[FIG(pull-quote)[
>
時計の針を一時間進めることにより自分にウソをついてみせる必要はない

[FIGCAPTION[
[CITE[読売新聞]], [TIME[1943年7月][1943-07]]
]FIGCAPTION]
]FIG]

[61] [[夏季]]等に[[標準時]]と異なる ([[標準時]]よりも早い) [[時刻]]を用いるものを、
[DFN[[RUBY[夏時刻][サマータイム]@en[summer time]]]]や[DFN[[RUBYB[日光節約時間]@en[daylight saving time]]]]
([DFN[DST]]) などといいます。

[65] 春過ぎから秋頃にかけて[[標準時]]より1時間早い[[時刻]]を用いるのが一般的ですが、
時代と地域によって様々な方式が採用されています。

* 呼称

[12] [[夏季]]に時刻を変更する制度や、その[[夏季]]の時刻のことを、次のように呼びます。
どの[[言語]]でも複数の呼び方があって一定していません。
表記揺れも含めると無数の呼称があります。

[FIG(list short)[ [399] 夏の標準の時間
- [[夏時]]
- [[夏时]]
- [[夏時制]]
- [DFN[夏時法]]
- [[夏時刻]]
- [[夏時刻制]]
- [[夏時間]]
- [[夏時間制]]
- [DFN[夏季時]]
- [[夏季時刻]]
- [[夏季時間]]
- [DFN[夏期時間]]
- [DFN[夏期時制]]
- [[ЗУНЫ ЦАГИЙН]]
- [[horário de verão]]
- [[夏季標準時]]
- [[日光節約]]
- [DFN[日光節約]]
- [DFN[日光節約法]]
- [DFN[日光節約時間]]
- [DFN[日光節約時刻]]
- [DFN[夏令日光節約時間]]
- [[일광절약시간]]
- [[日光節用]]
- [[日光利用]]
- [DFN[陽光節約]]
- [DFN[陽光節約時間]]
- [DFN[節省陽光]]
- [DFN[デイライト・セービング]]
- [DFN[デーライト・セービング]]
- [DFN[デイライト・セイヴィング・タイム]]
- [DFN[デイライトセービングタイム]]
- [[サマータイム]]
- [[サマータイム制]]
- [[サマータイム制度]]
- [DFN[サンマタイム]]
- [DFN[サンマ・タイム]]
- [[サンマータイム]]
- [[サンマー・タイム]]
- [[サンマー、タイム]]
- [DFN[サンマー。タイム]]
- [[サムマータイム]]
- [DFN[サムマアタイム]]
- [DFN[サムマー・タイム]]
- [DFN[サマタイム]] [SRC[>>54]]
- [DFN[summer time]]
- [DFN[summertime]]
- [DFN[daylight saving]]
- [DFN[daylight-saving]]
- [DFN[daylight saving time]]
- [DFN[daylight-saving time]]
- [DFN[daylight savings time]]
- [DFN[Day Light Saving]]
- [[DST]]
- [DFN[夏令時]]
- [DFN[夏令時間]]
- [DFN@fr[heure d'été]]
- [DFN@mn[ЗУНЫ ЦАГИЙН]]
- [DFN[惜陰制]]
- [DFN[夏時間調整時刻]]
- [DFN[早時間]]
- [DFN[Advanced Time]]
- [[War Time]]
- [DFN[シティ・タイム]] [SRC[>>195]]
- [DFN[Horario de Verano]]
- [DFN[HV]]
]FIG]

[83] いくつかの地域では、戦時の資源節約を理由に導入されたことから、
[[War Time]] ([[戦争時刻]]) と呼ばれていました。

[74] [[リゾート施設]]が商業的理由で採用するものは、[[リゾートタイム]]と呼ばれます。

[178] いくつかの地域では提案者の名前で呼ばれていましたが、
次第に記憶が風化し忘れられる傾向にあるようです。

[FIG(list short)[ [179] 提案者名による[[夏時刻]]の呼称
- [[ケーソン時間]]

;; [[李承晩タイム]]: [[標準時]]改正より
]FIG]

[21] [[冬季]]の時刻は、次のように呼びます。
[FIG(list short)[
- [DFN[冬時間]]
- [DFN[冬時刻]]
- [DFN[冬季時間]]
- [DFN[冬季標準時]]
- [DFN[冬令時間]]
- [DFN[winter time]]
- [DFN[wintertime]]
- [[標準時]]
- [DFN[平時標準時]]
]FIG]

[76] 切り替えの時期には、旧時刻、新時刻のように冬時間と夏時間を呼ぶことがあるようです。
[SEE[ [[中国大陸の標準時]]、[[南アジアの標準時]] ]]

[302] 
[[夏時刻]]およびそのバリエーションは、
夏季の時刻自体を指すこともあれば、
冬と夏とで時刻を変更する制度を指すこともあり、
また[[通年夏時刻]]を指すことや季節性[[夏時刻]]と[[通年夏時刻]]の総称だったりもします。
([[日光節約時間]]系ではない) [[夏時間]]系の語は、
[[時計]]は変更しない[[夏季営業時間]](制度)を指していたり、
「楽しい夏の時間」のような宣伝文句だったり、
本当にただの「夏の時間」というだけの意味だったりもします
(日本でも米国でも、その他でもおおむねそのようです)。
どの意味で使われているかは文脈で判断する他ありません。


[101] [SEE[ 具体的な[[時刻]]の呼称は、[[時差の記述]]を参照 ]]

[REFS[
- [193] 
[CITE[臺灣時報]] 十二月,
[[臺灣総督府]]内[[臺灣時報]]發行所,
[TIME[昭和十二年十二月一日][1937-12-01]]
([TIME[2018-08-27 18:50:40 +09:00]])
<http://das.ntl.gov.tw/sp.asp?xdurl=BrowseTopic/gipControler.asp&uid=topic_result_detail&cur_do_index=1&xml_id=0000586482&ctNode=213&dtdname=+%3A+%E6%97%A5%E6%96%87%E8%88%8A%E7%B1%8D>
]FIGCAPTION]
-- [194]  
[CITE[保健衞生の立場より見たる時差撤廢後の執務時間]],
警務局衞生課 [[曾田長宗]]
--- [195] 22ページ
<http://das.ntl.gov.tw/xdcm/xml/show_img.jsp?file_name=cca100003-thm-bjn01862v217-0022-t.jpg&img_size=large>

]REFS]

** 夏時刻と日光節約時刻

[25] [[米国]]では[[日光節約時間]]と呼ぶのが一般的で、[[欧州]]では[[夏時間]]と呼ぶのが一般的なようです。
しかし同じ英領 (当時) でも[[香港]]では[[夏時刻]]と呼び[[シンガポール]]では[[日光節約時間]]と呼んでいたり、
[[台湾]]では[[夏令時間]]と呼んだり[[日光節約時間]]と呼んだりを数年ごとに繰り返していたりと、
時代と地域によって呼び方は一定しません。

[82] [[中国語]]では[[夏令日光節約時間]]と両方組み合わせて呼ぶこともあるようです。

[13] [[日本]]では、[[欧米]]での実施の知らせが届き翻訳された時点から、
[[daylight saving time]] 系統と [[summer time]] 系統の両方について、
様々な訳語が用いられてきました。
[[日本]]で本制度が導入された際の[[法律]]は[CITE[夏時刻法]]という名称でしたが、
世間一般では[[サンマータイム]]と呼ばれていました。
その制定過程の政府内部文書には、元々[[日光節約時間]]と呼んでいたのをわざわざ消して[[夏時間]]に改めたもの
[SRC[>>26]] もあり、
意図的に用語が選択されたことがわかります。
[SEE[ [[日本標準時改正案]]、[[昭和のサンマータイム]] ]]

[398] 
[[日本]]の[[昭和末期]]の[[石油危機]]以来の[[夏時刻]]導入運動は、
[[夏時間]]または[[サマータイム]]の語を使っていました。
[[現代日本]]で最も優勢なのは[[サマータイム]]で、
次が[[夏時間]]とみられます。
[SEE[ [[日本標準時改正案]] ]]


[107] [[通年夏時刻]]や戦時中等の資源節約目的の実施、[[均時差]]調整目的の実施のものは、
[[季節]]が[[夏]]とは限らないため、[[夏時刻]]とは呼びづらいので[[日光節約時刻]]と呼びたい、
という事情もあるようです。

[REFS[
- [28] [CITE[国立公文書館 デジタルアーカイブ 日光節約時間採用に関する件(閣議決定案)(総審)]] ([TIME[2015-12-22 01:23:36 +09:00]] 版) <http://www.digital.archives.go.jp/DAS/meta/listPhoto?KEYWORD=&LANG=default&BID=F0000000000000558303&ID=M2006041216592540021&TYPE=&NO=>
- [26] [CITE[国立公文書館 デジタルアーカイブ 夏時間採用の件(閣議決定案)]] ([TIME[2015-12-22 01:21:27 +09:00]] 版) <http://www.digital.archives.go.jp/DAS/meta/listPhoto?KEYWORD=&LANG=default&BID=F0000000000000240042&ID=&TYPE=&NO=>
- [54] [CITE@ja[芦田内閣次官会議書類(その3)昭和23年5月27日~昭和23年8月12日]] ([[独立行政法人国立公文書館 | NATIONAL ARCHIVES OF JAPAN]]著, [TIME[2017-08-31 18:49:23 +09:00]]) <https://www.digital.archives.go.jp/das/image/M0000000000001367843>
]REFS]

