981-12-29]]官報公示
-- [TIME[2001年][year:2001]]第1時再刷
-- [301] [TIME[2006年1月1日][2006-01-01]]第2次再刷 ([TIME[2015-08-13 17:12:37 +09:00]]) <http://www.agc.gov.my/agcportal/uploads/files/Publications/LOM/EN/Act%20261.pdf>
-- [300] [TIME[2011年12月1日][2011-12-01]]第3次再刷 ([TIME[2015-08-13 17:12:37 +09:00]]) <http://www.agc.gov.my/agcportal/uploads/files/Publications/LOM/EN/Act%20261%20-%20Malaysian%20Standard%20Time%20Act%201981.pdf>
- [1256] [[Time Changes]] (1982)

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[317] [CITE[Our Sarawak - Persatuan Kesusasteraan Sarawak - Google ブックス]] 
([TIME[1983][year:1983]],
[TIME[2017-12-03 01:19:29 +09:00]]) <https://books.google.co.jp/books?id=3AgdAAAAMAAJ>
]FIGCAPTION]

> night but in Sibu everybody swore by the time according to his own watch and it was impossible to get people to be punctual at all. The D.O. of Sibu finally got fed up with this, as the following report testifies: "It seems difficult to ascertain the correct time of day in Sibu for the simple reason that so many people are having their own version of the time. It is evident that in the absence of such a standard time signal confusion is bound to occur.
]FIG]

- [111] [[Shanks]] (2003)
- [184] [CITE@en[tz/asia at master · eggert/tz]] ([TIME[2017-10-31 00:28:57 +09:00]]) <https://github.com/eggert/tz/blob/master/asia#L2038>
- [152] [CITE@en[File:Malaysia tree diagram.svg - Wikipedia, the free encyclopedia]] ([TIME[2016-06-10 22:27:02 +09:00]]) <https://en.wikipedia.org/wiki/File:Malaysia_tree_diagram.svg>
- [11] [CITE@zh[新加坡標準時間 - 维基百科,自由的百科全书]]
([TIME[2015-08-27 13:23:11 +09:00]] 版)
<https://zh.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E5%8A%A0%E5%9D%A1%E6%A8%99%E6%BA%96%E6%99%82%E9%96%93>
- [10] [CITE@en[Singapore Standard Time - Wikipedia, the free encyclopedia]]
([TIME[2015-08-22 06:13:06 +09:00]] 版)
<https://en.wikipedia.org/wiki/Singapore_Standard_Time>
- [142] [CITE@en[Time in Malaysia - Wikipedia, the free encyclopedia]] ([TIME[2014-08-30 03:46:32 +09:00]] 版) <http://en.wikipedia.org/wiki/Time_in_Malaysia>
- [1] [CITE@zh[马来西亚标准时间 - 维基百科,自由的百科全书]]
([TIME[2015-08-27 13:23:11 +09:00]] 版)
<https://zh.wikipedia.org/wiki/%E9%A9%AC%E6%9D%A5%E8%A5%BF%E4%BA%9A%E6%A0%87%E5%87%86%E6%97%B6%E9%97%B4>
- [16] [CITE@ja[マレーシア標準時 - Wikipedia]]
([TIME[2015-12-13 12:20:24 +09:00]] 版)
<https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%82%A2%E6%A8%99%E6%BA%96%E6%99%82>

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[118] [CITE@en[UTC+07:20 - Wikipedia, the free encyclopedia]]
( ([TIME[2016-05-03 17:06:03 +09:00]]))
<https://en.wikipedia.org/wiki/UTC%2B07:20>
]FIGCAPTION]

> UTC+07:20 was used as daylight saving time in Singapore between 1933 and 1941.'''['''1''']''' On midnight January 1st, 1933,'''['''2''']''' people in Singapore switched from UTC+07:00 to UTC+07:20 when clocks were turned forward 20 minutes. This time was used till midnight of September 1st, 1941'''['''3''']''' when UTC+07:30 started to be used.

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[117] [CITE@en[UTC+07:30 - Wikipedia, the free encyclopedia]]
( ([TIME[2016-05-27 01:15:04 +09:00]]))
<https://en.wikipedia.org/wiki/UTC%2B07:30>
]FIGCAPTION]

> UTC+07:30 was used both as daylight saving time as well as its Standard Time later in Singapore. Between 1941 and 1942 before the Japanese occupation, and from 1945 to 1970 after the occupation, Singapore used UTC+07:30 as its daylight saving time. It was later in 1970 that Singapore decided to declare UTC+07:30 as its Singapore Standard Time.

]FIG]

- [267] [CITE@en[Where is the Geographical Origin of Coordinates of Singapore?]] ([[Helmer Aslaksen]] 著, [TIME[2012-06-28 12:38:12 +09:00]] 版) <http://www.math.nus.edu.sg/aslaksen/teaching/origin.html>

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[255] [CITE[FCO 141/17114: Singapore: standard time in Borneo - migrated …]]
( ([TIME[2016-06-15 00:24:44 +09:00]]))
<http://www.nas.gov.sg/archivesonline/private_records/record-details/49e7a495-662e-11e4-859c-0050568939ad>
]FIGCAPTION]

> Covering Date:
> 01/01/1947-31/12/1947
> Scope and Content:
> Letters from the Colonial Office expressing a hope that the time zones in Borneo will be standardised. At the present North Borneo and Brunei are on Hong Kong time whilst Sarawak is on Singapore time. Because of the geography of the island, anomalies do occur especially in the Brunei Bay area.  Other letters details the reasons for the different zones. The Chief Civil Affairs Officer in Malaya suggests that Sarawak should also conform to Hong Kong time and notes the fact that the three British territories would be then out of step with Dutch Borneo is immaterial. However the officials in Sarawak disagreed.

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[256] [CITE[Singapore Chamber of Commerce Annual Report, 1926 to 1933]]
( ([TIME[2016-06-15 00:30:14 +09:00]]))
<http://www.nas.gov.sg/archivesonline/private_records/record-details/23845001-bdf4-11e3-927b-0050568939ad>
]FIGCAPTION]

> This volume contains reports of the various committees, the half-yearly general meetings and the annual general meetings of the Chamber and its Rubber Association. Subjects include [INS[...]] Daylight Saving Scheme

]FIG]

- [124] [CITE@en-US[PRESS RELEASE ON TIME ZONE ADJUSTMENT, 1981 | Archivist Pick of the Week]] ([TIME[2017-10-30 00:07:43 +09:00]]) <http://www.nas.gov.sg/blogs/archivistpick/time-zone-adjustment/>
- [125] [CITE[TIME ZONE ADJUSTMENT]] ([TIME[2017-10-30 00:08:47 +09:00]]) <http://www.nas.gov.sg/archivesonline/speeches/record-details/7b34212e-115d-11e3-83d5-0050568939ad>
- [126] ([TIME[2017-10-30 00:08:56 +09:00]]) <http://www.nas.gov.sg/archivesonline/data/pdfdoc/985-1981-12-20.pdf>

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[500] 
[CITE[綱紀粛正に賭ける新政権 : 1981年のマレーシア]],
[[木村陸男]],
[CITE[アジア・中東動向年報]] 1982年版, pp. [311]-344, [TIME[1982][year:1982]]
<https://ir.ide.go.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=39197&item_no=1&attribute_id=26&file_no=1>
]FIGCAPTION]

PDF 7ページ

> [SNIP[]] こうした州政府の窮状に
対し, ムサ副首相はサバ訪問時に, [SNIP[]]
サバ・サラワク時間のマ
レーシア標準時としての採用などの名目的譲歩を
発表したに過ぎず,

PDF 21ページ

>12月
[SNIP[]]
> 4日 ▷マレーシア標準時の統一――ムサ副首相は, 来
年初めよりサバ・サラワク時間を採用と発表。
]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[305] [CITE@en[Singapore Statutes Online - 1 - Singapore Standard Time Notification]] ([TIME[2016-06-21 22:27:34 +09:00]]) <http://statutes.agc.gov.sg/aol/search/display/view.w3p;page=0;query=DocId%3A%22d7b6c611-bddc-4ee0-a640-d632c4ed750a%22%20Status%3Ainforce%20Depth%3A0%20ValidTime%3A19920325000000%20TransactionTime%3A20160621000000;rec=0#>
]FIGCAPTION]

> INTERPRETATION ACT
(CHAPTER 1, SECTION 52(2))
> SINGAPORE STANDARD TIME NOTIFICATION
> N 1
> G.N. No. S 392/1981
> REVISED EDITION 1990
(25th March 1992)
[31st December 1981]
> Citation
> 1.  This Notification may be cited as the Singapore Standard Time Notification
Standard time
> 2.  The standard time in Singapore shall, with effect from 4 o’clock, Greenwich mean time, in the afternoon of 31st December 1981, be 8 hours in advance of Greenwich mean time.

