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[1] 現在[[ニウエ]]では [TZ[-11:00]] が、
[[クック諸島]]では [TZ[-10:00]] が[[標準時]]として使われています。
[[夏時刻]]は実施されていません。

* 名称

[605] [[ニウエ]]政府は[[ニウエの標準時]]を [DFN[Niue time]] [SRC[>>604]] 
([DFN[ニウエ時刻]]) と呼んでいるようです。
[[法令]]上は単に[[標準時]]と呼ばれています。

[567] [[tzdata]] は、[[ニウエ]]について [DFN[[CODE[Pacific/Niue]]]]
を定義しています [SRC[>>566]]。

-*-*-

[44] [[クック諸島の標準時]]は、
[DFN[Cook Islands Time]] [SRC[>>43, >>47]] と呼ばれることがあります。

[574] [[tzdata]] は[[クック諸島]]について
[DFN[[CODE[Pacific/Rarotonga]]]] を定義しています [SRC[>>573]]。
[[Shanks]] を出典としています [SRC[>>573]]。

[REFS[

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[43] [CITE[New Zealand External Relations Review - Google ブックス]]
([TIME[2018-10-05 18:24:23 +09:00]])
<https://books.google.co.jp/books?id=S_mOAAAAMAAJ&dq=cook+islands+time>
]FIGCAPTION]

> Cook Islands Time

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[47] [CITE[S UM M A R Y I N V I T A T I ON T O A P P LY]]
(A ug us t 2 0 1 5 Seabed Minerals Authority [TIME[2015-10-28 04:46:07 +09:00]])
<https://www.seabedmineralsauthority.gov.ck/PicsHotel/SeabedMinerals/Brochure/2015Tender/2015%20ITA%20Summary.pdf>
]FIGCAPTION]

> Applications must be received by the
> Authority by 4:30pm Cook Islands time

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[48] [CITE@en-US[Contact us – Procurement Portal]]
([TIME[2018-10-05 18:37:13 +09:00]])
<http://procurement.gov.ck/contact-us>
]FIGCAPTION]

> between 8am and 4pm Local Time

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[49] [CITE@en-US[ATIU WATER UPGRADE PROJECT (PHASE 1) Tender OPM/REDD-03/2015 Supply and Delivery of Water Pipes and Fittings – Procurement Portal]]
([TIME[2018-10-05 18:37:41 +09:00]])
<http://procurement.gov.ck/tender=1173>
]FIGCAPTION]

> 1.00pm on Monday 11 January 2016 (local time)

]FIG]

]REFS]

* 変遷の概略

[FIG(table)[ [3] [[クック諸島]]と[[ニウエ]]の[[標準時]]の変遷の概略

:t: 時期
:c: [[クック諸島]]
:n: [[ニウエ]]

:c: [[地方時]]
:n: [[地方時]]

:t: [TIME[1915-10-11]]
:c: [TZ[-10:38]]
:n: [TZ[-11:20]]

:t: [TIME[1924-10-01]]
:c: [TZ[-10:38]]
:n: [TZ[-10:20]]

:t: [TIME[1925-03-31]]
:c: [TZ[-10:38]]
:n: [TZ[-11:20]]

:t: [TIME[1952-10-16]]
:c: [TZ[-10:30]]
:n: [TZ[-11:20]]

:t: [TIME[1962-12-05]]
:c: [TZ[-10:30]]
:n: [TZ[-11:00]]

:t: 1980年代
:c: [TZ[-10:00]]
:n: [TZ[-11:00]]

:t: 現所属国
:c: [[クック諸島]]
:n: [[ニウエ]]

:t: [[tzdata]]
:n: [CODE[Niue][Pacific/Niue]]
:c: [CODE[Rarotonga][Pacific/Rarotonga]]

]FIG]

* ニウエ

[569] [[tzdata]] の [CODE[Pacific/Niue]] は、
元の [[LMT]] を [TZ[-11:19:40]] としています [SRC[>>566]]。

[33] [TIME[1898年][year:1898]]の[[新聞記事]]には、
[[Nen]] or [[Savage Island]] が ([[American time]] = [[アメリカ日付]]ではなく) 
[[New Zealand time]] (= [[アジア日付]])
を使っていたというような記述があります [SRC[>>29]]。

[34] [[ニウエ]]には[[サモア]]から[[宣教師]]が移住していたといいます。
[[サモアの標準時]]はこの時既に[[アメリカ日付]]に移行していますが、
それ以前は[[英国]]系の[[住民]]を中心に[[アジア日付]]を使っていました。
[[ニウエ]]でも当初は[[アジア日付]]を使っていたのでしょうか。

[REFS[

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[29] [CITE@en[Papers Past | CORRESPONDENCE. (Nelson Evening Mail, 1898-04-29)]] ([[National Library of New Zealand]]著, [TIME[2018-04-07 17:39:30 +09:00]]) <https://paperspast.natlib.govt.nz/newspapers/NEM18980429.2.19>
]FIGCAPTION]

>
And to make it more complicated, two islands situated in the same longitude west had different days, and it was explained that American time was taken to Samoa and New Zealand time to Nen or Savage Is-
land ; and having a part crew from each
it was difficult to decide which Sunday to keep ; but we hit on the happy plan, when we crossed the meridian bound to the Gilbert Island to keep the Savage Islander's Sunday, and in west longitude the Samoan.

]FIG]

]REFS]

-*-*-

;; [555] [TIME[1900年][year:1900]]、[[英国]]の[[保護領]]となりました。

;; [556] [TIME[1901年][year:1901]]、[[英領ニュージーランド]]管下[[クック諸島]]の管轄となりました。

[HISTORY[
[698] [[Shanks]] の [[NIUE]] は、
[TIME[1901年1月1日0時0分][1901-01-01T00:00]]から [TZ[-11:20]]
(それ以前は [[LMT]]) としていました [SRC[>>697]]。

[568] [[tzdata]] の [CODE[Pacific/Niue]] は、
[TIME[1901年][year:1901]]を境に [TZ[-11:20]] としています [SRC[>>566]]。
]HISTORY]

[593] 
[[ニュージーランド]]の[TIME[1915年][year:1915]][[法律]]第40号
[CITE[Cook Islands Act 1915]] ([TIME[1915年10月11日][1915-10-11]]) は、
[[クック諸島]]の[[日付]]は[[ニュージーランド]]より[[1日遅れ][アメリカ日付]]であり、
[[標準時]]は各島の[[子午線]]の[[時刻]]であると定めました [SRC[>>591]]。
この[[法律]]が[[ニウエ]]にも適用されていたようです。
[[ニウエ]]においては実質 [TZ[-11:20]] だったと思われます。

-*-*-

[24] 
[TIME[1920年10月1日][1920-10-01]]から[[ニュージーランド]]本国の[[無線報時]]が稼働しました。
これは[[ニウエ]]からも十分に受信可能なものでした。 [SRC[>>23]]

-*-*-

[15] [[ニウエ]]は[TIME[1924年10月1日][1924-10-01]]に1時間進めて[[夏時刻]]に移行し、
[TIME[3月31日][1925-03-31]]に[[標準時]]に復帰しました [SRC[>>14]]。