** 「サマータイム」和製英語説 (デマ)

[27] 「[[日本語]]の[[サマータイム]]を[[英語]]で [[daylight saving time]]
という」というのは正確な説明とはいえません。
[[サマータイム]]が[[和製英語]]である [SRC[>>78, >>93, >>94, >>185, >>423]] 
とするのは完全な誤りです。

;; [14] どこの誰が書いたかもわからない文章のみならず、
ちゃんとした[[百科事典]] [SRC[>>93]] までそのような[[デマ]]を掲載しているのは呆れたものです。

[REFS[

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[133] [CITE[[TIME[3月15日][2015-04-15]] [[サマータイム]]神話]],
[CITE[The Gateway to the US Labor Market/Topics/15032]]
([TIME[2015-10-11 10:02:54 +09:00]])
<http://www.uslabormarket.sakura.ne.jp/topics/15/topics15032.htm#15>
]FIGCAPTION]

> 実は、英語で"Summer Time"と言っても、ただ「季節としての夏」を意味するだけで、日本語の夏時間とは理解してもらえない(英会話番組の受け売り)。夏時間は、"Daylight Saving Time"(DST)と呼ぶ。

]FIG]

[431] [[米国]]ではその可能性が高いだろう。[[英国]]ではどうか。


[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[78] [CITE[pythonで世界の主要証券所が夏時間かどうか判断する関数を作ってみた - Qiita]]
( ([TIME[2016-12-11 21:09:34 +09:00]]))
<https://qiita.com/non0/items/020d395cfbaf6f0a59d9>
]FIGCAPTION]

> dst(サマータイム?は和製英語のようで、daylight saving timeというみたい)

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[93] [CITE@ja[サマータイム(サマータイム)とは - コトバンク]]
([[ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典,知恵蔵,朝日新聞掲載「キーワード」,デジタル大辞泉,百科事典マイペディア,人事労務用語辞典,ワイジェイFX用語集,デジタル大辞泉プラス,大辞林 第三版,日本大百科全書(ニッポニカ),世界大百科事典内言及]]著, [TIME[2017-08-12 18:19:36 +09:00]])
<https://kotobank.jp/word/%E3%82%B5%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A0-69722>
]FIGCAPTION]

> ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
> サマータイム
> 夏時間。 summer timeは和製語で,欧米では daylight saving timeという。

]FIG]


[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[94] [CITE@ja[220社と市役所の6千人、「札幌サマータイム」実験 : ♪すいか泥棒 日曜版]]
([[xrxkx]]著, [TIME[2017-08-12 18:25:26 +09:00]])
<http://subakdoduk.exblog.jp/570353/>
]FIGCAPTION]

>  「サマータイム」は和製英語です.これだと単に「夏」と言ってるのと大差ありません.正しくは「daylight saving」ですね.間違った英語を使うくらいなら 素直に日本語で「夏時間」とでも呼べばよいのに.

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[64] [CITE@ja[「サンマータイム」って、秋じゃないの? - じゃがブログ ~さいとう小児科~]]
([TIME[2016-07-15 20:57:29 +09:00]])
<http://blog.goo.ne.jp/saitomas_001/e/ded531d71d71a21b93377f068acc8fef>
]FIGCAPTION]

> 「夏時間」、これは「サマータイム(summer time)」の直訳ですが、本来の意味は「デイライト・セービング・タイム(daylight saving time)」なのだそうです。確かにこっちのほうが内容を正しく表しているような気がします。

]FIG]

- [185] [CITE@ja[にゃんソッキさんの[[ツイート]]: "日本での俗称「サマータイム」ではなく、英文 Daylight saving time の直訳「日光節約時間」に呼称を変えた方がいい。気温と全然関係ないから。 https://t.co/gtwEb7TRDe"]]
([TIME[2018-08-31 14:59:37 +09:00]])
<https://twitter.com/nyansokki/status/1035397092586315776>

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[423] 
[CSECTION[和製英語にご用心]],
[CITE@ja[【海外という選択】[[馬場啓爾]]さん - 大分のビジネス情報なら GXビジネス]], 
2022/01/26 03:00,
[TIME[2022-01-26T12:22:02.000Z]] <https://gxbiz.oita-press.co.jp/gxbiz/2022/01/26/JIT202201201434>
]FIGCAPTION]

>外国人と話す際、足りない語彙(ごい)力を補おうと頭をフル回転させると、和製英語が出てくることがある。  米国に住んでいた頃、サマータイムの変わり目に旅行をした。・・・ 

この先は会員専用ですが、
[[Google検索]]によると次のような記述が含まれるようです。

>米国に住んでいた頃、サマータイムの変わり目に旅行をした。1時間ずれると飛行機に乗り遅れるため、前日にホテルのフロントで「サマータイムはいつから始まるのか」と尋ねたものの全く通じなかったことがある。いろいろと説明しても理解されず、「春分の日はもう終わった」というような話に広がった。正しくは「デイライト・セービングタイム」(日光を活用して電力を節約する意味)と言うべきだった。 この手の危うさは日常生活にたくさん潜んでいる。


]FIG]

[429] 
[[米国]]で[[夏時刻制]]を summer time と呼ぶのは一般的ではないので、
現地人が知らないのは無理がないこと。[[米国]]で通用しなかったから、
[[英語]]ではない、[[和製英語]]かもしれない、と思ってしまうところまでは、
ままあることでしょう。
その後事実関係を確かめることもせず、
それを論拠に御高説を新聞に寄稿するのは、
とてもいただけません。
それをノーチェックで掲載する新聞社にも、
校閲のようなプロセスは無いのでしょうか。

]REFS]

** サンマタイム

[106] [[日本]]で[[夏時刻]]制が実施されていた1940年代後半には、
これを[DFN[サンマータイム]]と呼ぶのが一般的だったようです。

[112] しかし現代日本では[[サマータイム]]と呼ぶのが普通であり、
奇怪な表記に見えます。 (もっとも当時から[[横文字]]の「[[サンマータイム]]」
は馴染みのない言葉だったようで、さんざん[[秋刀魚]]とかけたネタに使われています。)
そのため現代人は当時の人を馬鹿にすることもあるようです [SRC[>>84, >>104]]
が、自分の知らない時代のことを確証なく嘲笑できる人の知性の方が怪しいものです。

[251] 
[TIME[2018年][year:2018]]、
[CITE[毎日新聞]]は、
[[サンマータイム]]の語源について誤った見解を紹介したことを訂正しました
[SRC[>>221]]。

[19] [TIME[1925年][year:1925]]出版の京都府立医科大学の中川教授の欧州訪問記には、既に
「[[サンマータイム]]」の表記がみえます [SRC[>>17]]。

[NOTE[
[108] [[夏時刻]]とは関係ない「[[summer]]」という語の[[音訳]]については、
[TIME[1909年][year:1909]]の文献に「サンマー」としたものがあります [SRC[>>109]]。
この他[[明治]]から[[昭和]]にかけていくつか用例があるようです。
一方で「サマー」としたものは、
[TIME[1911年][year:1911]]のもの [SRC[>>111]] や[TIME[1914年][year:1914]]のもの
[SRC[>>110]] などほぼ同時期から見られますが、数は多くないようです。
]NOTE]

[REFS[

- [109] [CITE@ja[国立国会図書館デジタルコレクション - 新撰列舞集]] ([[前田孫市]]著, [TIME[明42.12][year:1909]]) <http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/854891/14>
- [111] [CITE@ja[国立国会図書館デジタルコレクション - 新案ハーモニカ独案内]] ([[岩崎亀次郎]]著, [TIME[明44.7][year:1911]]) <http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/854979/13>
- [110] [CITE@ja[国立国会図書館デジタルコレクション - 新案マウスハーモニカ独案内. 第2編]] ([[岩崎亀次郎]]著, [TIME[大正3][year:1914]]) <http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/904917/37>
- [17] [CITE@ja[CiNii 論文 - 歐州視察談]] ([CITE[京都府立医科大学雑誌]] 101, 89-92, 
[TIME[1925-12-10]], 中川教授, [TIME[2017-08-22 22:14:51 +09:00]]) 
<http://ci.nii.ac.jp/naid/110007342125>

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[84] [CITE@ja[3月11日(水)学校死語辞典《さ》「サンマ―タイム」|岩辺泰吏の午後の歩き方]]
([TIME[2017-01-21 22:55:41 +09:00]])
<http://ameblo.jp/iwanabe/entry-12000107437.html>
]FIGCAPTION]

