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[1] [DFN[[CODE(HTMLe)[address]]]] 要素型は、
[[文書]]または[[フォーム]]のような文書の大きな部分についての連絡先情報を[[著者]]が入れるために使うことができます。
この要素は、しばしば文書の最初や最後で使われます。
(<IW:HTML4:"struct/global.html#edef-ADDRESS"> 参照。)

[2] 
:状態:[[W3C]] [[勧告]]、[[WHATWG]] [[WD]]
:[[要素型名]]:[CODE(HTMLe)@en[[[address]]]]
([Q@en[[[address]]]] ([Q[[[番地]]]]) より)
:[[名前空間URI]]:[CODE(URI)@en[[[http://www.w3.org/1999/xhtml]]]]
:[[開始タグ]]:必須
:[[終了タグ]]:必須
:[[内容模型]] (HTML 4):[CODE(SGML)[(%[[inline]];)*]]
:出現できる文脈 (HTML 4):[CODE(SGML)[%[[block]];]] な文脈
:[[属性]]:
,[CODE(HTMLa)[[[class]]]]	,	,	,[[級]]	,[HTML4] %[[coreattr]]
,[CODE(HTMLa)[[[datafld]]]]	,	,	,欄名	,[HTML4] 予約
,[CODE(HTMLa)[[[dataformat]]]]	,	,	,データ書式	,[HTML4] 予約
,[CODE(HTMLa)[[[datasrc]]]]	,	,	,データ源	,[HTML4] 予約
,[CODE(HTMLa)[[[dir]]]]	,	,	,[[書字方向]]	,[HTML4] %[[i18n]]
,[CODE(HTMLa)[[[id]]]]	,	,	,一意識別子	,[HTML4] %coreattr
,[CODE(HTMLa)[[[lang]]]]	,	,	,[[自然言語]]	,[HTML4] %i18n
,[CODE(HTMLa)[[[xml]]:lang]]	,	,	,自然言語	,[XHTML1]
,[CODE(HTMLa)[[[onclick]]]]	,	,	,	,[HTML4] %[[events]]
,[CODE(HTMLa)[[[ondblclick]]]]	,	,	,	,[HTML4] %events
,[CODE(HTMLa)[[[onkeydown]]]]	,	,	,	,[HTML4] %events
,[CODE(HTMLa)[[[onkeypress]]]]	,	,	,	,[HTML4] %events
,[CODE(HTMLa)[[[onkeyup]]]]	,	,	,	,[HTML4] %events
,[CODE(HTMLa)[[[onmousedown]]]]	,	,	,	,[HTML4] %events
,[CODE(HTMLa)[[[onmousemove]]]]	,	,	,	,[HTML4] %events
,[CODE(HTMLa)[[[onmouseout]]]]	,	,	,	,[HTML4] %events
,[CODE(HTMLa)[[[onmouseover]]]]	,	,	,	,[HTML4] %events
,[CODE(HTMLa)[[[onmouseup]]]]	,	,	,	,[HTML4] %events
,[CODE(HTMLa)[[[style]]]]	,	,	,スタイル情報	,[HTML4] %coreattr
,[CODE(HTMLa)[[[title]]]]	,	,	,注釈的題	,[HTML4] %coreattr

** 内容模型

[6] HTML 4 では、 [CODE(HTMLe)[address]] の内容は[[行内要素]]です。

ですから、 [CODE(HTMLe)[address]] の内容としたい、たとえば著者の名前、メイル・アドレス、所属のような情報を構造化するためには、
[CODE(HTMLe)[[[br]]]] を使うくらいしかなく、
[[ブロック水準要素]]も使えるべきだという話や、
現状でなんとかするにはどうすればよいかという話が度々出ます。

HTML の DTD でも一時期ブロック要素が入れられるようにされていましたが、
結局正式な仕様では行内要素だけになって、
以後惰性でずっとそのままになっています。

