[3] 十進化時間は、時間を十進法で表すものです。 歴史的に何度か導入が試行されてきましたが、成功したものはありません。
[4] 整数時刻系も、十進数で表記すれば十進化時刻であるといえます。 ただし、計算機システムで用いられる場合、表面的には十進数であっても、 実際の処理では二進数として扱われているかもしれません。
[15] 他にフィクションの日時でいくつか採用例があります。
[29] 遠山正道が東京ビエンナーレ(7月10日~9月4日)に出展|株式会社スマイルズのプレスリリース, https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000030.000060866.html
作品①「Spinout Hours ~ 弾き出された2時間と、そのいくつか」
本展では、三愛ドリームセンター9階の展望ラウンジにオープンしたRICOH ART GALLERY LOUNGEを舞台に、和光時計塔や銀座三越など周囲の歴史的景観をとりこんだ、「時」をテーマにしたインスタレーションを制作しました。1962年生まれの遠山正道が選んだ場所は、東京オリンピック1964の前年、銀座の四丁目交差点に誕生した三愛ドリームセンターです。表題作の「Spinout Hours ~ 弾き出された2時間と、そのいくつか」では、東京の過去・現在・未来を見つめてきたこのビルでAR(Augmented Reality=拡張現実)技術も組み込みながら新たな物語を展開します。
[28] 「The Chain Museum × NEWoMan」は、商業施設 ニュウマン横浜の1F・2F壁面に小さくてユニークなミュージアムを常設展示。|株式会社The Chain Museumのプレスリリース, https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000038948.html
『Spinout Hours 〜失われた2時間〜』
The Chain Museum × MARIKO OHYA 1F壁面ミュージアムの展示作品のテーマは『Spinout Hours 〜失われた2時間〜』
The Chain Museumの遠山正道が作家として時計作品を作り、その問いかけをテーマに写真家 大矢真梨子が横浜を巡り、たどり着いたのがこの赤レンガの映る水面。
揺れ動く水面に過ぎ去っていく過去と不確実な未来を投影し、時の経過によって曖昧になる記憶のもつれを可視化しました。
[30] 遠山正道×鈴木芳雄 連載「今日もアートの話をしよう」vol.6 「東京ビエンナーレ」を通して未来に思いを馳せる | 人生を豊かにする東京ウェブマガジン Curiosity, https://r100tokyo.com/curiosity/talk-art/arttalk_vol06/
遠山:今、私たちはとても便利な時代に生きています。例えば電子マネー。今はもう電子決済が当たり前で、お札や硬貨を使用することがものすごく減っています。しかし便利になった反面、お釣りの概念がなくなり、暗算の機会が減ってしまい、さらにはAIの台頭で人間は簡単に能力を低下させてしまったわけです。そこである架空の国の政府が、そうした能力を低下させてしまった人間に対して、10進法の簡便化、合理化させた時計をつくった、という設定なんです。
遠山:だから12進法の時計と針の動きも位置も一緒。世の中の摂理は変わらないけど、それをどう切り取るかということなんです。分の刻みも実は6になってるんです。10進法にするんだったら本当は10に刻まなければいけないんだけど、そうしてしまうとかなり画面的にうるさくて。じゃあ5にして一刻み2分っていうのもわかりづらい。実は6の刻みに深い意味はないんだけど(笑)。
鈴木:ちゃんとロゴも入ってるし。でも時計の会社がよく10進法の時計をつくってくれましたよね。
遠山:最初に話をした時に、「私たちは時の番人ですから、正確性に欠けるものはちょっと」と難色を示されたんですが、最終的につくっていただけました。
[31] 遠山正道×鈴木芳雄 連載「今日もアートの話をしよう」vol.3 今までにない、アートホテルに泊まろう。自分の生活にリンクさせよう。 | 人生を豊かにする東京ウェブマガジン Curiosity, https://r100tokyo.com/curiosity/talk-art/arttalk_vol03/
遠山:私の作品は、退化した国民に対して、政府が合理化のために時間を10進法にした時計。失われた2時間、この2時間というある種無駄な時間を削いだ10時間という中で、実は無駄だと思っていた2時間にこそ豊かさがあったかもしれない、というコンセプトなんです。それに呼応して、今回は藤元さんが作品を制作してくれました。
[32] なんか設定が雑すぎない? 雑な設定もコンセプトにつなげてそれっぽく説明できそうなのにそれをしてないのは良心的なのかもしれないけど。
[33] >>30 では現実世界12時間が作中10時間だといっている (物理的時間長は変わらず、時間の測り方がかわっている) のに >>31 では2時間削られたことになっている。時間長がかわらないのに「無駄」とはなんのことか。 10等分でなく12等分することが「無駄」なのか。 12等分すると2時間分の豊かさが増えるというのか? 風刺なら言いたいことをもっと読み取りやすくした方がいいのでは。
[35] 読み取り用によってはどうとでも解釈できるようにして奥が深い症候群を期待してる感じ?
[36] 画面的にうるさいとかいう謎の理由でコンセプトを貫徹できてないのはなあ。 見た目の美しさにこだわってコンセプトに直結した設定の美しさを犠牲にしてるのはもう草だよ
[37] 理想は高くてもうまくいくとは限らない、世界は思っている以上に複雑で難しい、 というテーマなら史実の十進化時間そのものだから、 このままでも面白い作品だよなあw
[38] だとするとこの本人解説とそれを持ち上げる人々も含めて現代アートだな。すばらしい。
[27] マリオの「制限時間」の単位は?[十進時法に関して考える] (数学ネタ04), , http://tanuki.na.coocan.jp/Math/Math004.HTM
[8] Decimal time - Wikipedia, the free encyclopedia () https://en.wikipedia.org/wiki/Decimal_time
[9] Metric time - Wikipedia, the free encyclopedia () https://en.wikipedia.org/wiki/Metric_time
[2] 十進化時間 - Wikipedia () https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%81%E9%80%B2%E5%8C%96%E6%99%82%E9%96%93
[11] Decimal Clock、10進化時計を作ってみました | 水玉製作所 () http://www.mztm.jp/2011/05/25/decimalclock/
[18] 10進時計: suchowan's blog, https://suchowan.at.webry.info/201310/article_19.html
[22] >>21 は Unix time を decimal time 認定している >>23 はその他整数時刻系もそうだとしている
[26] Hal Mann's Decimal Calendar Page, Hal Mann, , https://web.archive.org/web/20080915164228/http://www.geocities.com/CapitolHill/Lobby/7988/