[582] [TIME[1924年][year:1924]]、[[ニウエ]]の[[法令]]の第23号に
[CITE[Daylight-Saving]] と題するものがありました。 [SRC[>>607, >>581]]

[16] この[[夏時刻]]の実施は、
[[Island Council]]
が[[全会一致]]で成立し、[[政令]]となったものでした。
[TIME[10月16日][1924-10-16]]に [[Secretary to Cook Islands Department]] の
[[J. D. Gray]] が[[ニウエ]]から[[ニュージーランド]]に帰国したことで判明し、
その後[[ニュージーランド]]や[[豪州]]の[[新聞]]各紙で報道されました [SRC[>>14]]。
[[ニュージーランド]]国内初の[[夏時刻]]実施であり、
[TIME[翌年][year:1925]]の[[ニュージーランド]] (本国) 
[[国会]]でも取り上げられました [SRC[>>654]]。

;; [25] この頃[[ニュージーランド]]本国では[[夏時刻]]実施の是非が議論されていました。
[SEE[ [[ニュージーランドの標準時]] ]]

[17] 実際のところ[[島民]]は[[日の出]]と共に起きる生活をしていた [SRC[>>14]]
(実質[[夏時刻]]) のであり、[[夏時刻]]実施により行政庁の開庁を待つ必要がなくなる [SRC[>>13]]
のだといいます。

[616] [TIME[1925年][year:1925]]-[TIME[1926年][year:1926]]は不明です。
前年と違って[[新聞]]報道は見当たりません。
同じ期間に実施されたのでしょうか。

[583] [TIME[1926年][year:1926]]、[[ニウエ]]の[[法令]]の第25号に
[CITE[Daylight-Saving Repeal]] と題するものがありました。
これにより[RUBYB[[TIME[1924年][year:1924]]第23号][1924/23]]は廃止されました。
[SRC[>>607, >>581]]

-*-*-

[668] [TIME[1941年][year:1941]]の[[日本政府]]の[[時間帯図]]では、
[[NIUE]] or [[SAVAGE I.]] は [TZ[-11:20]] で塗られていました [SRC[>>669]]。

;; [565] [TIME[1947年][year:1947]]、
[[ニュージーランド]]が[[英国]]から[[独立]]しました。

[673] [TIME[1950年][year:1950]]の[[米国政府]]の[[時差の表]]では、
[[Niue (Savage) Island]] は [TZ[-11:20]] とされていました。
[SRC[>>672]]

[HISTORY[
[699] [[Shanks]] の [[NIUE]] は、
[TIME[1951年1月1日0時0分][1951-01-01T00:00]]から [TZ[-11:30]] としていました [SRC[>>697]]。

[570] [[tzdata]] の [CODE[Pacific/Niue]] は、
[TIME[1951年][year:1951]]を境に [TZ[-11:30]] としています [SRC[>>566]]。

[26] 根拠は不明です。
]HISTORY]

[676] 
[TIME[1957年3月][1957-03]]の[[カナダ]]の[[時差の表]]では、
[[Niue Island]] と [[Savage Island]] は [TZ[-11:20]] とされていました
[SRC[>>675]]。

[598] [[ニュージーランド]]の[TIME[1952年][year:1952]][[法律]]第32号
[CITE[Cook Islands Amendment Act 1952]] ([TIME[1952年10月16日][1952-10-16]])
により、[[ニウエ]]の[[時刻]]は
[LON[-11:20]] と改められました [SRC[>>596]]。

[648] 
[TIME[1958年][year:1958]]と
[TIME[1968年][year:1968]]出版の[[書籍]]は
[[Niue standard time]] を [TZ[-11:20]] としていました [SRC[>>647]]。

-*-*-

[595] 
[[ニュージーランド]]の[TIME[1962年][year:1962]][[法律]]第40号
[CITE[Cook Islands Amendment Act 1962]] ([TIME[1962年12月5日][1962-12-05]])
は、[[ニウエの標準時]]を [TZ[-11:20]] から [TZ[-11:00]] に改めました。
[SRC[>>594]]

[HISTORY[

[58] 
[CITE[The Air Almanac]]
の
[L[April 1964]] ([TIME[1964-04]])
修正版は、
[[Niue Islands]]
を
[TZ[+11:20]]
としています。
[SRC[>>56]]

[59] 
[CITE[The Air Almanac]]
の
[L[August 1964]] ([TIME[1964-08]])
修正版は、
[[Niue Islands]]
を
[TZ[+11:00]]
としています。
[SRC[>>57]]

[60] 
[[tzdata]] は >>58 >>59 より間を取って[TIME[1964-07]]頃と推定しています。 [SRC[>>55]]

]HISTORY]

[REFS[

- [56] 
[CITE[[[The Air Almanac]] - Google ブックス]], [TIME[2023-12-03T08:29:19.000Z]] <https://books.google.co.jp/books?id=_1So677Y5vUC&pg=SL1-PA23&redir_esc=y>
- [57] 
[CITE[[[The Air Almanac]] - Google ブックス]], [TIME[2023-12-03T08:29:32.000Z]] <https://books.google.co.jp/books?id=MbJloqd-zyUC&pg=SL1-PA23&redir_esc=y>
- [55] [CITE['''['''tz''']''' Further fix for Niue]], [TIME[2021-09-29T06:17:07.000Z]], [TIME[2023-12-03T08:29:09.492Z]] <https://mm.icann.org/pipermail/tz/2021-September/030384.html>

]REFS]

-*-*-

[586] [[ニュージーランド]]の[TIME[1966年][year:1996]][[法律]]第38号
[CITE[Niue Act 1966]] ([TIME[1967年1月1日][1967-01-01]]) は、
[[ニウエ]]の[[日付]]は[[ニュージーランド]]より[[1日遅れ][アメリカ日付]]であり、
[[標準時]]は [TZ[-11:00]] であると定めました [SRC[>>585]]。
出典として[TIME[1915年][year:1915]][[法律]]第40号、
[TIME[1962年][year:1962]][[法律]]第40号が参照されていました。
同時に[[ニュージーランド]]の[TIME[1966年][year:1966]][[法律]]第39号
[CITE[Cook Islands Amendment Act 1966]] ([TIME[1966年10月7日][1966-10-07]]) 
により、 [CITE[Cook Islands Act]] から[[ニウエ]]の[[時刻]]に関する[[条項]]は削除されました
[SRC[>>601]]。

[HISTORY[
[36] 
[TIME[1966年][year:1966]]の[[ニュージーランド]]の[[百科事典]]の[[時差の表]]は、
[[Niue]] を [TZ[-11:20]] としていました [SRC[>>37]]。

]HISTORY]

[679] [TIME[1968年][year:1968]]の[[米国政府]]の[[時差の表]]から作られたという[[時間帯図]]では、
[[ニウエ]]は [TZ[-11:00]] で塗られていました [SRC[>>678]]。