** 出現する文脈

[7] [CODE(HTMLe)[address]] 要素は文書の始めの方や終わりの方によく出てくるとされていました。

実際、 HTML 以外の文書でも、最初の見出しの下に名前を書くように、
文書の始めの方に書くことはよくありますし、90年代初めごろの
HTML 文書でもそのような使われ方はしばしば見られましたが、
現在ではなぜか終わりの方に書くのが普通になっています。

いつの間にか内容も著作権表記や最終修正日や関連頁へのリンクなどに拡大され、
奥付的な意味を帯びています。 (そうなると >>6 の内容模型の問題がますます大きくなります。
もっとも、どこまでも際限なく拡大解釈してしまうことは好ましいとはいえません。
応用もほどほどに。)

[[#comment]]

** レンダリング

[5] 多くの UA の[[既定スタイル]]は、
[CODE(CSS)[[[display]]: [[block]]]] か、それに加えて
[CODE(CSS)[[[font-style]]: [[italic]]]] くらいです。

[CODE(CSS)[[[margin]]]] or [CODE(CSS)[[[padding]]]] 関係もあるかな。

[4] 一時期、 [CODE(CSS)[[[border-top]]: [[thin]] [[solid]] [[gray]]]]
な[[利用者スタイル]]を使ってみましたけど、 [CODE(HTMLe)[address]]
が文書の先頭や途中にあると随分間抜けなのでやめてしまいました。。

[135]
未確認ですが、古い [[Netscape Navigator]]
では [CODE(CSS)@en[[[display]]: [[inline]]]] だったそうです。
([[名無しさん]])

[136]
未確認ですが、古い [[Netscape Navigator]]
では [CODE(CSS)@en[[[display]]: [[inline]]]] だったそうです。

* 歴史

** GML

[27]
[[GMLguid]] にも [CODE(SGMLe)@en[[[address]]]] [[要素型]]がありますが、
[[HTML]] との継承関係はあるのでしょうかね??

>
[PRE(example code)[
      :ADDRESS                                                                 
      :ALINE.Company name                                                      
      :ALINE.first line of address                                             
         .                                                                     
         .                                                                     
      :ALINE.last line of address                                              
      :eADDRESS   
]PRE]

;; 出典: <http://www.uga.edu/~ucns/stddocs/script-gmlref-tso.txt>

** [CODE(HTMLe)@en[address]] の誕生

[13] [[HTML 1991]]

[FIG(data)[ [48] [[HTML要素概説]]

:[F[要素名]]:[CODE[address]]
:日付:[TIME[1992-06-06]]
:説明:
[TIME[1992-06-06]]版 [[HTML DTD]] に
[CODE[address]]
がある。
[SRC[HTML19920606]]
:参照:[CODE[header]]
:参照:[CODE[footer]]
:参照:[CODE[credit]]
:参照:[CODE[author]]

]FIG]

;; [49] 
当時実用されていた HTML にはまだ [CODE[body]] がなく、
この DTD は [CODE[body]]
に相当する役割を新設の
[CODE[section]]
に担わせることを提案していたが、
[CODE[address]]
はその弟、
[CODE[html]] の子となっていた。

;; [50] 
ただしその当時の HTML 仕様でも [CODE[address]]
は文書本文の前や後ろという説明で、末尾に固定されていたわけではなく、
DTD は制約を強めようとするものだった。

*** [CODE(HTMLe)@en[address]] vs お尻 [CODE(HTMLe)@en[p]]

[15]
1992年6月6日付の [[Dan Connolly]] の [[DTD]] 案では、
[CODE(HTMLe)@en[[[html]]]] [[要素]]の最後の[[子要素]]
(高々1個出現可能) として定義されていました。
[[内容]]としては[[行内要素]]と [CODE(HTMLe)@en[[[p]]]]
が認められていました。

;; もっとも、まだ[[行内要素]]は [CODE(HTMLe)@en[[[a]]]]
(と [CODE(SGML)@en[[[PCDATA]]]]) だけでした。