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[218] [CITE@en[Singapore Statutes Online - 1 - Singapore Standard Time Notification]] ([TIME[2016-06-21 22:29:13 +09:00]]) <http://statutes.agc.gov.sg/aol/search/display/view.w3p;page=0;query=DocId%3A%22d7b6c611-bddc-4ee0-a640-d632c4ed750a%22%20Status%3Ainforce%20Depth%3A0%20ValidTime%3A20000831000000%20TransactionTime%3A20160621000000;rec=0#>
]FIGCAPTION]

> INTERPRETATION ACT
(CHAPTER 1, SECTION 51(2))
> SINGAPORE STANDARD TIME NOTIFICATION
> N 1
> G.N. No. S 392/1981
> REVISED EDITION 2000
(31st August 2000)
[31st December 1981]
> Citation
> 1.  This Notification may be cited as the Singapore Standard Time Notification.
Standard time
> 2.  The standard time in Singapore shall be 8 hours in advance of Greenwich mean time.
> [G.N. No. S 392/81]
]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[304] [CITE@en[Singapore Statutes Online - 1 - Interpretation Act]] ([TIME[2016-06-21 22:12:00 +09:00]]) <http://statutes.agc.gov.sg/aol/search/display/view.w3p;ident=c7b4d92e-2d78-4ec9-a3bb-9fd5db32a755;page=0;query=DocId%3A%22d941b6c1-05c5-44e6-bd77-dfbb48c7b95c%22%20Status%3Apublished%20Depth%3A0%20%20TransactionTime%3A20160609000000;rec=0#pr51-he-.>
]FIGCAPTION]

> (2)  “Standard time” means standard time as used in Singapore, namely, 8 hours, or such other period as may from time to time be determined by the President by notification in the Gazette, in advance of Greenwich mean time.
]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[306] [CITE@en[Singapore Statutes Online - 26 - Statutes (Miscellaneous Amendments and Repeal) Act 2001]] ([TIME[2016-06-21 22:42:00 +09:00]]) <http://statutes.agc.gov.sg/aol/search/display/view.w3p;orderBy=relevance;page=0;query=DocId%3A%22e08e0a72-8784-41f6-98ec-af3efa1cec99%22%20Status%3Apublished%20Depth%3A0%20TransactionTime%3A20160621000000;rec=0#pr2-he-.>
]FIGCAPTION]

> Amendment of Interpretation Act
> 2.  Section 51 of the Interpretation Act (Cap.1, 1999 Ed.) is amended by deleting subsection (2) and substituting the following subsection:
>> “(2)  “Standard time” means standard time as used in Singapore, namely, 8 hours, or such other period as may from time to time be determined by the President by notification in the Gazette, in advance of Coordinated Universal Time.”.

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[217] [CITE@en[Singapore Statutes Online - 1 - Interpretation Act]]
( ([TIME[2016-06-14 17:09:09 +09:00]]))
<http://statutes.agc.gov.sg/aol/search/display/view.w3p;ident=d5ae9a5a-a0c3-4dae-8cce-cb15a09ba183;query=Status%3Acurinforce%20Type%3Aact,sl%20Content%3A%22standard%22%20Content%3A%22time%22;rec=1;resUrl=http%3A%2F%2Fstatutes.agc.gov.sg%2Faol%2Fsearch%2Fsummary%2Fresults.w3p%3Bquery%3DStatus%253Acurinforce%2520Type%253Aact,sl%2520Content%253A%2522standard%2522%2520Content%253A%2522time%2522#HIT7>
]FIGCAPTION]

> (2)  “«Standard «time” means «standard «time as used in Singapore, namely, 8 hours, or such other period as may from «time to «time be determined by the President by notification in the Gazette, in advance of Coordinated Universal «Time.
> '''['''26/2001''']'''

]FIG]

- [313] [CITE[INTERPRETATION ORDINANCE, 2005 Incorporating all amendments up to 30th June, 2010]] ([TIME[2012-01-10 11:37:25 +09:00]]) <http://lawnet.sarawak.gov.my/lawnet_file/Ordinance/ORD_Cap61%20watermark.pdf>
- [5] [CITE@en[Why is Singapore in the “Wrong” Time Zone?]]
([[Helmer Aslaksen]] 編, [[Mok Ly Yng]] 著, [TIME[2012-06-28 12:38:12 +09:00]] 版)
<http://www.math.nus.edu.sg/aslaksen/teaching/timezone.html>
- [177] [CITE@en[Time Zones in Malaysia]] ([[Helmer Aslaksen]]著, [TIME[2012-06-28 12:38:12 +09:00]]) <http://www.math.nus.edu.sg/aslaksen/teaching/timezone-old.html>
- [174] [CITE[About The Malaysian Standard Time Service]] ([TIME[2014-01-09 10:28:21 +09:00]]) <http://mst.sirim.my/about.htm>
- [501] [CITE@en-gb[Malaysia Standard Time - National Metrology Institute Of Malaysia]] ([TIME[2019-02-17 18:16:58 +09:00]]) <http://www.nmim.gov.my/index.php/info/malaysia-standard-time.html>

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[130] [CITE@ja[シンガポールの時差について - アジア | 【OKWAVE】]]
( ([TIME[2016-06-03 23:59:12 +09:00]]))
<http://okwave.jp/qa/q5053521.html>
]FIGCAPTION]

>  政治的理由ですが、ボルネオ島ではマレーシアとインドネシアの
国境紛争が頻発しています。ここでインドネシアと同じ GMT+7 を
採用すると、マレーシアがボルネオ島を使わせてもらっていると
いう雰囲気になります。それを避け、あくまでインドネシアとは
違う国だとアピールするには、GMT+8 が都合よかったのでしょう。

]FIG]

;; [197] 
[[インドネシア]]の[[スマトラ島]]や[[ジャワ島]]は確かに [TZ[+07:00]]
ですが、[[カリマンタン島]] ([[ボルネオ島]]) は[TIME[1988年][year:1988]]まで
[TZ[+08:00]] で、[TIME[1988年][year:1988]]以後西部が [TZ[+07:00]]
に移行したものの東部は [TZ[+08:00]] のままです。
[TZ[+07:00]] を使うと[[インドネシア]]、
[TZ[+08:00]] を使うと[[マレーシア]]という図式はまったく成り立ちません。

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[220] [CITE[ボルネオ]]
( ([TIME[2011-08-24 01:38:26 +09:00]]))
<http://tombi00.sakura.ne.jp/malay/boruneo01.htm>
]FIGCAPTION]

> このほか、合併後の標準時は、北ボルネオを基準にすることも取り決められた。マレー半島側の標準時が、同経度にあるタイと異なっているのも、この取り決めによる。
>   こうした取り決めで、サバとサラワクはマレーシアの一部として独立した。

]FIG]

;; [154] 
[[標準時]]の統一が実現したのは建国からかなり経ってからのことですし、
建国直後に東西両方の[[標準時]]を改正して統一することを[[サバ州]]側が提案した
(>>23) というくらいですから、これはなかなか疑わしい。

