[6] <http://www.au.kddi.com/ezfactory/tec/spec/wap_rule.html> によると、 au 版 XHTML Basic では次のような文書型宣言をします。
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//OPENWAVE//DTD XHTML 1.0//EN" http://www.openwave.com/DTD/xhtml-basic.dtd>
一目見て分かるとおり、これは不正です。正しくはこうです。
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//OPENWAVE//DTD XHTML 1.0//EN" "http://www.openwave.com/DTD/xhtml-basic.dtd">
しかしいずれにせよ、 URI <http://www.openwave.com/DTD/xhtml-basic.dtd>を辿っても 404 Not Found で何も見つかりません。
[8] XHTMLコンテンツを作ろう <http://www.au.kddi.com/ezfactory/xhtmlmake/part1_01.html> は、
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML Basic 1.0//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml-basic/xhtml-basic10.dtd">
と書くように指導しています。しかし W3C の DTD にはもちろん独自拡張要素・属性は含まれませんから、 そうしたものを使えば妥当では無くなります。
なお、 W3C XHTML Basic を使うと、自動的に XML名前空間を使っていることになります。 (xmlns 属性が FIXED で定義されているため。)
[7] au 版 XHTML Basic は W3C XHTML Basic に対して要素や属性を追加しています。 そのうち、 XHTML m12n に含まれないものを次に挙げます。 (この他、 W3C XHTML Basic にはないが m12n にはある非推奨要素・ 属性が追加されています。)
bgsound | 背景音 |
blink | 点滅 |
marquee | 移動文字 |
plaintext | 平文。タグ等を解釈しない。 (XML でそんなのあり?) |
img/@copyright | 保存可否 |
img/@data | 資源 URI |
img/@localsrc | 組込み画像名 |
input/@emptyok='true' | 入力欄空で OK? |
input/@format | 文字種指定 |
input/@istyle | 文字種指定 |
object/@copyright | 保存可否 |
textarea/@format | 文字種指定 |
textarea/@istyle | 文字種指定 |