[16] 1992年11月13日現在の[[タグ]]一覧にも既に含まれていました。

[CITE@en[Tags used in HTML]] 
<http://www.w3.org/History/19921103-hypertext/hypertext/WWW/MarkUp/Tags.html#20>

7月15日版の [[DTD]] 案の[[注釈]]に引用があるので、
かなり早くから [CODE(URI)@en[Tags.html]] には含まれていたようです。

[17] この頃の [[DTD]] 案では、 [CODE(HTMLe)@en[[[p]]]]
[[要素]]が[[行内要素]]かそれに準じるものとして扱われているようです。
[[お尻[CODE(HTMLe)@en[p]]]]の慣習に由来すると思われます。
[CODE(HTMLe)@en[[[pre]]]] の中でまで [CODE(HTMLe)@en[[[p]]]]
が認められているものもあります。

[28] 1992年7月16日に [[Jean Francois Groff]]
が、色々な利用例を鑑みると末尾以外も使えた方が良いのではと述べています。

;; [CITE[EMail Msg <9207161426.AA10071@dxcern.cern.ch>]] 
<http://ksi.cpsc.ucalgary.ca/archives/WWW-TALK/www-talk-1992.messages/156.html>

[18] 1992年12月3日の [[DTD]] 案では [CODE(SGML)@en[%[[bodyelement]]]]
に分類され、[[文書]]の末尾以外にも置けるようになりました。

[19] 1994年4月9日版 [[DTD]] 案では[[廃止]]機能を有効にするかどうかを選択する[[条件区間]]が使われています。
[[お尻[CODE(HTMLe)@en[p]]]] を有効にすれば従来通り
[CODE(HTMLe)@en[[[address]]]] 内に [CODE(HTMLe)@en[[[p]]]]
を入れられますが、無効 (既定値。) にすれば
[CODE(HTMLe)@en[[[address]]]] 内に [CODE(HTMLe)@en[[[p]]]]
は''認められなくなりました''。

[20] 1994年4月30日版 [[DTD]] 案では、[[ブロック水準要素]]
([CODE(SGML)@en[%[[block]];]]) も [CODE(HTMLe)@en[[[address]]]]
[[要素]]の[[内容]]として認められるようになりました。

[30]
1994年6月の [[HTML]] 仕様案では、[[典型レンダリング]]として
[CODE(HTMLe)@en[[[address]]]] 内の [CODE(HTMLe)@en[[[p]]]]
は[[空行]]を作らないことが示されていました。また、
[PRE(HTML example obsolete code)[
                 <ADDRESS>
                 Newsletter editor<p>
                 J.R. Brown<p>
                 JimquickPost News, Jumquick, CT 01234<p>
                 Tel (123) 456 7890
                 </ADDRESS>
]PRE]

という例が載っていました。

;; [CITE[EMail Msg <9406101615.AA07825@ulua.hal.com>]] 
<http://ksi.cpsc.ucalgary.ca/archives/HTML-WG/html-archive.messages/9.html>
より孫引き

;; [[典型レンダリング]]として、 [CODE(HTMLe)@en[[[address]]]]
があると[[改段落]]が起こることも示されています。

[21]
1994年9月23日版 [[DTD]] 案では、 [CODE(HTMLe)@en[[[address]]]]
[[要素]]の[[内容]]は [CODE(SGML)@en[%[[HTML.Recommended]];]]
が有効なら[[行内要素]] ([CODE(SGML)@en[%[[text]];]]) のみ、
無効ならそれに加えて [CODE(HTMLe)@en[[[p]]]]
となりました。 (古い定義に戻りました。)

;; [CODE(SGML)@en[%[[HTML.Recommended]];]] の主な目的は
[CODE(HTMLe)@en[[[body]]]] 直下の[[行内要素]]の排除です。
(おそらくは[[お尻[CODE(HTMLe)@en[p]]]] の排除と裏表でしょう。)
[CODE(HTMLe)@en[[[address]]]] は [CODE(HTMLe)@en[[[h[VAR[n]]]]]]
などと同じで[[段落]]扱いなのだと思われます。