;; [557] [TIME[1974年][year:1974]]、
[[ニュージーランド]]の[[自由連合]]となりました。

[HISTORY[
[700] [[Shanks]] の [[NIUE]] は、
[TIME[1978年10月1日0時0分][1978-10-01T00:00]]から [TZ[-11:00]] としていました [SRC[>>697]]。

[571] [[tzdata]] の [CODE[Pacific/Niue]] は、
[TIME[1978年10月1日][1978-10-01]]を境に [TZ[-11:00]] としています [SRC[>>566]]。

[701] 根拠は不明です。
]HISTORY]

[HISTORY[
[691] 
[CITE[Time Changes]] の [[SAVAGE ISLAND]] ([[NIUE]]) は、
[[標準時]]を [TZ[-11:20]] としていました [SRC[>>692]]。
改正の情報が反映されないまま残されていたものと思われます。
]HISTORY]

[686] [TIME[1985年][year:1985]]以後の[[米国政府]]の[[時間帯図]]では、
[[ニウエ]]は [TZ[-11:00]] で塗られています [SRC[>>687]]。

-*-*-

[584] [[ニウエ]]の[RUBYB[[TIME[2004年][year:2004]][[法律]]第269号][2004/269]]
[CITE[Interpretation Act 2004]] は、
[[ニウエ]]の[[日付]]は[[ニュージーランド]]より[[1日遅れ][アメリカ日付]]であり、
[[標準時]]は [TZ[-11:00]] であると定めました [SRC[>>580]]。
なお [TIME[2006年][year:2006]]版[[法令集]]収録の [CITE[Niue Act 1966]]
には[[時刻]]に関する条項に 2004/269 で削除とあり
[SRC[>>608]]、[[ニウエ]]法としては新法施行と同時に当該規定が廃止されているようです。

[611] [[ニュージーランド]]の[TIME[2007年][year:2007]]公法第71号
[CITE[Niue Amendment Act 2007]] ([TIME[2007年9月19日][2007-09-19]][[公布]]、
[TIME[20日][2007-09-20]][[施行]]) は、
[CITE[Niue Act 1966]] を[[改正]]し、
[[時刻]]に関する[[条項]]を削除しました
[SRC[>>610]]。これにより[[ニュージーランド]]法として残存していた規定も廃止されました。

[REFS[
- [23] [CITE@en[Papers Past | WIRELESS TIME SIGNAL (Evening Post, 1921-06-23)]] ([[National Library of New Zealand]]著, [TIME[2018-02-16 20:17:21 +09:00]]) <https://paperspast.natlib.govt.nz/newspapers/EP19210623.2.28>
- [14] 
-- [13] [CITE@en[Papers Past | DAYLIGHT SAVING. (New Zealand Herald, 1924-10-17)]] ([[National Library of New Zealand]]著, [TIME[2018-02-16 20:00:20 +09:00]]) <https://paperspast.natlib.govt.nz/newspapers/NZH19241017.2.120>
-- [10] [CITE@en[Papers Past | TAILS WAGS THE DOG. (Horowhenua Chronicle, 1924-10-17)]] ([[National Library of New Zealand]]著, [TIME[2018-02-16 19:57:41 +09:00]]) <https://paperspast.natlib.govt.nz/newspapers/HC19241017.2.11>
-- [12] [CITE@en[Papers Past | TAILS WAGS THE DOG. (Manawatu Times, 1924-10-17)]] ([[National Library of New Zealand]]著, [TIME[2018-02-16 19:58:28 +09:00]]) <https://paperspast.natlib.govt.nz/newspapers/MT19241017.2.15>
-- [11] [CITE@en[Papers Past | DAYLIGHT SAVING. (Northern Advocate, 1924-10-17)]] ([[National Library of New Zealand]]著, [TIME[2018-02-16 19:58:08 +09:00]]) <https://paperspast.natlib.govt.nz/newspapers/NA19241017.2.22>
-- [19] [CITE@en[Papers Past | General News. (Press, 1924-10-17)]] ([[National Library of New Zealand]]著, [TIME[2018-02-16 20:11:08 +09:00]]) <https://paperspast.natlib.govt.nz/newspapers/CHP19241017.2.38>
-- [20] [CITE@en[Papers Past | Otago Daily Times (Otago Daily Times, 1924-10-17)]] ([[National Library of New Zealand]]著, [TIME[2018-02-16 20:11:41 +09:00]]) <https://paperspast.natlib.govt.nz/newspapers/ODT19241017.2.30>
-- [22] [CITE@en[Papers Past | LOCAL AND GENERAL (Evening Post, 1924-10-17)]] ([[National Library of New Zealand]]著, [TIME[2018-02-16 20:14:20 +09:00]]) <https://paperspast.natlib.govt.nz/newspapers/EP19241017.2.41>
-- [614] [CITE@en[18 Oct 1924 - DAYLIGHT SAVING - Trove]] 
Barrier Miner (Broken Hill, NSW : 1888 - 1954) 
([TIME[2018-02-14 22:18:49 +09:00]]) <https://trove.nla.gov.au/newspaper/article/45858296>
- [18] [CITE@en[Papers Past | DAYLIGHT THROUGH THE GLOOM (Evening Post, 1925-08-15)]] ([[National Library of New Zealand]]著, [TIME[2018-02-16 20:09:27 +09:00]]) <https://paperspast.natlib.govt.nz/newspapers/EP19250815.2.24.2>
- [21] [CITE@en[Papers Past | Otago Daily Times (Otago Daily Times, 1925-08-18)]] ([[National Library of New Zealand]]著, [TIME[2018-02-16 20:12:07 +09:00]]) <https://paperspast.natlib.govt.nz/newspapers/ODT19250818.2.43>

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[654] [CITE[Parliamentary Debates - New Zealand. Parliament - Google ブックス]] 
JULY 30 TO SEPTEMBER 2 1925 
(1925, [TIME[2018-02-16 16:42:42 +09:00]]) <https://books.google.co.jp/books?id=P-sLAQAAIAAJ&lpg=PA387&ots=2LVmVRMLbk&pg=PA387>
]FIGCAPTION]

> Mr. SIDEY (Dunedin South) desired to draw attention to one respect in which Niue had shown itself more progressive than New Zealand: it was that the only Ordinance passed during the year provided for daylight saving. The clock was put forward one hour on 1st October and put lack again on
31st March.  The latitude of Niue was not so suitable for this scheme as that of New Zealand.  He congratulated the Minister, and expressed the hope that he would be found supporting the proposal when it again came before the New Zealand Parliament.
]FIG]

- [674] [[時差の表]]
-- [669] [TIME[1941年][year:1941]] 時刻帯図 
-- [672] [TIME[1950年][year:1950]] [CITE[Standard time throughout the world]]
-- [675] [TIME[1957年3月][1957-03]] STANDARD TIMES
-- [678] [TIME[1972年][year:1972]] [CITE[世界大百科事典]]
-- [687] 1985年-2015年 Standard Time Zones of the World (CIA World Factbook)