> 「サンマ―タイム」…、さあ?? と言う人が多いのではないだろうか。「SUMMER TIME」を、こう表記したのは、戦前、敵国語排除を指導した後遺症であろう。公文書でこう書いた。
> ヨーロッパでは夏1時間、すべて動きを早める。時計そのものを早めてしまう。「夏時間」だ。夜が長くなる。勉強、仕事のあとの時間をゆっくり楽しもう、暑い夏、あくせくするな…ということである。
> そういう考えの浸透していない勤勉なる日本に導入しても失敗した。戦後の短命な“ヨーロッパ化”だったが、最近通産省が再びアドバルーンを上げている。(この通信発行の1993年当時のこと)

]FIG]

[NOTE[
[85] 公文書にもある正式な言葉を何の根拠もなく「後遺症」とか馬鹿にするのはどういう理屈なのだろう。
とりあえず戦前のことは否定しとけばいいという発想は戦後教育の後遺症であろう。

[105] [[敵性語]]云々の時代より20年も前に、[[大学教授]]という最高レベルの知識人が
「戦前、敵国語排除を指導した後遺症」を患わっている (>>19) など、あり得ない馬鹿げた話です。
]NOTE]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[104] [CITE@ja[アメリカ国内で時差ボケ!?|サマータイムのQ&A - 旅をするならブログを書け]]
([TIME[2018-01-20 00:07:01 +09:00]])
<http://www.gogostudyabroad.com/entry/2017/06/26/070031>
]FIGCAPTION]

> 太平洋戦争で負けた日本は連合国軍に占領されていたので、GHQからの命令によりサマータイムを実施していたようです。
> せめてもの抵抗なのか理由は定かではありませんが、マスコミや人々はサンマータイムと言っていたようです。

]FIG]


[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[221] [CITE@ja[余録:戦後の占領下で一時導入された夏時間は「サンマータイム」と呼ばれた… - 毎日新聞]]
(2018年9月29日 東京朝刊 [TIME[2018-09-29 22:01:31 +09:00]])
<https://mainichi.jp/articles/20180929/ddm/001/070/107000c>
]FIGCAPTION]

> 戦後の占領下で一時導入された夏時間は「サンマータイム」と呼ばれた。以前、小欄でそれにふれた時、占領軍の軍人の発音がこう聞こえたのだろうと書いたが違った。サンマータイムは戦前からの言葉だった

]FIG]

;; [3] 「以前」がいつのどれか、
[[Web]] で公開されている「余録」を7月下旬まで遡っても見当たらず、
[[Google検索]]でも出てこない。 (既に書き換えられている?)

]REFS]

** daylight saving「s」 time

[458] 
[[英語]]の 「daylight saving time」
は、よく
「daylight saving'''s''' time」
と間違われます。
[[英語]]を[[母語]]としない人が間違うこともありますが、
むしろ[[母語]]とする人の間でも遍く広まっている誤記のようです。

[459] 
「s」をつける理由が何ら存在しないので、
誤りとされています。
[[法令]]のような極めて形式的な場面で間違っている事例は知られていません。
一般市民の間ではどちらが正しいか即断できないこともあるくらいに普及しているバリエーションです。


** DQN ネーム

[173] 
20世紀末に[[日本]]で[[夏時刻]]導入を企てていた[[政府]]系団体の[[地球環境と夏時間を考える国民会議]]は、
「[[サマータイム]]」
は適切な呼称ではないとし、
公募など集まった次の名称を検討しました。しかし結局「[[サマータイム]]」
が適当だとする意見に落ち着いたようです。 [SRC[>>174]]

[FIG(short list)[ [175] [[地球環境と夏時間を考える国民会議]]の呼称案
- サマータイム
- 夏時間
- エコタイム
- ひまわりタイム
- サンタイム
- 環境時間
- グリーンタイム
- 太陽時間
- ソーラータイム
]FIG]

;; [176] [[日本]]では20世紀末以降見られるようになった奇怪な[[人名]]を[[DQNネーム]] 
([[キラキラネーム]]) と呼んでいますが、
それに似たものを感じます。

[REFS[
- [174] [CITE[5.サマータイム制度導入についての考え方_(4)]] ([TIME[2018-08-26 03:22:54 +09:00]]) <https://web.archive.org/web/20010116233100/http://www.kokuminkaigi.gr.jp:80/genan/genan5_5.html>
]REFS]

** 記述

[SEE[ [[時差の記述]] ]]

* 時期

[22] [[キリスト教]]圏や[[アジア]]などの[[季節性時間変更]]は、
年に2回、
[[春]]頃に[[夏時間]]に切り替えて、
[[秋]]頃に[[冬時間]]に切り替えるのが最も一般的です。

;; [125] [[英語]]では「spring forward, fall back」という覚え方があります
[SRC[>>126, >>127, >>75]]。20世紀前半から使われています [SRC[>>126]]。
[[夏時刻]]の切り替えの方法がわからず混乱した、という話は各地でみられます。
生まれた時から毎年体験していても、なかなか覚えられない人が多いようです。

[23] [[南半球]]と[[北半球]]とでは[[夏]]の時期が異なるので注意が必要です。
[[北半球]]では[[冬時間]]で[[年]]をまたぎますが、
[[南半球]]では[[夏時間]]で[[年]]をまたぎます。

;; [177] [[標準時]]の取得に[TIME[1月1日][--01-01]]を使うような[[プログラム]]は不適切です。

-*-*-

[24] [[イスラム教]]圏では[[ラマダン]]の[[断食]]の習慣がありますが、
[[断食]]と[[夏時間]]は相性が悪いようです。
そこで[[ラマダン]]には[[冬時間]]を採用する地域が多いです。
[[ラマダン]]とは[[純粋太陰暦]]たる[[イスラム暦]]の[[月]]で、
その時期 ([[季節]]) は毎年変化します。
[[年]]によって真夏のこともあれば、真冬のこともあります。

- [272] [[通年夏時刻]]を採用しており、
[[ラマダン]]だけ[[冬時間]]を使う
(年2回切り替え)
- [305] [[季節性夏時刻]]を採用しており、
[[ラマダン]]が[[夏時刻]]期間に重なるときだけ[[夏時間]]を中断して[[冬時間]]を使う
(年4回切り替え)

... の2パターン (+ 通年[[冬時間]]の計3パターン) があります。

-*-*-

[128] [[夏時刻]]は[[高緯度]]地域に向き、
[[低緯度]]では効果が薄いと言われています。
しかし実は、
次節の通り[[通年夏時刻]]相当の[[標準時]]を採用している[[低緯度]]の[[国]]も少なくありません。

[55] それだけでなく、[[フィリピン]]、[[ボルネオ]]、[[グアム]]といった[[低緯度]]地域では、
[[均時差]]の補正目的の[[夏時刻]]が実施される例があります。
[[四季]]の明確な[[温帯]]の季節感とは違った時期に実施されます。
[SEE[ [[比律賓の時間帯]]、[[マレーシアの標準時]]、[[南洋群島の標準時]] ]]

-*-*-

[273] 
稀に、夏と真夏の2段階、年4回の切り替えを行うケースもあります
(>>59)。

[279] 
なお[[標準時]]改正の影響で、
奇数回しか切り替えが発生しない[[年]]もあります。


[80] 戦時下や[[石油危機]]等で資源節約のために実施する場合は、季節とは無関係に、
しかも予め終了時期を決定せずに[[夏時刻]]に移行することがあります。

[303] 
[[夏時刻]]を扱う[[プログラム]]は、
こうした珍しいケースも扱える必要があります。
欧米の制度だけを見ていれば単純に思えますが (それでも十分複雑なのですが...)、
全世界を対象にすると途端に難しくなります。

[EG[
[306] 例えば毎年ちょうど2回だけ変更が起こる前提の[[データ構造]]の最適化は、
不適切です。
]EG]

-*-*-

[124] 多くの時代と地域では、
[[夏時刻]]への移行や[[標準時]]への復帰は、
[[土曜日]]と[[日曜日]]の間の夜に行われています。
切り替えの[[時刻]]は [TIME[0時][00:00]]、[TIME[2時][02:00]]/[TIME[3時][03:00]]など様々です。

[77] 近年の[[欧州]]のほとんどの国と[[北米]]のほとんどの[[州]]は、
それぞれ、[[夏時刻]]の開始と終了のタイミングを揃えています。
([[欧州]]と[[北米]]とは異なります。) それ以外の地域や当初の[[欧米]]の[[夏時刻]]は、
基本的に当該地域の政府の独自の判断で期間が定められており、
国際的な調整はほとんどされていません。

;; [99] その他の地域の調整例としては、
[[日本の標準時]]、[[大韓民国の標準時]]、[[空域の標準時]]を参照。

[296] 
切り替えの[[日]]を揃えている場合でも、
[[標準時]]の[[時差]]のため切り替えの[[瞬間]]までは揃っていないことが多い点には要注意です。
[[時差]]と切り替え[[時刻]]の大小次第で、
別地域の切り替えの[[瞬間]]が他の[[日]]に属するケースもあります。


