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* [CODE(XMLe)@en[atom:published]] 要素 (Atom 1.0)

[15] [DFN[[CODE(XMLe)@en[[[atom:published]]]] [[要素]]]]は、
[[エントリー]]が作成・公表された時刻を表します。

[14] 
:状態:[[IETF]] [[提案標準]]
:[[要素名]]:[CODE(XMLe)@en[[[published]]]]
(「[RUBYB[[[出版日時]]]@en[published (date)]]」より)
:文脈:[CODE(XMLe)@en[[[atom:entry]]]] の[[子要素]]として
:[[内容モデル]]:[[Date construct]]
:[[属性]]:

** 仕様書

-[7] [CITE@en[RFC 4287 - The Atom Syndication Format]]
-- <http://tools.ietf.org/html/rfc4287#section-4.1.2>
-- '''<http://tools.ietf.org/html/rfc4287#section-4.2.9>'''

** 意味

[16] [CODE(XMLe)@en[[[atom:published]]]] [[要素]]は、
[[エントリー]]の[[ライフ・サイクル]]上の早期の[[事象]]と関連付けられた[[時刻]]を表します。
通常は[[資源]]が作成された (最初に利用可能となった) ときと関連付けられます。
[SRC[[[RFC 4287]] 4.2.9.]]

[17] >>16 のように仕様上のこの[[要素]]の[[意味]]はまわりくどい定義となっています。
[[Atom]] の適用範囲の広さと利用方法の多様性から、明確かつ限定しすぎない表現が難しかったのでしょう。
単に「出版時刻」と言うだけでは[[要素名]]を繰り返しているだけで説明になっていません。
「作成時刻」と「公表時刻」は必ずしも一致しませんが、
かといって両者を敢えて区別する利点もそんなになさそうです。
システム上の「公表」の時刻が[[文書]]としての公式な「公表」の時刻と一致しないかもしれません。
[[HTML]] 版と [[Atom]] 版の「公表」の時刻にはずれがあるかもしれません。
前記の定義はこのような実用上の「出版時刻」の揺れを吸収できていると思います。

** 文脈

[13] この[[要素]]は [CODE(XMLe)@en[[[atom:entry]]]] の[[子要素]]として高々1つ使用できます
[SRC@en[[[Atom 1.0]] 4.1.2.]]。

** 内容

[18] この[[要素]]は [[Date construct]] です [SRC[[[RFC 4287]] 4.2.9.]]。

** 歴史

[11] [[Atom 1.0]] では [CODE(XMLe)@en[[[atom:created]]]]
という[[要素名]]でした。

** 関連

[12] [[Atom 1.0]] には他に [CODE(XMLe)@en[[[atom:updated]]]]、
[[AtomPub]] には [CODE(XMLe)@en[[[app:edited]]]] があります。

* [CODE(XMLe)@en[atom:created]] 要素 (Atom 0.3)

[1] 
[[Atom 0.3]] の [DFN[[CODE(XMLe)@en[atom:created]] [[要素]]]]は、
[[エントリー]]が作成された[[時刻]]を表します。
[SRC@en[[[Atom 0.3]]]]

[8] 
:状態:[[廃止]] 
:[[局所名]]:[CODE(XMLe)@en[[[created]]]]
:文脈:
[CODE(XMLe)@en[atom:[[entry]]]] の[[子要素]]として
:[[内容モデル]]:[[Date construct]]
:[[属性]]:

** 仕様書

-[9] [CITE[The Atom Syndication Format 0.3 (PRE-DRAFT)]]
--<http://www.mnot.net/drafts/draft-nottingham-atom-format-02.html#rfc.section.4.13.8>

** 内容

[2] この[[要素]]は [[Date construct]] です [SRC@en[[[Atom 0.3]]]]。

[3] この[[要素]]の[[内容]]は[[時間帯]]を持つ[['''べき''']]であり、
その値は "UTC" でなければ[['''なりません''']] [SRC@en[[[Atom 0.3]]]]。

;; [4] [[Date construct]] が参照している [[W3C-DTF]]
に "UTC" という値はなく、 [CODE[[[Z]]]] と指定すると [[UTC]] を表すのですが、
そういう意味なのでしょうか。

** 既定値

[6] この[[要素]]が存在しない場合、[[エントリー]]の作成時刻は
[CODE(XMLe)@en[atom:[[modified]]]] と同じとみなさなければ[['''なりません''']]
[SRC@en[[[Atom 0.3]]]]。

** 文脈

[5] 
[CODE(XMLe)@en[atom:[[entry]]]] [[要素]]は高々1つ [CODE(XMLe)@en[atom:[[created]]]]
[[要素]]を含んで[['''構いません''']] [SRC@en[[[Atom 0.3]]]]。

[19] [[Atom 1.0]] [[文書]]で [[Atom 1.0]] [[名前空間]]の [CODE(XMLe)@en[[[created]]]]
[[要素]]が含まれている ([CODE(XMLe)@en[[[published]]]] [[要素]]が含まれていない)
ことがあります。 [[Atom 0.3]] 時代のコードの[[名前空間URL]]
だけ書き換えたのかもしれません。 [TIME[2014-12-08T01:56:34.300Z]]

** 歴史

[10] [[Atom 1.0]] では [CODE(XMLe)@en[[[atom:published]]]]
に改名されています。

** 関連

[5] [[Atom 0.3]] には他に [CODE(XMLe)@en[atom:[[issued]]]] や
[CODE(XMLe)@en[atom:[[modified]]]] があります。

[20] [CITE@en[Citation Style Language 1.0.1]]
( ([TIME[2014-10-01 11:57:04 +09:00]] 版))
<http://citationstyles.org/downloads/specification.html#info>

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