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[594] [CITE[Cook Islands Amendment Act 1962]] ([TIME[2017-02-10 06:25:44 +09:00]]) <http://www.paclii.org/ck/legis/ck-nz_act/ciaa1962212/>
10ページ
]FIGCAPTION]

> [B[14. Time of day in Niue]]-Section 651 of the principal Act
(as substituted by section 3 of the Cook Islands Amendment
Act 1952) is hereby amended by omitting from subsection
(2) the words "one hundred and seventy degrees", and substituting
the words "one hundred and sixty-five degrees". 
]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[585] [CITE[Niue Act 1966]] ([TIME[2017-02-10 08:12:48 +09:00]]) <http://www.paclii.org/nu/legis/nu-nz_act/na196666/>
]FIGCAPTION]

> 
[BOX(center)[
NEW ZEALAND

THE NIUE ACT 1966

Act 38 of 1966 - 1 January 1967
]BOX]

>
[B[717. Calendar of Niue]] - The calendar in Niue shall be one day behind the calendar in New Zealand, so that the 1st day of January in Niue shall be that day which is coincident for the most part of its duration with the 2nd day of January in New Zealand, and so on from day to day throughout the year, and so that Sunday in Niue shall be that day which is coincident for the most part of its duration with Monday in New Zealand, and so on from day to day throughout the week.
>
Cf. 1915, No. 40, s. 650
>
[B[718. Time of day in Niue]] - The hour of the day in Niue shall be determined as if that island were situated on the meridian 165 degrees west of Greenwich.
>
Cf. 1915, No. 40, s. 651(2); 1962, No. 40, s. 14
>
[B[719. Statutory references to time]] - All references to time in any enactment in force or which may hereafter be in force in Niue shall in respect of the application of that enactment to Niue be construed in accordance with the calendar of Niue as established by this Act.
>
Cf. 1915, No. 40, S. 652

]FIG]

- [601] [CITE[Cook Islands Amendment Act 1966]] ([TIME[2017-02-10 06:25:43 +09:00]]) <http://www.paclii.org/ck/legis/ck-nz_act/ciaa1966212/>
16ページ

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[647] 
[CITE[The Pacific Islands Year Book - Google ブックス]] 
Pacific Publications, 1959
([TIME[2018-02-16 16:03:02 +09:00]]) <https://books.google.co.jp/books?hl=ja&id=oZ0SAAAAIAAJ&dq=%22standard+time%22>

[CITE[The Pacific Islands Year Book - Google ブックス]] 
Pacific Publications, 1968
([TIME[2018-02-16 15:54:47 +09:00]]) 
<https://books.google.co.jp/books?hl=ja&id=USsxAQAAIAAJ&dq=%22standard+time%22>

[CITE[Pacific Islands Year Book - Google ブックス]] 
Fiji Times, 1972
([TIME[2018-02-16 16:28:26 +09:00]]) <https://books.google.co.jp/books?hl=ja&id=PSxBAAAAMAAJ&dq=%22standard+time%22>

[CITE[Pacific Islands Year Book - Google ブックス]] 
Fiji Times, 1972
([TIME[2018-02-16 16:32:20 +09:00]]) <https://books.google.co.jp/books?hl=ja&id=h0I9AAAAYAAJ&dq=%22standard+time%22>

]FIGCAPTION]

> Niue standard time is 11 hours 20 minutes behind Greenwich.
]FIG]

- [37] [TIME[1966年][year:1966]] [CITE[An Encyclopaedia of New Zealand]]
[[時差の表]]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[688] [CITE[Economist - The World in Figures, 1978]] ([TIME[2017-08-25 17:20:18 +09:00]]) <https://link.springer.com/content/pdf/10.1007/978-1-349-16437-0_248.pdf>
]FIGCAPTION]

> [B[Time]] 11 hours behind GMT 
]FIG]

- [692] [CITE[Time Changes]]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[652] [CITE[Pacific Islands Year Book - John Carter - Google ブックス]] 
Pacific Publications, 1984
([TIME[2018-02-16 16:21:09 +09:00]]) 
<https://books.google.co.jp/books?hl=ja&id=1Ts9AAAAYAAJ&dq=%22standard+time%22>
]FIGCAPTION]

> Local time is 11 hr. 0 min. behind GMT.
]FIG]

- [697] [[Shanks]]
- [607] [CITE[NIUE LAWS TAU FAKATUFONO-TOHI A NIUE LEGISLATION AS AT DECEMBER 2006 VOLUME 1 TOHI 1]] ([TIME[2011-07-26 06:45:52 +09:00]]) <http://www.gov.nu/wb/media/Volume%201.pdf#page=32>
- [581] [CITE[Niue - Consolidated Legislation - Chronological Table of Statutes]] ([TIME[2015-12-17 08:00:11 +09:00]]) <http://www.paclii.org/nu/indices/legis/Statutes_Chron_2006%20_Laws.html>
- [606] [CITE[NIUE LAWS TAU FAKATUFONO-TOHI A NIUE LEGISLATION AS AT DECEMBER 2006 VOLUME 2 TOHI 2]] ([TIME[2011-07-26 06:49:34 +09:00]]) 
[CITE[Interpretation Act 2004]]
<http://www.gov.nu/wb/media/Volume%202.pdf#page=426>

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[580] [CITE[Interpretation Act 2004]] ([TIME[2017-02-10 08:11:15 +09:00]]) <http://www.paclii.org/nu/legis/consol_act/ia2004191/>
]FIGCAPTION]

>
[BOX(center)[
NIUE LAWS
LEGISLATION AS AT DECEMBER 2006

INTERPRETATION ACT 2004

2004/269
]BOX]
> [SNIP[]]
>
[B[29 Calendar and standard time]]
>
(1) The calendar in Niue shall be one day behind the calendar in New Zealand, so that the first day of January in Niue shall be the day which is coincident for the most part with the second day of January in New Zealand, and so on from day to day throughout the year.
>
(2) The standard time of Niue is the solar time of longitude 165 degrees west of Greenwich.

]FIG]

- [608] [CITE[NIUE LAWS TAU FAKATUFONO-TOHI A NIUE LEGISLATION AS AT DECEMBER 2006 VOLUME 3 TOHI 3]] ([TIME[2011-07-26 06:56:05 +09:00]]) <http://www.gov.nu/wb/media/Volume%203.pdf#page=99>
- [610] [CITE@en-NZ[Niue Amendment Act 2007 No 71, Public Act – New Zealand Legislation]] ([TIME[2018-02-14 15:19:18 +09:00]]) <http://www.legislation.govt.nz/act/public/2007/0071/latest/whole.html#DLM968436>
- [609] [CITE@en-NZ[Niue Act 1966 No 38 (as at 01 March 2017), Public Act – New Zealand Legislation]] ([TIME[2018-02-14 15:18:21 +09:00]]) <http://www.legislation.govt.nz/act/public/1966/0038/latest/whole.html#DLM377741>

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[603] [CITE@en[Government of Niue - The Island - Ko e Motu]]
([TIME[2018-02-14 14:31:32 +09:00]])
<http://www.gov.nu/wb/pages/the-island.php>
]FIGCAPTION]

> From New Zealand, it is located towards the north eastern side of the International Date Line and is 11 hours behind the Greenwich Mean Time.