[311] 
切替日の決定については[[法定時刻]]参照。国によって方式が異なり、
実施直前に決まる地域もあります。



[REFS[
- [126] [CITE@en[Set the Clock One Hour Back or Forward?]] ([TIME[2018-03-18 17:38:47 +09:00]]) <https://www.timeanddate.com/time/dst/spring-forward-fall-back.html>
- [127] [CITE@ja[spring forward, fall backの意味・使い方 - 英和辞典 Weblio辞書]] ([TIME[2018-03-18 17:39:01 +09:00]]) <https://ejje.weblio.jp/content/spring+forward%2C+fall+back>

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[75] [CITE@ja[そろそろアメリカとカナダでサマータイムが始まります!時差計算の準備はお済みですか? – 情熱の彼方 熱狂の果て]]
([TIME[2016-09-11 23:07:24 +09:00]])
<http://jknh.randyapps.com/archives/9570>
]FIGCAPTION]

> ちなみに英語圏では、サマータイムに関して
“spring forward,fall back”
という言葉があるそうです。
> 直訳すると「春は進める。秋は戻す。」といった感じでしょうか。
> これはサマータイムに切り替わる時(そしてサマータイムが終了する時)の時計の針の動かし方を端的に説明した言葉で、要は合言葉みたいなモノらしいです。

]FIG]

]REFS]

** 通年夏時刻

[56] [DFN[通年夏時刻]]、つまり冬時刻を廃止し実質的に[[標準時]]をずらす場合もあります。

[228] [[夏時刻]]といえば通年ではない季節性の[[夏時刻]]を指すのが一般的ですが、
[[通年夏時刻]]を指すことや総称として使うこともあるので、注意が必要です。
[[通年夏時刻]]でない[[夏時刻]]だけを指す明確な用語は存在しないようですが、
「季節性の夏時刻」とでも言うべきでしょうか。
[[欧州]]の[[夏時刻]]廃止議論では、[[通年夏時刻]]への移行も「廃止」
に含まれるため、「年2回の時刻変更を廃止」のような表現が用いられているようです。

[225] [[通年夏時刻]]採用国として有名なのは[[ロシア連邦]]、
[[外蒙古]]、[[シンガポール]]などですが、
細かく見ていけば[[国土]]の西方が[[通年夏時刻]]に当たるケースも多々あります。
[[時間帯]]の境界付近の地域が30分の[[通年夏時刻]]に相当すると表現する場合などもあります。
[SEE[ 主な例: [[ロシアの標準時]]、[[モンゴルの標準時]]、[[中国大陸の標準時]]、[[マレーシアの標準時]]、[[朝鮮半島の標準時]] ]]

[227] 恒久的に[[通年夏時刻]]を採用している場合と、
[[戰爭]]や資源不足を理由に無期限で実施されている場合とがあります。
後者の場合、原因が解消されるか、国民の不満が高まることで、
元の[[標準時]]に復帰するのが普通です。

[129] 恒久的に1年中同じ[[時刻]]なら、季節性の[[夏時刻]]のような[[標準時]] (冬時刻)
と[[夏時刻]]の違いは存在しませんから、単純に[[通年夏時刻]]を[[標準時]]
([[法定時刻]]) と定めるのが普通です。
しかし歴史的な経緯により複雑になっている事例もあります。

[EG[
[79] [[シンガポール]]は[[通年夏時間]]を実施し、
[[標準時]]が存在するものの使われない状態となっていました。
その後[[標準時]]が改正されて[[夏時間]]と等しくなり、[[夏時間]]は消滅しました。
[SEE[ [[シンガポールの標準時]] ]]
]EG]

[EG[
[226] [[ナウル]]には法律上[[ナウル標準時]]と[[ナウル代替時]]があり、
[[通年夏時刻]]である[[ナウル代替時]]のみが用いられています。
[SEE[ [[ナウルの標準時]] ]]
]EG]

[EG[
[319] 
[[米国]]の[[2010年代]]以来の[[通年夏時刻]]運動において、
[[標準時]]変更は行政措置で可能、
[[通年夏時刻]]は[[連邦法]]に規定がなく立法措置が必要と判断されています。
(歴史的、政治的事情もあってやや複雑。)
[SEE[ [[北米夏時刻廃止運動]] ]]
]EG]


* 標準時との時差

[163] ほとんどの時代と地域で、[[標準時]]を1時間 (60分) 進めたものが[[夏時刻]]とされています。

-*-*-

[58] [[マレーシア]]近辺では20分の[[夏時刻]]が実施されたこともありました。

[FIG(middle list)[ [166] 20分の[[夏時刻]]
[HISTORY[
- [[英領海峡植民地・英領マラヤ][マレーシアの標準時]]
- [[英領サラワク][マレーシアの標準時]]
]HISTORY]
]FIG]

[164] 30分進める場合も若干例あります。

[FIG(middle list)[ [165] 30分の[[夏時刻]]
- [[桃岩荘 (通年)][桃岩時間]]

[HISTORY[
- [[Sandringham (通年)][Sandringham time]]
- [[英領香港][香港の標準時]]
- [[(提案) 英領海峡植民地][シンガポールの標準時]]
- [[英領海峡植民地・英領マラヤ (通年)][マレーシアの標準時]]
- [[英領ニュージーランド][ニュージーランドの標準時]]
- [[英領セイロン (通年)][スリランカの標準時]]
- [[スリランカ (通年)][スリランカの標準時]]
]HISTORY]
]FIG]

[170] この他にも[[地理的時間帯]]の境界付近にある地域が事実上の30分の[[通年夏時刻]]と言われる場合があります。

[59] 2時間ずらす[DFN[[[ダブルサマータイム]]]]を実施することもあります。
[[通年夏時刻]]1時間 + 季節性[[夏時刻]]1時間のソ連パターン、
1時間進めてから更に1時間進める段階制[[夏時刻]]パターン、
一挙に2時間進めるパターン (実施例なし) があります。

[FIG(middle list)[ [167] 2時間の[[夏時刻]]
- [[中華人民共和国領東トルキスタン (通年2時間)][東トルキスタンの標準時]]
- [[中華人民共和国領チベット (通年2時間)][チベットの標準時]]
-- [[中華人民共和国]]の[[夏時刻]]実施中は通年2時間 + 季節性1時間
-- ウイグル西部では通年3時間に相当
- [[モルディブのいくつかのリゾート島 (通年2時間)][リゾートタイム]]
- [[ミャンマーのモンラー (通年-0.5+2時間)][ミャンマーの標準時]]
- [[コスタリカ New Las Catalinas (通年2時間)][New Las Catalinas Time Zone]]
- [CODE[Antarctica/Troll]]

[HISTORY[
- [[(提案) 日本の昭和4年政府案 (2時間)][日本の標準時]]
- [[日本南方占領地旧仏印 (通年1時間 + 通年1時間)][仏印の標準時]]
- [[日本南方占領地旧蘭印西部 (通年2時間)][インドネシアの標準時]]
- [[米領大鳥島][南洋群島の標準時]]
- [[(提案) 日本の昭和23年政府内部案 (通年1時間 + 1時間)][昭和のサンマータイム]]
- [[(提案) 北海道の夏時刻提案 (2時間)][北日本の日時]]
- [[(提案) 日本の平成30年東京五輪委員会案 (2時間)][日本の標準時]]
- [[ソ連・ロシア連邦][ロシアの標準時]]
- [[外蒙古 (通年1時間 + 1時間)][モンゴルの標準時]]
- [[英国][英国の標準時]]
- [[ドイツ][ドイツの標準時]]
- [[トンガ (通年1時間 + 1時間)][トンガの標準時]]
]HISTORY]
]FIG]

;; [329] 他に
[TIME[2016年][year:2016]]のフィリピンの嘘ニュースサイトで2時間の[[夏時刻]]が実施されるという冗談記事が掲載されたことがあります。
[SEE[ [[フィリピンの標準時]] ]]

[180] [[大東亜戦争]]における[[日本軍]]は[[現地時間]]に関わらず[[軍用時]]である[[中央標準時]]
[TZ[+09:00]] を使っていましたが、これは[[東南アジア]]地域では実質的に1-3時間の[[夏時刻]]の[[通年実施][通年夏時刻]]に当たるものでした。
[SEE[ [[大東亜の標準時]] ]]

-*-*-

[100] [[アイルランド]]や[[ナミビア]]では夏季が[[標準時]]とされており、
1時間戻した冬季が[[冬時間]]とされています。
[SEE[ [[アイルランドの標準時]]、[[ナミビアの標準時]] ]]

[169] [[計算機システム]]などにおける[[夏時刻]]の取扱いにおいて、
元の定義に忠実に[[夏時刻]]を[[標準時]]として扱い、
[[冬時刻]]を-1時間の[[夏時刻]]として扱う場合と、
他国と同様に[[冬時刻]]を[[標準時]]として扱い、
[[夏時刻]]を1時間の[[夏時刻]]として扱う場合とがありますので、
注意が必要となります。
[SEE[ [[tzdata]], [[時差の記述]] ]]