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[252] [CITE@ja[【リー・クアンユー氏死去】マハティール元首相が追悼文 「親しい友人だったと言えない」 - 産経ニュース]]
( ([[SANKEI DIGITAL INC.]]著, [TIME[2016-01-25 16:08:07 +09:00]]))
<http://www.sankei.com/world/news/150327/wor1503270035-n1.html>
]FIGCAPTION]

> マハティール氏は、リー氏との交流を振り返り、両国の標準時の統一で協力した以外は「ほとんどの問題で私たちは合意できなかった」と指摘。

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[253] [CITE[自叙伝自叙伝 リー・クアンユー回顧録〈下〉―ザ・シンガポールストーリー]]
( ([[自叙伝紹介人]]著, [TIME[2016-06-14 20:56:58 +09:00]]))
<http://jijyodenjijyoden.jp/blog-entry-572.html>
]FIGCAPTION]

> 1981年12月に、マハティールは国内を一つの時間帯に統一するため、マレー半島の標準時を変更し(マレーシア標準時)、リーもこれに同調した。マハティールとの関係は1982年以降非常に良いものとなった。

]FIG]

[257] [CITE[DAYLIGHT SAVING]]
( ([TIME[2016-06-15 00:31:19 +09:00]]))
<http://www.nas.gov.sg/archivesonline/government_records/record-details/8e8b264b-1159-11e3-83d5-0050568939ad>

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[20] [CITE@en[Why do Malaysia (mainland) and Singapore not share the same time zone as Thailand and Indonesia? - Quora]]
( ([TIME[2016-06-20 22:16:21 +09:00]]))
<https://www.quora.com/Why-do-Malaysia-mainland-and-Singapore-not-share-the-same-time-zone-as-Thailand-and-Indonesia>
]FIGCAPTION]

> Because of this guy:-
> The 4th Prime Minister of Malaysia, Tun Mahathir.
> It is understandable why he want to standardise the Peninsular (West Malaysia) time zone and the East Malaysia time zone, but what puzzle me is why the time is aligned to East Malaysia time. 
> I mean, why doesn't he take the mid time between WM and EM? Why doesn't he request all states aligned to the Kuala Lumpur time zone ? My parent's generation rarely talks about the rationality behind this. I guess it does not worth the effort to question THE MAHATHIR on this issue. So, everyone just shut up and accept his decision.

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[31] [CITE[INTERPRETATION AND GENERAL CLAUSES (CHAPTER 4)]]
([TIME[2005-08-15 17:34:31 +09:00]])
<http://www.commonlii.org/bn/legis/iagc4378/>
]FIGCAPTION]

> “standard time” means 8 hours in advance of Greenwich mean time,or such other period in advance of Greenwich mean time as His Majesty in Councilmay by Order signified in the Gazette prescribe;

]FIG]

- [334] [CITE[Chronicle of Malaysia: Fifty Years of Headline News, 1963-2013 - Google ブックス]] ([TIME[2018-02-12 00:27:47 +09:00]]) <https://books.google.co.jp/books?id=md9UAgAAQBAJ&pg=PA156&lpg=PA156>
- [330] [CITE[The Change of Malaysian Standard Time: A Motion and Debate in the Malaysian Parliament]] ([TIME[2018-01-21 16:03:11 +09:00]]) <http://hrmars.com/hrmars_papers/The_Change_of_Malaysian_Standard_Time_A_Motion_and_Debate_in_the_Malaysian_Parliament.pdf>
- [340] [CITE@en-US[National Metrology Centre (NMC) > Science and Technology > Time & Frequency]]
([TIME[2018-03-09 00:30:19 +09:00]])
<https://www.a-star.edu.sg/nmc/Science-and-Technology/Time-Frequency>

]REFS]

* 中国時間説

[352] 
[[シンガポール]]が[[通年夏時刻]]を採用している理由について、
経済的理由から[[中国]]や[[香港]]と揃えていると主張する人が多いです。
しかしその主張の明確な根拠を示しているものはありません。

[353] 
[[英国]]が強制したと主張する人もいますが
[SRC[>>73, >>349]] ([[シンガポール]]と[[香港]]はともに旧[[英領]]だったからということでしょうか)、
[[シンガポール]]の現[[標準時]]採用は[[独立]]後ですから、
明確な誤りです。

[354] 
[TIME[1982年][year:1982]]の[[シンガポールの標準時]]改正は[[西マレーシア]]追随が理由とされており、
西[[マレーシアの標準時]]改正は東西マレーシアの[[時差撤廃]]が理由とされています。
[TIME[1950年][year:1950]]に[[東マレーシア]]が [TZ[+08:00]] で統一されたのは、
それが[[地理的に自然だったから][地理的標準時]]です。
[TIME[1904年][year:1904]]に[[東マレーシア]]の一部に当たる旧[[英領北ボルネオ]]の[[標準時]]として
[TZ[+08:00]] が採用されたのは[[香港の標準時]]制定がきっかけでしたが、
さすがにそれを根拠に[[シンガポール]]を云々と議論するのは無理筋でしょう。

[355] 
[[中国]]、[[香港]]、[[華僑]]が云々というのは、
[[シンガポール]]にとって現[[標準時]]が好ましい理由、
再変更しない理由ではあるかもしれませんが、
現[[標準]]を選んだ理由としては誤りです。

[REFS[

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[182] [CITE@ja[東南アジアよもやま情報-2|シンガポール通信]]
( ([TIME[2016-06-14 12:17:52 +09:00]]))
<http://ameblo.jp/aoki1981/entry-10371172656.html>
]FIGCAPTION]

> シンガポールは香港(東経114度)との競争を意識して同じ「UTC+8」の時間帯をあえて使っているという話しを良く聞きます

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[73] [CITE@ja[タイとマレーシアの時差の謎にせまる]]
([TIME[2016-10-31 20:53:12 +09:00]])
<http://malaya.link/archives/149>
]FIGCAPTION]

> マレーシアの時差は日本とは1時間
タイは2時間
タイと西マレーシアは経度は同じ。
西マレーシアと東マレーシアは経度が15度
違うのに時差はない。
香港、台湾も同じ。
なぜそうなったのかは、
よくわからないが、
中国系の人とイギリス支配の影響か。

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[74] [CITE@ja[今頃、納得!マレーシア時差の謎|ペナンの家計簿 ~5歳♀2歳♂と駐在1年の記録~]]
([TIME[2016-10-31 22:49:33 +09:00]])
<http://ameblo.jp/shu-penang/entry-11085584449.html>
]FIGCAPTION]

> で、この強引過ぎる時差のずれは、シンガポールも同じ(-1時間)で、
どうやら、チャイニーズの経済的理由から、中国、香港などに合わせている、らしい。
華僑の多いシンガポールならまだしも、
マレーシアも同じなんて、なんかよく分からないけど、

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[72] [CITE@ja[シンガポール会社設立のメリット : シンガポール会社設立.com]]
([TIME[2016-10-18 01:06:36 +09:00]])
<http://xn--mckva9i6bub6c9584a3p2dd6ce76c.com/archives/cat_930046.html>
]FIGCAPTION]

> 三つ目に、時差の少なさも挙げられるかも知れません。シンガポール政府は意図的にシンガポール時間を中国時間に合わせており、シンガポール⇔中国間のビジネスを応援しています。

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[75] [CITE@ja[海外投資の知恵袋 » 【教科書通りにいかない!?タイとマレーシアの時差の謎】]]
([TIME[2016-10-31 22:53:23 +09:00]])
<http://academy-global-investment.com/pearls_of_wisdoms/%E3%80%90%E6%95%99%E7%A7%91%E6%9B%B8%E9%80%9A%E3%82%8A%E3%81%AB%E3%81%84%E3%81%8B%E3%81%AA%E3%81%84%EF%BC%81%EF%BC%9F%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%81%A8%E3%83%9E%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%81%AE/>
]FIGCAPTION]

> この状態では、シンガポール市場が
開くのが香港より1時間遅れてしまい、
香港から、金融都市として
遅れをとってしまう・・・
そんな思惑があり、
シンガポールは、香港に合わせて、
日本との時差が1時間にしているそうです。
また、シンガポールから強く影響を受ける
マレーシアも、シンガポールと同じ時間に
合わせているみたいなのですね。。。