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[604] [CITE[INSTRUCTIONS TO TENDERERS ]]
([TIME[2017-03-30 03:51:43 +09:00]])
<http://www.gov.nu/wb/media/PRESS%20RELEASES%202017/EDF%20Supply%20Contract%20dossier/03%20Instruction%20to%20Tenderers.pdf>
]FIGCAPTION]

> 1300hrs (Niue time)

]FIG]

- [566] [CITE@en[tz/australasia at master · eggert/tz]] ([TIME[2018-02-13 23:17:02 +09:00]]) <https://github.com/eggert/tz/blob/master/australasia#L528>
]REFS]

* クック諸島

[575] [[tzdata]] の [CODE[Pacific/Rarotonga]]
は、元の [[LMT]] を [TZ[-10:39:04]] としています [SRC[>>573]]。

;; [518] [TIME[1858年][year:1858]]、
[[ラロトンガ王国]]が建国されました。

;; [558] [TIME[1888年][year:1888]]、
[[ラロトンガ王国]]は[[英国]]の[[保護領]]となりました。

;; [562] [TIME[1892年][year:1892]]、
[[英国]]は[[北クック諸島]]を自国領としました。
[[米国]]も既に領有権を主張していました。

;; [560] [TIME[1893年][year:1893]]、[[英国保護領ラロトンガ王国]]は[[英領クック諸島連合]]となりました。

;; [559] [TIME[1901年][year:1901]]、
[[英領クック諸島]]は[[英領ニュージーランド]]管轄となりました。
[[ニウエ]]も管轄下に入りました。

[HISTORY[
[693] [[Shanks]] の [[COOK ISLANDS]] は
[TIME[1901年1月1日0時0分][1901-01-01T00:00]]から [TZ[-10:30]] (それ以前は [[LMT]])
としていました [SRC[>>694]]。

[576] [[tzdata]] の [CODE[Pacific/Rarotonga]] は、
[TIME[1901年][year:1901]]を境に [TZ[-10:30]] としています [SRC[>>573]]。

[695] 根拠は不明であり、実態のない情報と思われます。
]HISTORY]

[592] 
[[ニュージーランド]]の[TIME[1915年][year:1915]][[法律]]第40号
[CITE[Cook Islands Act 1915]] ([TIME[1915年10月11日][1915-10-11]][[公布]]) は、
[[クック諸島]]の[[日付]]は[[ニュージーランド]]より[[1日遅れ][アメリカ日付]]であり、
[[時刻]]は各島の[[子午線]]の[[時刻]]であると定めました [SRC[>>591]]。

[31] 
[TIME[1922年][year:1922]]には、
[[英領ニュージーランド領サモア]]を[[アメリカ日付]]から[[アジア日付]]に変更することが検討されました。
当時の[[新聞]]では[[サモア]]や[[クック諸島]]は[[アメリカ日付]]である [SRC[>>30]]
と言及されたものこそありますが、
[[クック諸島]]も[[アジア日付]]に変更しようとする動きを報じたものは見当たりません。

[REFS[
- [30] [CITE@en[Papers Past | SAMOA'S TIME (Evening Post, 1922-01-17)]] ([[National Library of New Zealand]]著, [TIME[2018-04-10 01:21:17 +09:00]]) <https://paperspast.natlib.govt.nz/newspapers/EP19220117.2.36>
]REFS]

-*-*-

[656] 
[TIME[1927年1月][1927-01]]の[[米軍]]の[[時間帯図]]では、
[[COOK IS]] は [TZ[-10:38]] で塗られていました [SRC[>>657]]。
ここで塗られていた範囲は[[南クック諸島]]南部で、
[[Palmeraton Is]] ([[南クック諸島]]北部) や[[北クック諸島]]は無色でした。

[659] 
[TIME[1931年][year:1931]]の[[日本政府]]の[[時差の表]]では、
[[Cook Island]] は [TZ[-10:38:00]] とされていました。 [SRC[>>658]]
[[時間帯図]]は[[大正十年十一月一日海軍省令第十八號]]以来[[仏領ポリネシア]]として
[TZ[-10:00]] で塗られている領域に[[南クック諸島]]が含まれているように見え、
この年のものも変わっていませんでした。

[660] 
[TIME[1932年][year:1932]]と[TIME[1935年][year:1935]]の[[米国政府]]の[[時差の表]]では、
[[Cook Islands]] と [[Raratonga Island]] は [TZ[-10:38]] とされていました。
[SRC[>>661, >>507]]
[[時間帯図]]は [TZ[-11:00]] のように塗られているようにも見えますが、
塗られていることがわかるだけで意図した[[時差]]はよくわかりません。

[663] 
[TIME[1933年][year:1933]]の[[日本政府]]の[[時差の表]]では、
[[Cook Island]] は [TZ[-10:38:00]] とされていました。 [SRC[>>662]]
[[時間帯図]]は[[クック諸島]]部分が不自然に消されていました。

[665] 
[TIME[1934年][year:1934]]の[[日本]]の[[書籍]]では、
[[ラロトンガ島]]は [TZ[-10:38]] とされていました [SRC[>>666]]。

[667] 
[TIME[1941年][year:1941]]の[[日本政府]]の[[時間帯図]]では、
[[COOK IS]] は [TZ[-10:38]] で塗られていました [SRC[>>572]]。
[[南クック諸島]]の領域が塗られていました。

;; [563] [TIME[1941年][year:1941]]頃、
[[北クック諸島]]は[[英領クック諸島]]管下に確定しました。

;; [564] [TIME[1947年][year:1947]]、
[[ニュージーランド]]が[[英国]]から[[独立]]しました。

[671] 
[TIME[1950年][year:1950]]の[[米国政府]]の[[時差の表]]では、
[[Cook Islands]] と [[Raratonga Island]] は [TZ[-10:38]] とされていました。
[SRC[>>670]]

-*-*-

[597] [[ニュージーランド]]の[TIME[1952年][year:1952]][[法律]]第32号
[CITE[Cook Islands Amendment Act 1952]] ([TIME[1952年10月16日][1952-10-16]])
により、[[ニウエ]]を除く[[クック諸島]]の[[時刻]]は
[TZ[-10:30]] と改められました [SRC[>>596]]。

[35] [TIME[1954年][year:1954]]の[[英国]]の書籍には、
[[クック諸島]]は [TZ[-10:30]] とありました [SRC[>>802]]。

[677] [TIME[1957年3月][1957-03]]の[[カナダ]]の[[時差の表]]では、
[[Cook Islands]] except [[Niue]] と [[Rarotonga]] は [TZ[-10:30]]
とされていました [SRC[>>675]]。

;; [561] [TIME[1965年][year:1965]]、
[[クック諸島]]は[[ニュージーランド]]の[[自由連合]]となりました。

;; [602] [[ニウエ]]の分離に伴い、
[[ニュージーランド]]の[TIME[1966年][year:1966]][[法律]]第39号
[CITE[Cook Islands Amendment Act 1966]] ([TIME[1966年10月7日][1966-10-07]]) 
で、 [CITE[Cook Islands Act]] から[[ニウエ]]の[[時刻]]に関する[[条項]]は削除されました
[SRC[>>601]]。