[271] 
[[ロシア連邦]]の鉄道では[[モスクワ時間]]が使われていました。
これは地域によってはマイナス数時間の[[夏時刻]]に相当するものでした。
[SEE[ [[アジア大陸の鉄道標準時]] ]]

-*-*-

[103] [[夏時刻]]の終了を中止し、そのまま[[通年夏時刻]]に移行する
([[標準時]]を改正して[[夏時刻]]と同一になる) といったケースがしばしば見られます。

;; [168] 必ずしも成功しているわけではなく、
[[ロシアの標準時]]のように[[夏時刻]]固定の後[[冬時刻]]固定に再変更する事例もあります。

[102] [[サモアの標準時]]の改正のように、[[夏時刻]]実施期間中に[[標準時]]が改正されることもあります。

[307] 
[[モロッコ]]は[TIME[西暦2018年][year:2018]]に[[通年夏時刻]] [TZ[+01:00]]
を採用しましたが、[TIME[西暦2019年][year:2019]]の[[ラマダン]]は従前の慣習を継続し元の[[標準時]]
[TZ[+00:00]] を採用しました。
[SEE[ [[モロッコの標準時]] ]]

従来これは[[標準時]] + 1時間の[[夏時刻]]の - 1 時間の中断による[[標準時]]という扱いでしたが、
[[通年夏時刻]]化された[[標準時]]からの - 1 時間の[[夏時刻]]と [[tzdata]]
は扱っていて、従来と現在とで逆転しています。

[FIG[
[PRE(aafig)[
2018年以前

  +0  --------+        +--------+        +--------  <- 標準時
              |        |        |        |
  +1          +--------+        +--------+          <- 夏時間


         冬       夏    ラマダン    夏       冬

  +0                   +--------+                   <- 夏時間
                       |        |         
  +1  -----------------+        +-----------------  <- 標準時

2018年以後
]PRE]
]FIG]

-*-*-

[465] [[計算機システム]]等の実装については[[時差の記述]]を参照。

* 法令や支配勢力との関係

[57] [[夏時間]]実施の[[法令]]上の取り扱いは[[法的時刻]]を、
[[実効支配]]との関係、実施期間の決定などについては[[時間帯]]を参照。

* 夏時刻の廃止

[427] 
季節性[[夏時刻]]の[[廃止]]が進んでいます。

[428] 
夏時間を廃止して冬時間を通年化する[[標準時]]への統一と、
冬時間を廃止して夏時間を通年化する[[通年夏時刻]]化があります。


* 各国の夏時刻制

[63] 詳細は各国の[[標準時]]の項を参照。

: [[台湾][台湾の標準時]] : 
[[日本]]統治時代後期に[[内地]]との[[時差]]解消のため[[通年実施][通年夏時刻]]したのに続き、
[[中華民国]]統治時代に15年間季節性で実施しました。
[[石油危機]]で再実施しましたが、
現在は実施されていません。
: [[大韓民国][大韓民国の標準時]] :
建国当初[[日本]]に合わせて実施。
[[朝鮮戦争]]休戦後に再開するも[[軍事政権]]の[[クーデター]]直前に廃止。
[[ソウル五輪]]の放映権収入のため再開されるも反政府デモ激化に貢献し、
五輪終了後不評で廃止。現在は実施されていませんが、
賛成派は何度も政権に実施を迫っており、日本の経済界に圧力をかけさせたことまであります。
: [[フィリピン][フィリピンの標準時]] :
[[石油危機]]を含め、約20年周期で実施されていました。
[[第二次世界大戦]]を除けば毎回一回限りで継続されていない上、
[TIME[1990年][year:1990]]に不評で途中終了したのを最後に30年近く実施されていません。
政府は何度か再提案していますが、実施に至っていません。
: [[シンガポール、西マレーシア][マレーシアの標準時]] :
進める時間と期間が徐々に増えていき、
現在は[[東マレーシア]]の[[標準時]]と同じに[[通年化][通年夏時刻]]されています。 
: [[東マレーシア][マレーシアの標準時]] :
一部地域で実施されていましたが、
全域の[[標準時]]に統一され、
現在は実施されていません。
: [[インドネシア][インドネシアの標準時]] :
[[第二次世界大戦]]で西部・中部で1-2時間程度[[通年で実施][通年夏時刻]]し[[標準時]]が全国統一されました。
21世紀に入ってから西部1時間 (東部-1時間) で[[通年実施][通年夏時刻]]し[[標準時]]を全国統一することが提案されましたが実現しませんでした。
: [[東ティモール][東ティモールの標準時]] :
[[夏時刻]]を実施したことはありません。
[[地理的に時間帯の境界付近][地理的時間帯]]に当たり、
30分の[[通年夏時刻]]相当の現[[標準時]]採用時には[[資源]]節約が理由の1つとされました。
: [[モンゴル][蒙古の標準時]] :
1時間[[通年で実施][通年夏時刻]]しています。
加えて1時間季節性で実施したり、廃止したりを繰り返しており、
直近では[TIME[2016年][year:2016]]をもって廃止されました。
理由は不詳ながら、現地では不評という噂です。
: [[インド][インドの標準時]]、[[ミャンマー][ミャンマーの標準時]] :
[[第二次世界大戦]]で実施されましたが、
現在は実施されていません。
: [[パキスタン][パキスタンの標準時]]、[[バングラデシュ][バングラデシュの標準時]] :
[[第二次世界大戦]]の後、
21世紀に何度か実施されましたが、
反対により廃止されました。
: [[スリランカ][スリランカの標準時]] :
[[第二次世界大戦]]と
[[LTTE]] 戦争で[[通年実施][通年夏時刻]]されましたが、
現在は実施されていません。
: [[モルディブ][モルディブの標準時]] :
国全体では実施していませんが、
リゾートの島では1時間または2時間の[[夏時刻]]を[[通年実施][通年夏時刻]]していることがあります。
: [[グアム][グアムの標準時]] :
[[石油危機]]の時代まで何度か実施されましたが、
現行法では認められていません。
: [[ナウル][ナウルの標準時]] :
1時間[[通年で実施][通年夏時刻]]しています。
: [[トンガ][トンガの標準時]] :
1時間[[通年で実施][通年夏時刻]]しています。
それに加えて[[2000年前後に時限立法で1時間季節性実施][ミレニアム夏時刻]]したものの継続されず、
[TIME[2016年][year:2016]]に復活したのも一年限りで廃止されました。

** 戦時夏時刻

[363] 
[[夏時刻]]は戦時下の資源節約や灯火管制を目的に実施されたことが少なくありません。
[DFN[War Time]] ([DFN[戦争時刻]]) などと呼ばれたこともありました。

[FIG(short list)[ [370] [[戦争時刻]]と関連記事
- [[大東亜の標準時]]
- [[昭和のサンマータイム]]
- [[印度の標準時]]
- [[軍用時]]
]FIG]

** 日本における夏時刻制

[10] [[日本標準時]]を参照。

** 1940年代後半東アジアの夏時刻制

[71] [[東アジアの標準時]]を参照。

** 2020年前後各国廃止動向

[312] 
[TIME[2020年][year:2020]]前後に各国で[[夏時刻]]制度廃止に向けた動きが進んでいます。
[SEE[ [[日付と時刻のニュース]] ]]

[FIG(list middle)[ [313] [[夏時刻]]廃止運動
- [[(導入運動頓挫) 日本][平成30年夏時刻事件]]
- [[(廃止済) ブラジル][ブラジルの標準時]]
- [[(半廃止済) モロッコ][モロッコの標準時]]
- [[欧州連合・スイス][欧州夏時刻廃止]]
- [[米国・カナダ][北米夏時刻廃止運動]]
- [[メキシコ][メキシコの標準時]]
- [[ニュージーランド][ニュージーランドの標準時]]
]FIG]

[323] 
[[欧州連合]]で廃止された場合、関係の深い次の国も追随する可能性が高いとみられます:
[[アルバニア]]、
[[ボスニアヘルツェゴビナ]]、
[[コソボ]]、
[[リヒテンシュタイン]]、
[[モルドバ]]、
[[モンテネグロ]]、
[[北マケドニア]]、
[[ノルウェイ]]、
[[セルビア]]、
[[スイス]]、
[[ウクライナ]]

[324] 
米州は大国
([[米国]]、
[[カナダ]]、
[[メキシコ]])
に必ずしも同期していませんが、[[米国]]で廃止されれば最終的には追随するかもしれません:
[[バハマ]]、
[[バミューダ]]、
[[チリ]]、
[[キューバ]]、
[[ハイチ]]、
[[パラグアイ]]、
[[サンピエール島・ミクロン島]]、
[[タークス・カイコス諸島]]