[22]
しかし1994年11月15日版 [[DTD]] 案では
[CODE(SGML)@en[%[[HTML.Recommended]];]]
でも [CODE(HTMLe)@en[[[p]]]] が認められるようになっています。

結局 [[HTML 2.0]] ([[RFC 1866]]) や [[HTML 3.2]] はこの定義
([CODE(SGML)@en[(%[[text]]; | [CODE(HTMLe)@en[[[p]]]])*]]) 
となっています。

[[#comment]]

*** HTML 3

[23]
1993年11月8日の [[HTML+]] [[DTD]] 案では、
[CODE(HTMLe)@en[[[address]]]] には[Q[[[HTML]] との互換性のため]]という[[注釈]]があり、
別に [CODE(HTMLe)@en[[[byline]]]] が定義されていました。

いずれも内容は [[HTML 2.0]] と同じ
[CODE(SGML)@en[(%[[text]]; | [CODE(HTMLe)@en[[[p]]]])*]]
でした。

[FIG(data)[ [23] [[HTML要素概説]]

:[F[要素名]]:[CODE[address]]
:[F[要素名]]:[CODE[byline]]
:日付:[TIME[1993-10-28]]
:説明:
[TIME[1993-10-28]]版 [CITE[HTML+]] に、
[CODE[address]],
[CODE[byline]] 
がある。
どちらも同義で、 
[CODE[address]] は[[後方互換性]]のためとされる。
[SRC[HTML+19931028]]

]FIG]

[24] 
1994年1月5日案では、 [CODE(HTMLe)@en[[[byline]]]]
はなくなり、 [CODE(HTMLe)@en[[[address]]]] の[[内容]]も
[CODE(SGML)@en[[CODE(HTMLe)@en[[[p]]]]+]]
に変わりました。

[25]
その後 [[HTML 3.0]] 1995年3月1日版 [[DTD]] 案では、
[[行内要素]]のみ、または [CODE(HTMLe)@en[[[p]]]] のみ
([CODE(SGML)@en[%[[text]];* | [CODE(HTMLe)@en[p]]*]])
に変わっています。

** HTML 4

[26] [[HTML 4]] 案は当初 [[HTML 3.2]] と同じ[[内容モデル]]
([CODE(SGML)@en[(%[[inline]]; | [CODE(HTMLe)@en[[[p]]]])*]])
でしたが、1997年9月17日の [[WD]] で[[厳密DTD]]
と[[移行用DTD]] の区別が導入されると、[[厳密DTD]]
は[[行内要素]]のみが認められるようになりました。

そして、この部分はそのまま[[勧告]]となりました。
[[XHTML 1.0]] も同じ[[内容モデル]]を採用しています。

5年掛かってようやく [CODE(HTMLe)@en[[[p]]]]
を[[内容]]として認めない仕様が完成しました。

[23]
[[XHTML 1.1]] は[[厳密DTD]] の定義を受け継ぎ、
[[行内要素]]のみとなりました。

*** 例

[3]
[PRE(HTML)[
<ADDRESS>
<A href="../People/Raggett/">Dave Raggett</A>, 
<A href="../People/Arnaud/">Arnaud Le Hors</A>, 
contact persons for the <A href="Activity">W3C HTML Activity</A><BR> 
$Date: 1999/12/24 23:37:50 $
</ADDRESS>
]PRE]

[[HTML 4]] 仕様書の例です。日付のどこが著者についての情報なのだという気がしますが、
現実の [CODE(HTMLe)[address]] 要素の用途としては、
このような追加のメタ情報を添えるような意味合いで、あるいは
footer 用の要素型として使われているきらいがあります。