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[110] [CITE[ベトナム・ホーチミンの時差 | ホーチミン観光情報ガイド]]
([TIME[2017-10-26 16:19:40 +09:00]])
<https://www.hcm-cityguide.com/c/basic/s/visiting-information/articles/25>
]FIGCAPTION]

> ちなみに、シンガポールは日本から見ると、ベトナムよりも離れています。にも関わらず、日本との時差はたったの1時間。
> これは、シンガポールが香港時間に合わせて時差を設定したためと言われています。金融がらみの問題です。

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[348] [CITE@ja[なぜ、タイと日本の時差は2時間なのに、シンガポールとの時差は1時間だけなのか。]]
([TIME[2018-07-04 14:22:50 +09:00]])
<https://singapore.jpdesk.net/%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB-%E6%A8%99%E6%BA%96%E6%99%82%E9%96%93-%E6%99%82%E5%B7%AE-1%E6%99%82%E9%96%93/>
]FIGCAPTION]

> もちろん、マレーシアが標準時刻を統一するときに、マレー半島のUTC+7.5を採用するという選択肢もあったでしょうから、UTC+8、UTC+7.5のどちらを採用するかを決定するにあたっては、経済的優位性や中華系諸国との関係なども考慮したに違いありませんが。

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[349] [CITE@ja[2020年、東京五輪の『サマータイム』は是か非か?(神田敏晶) - 個人 - Yahoo!ニュース]]
([TIME[2018-08-12 13:56:40 +09:00]])
<https://news.yahoo.co.jp/byline/kandatoshiaki/20180810-00092578/>
]FIGCAPTION]

> マレーシアやシンガポールは朝の8時になってようやく明るくなるくらいだから、相当無理のある標準時刻設定がなされている。しかし、これはイギリスの占領下において中国と同じ時間帯に無理やりこじつけたから実現している。世界との取引において、「時差」は常に優位に働くようだ。

]FIG]

;; [351] [[サマータイム]]推進派は[[サマータイム]]導入のためならこういう[[デマ]]でも許されると思っているのか?

]REFS]

* 周辺地域

[12] [[東南アジアの標準時]]も参照。

[13] [[タイの標準時]]、[[印度支那標準時]]、[[インドネシアの標準時]]、
[[マレーシアの標準時]]も参照。

[136] [[ココス島]]および[[クリスマス島]]は、[[大洋州の時間帯]]を参照。

* メモ

[FIG[ [350] [[シンガポール]]の[[太陽]]

- [[シンガポール]] 旧[[標準時]] [TZ[+07:00]]
--
[FIG(suntime)[
tz=+07:00 lat=1.3139843 lon=103.5640535 day=2000-03-20 offsetbefore=02:00
]FIG]
[[春分]]
--
[FIG(suntime)[
tz=+07:00 lat=1.3139843 lon=103.5640535 day=2000-06-21 offsetbefore=02:00
]FIG]
[[夏至]]
-- 
[FIG(suntime)[
tz=+07:00 lat=1.3139843 lon=103.5640535 day=2000-09-23 offsetbefore=02:00
]FIG]
[[秋分]]
-- 
[FIG(suntime)[
tz=+07:00 lat=1.3139843 lon=103.5640535 day=2000-12-21 offsetbefore=02:00
]FIG]
[[冬至]]
- [[シンガポール]] 旧[[通年夏時刻]] [TZ[+07:20]]
--
[FIG(suntime)[
tz=+07:20 lat=1.3139843 lon=103.5640535 day=2000-03-20 offsetbefore=01:40 offsetafter=00:20
]FIG]
[[春分]]
--
[FIG(suntime)[
tz=+07:20 lat=1.3139843 lon=103.5640535 day=2000-06-21 offsetbefore=01:40 offsetafter=00:20
]FIG]
[[夏至]]
-- 
[FIG(suntime)[
tz=+07:20 lat=1.3139843 lon=103.5640535 day=2000-09-23 offsetbefore=01:40 offsetafter=00:20
]FIG]
[[秋分]]
-- 
[FIG(suntime)[
tz=+07:20 lat=1.3139843 lon=103.5640535 day=2000-12-21 offsetbefore=01:40 offsetafter=00:20
]FIG]
[[冬至]]
- [[シンガポール]] 旧[[標準時]] [TZ[+07:30]]
--
[FIG(suntime)[
tz=+07:30 lat=1.3139843 lon=103.5640535 day=2000-03-20 offsetbefore=01:30 offsetafter=00:30
]FIG]
[[春分]]
--
[FIG(suntime)[
tz=+07:30 lat=1.3139843 lon=103.5640535 day=2000-06-21 offsetbefore=01:30 offsetafter=00:30
]FIG]
[[夏至]]
-- 
[FIG(suntime)[
tz=+07:30 lat=1.3139843 lon=103.5640535 day=2000-09-23 offsetbefore=01:30 offsetafter=00:30
]FIG]
[[秋分]]
-- 
[FIG(suntime)[
tz=+07:30 lat=1.3139843 lon=103.5640535 day=2000-12-21 offsetbefore=01:30 offsetafter=00:30
]FIG]
[[冬至]]
- [[シンガポール]] [[標準時]] [TZ[+08:00]]
--
[FIG(suntime)[
tz=+08:00 lat=1.3139843 lon=103.5640535 day=2000-03-20 offsetbefore=01:00 offsetafter=01:00
]FIG]
[[春分]]
--
[FIG(suntime)[
tz=+08:00 lat=1.3139843 lon=103.5640535 day=2000-06-21 offsetbefore=01:00 offsetafter=01:00
]FIG]
[[夏至]]
-- 
[FIG(suntime)[
tz=+08:00 lat=1.3139843 lon=103.5640535 day=2000-09-23 offsetbefore=01:00 offsetafter=01:00
]FIG]
[[秋分]]
-- 
[FIG(suntime)[
tz=+08:00 lat=1.3139843 lon=103.5640535 day=2000-12-21 offsetbefore=01:00 offsetafter=01:00
]FIG]
[[冬至]]
- [[シンガポール]] 旧[[標準時]] [TZ[+09:00]]
--
[FIG(suntime)[
tz=+09:00 lat=1.3139843 lon=103.5640535 day=2000-03-20 offsetafter=02:00
]FIG]
[[春分]]
--
[FIG(suntime)[
tz=+09:00 lat=1.3139843 lon=103.5640535 day=2000-06-21 offsetafter=02:00
]FIG]
[[夏至]]
-- 
[FIG(suntime)[
tz=+09:00 lat=1.3139843 lon=103.5640535 day=2000-09-23 offsetafter=02:00
]FIG]
[[秋分]]
-- 
[FIG(suntime)[
tz=+09:00 lat=1.3139843 lon=103.5640535 day=2000-12-21 offsetafter=02:00
]FIG]
[[冬至]]

]FIG]

[69] [CITE[The Straits Times, 4 June 1920, Page 10 - DAYLIGHT SAVING.]]
([TIME[2016-09-19 01:38:03 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19200604-1.2.66.aspx>

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[76] [CITE@en[Japan Standard Time - Wikipedia]]
([TIME[2016-11-07 22:12:05 +09:00]])
<https://en.wikipedia.org/wiki/Japan_Standard_Time#History>
]FIGCAPTION]

> Territories occupied by Japan during World War II, including Singapore and Malaya, adopted Japan Standard Time for the duration of their occupation, but reverted after Japan's surrender.