[325] 中東:
[[イラン]]、
[[イスラエル]]、
[[ヨルダン]]、
[[レバノン]]、
[[パレスチナ]]、
[[シリア]]

[326] 大洋州:
[[オーストラリア]]、
[[フィジー]]、
[[ニュージーランド]]、
[[サモア]]

[327] 欧州で廃止された場合、残りの実施国は20国程度となり、世界的にかなり少数派となります。

[328] 21世紀に入って欧米人が気づかないうちに北アジア、中央アジア、アフリカでずいぶん廃止が進んでいたみたいですね。

[314] ニュージーランドでは議論があるものの廃止の機運は高まっていません。
[SEE[ [[ニュージーランドの標準時]] ]]

[315] 豪州の廃止に向けた動きは報じられていません。
[SEE[ [[豪州の標準時]] ]]

[316] チリは迷走中。
[SEE[ [[チリの標準時]] ]]

* 夏時刻の利点と欠点

[60] 「[DFN[日光節約]]」の名の通り、[[標準時]] ([[平均太陽時]]) と実際の[[太陽]]の動きの関係を調整し、
資源消費を節約する (活動時間を[[太陽]]の光の当たる時間とする) ことが狙いとされています。

[66] 多くの地域で、[[戦争]]などによる資源不足の対策として導入されている経緯があるようです。
単に経済的である、資源を節約できる、というだけでは反対派を説得させられる材料とならず、
より強い必要性に直面して制度が設けられることが多いのでしょうか。
なお、そのような場合には、冬季も[[日光節約時間]]が実施されることが少なくないようです。

[97] 資源節約の必要性として最も多いのは[[戦争]]遂行ですが、他に[[石油危機]]の影響などの例もあります。
[[日本]]の[[夏時刻]]推進派のように、[[環境保護]]を先導する姿勢を示すために導入するべきなどと主張していることもあります。

[67] [[標準時]]制度が世界的に整備されたのが1900年-1920年頃、
[[夏時刻]]が導入されたのが1920年-1950年頃です。
それぞれの土地の[[真太陽時]]の生活から、国内[[標準時]]の生活へと切り替わりが進み、
[[時計]]と[[太陽]]とのずれが無視できないことがわかって導入が進んだ、
という面もありそうです。

[81] 実施後の各国の[[統計]]や[[世論調査]]などでは、
電力削減などに一定の成果が得られたとする一方で、
[[住民]]の理解は十分に得られず反対派が多数となる場合が多いようです。
[[都市]]部や[[商人]]、[[欧米人]]は[[夏時刻]]制度の導入に賛成する傾向があり、
[[農村]]部や現地人は反対する傾向があるようです。
[[第一次産業]]従事者にとっては元々[[時刻]]ではなく[[太陽]]位置が重要で、
[[夏時刻]]を導入してもメリットが特になく、
市場や銀行の取引、出稼ぎや兼業など都市生活との関わりでかえって煩雑になるという事情があるようです。

-*-*-






[45] 
あまり取り上げられるところをみない観点ですが、
あらゆる[[日時]]の表記が[[標準時]]なのか[[夏時刻]]なのか明記しないと後からわからなくなってしまうという問題があります。

[135] 
賛成派は1時間の[[時差]]のある地域に旅行したようなもので移行後すぐに慣れるといいますが、
[[日本]]の[[夏時刻]]実施時には、
移行期以外であっても睡眠不足を訴える声が少なくなかったようです。
これが新制度に慣れないためなのか、
[[日本]]の気候や社会システムとの相性が悪いのか、
十分に検討されているようにはみえません。

[136] 
[[OS]] が[[夏時刻]]に対応しているのだから、
[[アプリケーション]]は自動的に対応できると楽観的に考える人もいますが、
実際にはそうではありません。

- [137] 古くからあるシステムは固定の[[地方時]]を暗黙の前提にしていることが多いです。
- [138] [[OS]] が対応していたところで、
[[日時]]の[[比較]]、
[[日時]]ベースの[[ファイル名]]の決定、
定時処理の予約など、
[[夏時刻]]の存在を仮定しないで[[アプリケーション]]が[[日時]]を扱うと破綻する処理はいくらでもあります。
- [140] 移行時に同じ[[時刻]]が2度繰り返されたり、
特定の[[時刻]]がスキップされたりすることを想定していない[[アプリケーション]]が予期せぬ動作をする可能性があります。
-- [141] 例えば「○時に実行する」処理の「○時」が存在しなくなる可能性を考慮してなどいないでしょう。
-- [142] 逆に「○時」が同じ日に2回存在する可能性も考慮していないでしょう。
-- [191] 「○時から×時までの (× - ○) 時間処理を継続する」
の時間の長さが変化し、破綻する可能性があります。
- [190] 1日の長さが[[24時間]]でなくなる[[日]]には、
夜間の[[バッチ処理]]が[[朝]]の営業開始時刻までに終わらない危険性があります。
- [139] 問題が生じるかどうかの検証も、[[プログラム]]の詳細な読解が必要で膨大なコストがかかります。

** 資源節約 (石炭消費量削減、節電、地球環境保護、温室効果ガス削減)

[FIG(pull-quote)[

>
([[夏時刻]]の節電効果は)
宝くじに当たる位の確率でしかない。

[FIGCAPTION[
[[ジャイール・メシアス・ボルソナーロ]], [[ブラジル]]大統領 ([TIME[2019][year:2019]])
[SEE[ [[ブラジルの標準時]] ]]
]FIGCAPTION]
]FIG]

[332] 
[[時刻]]がそのまま早まったとすると、
終業から[[就寝]]までの時間のうち、
[[日没]]後の時間が短くなるので、
その分の照明電力を節約できます。
[SRC[>>333]]

[335] 
起床時間が早まり、比較的気温の低い時間に活動すれば、
その分の冷房電力を節約できます。
[SRC[>>333]]


[266] 
戦時下にあっては、
[[灯火管制]]で夜間の[[照明]]利用が制限されるため、
夕方早い時間に帰宅させるという意味もありました。
[SEE[ [[ビルマの標準時]] ]]

[334] 
電力消費が減少すれば、
発電に必要な[[石炭]]、[[石油]]などの消費も削減されます。
発電による[[温室効果ガス]]の削減効果もあります。

-*-*-

[223] 
近年の研究では、[[夏時間]]の資源節約効果はほとんどない (たとえあったとしても 1-2% 以下)、
あるいはかえって資源消費量が増大するとされています。
地理的条件により異なるものの、世界的にそのような結果が得られているようです。
[SRC[>>222]]

[336] 
[[日本]]のように国土が広い場合、[[日の出]]、[[日の入り]]の時間が大きく異なっていますから、
日照時間と活動時間を合わせることが難しい場合もあり、
期待される節約効果を得られるか疑問があります。

[337] 
[[日本]]のように高温多湿で[[日没]]後も[[冷房]]需要が大きい場合、
退勤が早まり企業の冷房が削減できたとしても、
かわりに家庭の冷房が必要となり、
全体として削減効果はほとんどありません。
企業の負担が家庭に転嫁されるとの見方もできます。
[SRC[>>333]]

[338] 
終業後の経済効果 (>>117) を期待するのであれば、
それに伴う資源消費量の増加も加味する必要があります。


[354] 
[[日本]]では[[東日本大震災]]の資源不足がきっかけで節電が進み、
[[照明]]も消費電力が少ないものに移行が進みました。
[[照明]]の消費電力すら、
以前の試算ほど節約できないといわれています。

[433] 
その節電が進む前の[[東日本大震災]]直後の[[産総研]]の試算ですら、
[[夏時刻]]による節電効果はないことが明かされています。
[SEE[ [[日本標準時改正案]] ]]

[434] 
[[日本政府]]の試算によると、
[[夏時刻]]実施によって0.1%の[[CO[SUB[2]]]]削減効果が期待できるものの、
[TIME[2016年][year:2016]]度の設備更新による削減''実績''値はその10倍、
つまり[[夏時刻]]より負担の少ない政策で容易に実現可能なわずかな効果しか得られません。
[SEE[ [[平成30年夏時刻騒動]] ]]


[REFS[
- [222] [CITE[Does Daylight Saving Save Electricity? A Meta-Analysis]]
(April 6, 2017 [TIME[2017-04-06 23:45:43 +09:00]])
<https://meta-analysis.cz/dst/dst.pdf>
- [333] [CITE[サマータイム導入はやはりデメリットが大きい [[WEDGE]] Infinity(ウェッジ)]] ([TIME[2019-08-22 11:12:51 +09:00]]) <http://wedge.ismedia.jp/articles/-/13646?page=2>
]REFS]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[253][CITE[サマータイム廃止でイタリアは最後の夏時間|[[イタリア]]事情斜め読み|World Voice|ニューズウィーク日本版]], 
[[ヴィズマーラ恵子]],
2021/03/21,
[TIME[2021-03-24T07:50:45.000Z]] <https://www.newsweekjapan.jp/worldvoice/vismoglie/2021/03/post-23.php>
]FIGCAPTION]