[9] 連絡先を記述する例

[PRE(HTML deprecated example)[
<[CODE(HTMLe)[p]]>For some facilities in PNG, there are a number of alternatives
defined, and this International Standard allows other
alternatives to be defined by registration. According to the
rules for the designation and operation of registration
authorities in the ISO/IEC Directives, the ISO and IEC Councils
have designated the following as the registration authority:</[CODE(HTMLe)[p]]>
<[CODE(HTMLe)[address]]>The World-Wide Web Consortium Host at ERCIM</[CODE(HTMLe)[address]]>
<[CODE(HTMLe)[address]]>The Registration Authority for PNG</[CODE(HTMLe)[address]]>
<[CODE(HTMLe)[address]]>INRIA- Sophia Antipolis</[CODE(HTMLe)[address]]>
<[CODE(HTMLe)[address]]>BP 93</[CODE(HTMLe)[address]]>
<[CODE(HTMLe)[address]]>06902 Sophia Antipolis Cedex</[CODE(HTMLe)[address]]>
<[CODE(HTMLe)[address]]>FRANCE</[CODE(HTMLe)[address]]>
<[CODE(HTMLe)[address]]>Email:png-group@w3.org</[CODE(HTMLe)[address]]>
]PRE]

この例の場合、単なる連絡先に過ぎず、
文書の著者の連絡先を示すことを意図しているものではありませんから、
HTML 4 仕様書の定義する [CODE(HTMLe)[address]] 
要素の意味からは外れています。また、
このように [CODE(HTMLe)[address]] 
要素を列挙するようなマークの付け方は正気とは思えません。

出典: 
[CITE[Portable Network Graphics (PNG) Specification (Second Edition)]] 
<http://www.w3.org/TR/2003/REC-PNG-20031110/#4Concepts.Registration>

[10] 連絡先についての記述の例
[PRE(HTML example)[
  <[CODE(HTMLe)[address]]>Queries should be directed either to the <[CODE(HTMLe)[[[a]]]]
  [CODE(HTMLa)[[[href]]]]="[CODE(URI)[/mailing-list]]">mailing list</[CODE(HTMLe)[[[a]]]]> or to <[CODE(HTMLe)[[[a]]]]
  [CODE(HTMLa)[[[href]]]]="[CODE(URI)[mailto:ian@whatwg.org]]">Ian Hickson</[CODE(HTMLe)[[[a]]]]>, who is acting as a
  spokesman for the group.</[CODE(HTMLe)[[[address]]]]>
]PRE]

出典: [CITE[Web Hypertext Application Technology Working Group]] 
<http://www.whatwg.org/> (2005年1月付け)

[31]
[PRE(HTML example code)[
<title>IETF HTML Working Group Charter</title>
<h1>HyperText Markup Language (HTML) Charter</h1>
<address>26 July 1994</address>
This is totally draft and provisional, for discussion atthe HTML BOF.
]PRE]

;; [CITE[IETF HTML Working Group Charter]] ([CODE[1994-07-27 10:43:57 +09:00]] 版) 
<http://www.w3.org/MarkUp/HTML-WG/Charter-draft.html>

** ISO-HTML

[38] 
[[ISO-HTML]] は [CODE[address]] の利用に不可思議な制約を課していました。

[42] 
[[ISO-HTML]] は[[日本]]の[[一部コミュニティー界隈][CSSコミュニティー]]でなぜか人気があったため、
その是非が議論になっていました。
(が答えは出なかったみたいです。)

- [46] [CITE@ja[DDT's Room:Web Site Watch Mar-2002]], [TIME[2002-04-05T16:28:28.000Z]], [TIME[2022-06-14T14:11:17.601Z]] <http://www.remus.dti.ne.jp/~ddt-miz/think/watch/200203.html#id20020308grammar>
- [43] [CITE[ねこめしにっき(2002年3月中旬)]], [TIME[2006-01-05T18:48:58.000Z]], [TIME[2022-06-14T13:50:38.612Z]] <http://www.remus.dti.ne.jp/~a-satomi/nikki/2002/03b.html#d11>

[44] >>43 で引用されている神崎氏のページについては[[ISO-HTML]]も参照。

[45] 
[[ISO-HTML]] は ([[日本]]の一般人を含む) 世界の殆どからは相手にされなかったため、
実害はありませんでした。

** DTBook

[175] [[HTML]] 由来で [[DTBook]] にもありました。
[SRC[>>341]]