]FIG]

[338] [CITE@en[Remove unused letters from Rule lines]]
([[eggert]]著, [TIME[2018-01-31 02:15:49 +09:00]])
<https://github.com/eggert/tz/commit/ed991472a575483e35d21b2b8d7bad84d2923d54>

[356] [CITE[Newspaper Article - DAYLIGHT SAVING., Malaya Tribune., 9 September 1920, Page 4]]
([TIME[2018-10-06 14:36:52 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/maltribune19200909-1.2.11>

[357] [CITE[Newspaper Article - Daylight Saving in Malaya., Malaya Tribune., 15 June 1916, Page 3]]
([TIME[2018-10-06 14:38:03 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/maltribune19160615-1.2.6>

- [358] [CITE[Ordinances enacted by the Governor of the Straits Settlements with the advice and consent of the Legislative Council thereof during the year 1932]] ([TIME[2016-01-05 11:03:00 +09:00]]) <http://eservice.nlb.gov.sg/data2/BookSG/publish/b/b7a9b32e-a131-401c-ab58-e09644a8bbdf/web/html5/index.html?opf=tablet/BOOKSG.xml&launchlogo=tablet/BOOKSG_BrandingLogo_.png&pn=147>
-- <http://eservice.nlb.gov.sg/data2/BookSG/publish/b/b7a9b32e-a131-401c-ab58-e09644a8bbdf/web/html5/tablet/normal/020000934_147.jpg>
-- <http://eservice.nlb.gov.sg/data2/BookSG/publish/b/b7a9b32e-a131-401c-ab58-e09644a8bbdf/web/html5/tablet/normal/020000934_148.jpg>

- [359] [CITE[   Straits Settlements government gazette, v. 68, no. 71-84 (Nov. 3-Dec. 29, 1933)]]
([TIME[2016-01-05 11:03:00 +09:00]])
<http://eservice.nlb.gov.sg/data2/BookSG/publish/9/91e94bfb-1e92-4451-badc-21d0e537ce58/web/html5/index.html?opf=tablet/BOOKSG.xml&launchlogo=tablet/BOOKSG_BrandingLogo_.png&pn=869>
-- <http://eservice.nlb.gov.sg/data2/BookSG/publish/9/91e94bfb-1e92-4451-badc-21d0e537ce58/web/html5/tablet/normal/020001296_868.jpg>

- [360] [CITE[ Straits Settlements government gazette, v. 69, no. 81-97 (Nov. 2-Dec. 28, 1934)]]
([TIME[2016-01-05 11:03:00 +09:00]])
<http://eservice.nlb.gov.sg/data2/BookSG/publish/6/6c1cd1f1-5ed4-4d85-9541-c356ad95fc51/web/html5/index.html?opf=tablet/BOOKSG.xml&launchlogo=tablet/BOOKSG_BrandingLogo_.png&pn=443>
]FIGCAPTION]
-- <http://eservice.nlb.gov.sg/data2/BookSG/publish/6/6c1cd1f1-5ed4-4d85-9541-c356ad95fc51/web/html5/tablet/normal/020001312_442.jpg>
-- <http://eservice.nlb.gov.sg/data2/BookSG/publish/6/6c1cd1f1-5ed4-4d85-9541-c356ad95fc51/web/html5/tablet/normal/020001312_552.jpg>
-- <http://eservice.nlb.gov.sg/data2/BookSG/publish/6/6c1cd1f1-5ed4-4d85-9541-c356ad95fc51/web/html5/tablet/normal/020001312_1537.jpg>

- [361] [CITE[Straits Settlements government gazette, v. 70, no. 1-14 (Jan. 1-Feb. 22, 1935)]] ([TIME[2016-01-05 11:03:00 +09:00]]) <http://eservice.nlb.gov.sg/data2/BookSG/publish/a/ac1aac17-a787-4c5e-9861-b1ef37468dd3/web/html5/index.html?opf=tablet/BOOKSG.xml&launchlogo=tablet/BOOKSG_BrandingLogo_.png&pn=1041>
-- <http://eservice.nlb.gov.sg/data2/BookSG/publish/a/ac1aac17-a787-4c5e-9861-b1ef37468dd3/web/html5/tablet/normal/020001193_1040.jpg>

- [362] [CITE[Straits Settlements government gazette, v. 70, no. 15-26 (Mar. 1-Apr. 29, 1935)]] ([TIME[2016-01-05 11:03:00 +09:00]]) <http://eservice.nlb.gov.sg/data2/BookSG/publish/e/e16c3415-b038-48c8-90c2-1f626f4e1136/web/html5/index.html?opf=tablet/BOOKSG.xml&launchlogo=tablet/BOOKSG_BrandingLogo_.png&pn=125>
-- <http://eservice.nlb.gov.sg/data2/BookSG/publish/e/e16c3415-b038-48c8-90c2-1f626f4e1136/web/html5/tablet/normal/020001194_124.jpg>
-- <http://eservice.nlb.gov.sg/data2/BookSG/publish/e/e16c3415-b038-48c8-90c2-1f626f4e1136/web/html5/tablet/normal/020001194_237.jpg>
-- <http://eservice.nlb.gov.sg/data2/BookSG/publish/e/e16c3415-b038-48c8-90c2-1f626f4e1136/web/html5/tablet/normal/020001194_797.jpg>

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[363] [CITE[The Japanese Occupation of Malaya and Singapore, 1941-45: A Social and ... - Paul H. Kratoska - Google ブックス]]
(2018/04/30 [TIME[2018-10-06 16:10:01 +09:00]])
<https://books.google.co.jp/books?id=xvlqDwAAQBAJ&pg=PA60&lpg=PA60#v=onepage&q&f=false>
]FIGCAPTION]

> In December 1942 the official name of the country became “Malai”, and like the rest of Southeast Asia it was forced to adopt Japanese time, two hours ahead of Malayan time.  Office hours were 10 a.m. to “2 noon”, 3.30 to 5.30 p.m., and on Saturdays 10 a.m. to “2 noon”, making a working day that was shorter than under the British.  The reason, according to a government circular, was to give officers a chance “to study Nippon-go [Japanese language] with vigour”, but civil servants also needed time to tend their vegetable plots as part of the Grow More Food Campaign. [SUP[17]
> [SNIP[]]
> [SUP[17]] [I[Penang Shimbun]], 10 Dec. 2602; Perak Secretariar Circular 21, 8 Oct. 2602, Pejabar Hutan Perak 56/2602.  In May 1943 the afternoon working hours were changed to 3-5 p.m., and in November 1943 offices began to open for two hours on Saturday afternoons.

]FIG]

[364] [CITE[Newspaper Article - Daylight Saving., The Straits Times, 22 May 1920, Page 8]]
([TIME[2018-10-06 16:16:57 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19200522-1.2.46>

[365] [CITE[Newspaper Article - TIME SIGNALS., Malaya Tribune, 11 January 1933, Page 15]]
([TIME[2018-10-06 16:18:50 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/maltribune19330111-1.2.141>

[366] [CITE[Newspaper Article - DAYLIGHT SAVING., Malaya Tribune, 11 January 1933, Page 7]]
([TIME[2018-10-06 16:19:17 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/maltribune19330111-1.2.50>

[367] [CITE[Newspaper Article - DAYLIGHT SAVING., Malaya Tribune, 29 July 1932, Page 8]]
([TIME[2018-10-06 16:20:59 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/maltribune19320729-1.2.19>

[368] [CITE[Newspaper Article - DAYLIGHT SAVING., Malaya Tribune, 29 July 1932, Page 8]]
([TIME[2018-10-06 16:21:53 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/maltribune19320729-1.2.21>

[369] [CITE[Newspaper Article - 'DAYLIGHT' SAVING NOT VERY SATISFACTORY FOR MALAYA, Malaya Tribune, 1 September 1941, Page 5]]
([TIME[2018-10-06 16:26:25 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/maltribune19410901-1.2.48>