[649]
[TIME[1959年][year:1959]]と
[TIME[1968年][year:1968]]出版の書籍は[[クック諸島]]の[[標準時]]を 
[TZ[-10:30]] としていました [SRC[>>646]]。

[681] [TIME[1968年][year:1968]]の[[米国政府]]の[[時差の表]]から作られたという[[時間帯図]]では、
[[南クック諸島]]は [TZ[-10:30]] で塗られていました [SRC[>>680]]。

-*-*-

[588] 
[[クック諸島]]の[TIME[1978年][yaer:1978]][[法律]]第5号に
[CITE[Time]] と題するものがありました [SRC[>>587]]。

[589] 
[[クック諸島]]の1978-79年[[法律]]第24号に
[CITE[Time Amendment]] と題するものがありました [SRC[>>587]]。
この[[改正]]を経た [CITE[Time Act 1978]] は、
[TIME[2016年][year:2016]]時点でも[[現行法]]のようです [SRC[>>590]]。

[40] [[クック諸島]]の議会の [[Webサイト]]によると、
次の[[政令]]がありました [SRC[>>39]]。

- 1978/6	Cook Islands Daylight Time
- 1979/16	Daylight Time Order
- 1980/15	C. Is. Daylight Saving Time
- 1989/17	C. Is. Daylight Savings Time Revocation

[9] この時期の[[時刻]]については、次に示す通り情報が錯綜しています。

[685] 
[TIME[1979年][year:1979]]の[[英軍]]の[[時間帯図]]に基づくという[[時間帯図]]では、
[[南クック諸島]]らしき部分は [TZ[-10:00]] で塗られていました [SRC[>>684]]。

[7] 
[CITE[Pacific Islands Yearbook]] なる[[年鑑]]は、
確認できる中で
[TIME[1981年][year:1981]]版から[TIME[1994年][year:1994]]版まで、
[[標準時]]は [TZ[-10:00]]、
[TIME[1月1日][--01-01]]から[TIME[3月31日][--03-31]]まで[[夏時刻]] [TZ[-09:00]]
としていました。
[SRC[>>645, >>651]]
([TIME[1959年][year:1959]]版から
[TIME[1972年][year:1972]]版は [TZ[-10:30]] としていました [SRC[>>646]]。)

[689] 
[CITE[Time Changes]] の [[COOK ISLANDS]] は、
[[標準時]] [TZ[-10:30]]、
[[日光節約時]] [TIME[1979-10-07]] - [TIME[1980-03-30]] としていました [SRC[>>690]]。

[683] 
[TIME[1985年][year:1985]]以後の[[米国政府]]の[[時間帯図]]では、
[[クック諸島]]は [TZ[-10:00]] で塗られています [SRC[>>682]]。

[644] [TIME[1986年][year:1986]]出版の[[書籍]]では、
[[標準時]]は [TZ[-10:30]] であり、
[TIME[1978年][year:1978]]から1時間の[[夏時刻]]が実施されているとなっていました
[SRC[>>643]]。

[8] [TIME[1988年][year:1988]]出版の書籍では、
[[標準時]]は [TZ[-10:00]]、[[夏時刻]]は [TZ[-09:30]]
とされていました [SRC[>>655]]。

[696] [[Shanks]] は[[夏時刻]]の実施期間を次の通り示していました [SRC[>>694]]。

- [TIME[1978-11-12T00:00]] [TZ[-09:30]]
- [TIME[1979-03-04T00:00]] [TZ[-10:00]]
- [TIME[1979-10-28T00:00]] [TZ[-09:30]]
- [TIME[1980-03-02T00:00]] [TZ[-10:00]]
- [TIME[1980-10-26T00:00]] [TZ[-09:30]]
- [TIME[1981-03-01T00:00]] [TZ[-10:00]]
- [TIME[1981-10-25T00:00]] [TZ[-09:30]]
- [TIME[1982-03-07T00:00]] [TZ[-10:00]]
- [TIME[1982-10-31T00:00]] [TZ[-09:30]]
- [TIME[1983-03-06T00:00]] [TZ[-10:00]]
- [TIME[1983-10-30T00:00]] [TZ[-09:30]]
- [TIME[1984-03-04T00:00]] [TZ[-10:00]]
- [TIME[1984-10-28T00:00]] [TZ[-09:30]]
- [TIME[1985-03-03T00:00]] [TZ[-10:00]]
- [TIME[1985-10-27T00:00]] [TZ[-09:30]]
- [TIME[1986-03-02T00:00]] [TZ[-10:00]]
- [TIME[1986-10-26T00:00]] [TZ[-09:30]]
- [TIME[1987-03-01T00:00]] [TZ[-10:00]]
- [TIME[1987-10-25T00:00]] [TZ[-09:30]]
- [TIME[1988-03-06T00:00]] [TZ[-10:00]]
- [TIME[1988-10-30T00:00]] [TZ[-09:30]]
- [TIME[1989-03-05T00:00]] [TZ[-10:00]]
- [TIME[1989-10-29T00:00]] [TZ[-09:30]]
- [TIME[1990-03-04T00:00]] [TZ[-10:00]]
- [TIME[1990-10-28T00:00]] [TZ[-09:30]]
- [TIME[1991-03-03T00:00]] [TZ[-10:00]]

[577] [[tzdata]] の [CODE[Pacific/Rarotonga]] は、
[TIME[1978年11月12日][1978-11-12]]を境に [TZ[-10:00]] としています [SRC[>>573]]。

[578] [[tzdata]] の [CODE[Pacific/Rarotonga]] は、
[TIME[1978年11月12日0時0分][1978-11-12T00:00]]に30分進めて [TZ[-09:30]] 
としています [SRC[>>573]]。

[579] [[tzdata]] の [CODE[Pacific/Rarotonga]] は、
[TIME[1979年][year:1979]]から[TIME[1990年][year:1990]]まで10月最終日曜日に30分進めて
[TZ[-09:30]] としています [SRC[>>573]]。

[51] [[tzdata]] の [CODE[Pacific/Rarotonga]] は、
[TIME[1979年][year:1979]]から[TIME[1991年][year:1991]]まで3月第1日曜日0時0分に[[標準時]]
[TZ[-10:00]] に復帰としています [SRC[>>573]]。

-*-*-

[600] 
[[ニュージーランド]]の[TIME[2007年][year:2007]][RUBYB[[[公法]]][Public Act]]第49号
[CITE[Cook Islands Amendment Act 2007]]
([TIME[2007年9月19日][2007-09-19]][[公布]]、
[TIME[20日][2007-06-20]][[施行]])
は、 [CITE[Cook Islands Act]] を[[改正]]し、
[[日時]]に関する[[条項]]を削除しました [SRC[>>599, >>613]]。
ここまで形式的には[[ニュージーランド]]法として残されていたものと思われます。
[[クック諸島]]法としては[TIME[1978年][year:1978]]に[[廃止]]されていそうですが、不明です。