[47] 
[[DTBook]] では[[行内要素]]の他に [CODE[line]] [[要素]]も使えるとしていました。
[SRC[>>341]]

[REFS[

- [341] [CITE@en-US[[[DAISY]] ANSI/NISO Z39.86-2002 - The DAISY Consortium]], [TIME[2023-11-23T08:52:40.000Z]] <https://daisy.org/info-help/document-archive/archived-projects/daisy-ansi-niso-z39-86-2002-archived/>

]REFS]

** HTML5

[8]
HTML 4 の DTD の注釈では[Q[著者についての情報]]と説明されています。
([[名無しさん]] [sage])

[12]
[[Ian Hickson]]は、前に[[Dan Connolly]]が[CODE(HTMLe)@en[[[address]]]]は一般のfooter用[[要素型]]だと言っていた(がどこでか忘れた)と述べています。

;; 
[CITE@en[Hixie's Natural Log: Markup Challenge: aaronsw.com]] 
<http://ln.hixie.ch/?start=1038097180&count=1>

本当に[CODE(HTMLe)@en[[[dl]]]]を[[定義リスト]]以外に使うのはよくないと大昔に主張していたDanがそういっていたのですかね?
あるいは議論の結果そうなったとDanが言っていたのですかね?
([[名無しさん]] [sage])

[FIG(data)[ [104] [[HTML要素概説]]

:[F[要素名]]:[CODE[address]]
:日付:[TIME[2004-09-23]]
:説明:
[TIME[2004-09-23]]版時点の
[CITE@en-GB-hixie[Web Applications 1.0]]
で
[CODE[address]]
の明確化が必要な旨の注釈が含まれていた。
:出典:
[REFS[

-
[CITE@en-GB-hixie[Web Applications 1.0]], 
[DATA(.author)[[[WHATWG]]]],
[[Ian Hickson]],
[DATA(.status)[[[Working Draft]]]],
[TIME(.published)[8 December 2004][2004-12-08]],
[TIME[2024-09-01T08:36:36.000Z]], [TIME[2004-12-10T05:54:20.058Z]] <https://web.archive.org/web/20041210054847/http://www.whatwg.org/specs/web-apps/current-work/>

]REFS]

]FIG]

[39]
[CITE[The WHATWG Forums :: View topic - Should <address> be more general-purpose?]] ([CODE[2007-02-24 15:26:09 +09:00]] 版) <http://forums.whatwg.org/viewtopic.php?t=5>
([[名無しさん]] [WEAK[2007-02-24 06:30:43 +00:00]])

[40]
[CITE[IRC Log for #whatwg on irc.freenode.net, collected by WhatBot]] ([CODE[2007-02-24 15:26:02 +09:00]] 版) <http://whatbot.charlvn.za.net/index.php?date=2007-02-22>

[CODE(HTMLe)@en[[[address]]]] は [[Web]] の 1.15%
でしか使われておらず、これは [CODE(HTMLe)@en[[[spacer]]]]
よりも少ない。
([[名無しさん]] [WEAK[2007-02-24 06:40:17 +00:00]])

[41]
>>40 多い順に
[CODE(HTMLe)@en[[[colgroup]]]], [CODE(HTMLe)@en[[[col]]]], 
[CODE(HTMLe)@en[[[sup]]]], [CODE(HTMLe)@en[[[marquee]]]],
[CODE(HTMLe)@en[[[legend]]]], [CODE(HTMLe)@en[[[big]]]],
[CODE(HTMLe)@en[[[optgroup]]]], [CODE(HTMLe)@en[[[spacer]]]],
[CODE(HTMLe)@en[[[address]]]],
[CODE(HTMLe)@en[[[o:p]]]], [CODE(HTMLe)@en[[[frameset]]]],
[CODE(HTMLe)@en[[[frame]]]], [CODE(HTMLe)@en[[[caption]]]],
[CODE(HTMLe)@en[[[wbr]]]]
だそうな。 [CODE(HTMLe)@en[[[colgroup]]]]
より少ないというのが驚き。

([[名無しさん]])

[131]
[CITE[A Beginner's Guide to HTML]] ([CODE[2003-08-15 22:48:58 +09:00]] 版) <http://ccat.sas.upenn.edu/jod/primer.html#Addresses>

> The <ADDRESS> tag is generally used within HTML documents to specify the author of a document and provides a means of contacting the author (e.g., an email address). This is usually the last item in a file and generally starts on a new, left-justified line.

