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* [CODE[/]] (XPath 1.0)

[10] [[XPath 1.0]] の[[所在地ステップ]]の先頭にある [DFN[[CODE[[[/]]]]]] は、
[[根節点]]を選択することを表します。

** 仕様書

[REFS[
- [9] [CITE[XML Path Language (XPath)]] ([TIME[2010-01-20 22:49:28 +09:00]] 版) <http://www.w3.org/TR/xpath/#location-paths>
- [16] [CITE[XSL Transformations (XSLT)]] ([TIME[2003-05-14 14:32:34 +09:00]] 版) <http://www.w3.org/TR/xslt#root-node-children>
- [14] [CITE@en[XPointer xpointer() Scheme]] ([TIME[2002-12-19 14:10:42 +09:00]] 版) <http://www.w3.org/TR/xptr-xpointer/#b2b1b1b3b8>
]REFS]

** 根節点

[11] [[XPath 1.0]] 自体は[[文書節点]] ([[XPath 1.0データモデル]]の[[根要素]]) が[[根]]の[[木]]しか想定していませんが、
[[DOM XPath]] ではそれ以外の[[木]]も扱えます。しかしその場合 [CODE[[[/]]]] が何を表すかは [[DOM3 XPath]] 
にも特に言及ありません。

[12] [[Firefox]] も [[Chrome]] も [CODE[[[/]]]] は[[文脈節点]]が所属する[[木]]の[[根]]である[[節点]]を表します。
[TIME[2013-10-06T07:04:56.700Z]]

;; [13] 以前の [[Opera]] ([[Presto]]) は [CODE(DOMa)@en[[[ownerDocument]]]] を表していたようです。

[17] [[XSLT]] の[[結果木]]と [[XPointer scheme]] [CODE(XPointerScheme)@en[[[xpointer()]]]] では、
[[外部構文解析実体]]を表せるよう、[[根節点]]が[[要素]]の[[子供]]となり得る任意の[[節点]]を持てるように拡張されています [SRC[>>16, >>14]]。[[XSLT]] の[[原始木]]についても、
[[原始木]]の入力方法によっては同様な拡張が適用できることになっています [SRC[>>16]]。

* 根節点 (XDM)

[5] [[XDM]] では[[根節点]]は[[木]]の一番上の[[節点]]です。

;; [6] [CITE@en[XQuery 1.0 and XPath 2.0 Data Model (XDM) (Second Edition)]] ([TIME[2010-12-17 00:06:35 +09:00]] 版) <http://www.w3.org/TR/2010/REC-xpath-datamodel-20101214/#dt-root-node>

;; [7] [[XPath 1.0データモデル]]では[[根節点]]は[[文書節点]]のことでした。

;; [8] [[XDM]] の「[[文書節点]]」は [[DOM]] の[[文書節点]]や [[XPath 1.0データモデル]]の[[根節点]]を指し、
[[根節点]]とは必ずしも同じではありません。

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