>テルナ(イタリアの送電網を管理している会社)は、時計の針が1時間進むと、イタリアでは今後7か月でエネルギーシステムにプラスの影響があり得る。そして電気代も安くなるという。
>2004年から2020年にかけて、この16年間で夏時間によるイタリアの電力消費量は4億kWh減少し、約100億キロワットの節約ができたという。これは、約15,000世帯の平均年間電力消費量と同じである。
>経済的には10億ドルと7億2000万ユーロの節約につながったことを[ASIS[テルハ]]は発見した。
春夏の最大の省エネ月は4月と10月で、まさに事業活動が本格化している時期である。節電ポイントとして明白になったのは、夕方の電気使用量であるという。夏の間、電球のスイッチを入れる際の「遅延」が絶大な省エネ効果になっているというのがテルナの研究結果である。
[SNIP[]]
>環境的観点からもとてもよいという調査結果もある。
2020年には、夏時間のメリットにより、大気中へのCO2排出量が20万5千トン減少し、経済的には約6,600万ユーロに相当する節約になったという。
2020年に関しては、COVIDの影響によりロックダウンで緊急業務以外の業務の停止となり、全国的に生活必需品以外を扱う小売店の営業は停止を余儀なくされた。こういったエネルギー消費の全体的な削減が強く影響されたことも考慮しなければならない。
[SNIP[]]

]FIG]

** 明るい夕方の活用、経済効果

[117] 終業後の時間が多く取れるので、余暇に活用でき、
経済効果も期待できるとされています。

[EG[
[118] 
[[大韓民国]]では、
[[夏時刻]]により[[民主化]]運動に参加しやすくなったと言われています。
]EG]

[291] 
[[夏時刻]]のおかげで夕方まだ明るいうちに帰宅でき、
家族団欒につながると言われています。
夕食後にも散歩に出るなどゆっくりできるという活用法もあるようです。

-*-*-

[289] 
夕方から夜間に遅くまで野外の活動が増えるということは、
その時間の他の産業には負の影響があるということでもあります。

[EG[
[290] 
[[昭和のサンマータイム]]では、
夕方の[[ラジオ番組]]の[[聴取率]]が低下したと報告されました。
聴取者が外出するようになったためとされています。
[SEE[ [[昭和のサンマータイム]] ]]
]EG]

[340] 
気温が高いので屋内での活動は増えても屋外での活動は減るとの見方もあります。
[SRC[>>333]]

;; [341] [[昭和のサンマータイム]]の時代とは違って[[冷房]]が普及しているので、
慎重な比較が必要です。

[339] 
日照時間の異なる夏と冬の比較から、
日照時間が増えることで消費が増えて経済効果があるとは結論付けられない
[SRC[>>333]]
との指摘もあります。

[364] 
[[米国]]では経済効果は確認できないとの報告もあります [SRC[>>1657]]。

[342] 
[[花火大会]]など従来の[[夏]]のイベントを同じ[[時刻]]に実施できない (>>203)
ことによる負の影響も予想されます
[SRC[>>333]]。
[[ビアガーデン]]など夜の営業を前提とした業種も、
そのままでは明るく暑い時間帯になり、
遅らせると深夜営業になってしまいますから、
業態変更レベルでの営業戦略の再検討を迫られます。

[355] 
飲食や娯楽などサービス業の従事者はこうしたメリットを享受できず、
勤務時間が延長する可能性もあります。

[356] 
仕事で疲れた後に更に余暇の時間を取るかどうかは国民性や個々の事情によります。
健康で活動的な人だけではないかという指摘もあります。

[357] 
経済効果は家計負担増加の裏返しでもあります。

-*-*-

[413] 
経済効果の裏側で、毎年次の損失や生産性の低下が発生しています。

- [414] [[夏時刻]]変更の周知の経費
- [418] [[夏時刻]]変更に伴う手動の[[時計]]の調整やスケジュール調整のコスト
- [415] [[夏時刻]]変更に伴う遅刻やスケジュール設定ミスによる損失
- [416] [[夏時刻]]に関係する[[情報システム]]不具合の対処や、
[[日時処理]]の複雑性の実装コスト
- [420] 生活時間の変化に伴い生じるエネルギー消費
-- 起床が暗い時間にずれ込めば照明電力は増加する
-- 帰宅が暑い時間にずれ込めば家庭の冷房電力は増加する
-- 夕方・夜の活動が増え終電が遅まるとエネルギー消費は増加する
- [417] [[夏時刻の健康被害]]に伴う生産性の低下と医療費の増加
- [419] [[夏時刻]]の是非をめぐる議論のための金銭的・時間的コストと調査費用


[REFS[
- [1657] [CITE@ja[Keiichiro SAKURAIさんの[[ツイート]]: "サマータイムの件、経済効果があると信じてる方々がおられるらしいんだけど。JPモルガンが米国で行った調査では、都市によりバラツキあるものの、国全体としては経済効果を確認できず、とのこと。 https://t.co/v7HdFGCFz1 https://t.co/kvbKAaevT3 加えて眠気による労働生産性の低下等もあるようで。"]]
([TIME[2018-08-21 11:28:26 +09:00]])
<https://twitter.com/kei_sakurai/status/1031702155130855424>
]REFS]


[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[1935] [CITE@ja[土記:サマータイム幻想=青野由利 - [[毎日新聞]]]],
2018年9月1日
([TIME[2018-09-02 23:16:36 +09:00]])
<https://mainichi.jp/articles/20180901/ddm/003/070/034000c>
]FIGCAPTION]

> 欧州や北米に住んだことのある人、夏に旅したことのある人は、「サマータイム」と聞くと、わくわく感がよみがえるのではないだろうか。
>  かくいう私もその一人。いつまでも暮れない夏の日、ゆるゆる散歩したり、カフェで本を読んだり。日本も導入すればいいのに、と思ったことは何度もある。
>  でも、残念。それはきっと幻想だ。サマータイムの心地よさは、高緯度で、夏でも夕方が涼しく、湿度も低い地域ならではのものだからだ。

]FIG]


** 治安改善

[351] 
活動時間が明るい時間となるため、
交通事故と犯罪は減少するといわれています。
[[欧米]]ではそのような統計もあるそうです。

-*-*-

[352] 
夕方の余暇活動が活発になるなら、
それに伴う事故率の上昇や、
繁華街での事件増加が予想されます。

[EG[
[353] 
平成初期の[[日本]]の[[警察]]の試算によると、
通勤、娯楽など移動目的別の交通事故の統計から、
娯楽が活発になれば減少効果を打ち消すだけの事故の増加が予想されるとしました。
[SEE[ [[日本標準時改正案]] ]]
]EG]

[410] 
[[米国]] [SRC[>>409]]
や[[英国]] [SRC[>>430]] の研究によると、
[[夏時刻]]終了後に[[交通事故]]が増加する傾向がみられます。
同じ時間帯のつもりでも切替前後で1時間分急に暗くなるため、
慣れない夜道で事故を引き起こしやすくなるようです。


[404] 
[[米国]][[ペンシルバニア州]]の野生動物保護当局は、
[[夏時刻]]終了の頃が[[鹿]]の活動の活発化する時期と時間帯に当たり、
通過車両との[[交通事故]]が予想されるとして、
警戒を呼びかけました。 [SRC[>>401, >>402, >>403]]


[REFS[

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[430] [CITE@en-US[Clock changes and personal injury collisions]]
(27 Oct 2018 [TIME[2019-11-13 10:54:38 +09:00]])
<https://www.racfoundation.org/research/safety/more-crashes-after-autumn-clock-change>
]FIGCAPTION]

> The October clock change will lead to an increase of some 20 more road crashes per day in Great Britain in which someone is hurt, past experience suggests.
> Analysis of police data from the past six years shows that in the two weeks after the Autumn clock change there were an average of 278 more personal injury collisions than in the two weeks before the clock change.