([[名無しさん]])

[132]
[CITE@en-us[address Object]] ([CODE[2007-04-04 21:57:29 +09:00]] 版) <http://msdn2.microsoft.com/en-us/library/ms535181.aspx#ctl00_LibFrame_ctl02_>

> This example uses the address element to italicize text.
>
[PRE(HTML bad example code)[
<ADDRESS>This text will be italic.</ADDRESS>
]PRE]

これはひどい説明でつね。説明のための文として[Q[ここが[[斜体]]になります]]ならまだしも、
[Q[[[斜体]]にするために [CODE(HTMLえ)@en[[[address]]]] を使っています]]はないだろ。

[133]
[CITE[EMail Msg <9308260107.AA23088@stat1.cc.ukans.edu>]] ([CODE[2007-07-01 04:44:10 +09:00]] 版) <http://ksi.cpsc.ucalgary.ca/archives/WWW-TALK/www-talk-1993q3.messages/774.html>

[134]
[CITE@en[Re: several messages about <address> and related subjects]] 
([[Ian Hickson]] 著, [CODE[2008-02-22 04:33:47 +09:00]] 版) 
<http://lists.w3.org/Archives/Public/public-html/2008Feb/0343.html>

[137]
[CITE[Re: several messages about <address> and related subjects]] ([[Ian Hickson <ian@...>]] 著, [CODE[2008-02-21 19:33:47 +09:00]] 版) <http://permalink.gmane.org/gmane.org.w3c.whatwg.discuss/13317>

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[11] [CITE@ja[【きゃにめ】ギリギリすばる2016(仮)]]
( ([TIME[2016-10-31 19:34:20 +09:00]]))
<http://special.canime.jp/subaruhayama/ticket/>
]FIGCAPTION]

> 
>       <tr class="place">
>         <th>会場</th>
>         <td>ポニーキャニオン 1Fイベントスペース<address>東京都港区虎ノ門2-5-10</address></td>
>       </tr>
>

]FIG]

[32] [CITE@en[mappings for address / issue #33]]
([[jasonkiss]]著, [TIME[2018-01-23 08:53:45 +09:00]])
<https://github.com/w3c/html-aam/commit/08bfa7fa56e57c0b0d426e89b6623856f5f5a4e8>

[33] [CITE@en[HTML-AAM: should address be treated as section/landmark in AAPIs? · Issue #33 · w3c/html-aam]]
([TIME[2018-01-23 16:22:31 +09:00]])
<https://github.com/w3c/html-aam/issues/33>

[34] [CITE@en[Make example match address's definition]]
([[annevk]]著, [TIME[2018-01-28 21:41:07 +09:00]])
<https://github.com/whatwg/html/commit/5f47a3a03a9eb5b8e7cc27e843eacada88fd95a4>

[35] [CITE@en["that element can only be used for marking up c..." · Issue #2693 · whatwg/html]]
([TIME[2018-01-29 12:52:33 +09:00]])
<https://github.com/whatwg/html/issues/2693>

[36] [CITE@en[Make example match address's definition by annevk · Pull Request #3416 · whatwg/html]]
([TIME[2018-01-29 12:52:38 +09:00]])
<https://github.com/whatwg/html/pull/3416>

[37] [CITE@ja[DDT's Room:Web Site Watch Mar-2002]], [TIME[2002-04-05T16:28:28.000Z]], [TIME[2022-06-14T06:50:19.720Z]] <http://www.remus.dti.ne.jp/~ddt-miz/think/watch/200203.html>

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