[370] [CITE[Newspaper Article - DAYLIGHT SAVING., Malaya Tribune., 28 May 1920, Page 4]]
([TIME[2018-10-06 16:27:21 +09:00]])
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[371] [CITE[Newspaper Article - Daylight Saving: A Compromise, The Singapore Free Press and Mercantile Advertiser, 10 June 1941, Page 7]]
([TIME[2018-10-06 16:28:43 +09:00]])
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[372] [CITE[Newspaper Article - DAYLIGHT SAVING., Malaya Tribune, 26 September 1932, Page 9]]
([TIME[2018-10-06 16:37:40 +09:00]])
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[373] [CITE[Newspaper Article - Untitled, The Singapore Free Press and Mercantile Advertiser, 22 June 1933, Page 4]]
([TIME[2018-10-06 16:39:47 +09:00]])
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[374] [CITE[Newspaper Article - Daylight Saving, Malaya Tribune, 22 July 1941, Page 11]]
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[376] [CITE[Newspaper Article - DAYLIGHT SAVING, The Singapore Free Press and Mercantile Advertiser, 26 September 1932, Page 9]]
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[377] [CITE[Newspaper Article - DAYLIGHT SAVING, The Singapore Free Press and Mercantile Advertiser, 25 November 1932, Page 9]]
([TIME[2018-10-06 16:41:58 +09:00]])
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[378] [CITE[Newspaper Article - DAYLIGHT BILL., The Singapore Free Press and Mercantile Advertiser, 6 July 1908, Page 5]]
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[380] [CITE[Newspaper Article - DAYLIGHT SAVING BILL., The Singapore Free Press and Mercantile Advertiser, 2 July 1920, Page 12]]
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[381] [CITE[Newspaper Article - Untitled, The Straits Times, 3 July 1920, Page 8]]
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[382] [CITE[Newspaper Article - Untitled, The Straits Times, 17 June 1920, Page 24]]
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[383] [CITE[Newspaper Article - Untitled, The Straits Times, 26 June 1920, Page 8]]
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[394] [CITE[Newspaper Article - Daylight Saving., The Straits Times, 9 June 1920, Page 8]]
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[396] [CITE[Newspaper Article - Daylight Saving., The Straits Times, 10 June 1920, Page 6]]
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[397] [CITE[Newspaper Article - DAYLIGHT SAVING., The Straits Times, 17 December 1932, Page 12]]
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[398] [CITE[Newspaper Article - DAYLIGHT SAVING., The Straits Times, 1 November 1932, Page 11]]
([TIME[2018-10-06 17:04:02 +09:00]])
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[399] [CITE[Newspaper Article - DAYLIGHT SAVING, The Straits Times, 19 September 1932, Page 12]]
([TIME[2018-10-06 17:04:27 +09:00]])
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[404] [CITE[Newspaper Article - Daylight Saving., Malaya Tribune., 1 June 1920, Page 5]]
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[405] [CITE[Newspaper Article - Penang Daylight Saving., Malaya Tribune., 30 June 1920, Page 4]]
([TIME[2018-10-06 17:10:11 +09:00]])
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[406] [CITE[Newspaper Article - Daylight Saving., Malaya Tribune., 15 September 1920, Page 4]]
([TIME[2018-10-06 17:10:31 +09:00]])
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[407] [CITE[Newspaper Article - Daylight saving idea, BUSINESS TIMES, 16 February 1977, Page 12]]
([TIME[2018-10-06 17:12:07 +09:00]])
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[408] [CITE[Newspaper Article - Daylight Saving., The Straits Times, 19 June 1920, Page 8]]
([TIME[2018-10-06 17:14:24 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19200619-1.2.43>

[409] [CITE[Newspaper Article - Legislative council, The Straits Times, 18 August 1920, Page 8]]
([TIME[2018-10-06 17:14:46 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19200818-1.2.44>

[410] [CITE[Newspaper Article - Untitled, The Straits Times, 24 December 1932, Page 12]]
([TIME[2018-10-06 17:15:13 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19321224-1.2.76>

[411] [CITE[Newspaper Article - THE CINEMAS., The Straits Times, 31 December 1932, Page 14]]
([TIME[2018-10-06 17:15:36 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19321231-1.2.96>

[412] [CITE[Newspaper Article - PUT CLOCK BACK, COVT. IS URGED, The Straits Times, 14 December 1952, Page 3]]
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([TIME[2018-10-06 17:21:08 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19321107-1.2.108.4>

[419] [CITE[Newspaper Article - LEGISLATIVE COUNCIL MEETING., The Straits Times, 20 September 1932, Page 18]]
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<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19320920-1.2.109>

[420] [CITE[Newspaper Article - Daylight saving: More energy would be used, New Nation, 22 July 1979, Page 7]]
([TIME[2018-10-06 17:28:43 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/newnation19790722-1.2.33>

[421] [CITE[Newspaper Article - DAYLIGHT SAVING., The Straits Times, 22 July 1932, Page 18]]
([TIME[2018-10-06 17:29:14 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19320722-1.2.113.1>

[422] [CITE[Newspaper Article - DAYLIGHT SAVING, Malaya Tribune, 3 December 1934, Page 11]]
([TIME[2018-10-06 17:30:15 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/maltribune19341203-1.2.78>

[423] [CITE[Newspaper Article - Daylight Saving, Malaya Tribune, 12 January 1937, Page 10]]
([TIME[2018-10-06 17:30:46 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/maltribune19370112-1.2.49>

[424] [CITE[Newspaper Article - Daylight Saving., The Straits Times, 30 June 1920, Page 8]]
([TIME[2018-10-06 17:31:56 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19200630-1.2.43>

[425] [CITE[Newspaper Article - Daylight Saving., The Straits Times, 14 June 1920, Page 10]]
([TIME[2018-10-06 17:32:25 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19200614-1.2.78.1>

[426] [CITE[Newspaper Article - Daylight Saving To Save Power, The Straits Times, 6 December 1947, Page 9]]
([TIME[2018-10-06 17:36:32 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19471206-1.2.82.6>

[427] [CITE[Newspaper Article - TIME SIGNALS., Singapore Daily News, 11 January 1933, Page 2]]
([TIME[2018-10-06 17:38:08 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/singdailynews19330111-1.2.29>

[428] [CITE[Newspaper Article - DAYLIGHT SAVING, The Singapore Free Press and Mercantile Advertiser, 3 October 1933, Page 9]]
([TIME[2018-10-06 17:38:41 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/singfreepressb19331003-1.2.61>

[429] [CITE[Newspaper Article - NOTES & COMMENTS Daylight Saving, Malaya Tribune, 4 January 1937, Page 10]]
([TIME[2018-10-06 17:41:53 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/maltribune19370104-1.2.69>

[430] [CITE[Newspaper Article - Clocks Advanced Ten Minutes, Sunday Tribune (Singapore), 31 August 1941, Page 2]]
([TIME[2018-10-06 18:37:31 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/sundaytribune19410831-1.2.32>

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[431] [CITE[NewspaperSG - Digitised Search]]
([TIME[2018-10-06 18:48:23 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Search?ST=1&AT=search&k=Magsaysay%20has%20had%20enough%20MANILA.%20Frl.%20President%20Ramon%20Magsaysay%20has%20decided%20the%20Philippines%20has%20enough%20daylight%20saving%20time.>
]FIGCAPTION]

> The Straits Times 5 June 1954 AP  Microfilm Reel NL1768
> Magsaysay has had enough MANILA. Frl. President Ramon Magsaysay has decided the Philippines has enough daylight saving time. He Issued a proclamation last nlghi saying the country would return to standard time hi miriniKlit oo Friday. D.r. Ughi .saving time was to have continued until June 30.— A.P. I
>

]FIG]

[432] [CITE[Newspaper Article - DAYLIGHT SAVING BACKED IN S'PORE, The Straits Times, 8 December 1947, Page 5]]
([TIME[2018-10-06 18:50:19 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19471208-1.2.50>

[433] [CITE[Newspaper Article - DAYLIGHT SAVING., Sunday Tribune (Singapore), 25 June 1933, Page 5]]
([TIME[2018-10-06 18:51:31 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/sundaytribune19330625-1.2.39.6>

[434] [CITE[Newspaper Article - NOTES & COMMENTS Daylight Saving, Malaya Tribune, 27 January 1937, Page 10]]
([TIME[2018-10-06 18:53:19 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/maltribune19370127-1.2.52>