[HISTORY[
[42] 
[TIME[2014年][year:2014]]の[[書籍]]は、
[[クック諸島]]の[[時間帯]]について[[地方時]]は [TZ[-10:30]]
だとしていました [SRC[>>41]]。
]HISTORY]

[50] 
現在は [TZ[-10:00]] が使われているようです
[SRC[>>45, >>46]]。

[REFS[

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[591] [CITE[Cook Islands Act 1915]] ([TIME[2017-02-10 06:25:45 +09:00]]) <http://www.paclii.org/ck/legis/ck-nz_act/cia1915132/>
99ページ
]FIGCAPTION]

[BOX(set)[
[BOX[
650. The calendar in the Cook Islands shall be one day behind 
the calendar in New Zealand, so that the first day of January in the 
Cook Islands shall be that day which is coincident for the most part of
its duration with the second day of January in New Zealand, and so on
from day to day throughout the year, and so that Sunday in the Cook
Islands shall be that day which is coincident for the most part of its
duration with Monday in New Zealand, and so on from day to day
throughout the week.
]BOX]

[BOX(right)[
Calendar of the
Cook Islands.
]BOX]
]BOX]

[BOX(set)[
[BOX[
651. The hour of the day shall in each of the islands included 
in the Cook Islands be determined in accordance with the meridian of 
that island.
]BOX]

[BOX(right)[
Time of day in the
Cook Islands.
]BOX]
]BOX]

[BOX(set)[
652. All references to time in any enactment in force or which may 
hereafter be in force in the Cook Islands shall in respect of the applica-
tion of that enactment to the Cook Islands be construed in accordance
with the calendar of the Cook Islands as established by this Act.

[BOX(right)[
Statutory references
to time.
]BOX]
]BOX]

]FIG]

- [664] [[時差の表]]
-- [657] [TIME[1927年1月][1927-01]] 米国海軍水路部時間帯図 
-- [658] [TIME[1931年][year:1931]] [CITE[東洋灯台表]]
-- [661] [TIME[1932年][year:1932]] [CITE[Standard time throughout the world]]
-- [662] [TIME[1933年][year:1933]] [CITE[東洋灯台表]]
-- [666] [TIME[1934年][year:1934]] [CITE[天文年鑑]]
-- [507] [TIME[1935年][year:1935]] [CITE[Standard time throughout the world]] 
-- [572] [TIME[1941年][year:1941]] 時刻帯図
-- [670] [TIME[1950年][year:1950]] [CITE[Standard time throughout the world]]
-- [802] 1954年/1956年 Commonwealth year book
-- [680] [TIME[1972年][year:1972]] [CITE[世界大百科事典]]
-- [684] [TIME[1980年][year:1980]] Greenwich Time: And the Discovery of the Longitude
-- [682] 1985年-2015年 Standard Time Zones of the World (CIA World Factbook)

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[596] [CITE[Cook Islands Amendment Act 1952]] ([TIME[2017-02-10 06:25:44 +09:00]]) <http://www.paclii.org/ck/legis/ck-nz_act/ciaa1952212/>
2ページ
]FIGCAPTION]

>
[BOX(set)[
[BOX(left)[
Time of day in
Cook Islands. 
]BOX]

[BOX[
3. The principal Act is hereby amended by repealing
section six hundred and fifty-one, and substituting the
following section:-
"651. (1) The hour of the day in each of the islands
included in the Cook Islands, other than Niue, shall be
determined as if each island were situated on the
meridian one hundred and fifty-seven degrees thirty
minutes West of Greenwich. 
]BOX]
]BOX]
>
"(2) The hour of the day in the Island of Niue shall
be determined as if that island were situated on the
meridian one hundred and seventy degrees West of
Greenwich, "

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[646] 
[CITE[The Pacific Islands Year Book - Google ブックス]] 
Pacific Publications, 1959
([TIME[2018-02-16 16:03:02 +09:00]]) <https://books.google.co.jp/books?hl=ja&id=oZ0SAAAAIAAJ&dq=%22standard+time%22>

[CITE[Pacific Islands Year Book - Google ブックス]] 
Fiji Times, 1972
([TIME[2018-02-16 16:28:26 +09:00]]) <https://books.google.co.jp/books?hl=ja&id=PSxBAAAAMAAJ&dq=%22standard+time%22>

[CITE[Pacific Islands Year Book - Google ブックス]] 
Fiji Times, 1972
([TIME[2018-02-16 16:32:20 +09:00]]) <https://books.google.co.jp/books?hl=ja&id=h0I9AAAAYAAJ&dq=%22standard+time%22>

]FIGCAPTION]

> The standard time observed throughout the Group is 10 hours, 30 minutes behind Greenwich.
]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[28] [CITE[A Guide to Pitcairn - Google ブックス]] 
([TIME[1963][year:1963]],
[TIME[2018-04-03 00:32:30 +09:00]]) <https://books.google.co.jp/books?id=S-sVAAAAIAAJ&dq=GMT>
]FIGCAPTION]

> Rarotonga in the Cook Islands at 0200 hours GMT (1800 hours local time)
]FIG]

- [690] [CITE[Time Changes]]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[645] 
- [5] [CITE[Pacific Islands Yearbook, 1981 - Google ブックス]] 
Pacific Publications Pty, Limited, 1984/01/01
([TIME[2018-02-16 16:34:20 +09:00]]) <https://books.google.co.jp/books?hl=ja&id=-isxAQAAIAAJ&dq=%22daylight+saving%22>
- [6] [CITE[Pacific Islands Year Book - John Carter - Google ブックス]] ([TIME[2018-02-16 15:50:13 +09:00]]) 
Pacific Publications, 1984
<https://books.google.co.jp/books?hl=ja&id=liwxAQAAIAAJ&dq=%22daylight+saving%22>

]FIGCAPTION]

> Local time is 10 hrs behind GMT but "Daylight saving" from January 1 to March 31 puts the Cook Islands 9 hrs behind GMT during that period.

