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[8] 
[[マーク付け言語]]における[DFN[[RUBYB[マーク][mark]]]]は、
[[目印]]です。
[DFN[[RUBYB[マーク[RUBY[付][づ]]け][markup]]]]は[[マーク]]を付けることです。

* マーク付け (動詞)

[3]
>
:(261) マーク付け (mark up):
[[文書]]に[[マーク]]を付け加えること。
[SRC[[[JIS X 4151]]-1992 3.]]

* マーク付け (名詞)

[4] 
>
:(252) マーク (markup):
[[情報]]を伝達するために[[文書]]の[[データ]]に付け加えられた[[文字]]。
[SRC[[[JIS X 4151]]-1992 3.]]
- 備考 [[記述的マーク]] ([[タグ]]), [[参照]],
[[マーク宣言]]及び[[処理指令]]の4種類がある。

[5] [[JIS X 4151-1992]] では、動詞 [Q[mark up]] を
[Q[[[マーク付け]]]], 名詞 [Q[markup]] を
[Q[マーク]]と呼んでいます。

[6] [[WebSGML]] など最近の規格はどちらも [Q[マーク付け]]
と呼んでいるようです。また、 [Q[markup language]]
は [[JIS X 4151-1992]] でも [Q[マーク付け言語]]としています。

* 言語

[SEE[ [[マーク付け言語]]

* 諸相

[FIG(short list)[ [7] [[マーク付け]]の諸相
- [[表現と構造の分離]]
- [[overlapping markup]]
- [[メタ構文]]
]FIG]

* メモ

[1] ''マーク付け''とは ''markup'' の訳語で、そのまま''マークアップ''とも呼ばれます。
読んで字の如く''マーク''を''付け''ることがマーク付けですが、普通は特に文章にマークを付けて機械が(ある程度)理解可能な形にする作業やその結果をマーク付けと呼びます。

なお、[[文書]]に[RUBYB[[[マーク]]] [markup]]を付け加えるという動作も
[DFN[[RUBYB[マーク[RUBY[付][づ]]け] [mark up]]]]と呼びます。
英語で一語の [CODE[markup]] と二語の [CODE[mark up]]
が微妙に使い分けられています。 ([[JIS X 4151]]‐1992 3. (252), (261) 参照。)

[2] マーク付けのために使われるマークの体系のことを、''マーク付け言語''
(markup language) と呼びます。 ([[マーク付け言語]]は[[記述言語]]の一種です。
当然ですが[[人工言語]]であります。稀に誤解されますが、マーク付け言語と[[プログラム言語]]は(一般には)異なりますから、マーク付け言語の''マーク''を''命令''と呼ぶのは(一般には)間違いです。)

[FIG(data)[ [60] [[HTML要素概説]]

:注釈:
- 
[DFN@ja[マーク付け]]
[DFN@ja[マークアップ]]
[DFN@ja[マーク]]
[DFN@en[markup]]
[DFN@en[mark up]]
文章に目印として挿入される記号列。また、その挿入作業。
英語では名詞のとき1語、動詞のとき2語で綴る。
また、 [[JIS]] では当初名詞を[[マーク]]、
動詞を[[マーク付け]]と訳し分けていたが、
一般にはあまり区別されずに使われている。
[SRC[JISX4151]]
[SRC[SW:マーク付け]]

]FIG]

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