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[5] [DFN[[RUBY[親文字][おやもじ]]]]は、
[[ルビ]]、[[添字]]、[[圏点]]がつけられる対象となる[[文字]]です。
[SRC[>>4 9)]]

[7] [DFN[親文字列長]]は、
[[親文字列]]を指定の[[文字サイズ]]で[[ベタ組]]で配置したのに加えて規定の[[空き]]量を挿入したときの、
[[親文字列]]の先頭から末尾までの長さです。
[SRC[>>4 11)]]
[[漢文]]では[[字間]]に置いた[[返り点]]も算入します。
[[漢文二分アキ組]]では[[二分アキ]]も算入します。
[SRC[>>10]]

[REFS[
- [4] [[JIS X 4051:2004]] 3.
- [10] [[JIS X 4051:2004]] 5.6.3
]REFS]

[9] 
[[漢文]]の[[ルビ]]や[[返り点]]に対する[[漢字]]も、この用語で呼ぶことができそうです。
ただ [[JIS X 4051:2004]]
は「漢文の漢字」のような少しわかりにくい語を使っています。

[6] [DFN[親文字群]]は、
[[親文字]]とそれに付随する[[ルビ]]、[[添字]]、[[圏点]]を含めた[[文字]]群です。
[SRC[>>4 10)]]

[8] [[親文字]]とついてるのに親ではない子まで含んでしまう、
わかりにくい用語ですね。

[1] [CITE@ja[日本語組版処理の要件(日本語版)]]
( ([[Japanese Layout Task Force]] 著, [TIME[2012-03-23 20:19:12 +09:00]] 版))
<http://www.w3.org/TR/jlreq/ja/#usage_of_ruby>

[HISTORY[
[2] [[親文字]]は [[XHTML Ruby Module]] では [CODE(HTMLe)@en[[[rb]]]] [[要素]]によって表され、
[DFN[[RUBYB[ルビ基底]@en[ruby base]]]]と呼ばれていました。

[12] 
現在の [[HTML]]
([[HTML5]]) では[[要素]]ではなく、 [CODE(HTMLe)@en[[[rt]]]] [[要素]]以外の部分として暗示的に表現されています。
]HISTORY]

[11] 
[[CSS]] は[[親文字列]]相当の部分を[DFN[[RUBYB[ルビ[RUBY[基][き]][RUBY[底][てい]]][ruby base]]]]と呼んでいます
([[ルビ文字列]]相当は[[ルビ注釈]])。

[3] [CITE@ja[日本語組版処理の要件(日本語版)]]
( ([[Japanese Layout Task Force]] 著, [TIME[2012-03-23 20:19:12 +09:00]] 版))
<http://www.w3.org/TR/jlreq/ja/#term.base-characters>

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