;; [4] >>5 は Copyright が 1981、 >>6 は 1984 と書かれている。
[[Google Books]] の[[書誌情報]]はどちらも1984 になっている。

;; [38] [CITE[Regionalism in International Air Transportation--cooperation and Competition ... - Google ブックス]] 
([TIME[1984][year:1984]],
[TIME[2018-10-04 00:35:03 +09:00]]) <https://books.google.co.jp/books?id=Jr3nSfy4bpIC&q=behind+GMT>
にもほぼ同文あり。

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[643] [CITE[How to Get Lost and Found in the Cook Islands - John W. McDermott, Bobbye Lee Hughes McDermott - Google ブックス]] 
ORAFA Publishing Company, 1986
([TIME[2018-02-16 15:41:51 +09:00]]) <https://books.google.co.jp/books?hl=ja&id=vY3jAAAAMAAJ&dq=%22daylight+saving%22>
]FIGCAPTION]

> Cook Islands Time 
> The Cook Islands official time is 10 hours, 30 minutes behind Greenwich Mean Time. When it is noon in Rarotonga, it is 2:30 p.m. in Los Angeles, 10:30 a.m. the next day in Auckland and 8:30 a.m. the next day in Sydney.
> In 1978, the Cook Islands introduced daylight-saving time and pushed 
the clock forward one hour during its summertime.
]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[655] [CITE[The CCH Journal of Asian Pacific Taxation - Google ブックス]] 
CCH Australia Limited, 1988
([TIME[2018-02-16 16:49:39 +09:00]]) <https://books.google.co.jp/books?hl=ja&id=KWq4AAAAIAAJ&dq=%22daylight+saving%22>
]FIGCAPTION]

>Cook Islands standard local time is ten hours behind Greenwich Mean Time (nine and a half hours during daylight saving).
]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[651] 
[CITE[Pacific Islands Year Book - Ngaire Douglas, Norman Douglas - Google ブックス]] 
Pacific Publications, 1989
([TIME[2018-02-16 16:25:46 +09:00]]) <https://books.google.co.jp/books?hl=ja&id=MTpBAAAAMAAJ&dq=%22daylight+saving%22>

[CITE[Pacific Islands Year Book - Ngaire Douglas, Norman Douglas - Google ブックス]] 
Pacific Publications, 1989
([TIME[2018-02-16 16:30:22 +09:00]]) <https://books.google.co.jp/books?hl=ja&id=Sjw9AAAAYAAJ&dq=%22daylight+saving%22>

[CITE[Pacific Islands Year Book - Norman, Ngaire Douglas - Google ブックス]] 
Pacific Publications, 1994
([TIME[2018-02-16 16:11:57 +09:00]]) 
<https://books.google.co.jp/books?hl=ja&id=3zw9AAAAYAAJ&dq=%22daylight+saving%22>
]FIGCAPTION]

>Local time is 10 hours behind GMT but "daylight saving" from 1 January to 31 March reduces that by one hour.
]FIG]

- [694] [[Shanks]]
- [613] [CITE@en-NZ[Cook Islands Amendment Act 2007 No 49, Public Act – New Zealand Legislation]] ([TIME[2018-02-14 15:29:56 +09:00]]) <http://www.legislation.govt.nz/act/public/2007/0049/latest/whole.html#DLM968160>
- [599] [CITE[Cook Islands Amendment Act 2007]] ([TIME[2017-02-10 06:25:43 +09:00]]) <http://www.paclii.org/ck/legis/ck-nz_act/ciaa2007212/>

[FIG(quote)[ [41] [CITE[Landscapes of Mallorca - Thomas H. Booth, Valerie Crespi-Green - Google ブックス]] ([TIME[2014/08/29][2014-08-29]] [TIME[2018-10-05 18:17:37 +09:00]]) <https://books.google.co.jp/books?id=2KWm-9JTRnUC&pg=PP4>

>Time Zone
>Local time is 10[FRAC[1][2]] hours behind Greenwich Mean Time, 6[FRAC[1][2]] hours behind Eastern Standard Time, 3[FRAC[1][2]] hours behind Pacific Standard Time.
]FIG]

- [590] [CITE[The Cook Islands Legislation: A Finding List as at 1 March 2016]] - compiled by Professor AH Angelo [CSECTION@en[Acts in Force]] ([TIME[2017-02-15 06:40:22 +09:00]]) <http://www.paclii.org/ck/indices/legis/Cook-Islands-Finding-List-2016-Acts.pdf#page=21>
- [587] [CITE[Cook Islands Chronological Table of Acts]] ([TIME[2017-09-08 11:53:12 +09:00]]) <http://www.paclii.org/ck/indices/legis/Chronological_Table_of_Acts.html>
- [612] [CITE@en-NZ[Cook Islands Act 1915 No 40 (as at 01 March 2017), Public Act – New Zealand Legislation]] ([TIME[2018-02-14 15:28:55 +09:00]]) <http://www.legislation.govt.nz/act/public/1915/0040/latest/whole.html#DLM1015303>
- [573] [CITE@en[tz/australasia at master · eggert/tz]] ([TIME[2018-02-13 23:30:11 +09:00]]) <https://github.com/eggert/tz/blob/master/australasia#L514>
- [39] [CITE[Parliament of the Cook Islands - Regulations]] ([TIME[2008-05-07 04:53:16 +09:00]]) <http://www.parliament.gov.ck/regulations.html>

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[45] ([TIME[2016-03-18 18:11:16 +09:00]])
<http://www.met.gov.ck/contents/Rarotonga_Tides_2016.pdf>
]FIGCAPTION]

> Times are in local standard time (Time Zone UTC -10:00)

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[46] [CITE[COOK ISLANDS RENEWABLE ENERGY SECTOR PROJECT Atiu Subproject Feasibility]]
(7 October 2015 Prepared by Hydro-Electric Corporation  [TIME[2016-01-23 10:38:11 +09:00]])
<http://www.mfem.gov.ck/images/MFEM_Documents/DCD_Docs/ADB/Southern_Renewable_Energy_reports/Oct-2015-Atiu_subproject_feasibility__report.pdf#page=44>
]FIGCAPTION]

> Legal Time Time zone UT-10

]FIG]

]REFS]

* 日付

[32] [[ニュージーランド]]本国、
[[トケラウ]]、
[[クック諸島]]、
[[ニウエ]]はいずれも[[ニュージーランド]]に属する[[国]]ですが、
[[クック諸島]]と[[ニウエ]]は[[アメリカ日付]]、
[[ニュージーランド]]本国と[[トケラウ]]は[[アジア日付]]であり、
[[日付]]の差があります。
つまり[[ニュージーランド]]は広義には[[日付変更線]]が通過する[[国]]ということになります。

* 関連

[2] [[ニュージーランドの標準時]]、[[トケラウの標準時]]、
[[仏領ポリネシアの標準時]]も参照。

* メモ

[27] [CITE@en[Remove unused letters from Rule lines]]
([[eggert]]著, [TIME[2018-01-31 02:15:49 +09:00]])
<https://github.com/eggert/tz/commit/ed991472a575483e35d21b2b8d7bad84d2923d54>

[52] [CITE['''['''tz''']''' time zone history for the Cook Islands - Christmas Day Act 1899]]
([TIME[2021-03-24T06:02:11.000Z]], [TIME[2021-03-25T03:02:12.502Z]])
<https://mm.icann.org/pipermail/tz/2021-March/029972.html>

[53] [CITE@en[Cook Islands had two Christmases in 1899]]
([[eggert]], [TIME[2021-03-24 14:59:27 +09:00]], [TIME[2021-03-25T07:12:13.000Z]])
<https://github.com/eggert/tz/commit/bf12c3ba8513b640b83c245f804c37feeccb862b>

[54] [CITE@en[More pre-1978 fixes for Cook and Niue]]
([[eggert]], [TIME[2021-03-25 04:23:55 +09:00]], [TIME[2021-03-25T07:12:24.000Z]])
<https://github.com/eggert/tz/commit/a10451bb3fa7f84181f29ac81b06008fd1d81249>

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