[435] [CITE[Newspaper Article - Daylight Saving, The Singapore Free Press and Mercantile Advertiser, 3 December 1934, Page 6]]
([TIME[2018-10-06 18:54:10 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/singfreepressb19341203-1.2.48>

[436] [CITE[Newspaper Article - Daylight Saving, Malaya Tribune, 2 August 1934, Page 10]]
([TIME[2018-10-06 18:56:01 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/maltribune19340802-1.2.65>

[437] [CITE[Newspaper Article - DAYLIGHT SAVING IN JOHORE, The Singapore Free Press and Mercantile Advertiser, 23 December 1932, Page 9]]
([TIME[2018-10-06 18:56:43 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/singfreepressb19321223-1.2.72>

[438] [CITE[Newspaper Article - DAYLIGHT SAVING, The Singapore Free Press and Mercantile Advertiser, 28 September 1933, Page 2]]
([TIME[2018-10-06 18:57:36 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/singfreepressb19330928-1.2.22>

[439] [CITE[Newspaper Article - DAYLIGHT SAVING TO BE PERMANENT?, The Straits Times, 1 December 1934, Page 17]]
([TIME[2018-10-06 18:58:57 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19341201-1.2.100>

[440] [CITE[Newspaper Article - Daylight Saving., The Straits Times, 1 June 1920, Page 8]]
([TIME[2018-10-06 18:59:31 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19200601-1.2.39>

[441] [CITE[Newspaper Article - Daylight Saving., The Straits Times, 2 June 1920, Page 8]]
([TIME[2018-10-06 18:59:54 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19200602-1.2.44>

[442] [CITE[Newspaper Article - Daylight Saving., The Straits Times, 5 June 1920, Page 8]]
([TIME[2018-10-06 19:00:27 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19200605-1.2.43>

[443] [CITE[Newspaper Article - DAYLIGHT SAVING., The Straits Times, 20 June 1932, Page 16]]
([TIME[2018-10-06 19:03:08 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19320620-1.2.113.3>

[444] [CITE[Newspaper Article - Daylight saving, The Straits Times, 8 December 1973, Page 28]]
([TIME[2018-10-06 19:03:40 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19731208-1.2.108.1>

[445] [CITE[Newspaper Article - More daylight, The Straits Times, 27 July 1967, Page 8]]
([TIME[2018-10-06 19:05:39 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19670727-1.2.68.3>

[446] [CITE[Newspaper Article - DAYLIGHT SAVING., The Straits Times, 15 June 1932, Page 12]]
([TIME[2018-10-06 19:07:41 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19320615-1.2.70.2>

[447] [CITE[Newspaper Article - Daylight Saving., The Straits Times, 8 June 1920, Page 8]]
([TIME[2018-10-06 19:08:03 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19200608-1.2.39>

[448] [CITE[Newspaper Article - Daylight Saving., The Straits Times, 6 November 1920, Page 8]]
([TIME[2018-10-06 19:08:29 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19201106-1.2.47>

[449] [CITE[Newspaper Article - Singapore Clerical Union., The Straits Times, 3 July 1920, Page 9]]
([TIME[2018-10-06 19:09:40 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19200703-1.2.66>

[450] [CITE[Newspaper Article - Further 10 Mins. Daylight Saving, Malaya Tribune, 27 August 1941, Page 3]]
([TIME[2018-10-06 19:10:11 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/maltribune19410827-1.2.30>

[451] [CITE[Newspaper Article - DAYLIGHT SAVING, Malaya Tribune, 1 December 1934, Page 9]]
([TIME[2018-10-06 19:10:55 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/maltribune19341201-1.2.67>

[452] [CITE[Newspaper Article - ROUND MALAYA IN FIVE MINUTES Seremban., Malaya Tribune, 14 October 1933, Page 10]]
([TIME[2018-10-06 19:13:10 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/maltribune19331014-1.2.70>

[453] [CITE[Newspaper Article - THE CINEMAS., Malaya Tribune, 4 January 1933, Page 8]]
([TIME[2018-10-06 19:13:45 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/maltribune19330104-1.2.66>

[454] [CITE[Newspaper Article - THAT DAYLIGHT SAVING BILL., The Singapore Free Press and Mercantile Advertiser, 15 September 1920, Page 6]]
([TIME[2018-10-06 19:14:53 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/singfreepressb19200915-1.2.19>

[455] [CITE[Newspaper Article - DAYLIGHT SAVING, The Singapore Free Press and Mercantile Advertiser, 31 December 1932, Page 10]]
([TIME[2018-10-06 19:16:38 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/singfreepressb19321231-1.2.90>

[456] [CITE[Newspaper Article - DAYLIGHT SAVING., The Straits Times, 17 September 1932, Page 12]]
([TIME[2018-10-06 19:17:35 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19320917-1.2.61>

[457] [CITE[Newspaper Article - DAYLIGHT SAVING., The Straits Times, 30 June 1932, Page 16]]
([TIME[2018-10-06 19:17:58 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19320630-1.2.103.2>

[458] [CITE[Newspaper Article - Daylight Saving., The Straits Times, 26 July 1910, Page 8]]
([TIME[2018-10-06 19:20:53 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19100726-1.2.91.2>

[459] [CITE[Newspaper Article - Untitled, The Straits Times, 17 July 1920, Page 8]]
([TIME[2018-10-06 19:24:47 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19200717-1.2.38>

[460] [CITE[Newspaper Article - Daylight Saving., The Straits Times, 10 June 1920, Page 8]]
([TIME[2018-10-06 19:25:13 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19200610-1.2.64.2>

[461] [CITE[Newspaper Article - ONE GREAT BIG LIE !, The Straits Times, 8 November 1932, Page 19]]
([TIME[2018-10-06 19:26:09 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19321108-1.2.156.2>

[462] [CITE[Newspaper Article - DAYLIGHT SAVING., The Straits Times, 25 August 1932, Page 12]]
([TIME[2018-10-06 19:27:47 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19320825-1.2.78>

[463] [CITE[Newspaper Article - CHINESE STUDENTS., The Straits Times, 2 October 1932, Page 11]]
([TIME[2018-10-06 19:28:25 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19321002-1.2.72>

[464] [CITE[Newspaper Article - Advance Your Clocks To-night, The Straits Times, 31 August 1941, Page 9]]
([TIME[2018-10-06 19:30:08 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19410831-1.2.82>

[465] [CITE[Newspaper Article - EARLY CLOSING., The Straits Times, 27 January 1933, Page 12]]
([TIME[2018-10-06 19:32:13 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19330127-1.2.83.3>

[466] [CITE[Newspaper Article - Daylight Saving., Malaya Tribune., 8 July 1920, Page 6]]
([TIME[2018-10-06 19:32:50 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/maltribune19200708-1.2.43>

[467] [CITE[Newspaper Article - DAYLIGHT SAVING IN MALAYA, The Singapore Free Press and Mercantile Advertiser, 22 October 1934, Page 4]]
([TIME[2018-10-06 19:35:33 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/singfreepressb19341022-1.2.25.22>

[468] [CITE[Newspaper Article - DAYLIGHT SAVING AND SCHOOLS., The Straits Times, 16 July 1932, Page 18]]
([TIME[2018-10-06 19:37:30 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19320716-1.2.124.3>

[469] [CITE[Newspaper Article - DAYLIGHT SAVING., The Straits Times, 28 September 1933, Page 12]]
([TIME[2018-10-06 19:38:49 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19330928-1.2.77>

[470] [CITE[Newspaper Article - The Straits Times Singapore, Saturday, Dec. 20, 1947 "TOKIO TIME", The Straits Times, 20 December 1947, Page 6]]
([TIME[2018-10-06 19:44:10 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19471220-1.2.31>

[471] [CITE[Newspaper Article - DAYLIGHT SAVING., Malayan Saturday Post, 16 November 1929, Page 22]]
([TIME[2018-10-06 19:44:38 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/malayansatpost19291116-1.2.39>

[472] [CITE[Newspaper Article - LOCAL RATEPAYERS, Malaya Tribune, 28 August 1934, Page 11]]
([TIME[2018-10-06 19:45:11 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/maltribune19340828-1.2.91>

[473] [CITE[Newspaper Article - DAYLIGHT SAVING., Malaya Tribune, 31 December 1932, Page 10]]
([TIME[2018-10-06 19:45:42 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/maltribune19321231-1.2.72>

[474] [CITE[Newspaper Article - Daylight Saving Is Supported, The Straits Times, 9 December 1947, Page 7]]
([TIME[2018-10-06 19:46:24 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19471209-1.2.58.1>

[475] [CITE[Newspaper Article - Earlier Closing Advocated, The Straits Times, 13 December 1947, Page 9]]
([TIME[2018-10-06 19:47:16 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19471213-1.2.71.3>

[476] [CITE[Newspaper Article - Malayan Time To Be Advanced Next Week, The Singapore Free Press and Mercantile Advertiser, 26 August 1941, Page 7]]
([TIME[2018-10-06 19:49:28 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/singfreepressb19410826-1.2.74>

[477] [CITE[Newspaper Article - S'PORE ROTARIANS FAVOUR MORE DAYLIGHT SAVING, Malaya Tribune, 15 July 1941, Page 3]]
([TIME[2018-10-06 19:49:51 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/maltribune19410715-1.2.31>

[478] [CITE[Newspaper Article - DAYLIGHT SAVING., The Straits Times, 22 June 1932, Page 17]]
([TIME[2018-10-06 19:51:02 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19320622-1.2.98.4>

[479] [CITE[Newspaper Article - Daylight Saving., The Straits Times, 7 June 1920, Page 8]]
([TIME[2018-10-06 19:52:18 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19200607-1.2.45>

[480] [CITE[Newspaper Article - DAYLIGHT SAVING., The Straits Times, 17 November 1932, Page 19]]
([TIME[2018-10-06 19:55:05 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19321117-1.2.109.5>

[481] [CITE[Newspaper Article - Saving some daylight hours for sports, The Straits Times, 17 November 1972, Page 19]]
([TIME[2018-10-06 19:55:43 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19721117-1.2.112.7>

[482] [CITE[Newspaper Article - DAYLIGHT SAVING ISN'T POPULAR, The Straits Times, 18 July 1952, Page 5]]
([TIME[2018-10-06 19:57:26 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19520718-1.2.63>

[483] [CITE[Newspaper Article - Daylight saving: Will it lower energy bill?, New Nation, 24 June 1979, Page 9]]
([TIME[2018-10-06 19:59:18 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/newnation19790624-1.2.31>

[484] [CITE[Newspaper Article - SWEATED LABOUR ALLEGATIONS || CHILDREN'S EDUCATION MENACED, The Straits Times, 4 March 1934, Page 1]]
([TIME[2018-10-06 19:59:58 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19340304-1.2.2>

[485] [CITE[Newspaper Article - Untitled, The Straits Times, 19 February 1933, Page 8]]
([TIME[2018-10-06 20:00:50 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19330219-1.2.59>

[486] [CITE[Newspaper Article - SHOULD MALA YA PUT ON CLOCKS BY ONE HOUR?, The Straits Times, 15 July 1941, Page 10]]
([TIME[2018-10-06 20:01:28 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19410715-1.2.78>

[487] [CITE[Newspaper Article - Advancing The Clock: Hong Kong Example, The Singapore Free Press and Mercantile Advertiser, 3 June 1941, Page 7]]
([TIME[2018-10-06 20:02:36 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/singfreepressb19410603-1.2.71>

[488] [CITE[Newspaper Article - 'Daylight saving' has hit planters, P.W.D., The Straits Times, 20 July 1954, Page 6]]
([TIME[2018-10-06 20:03:09 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19540720-1.2.100.1>

[489] [CITE[Newspaper Article - Moslems and Daylight Saving., The Straits Times, 24 September 1920, Page 10]]
([TIME[2018-10-06 20:04:08 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19200924-1.2.71>

[490] [CITE[Newspaper Article - The Straits TIMES SATURDAY, NOVEMBER 6. DAYLIGHT SAVING., The Straits Times, 6 November 1926, Page 8]]
([TIME[2018-10-06 20:05:59 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19261106-1.2.19>

[491] [CITE[Newspaper Article - Don't Meddle, Malaya Tribune, 15 December 1947, Page 4]]
([TIME[2018-10-06 20:18:13 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/maltribune19471215-1.2.28>

[493] [CITE[Newspaper Article - The Sunday Tribune DECEMBER 14, 1947. Fugitive Daylight, Sunday Tribune (Singapore), 14 December 1947, Page 6]]
([TIME[2018-10-06 20:29:34 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/sundaytribune19471214-1.2.40>

[494] [CITE[Newspaper Article - N. B. CHAMBER OF COMMERCE., Malaya Tribune, 27 December 1932, Page 14]]
([TIME[2018-10-06 20:40:16 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/maltribune19321227-1.2.100>

[495] [CITE[Newspaper Article - NO DAYLIGHT SAVING FOR N. BORNEO., The Straits Times, 20 June 1933, Page 15]]
([TIME[2018-10-06 20:40:54 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19330620-1.2.126>

[497] [CITE[Newspaper Article - LOCAL AND PERSONAL., The Straits Times, 10 May 1916, Page 10]]
([TIME[2018-10-06 20:52:48 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19160510-1.2.46>

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[499] [CITE@ja[なぜ、タイと日本の時差は2時間なのに、シンガポールとの時差は1時間だけなのか。 | あじあ]]
(2018/10/7 [TIME[2018-10-10 00:26:41 +09:00]])
<https://singapore.jpdesk.net/%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB-%E6%A8%99%E6%BA%96%E6%99%82%E9%96%93-%E6%99%82%E5%B7%AE-1%E6%99%82%E9%96%93/>
]FIGCAPTION]

> シンガポーリアンに聞くと、香港と合わせたという答えが返ってきたります。ライバル関係にある香港よりも例えば1時間遅れて市場が開いたのでは、経済活動に不利益を及ぼす、という理屈のようです。制度のすべてが自国の経済発展を意識して作られているシンガポールらしい、なかなか説得力のある答えです。
> でも、調べていくとそうでもないんですね。
> [SNIP[]]
> もちろん、マレーシアが標準時刻を統一するときに、マレー半島のUTC+7.5を採用するという選択肢もあったでしょうから、UTC+8、UTC+7.5のどちらを採用するかを決定するにあたっては、経済的優位性や中華系諸国との関係なども考慮したに違いありませんが。
>

]FIG]

[505] [CITE[Act 261 MALAYSIAN STANDARD TIME ACT 1981]]
([TIME[2015-08-13 17:12:37 +09:00]])
<http://www.agc.gov.my/agcportal/uploads/files/Publications/LOM/EN/Act%20261.pdf>

[506] [CITE[Act 261 MALAYSIAN STANDARD TIME ACT 1981]]
([TIME[2015-08-13 17:12:37 +09:00]])
<http://www.agc.gov.my/agcportal/uploads/files/Publications/LOM/EN/Act%20261%20-%20Malaysian%20Standard%20Time%20Act%201981.pdf>

[511] [CITE[Malaysian Standard Time Act 1981]], [TIME[2010-03-11T13:47:14.000Z]], [TIME[2022-09-06T10:10:14.564Z]] <http://www.commonlii.org/my/legis/consol_act/msta1981223/>

[508] [CITE['''['''tz''']''' Some time zone history (4)]]
([TIME[2021-03-03T19:32:56.000Z]], [TIME[2021-03-04T08:35:25.471Z]])
<https://mm.icann.org/pipermail/tz/2021-March/029889.html>

[509] [CITE@jp[富公報 第1号 富集団軍政監部 昭和17年10月1日]], [[アジア歴史資料センター | Japan Center for Asian Historical Records]], [TIME[2021-09-13T04:28:22.000Z]] <https://www.jacar.archives.go.jp/das/image/C14060646400>
PDF 8頁
PDF 27頁

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