]FIG]


- [409] [CITE[End of Daylight Saving Time leads to increased risk of car crashes | [[9news.com]]]]
([TIME[2019-11-05 10:29:37 +09:00]])
<https://www.9news.com/article/traffic/driving-smart/daylight-saving-time-leads-to-increase-in-car-crashes/73-133a1628-6361-4683-abcc-0143c992490a>
- [401] [CITE@en-US[DEER ON THE MOVE, MOTORISTS USE CAUTION]], 
10/23/2019,
[TIME[2019-10-31 15:21:12 +09:00]] <https://www.media.pa.gov/Pages/Game-Commission-Details.aspx?newsid=339>
- [402] [CITE@ja[PA Game Commissionさんの[[ツイート]]: "With deer becoming increasingly active, and daylight-saving time soon to put more vehicles on the road during the hours when deer move most, the @PAGameComm is advising motorists to slow down and stay alert. Click here to read more➡️ https://t.co/m8vqLAeE6F.… https://t.co/DL5b1S2Skc"]], [TIME[2019-10-31 15:19:36 +09:00]] <https://twitter.com/PAGameComm/status/1187392365222400000>
- [403] [CITE@en[PA Game Commission has new deer warning for drivers ahead of daylight saving time | WPMT FOX43]], 
 Posted 7:20 AM, October 30, 2019, by Bryanna Gallagher, Updated at 07:23AM, October 30, 2019 ,
[TIME[2019-10-31 15:25:49 +09:00]] <https://fox43.com/2019/10/30/pa-game-commission-has-new-deer-warning-for-drivers-ahead-of-daylight-saving-time/>
]REFS]



** 国家総動員

@@
[238] 
戦争時 (War time)、
石油危機、
地球温暖化対策のアナウンス効果

[114] 
[[中華民国重慶国民政府]]の[[夏時刻]]では、
工業化が遅れ資源も不足する同国では[[夏時刻]]の活用が戦勝につながると宣伝されました。
[SEE[ [[中国大陸の標準時]] ]]

[294] [[昭和のサンマータイム]]の頃の[[日本]]では、
一分一秒も惜しんで戦災復興につとめなければならないと考える人もいました。
[SEE[ [[昭和のサンマータイム]] ]]

-*-*-

[113] [[ソウル五輪]]の前後の[[大韓民国]]や[[シドニー五輪]]の期間の[[豪州]]の一部地域のように、
[[五輪]]の[[テレビ中継]]の都合を理由に[[夏時刻]]が実施される例もありました。
[SEE[ [[オリンピックサマータイム]] ]]

** みんなやっている

[115] [[日本]]や[[大韓民国]]の[[夏時刻]]導入を主張する人達は、
[[先進国]]で未実施なのは[[日本]]のみである、
[[OECD]] 加盟国で未実施なのは[[日本]]と[[大韓民国]]と[[アイスランド]]のみである、
といった理由を挙げることがあります。

;; [259] [[文明国]]で[[夏時刻]]を導入していないのは[[日本]]だけだ、
という煽りは[[欧米]]で[[夏時刻]]が普及した20世紀前半の[[日本]]からみられた、
[[夏時刻]]賛成派の伝統的な主張の1つです。
[SEE[ [[日本の標準時]] ]]

[EG[
[264] 
[[日本]]では[[大韓民国]]が導入する、
[[大韓民国]]では[[日本]]が導入すると煽って[[夏時刻]]実施が企てられたことがありました。
[SEE[ [[日本の標準時]]、[[大韓民国の標準時]] ]]
]EG]

[260] 
[[欧州]]や[[北米]]では、
実際に隣国が[[夏時刻]]を実施していて自国で実施しないと[[時差]]が生じて不便、
という事情があって[[夏時刻]]を導入したり、
実施時期を揃えたりしています。
密接なつながりを持つ地域が既に[[夏時刻]]を実施しているというのは、
[[夏時刻]]導入の大きなメリットでしょう。

[EG[
[263] [[スイス]]は [[EU]] の[[夏時刻]]導入に同調して[[夏時刻]]を導入しました。
]EG]

[116] 反対派は、
[[アジア]]では[[夏時刻]]を導入している国は多くないことや、
他の[[先進国]]である[[欧米]]諸国は[[日本]]より[[高緯度]]で[[夏時刻]]の効果が大きいことを反論としています。

[261] 
他国に依存した主張は、
[[国民性]]によっては強い誘導となり得ますが、
他国の動向の変化で手のひらを返されるという大きなリスクも背負っています。

[EG[
[262] [[第二次世界大戦]]前の[[日本]]では[[欧米]]に倣って[[夏時刻]]を導入するべきだと主張されていましたが、
戦時中には[[鬼畜米英]]の時代遅れな制度と非難されることもありました。
[SEE[ [[日本の標準時]] ]]
]EG]

[EG[
[265] [TIME[2018年][year:2018]]の[[日本]]の[[夏時刻]]騒動では、
[[欧州]]の[[夏時刻]]廃止への動きが大きく報道され、
[[欧米]]みんなやっている、[[欧米]]ではうまくいっているとの主張が崩壊して導入失敗が決定的となりました。
[SEE[ [[日本の標準時]] ]]
]EG]

[293] 
[[欧米]]ではうまくいっているのに[[日本]]で出来ないはずがない、
といった賛成意見も見られます。
しかし、
100年の[[夏時刻]]の歴史を持ち、[[情報技術]]の最先端をいく[[米国]]でも、
ミスが許されない医療の現場のシステムが[[夏時刻]]を正しく扱えないというトラブルが起きています
(>>270)。
[[欧米]]では成功しているなどというのは、
ほんの上辺だけしか見ていない人の意見です。
本当に成功しているのなら、未だにどこの国でも反対運動が盛んな理由はどこにあるのでしょう。

** 時計の針を年に2回動かすだけ

[210] 
[[時計]]の調整は、年にたったの2回で、それほど大きな手間ではない、
というのが推進派の主張です。

[211] 
[[夏時刻]]実施地域の居住者がこのような感想を述べることもあります。

[212] 
[[夏時刻]]制度が始まった20世紀初め頃は、[[時計]]の精度は高くなく、
毎日[[時報]]に合わせて[[調整][時刻同期]]するのが普通でした。
であるならば、[[夏時刻]]の開始や終了で[[時報]]を改めれば、
日課の[[時計調整][時刻動機]]で住民に新時刻が伝わるのですから、
それほど大きな手間ではないというのは一理ありました。

[213] 
しかし、[[時計]]の精度向上でこうした手動調整の習慣がなくなり、
[[時計]]の普及とあらゆる[[電子機器]]への組み込みが進んだ現代、
[[時計]]の調整は大変な作業です。
自動調整される機器もありますが、逆に自動調整故に新規の[[夏時刻]]実施の障害となったりしています。
[SEE[ [[日本の標準時]] ]]

[EG[
[214] [[高齢化]]の進む[[日本]]では、独居老人宅の壁掛け時計を誰が調整するのか、
[[炊飯器]]や[[テレビ]]の時刻調整法を把握できるのか、という反対派の問題提起もあります。
]EG]

[358] 
1分1秒の正確性を競う[[日本人]]は急ぎすぎ、
少しくらいずれていても許容できるゆとりを持つべき云々などと主張する人もいます。
しかし時刻は遍く行き渡っているもので、
そのような情緒的な問題で済まされる場合と、
そうでない場合があります。

[EG[
[359] 
そうした話題で決まって取り上げられるのが日本の鉄道の運行時刻の正確さですが、
鉄道システムの時計が異常となると、
1時間ずれて遅刻しちゃいました、
と笑い話で済むはずもなく、
衝突、脱線のような大事故に繋がりかねません。

]EG]

-*-*-

[216] 
自動調整により手間がかからない、ほとんど何もしていない、という人に対し、
そうした環境の実現のためにどれだけの労力がかけられているのか考えるべきとの非難もあります。
なるほど、自動調整機能付き[[アナログ時計]]や[[夏時刻]]情報入り[[報時]]信号受信機能付きの[[電子機器]]など、
[[欧米]]では一般家庭用製品にも一々[[夏時刻]]対応機能が組み込まれており、
[[報時]]機構などの社会システムが構築・維持されているからこそ、
一般市民は大きな負担を感じず[[夏時刻]]の移行を完了できています。

-*-*-

[215] 
[[夏時刻]]実施地域の居住者でも、調整が面倒だという人もいます。

[267] 
実際のところ[[欧米]]でも変更直後に街中の[[時計]]が旧時刻だったという事例は多々あるようです。
大きな手間ではないと言っても、実現できていないのなら説得力に欠けます。


[EG[
[254] 
[[夏時刻]]制度が導入されて数十年が経過している[[米国]]を本拠とする世界有数の計算機メーカー
[[Apple]] の製品は、毎年のように[[夏時刻]]絡みの[[不具合]]が報告されています。
[TIME[2018年][year:2018]]にもトラブルが報告されました。
同じく大手である [[Microsoft]] の製品でも
[TIME[2018年][year:2018]]にトラブルが報告されました。
[SEE[ [[夏時刻システム障害]] ]]

]EG]

[EG[
[270] 
[TIME[2018年][year:2018]]の報告によると、
[[米国]]でよく使われている医療システムは[[夏時刻]]を正しく扱えず[[閏時]]のデータが失われ得る問題があり、
未だに修正されていません。
[TIME[2019年][year:2019]]にもまったく同じことが報じられました。
[SEE[ [[夏時刻システム障害]] ]]
]EG]

[424] 
細かいことを気にしない、せかせかしない、ゆとりを持った豊かな生活、
といったような理想論はここでは無意味です。
一刻を争う事態もあり得る医療の現場で、
現実に現場の人達が困っているのです。
そしてそのシステムには巨額の経費が投じられていて、
高価な糞システムと非難されているのです。

[317] 
技術系の質問サイトでは技術者による[[夏時刻]]処理に関係する質問が毎年相当数投稿されていることが
[[Web検索]]により容易にわかります。理想的には[[プラットフォーム]]の[[ライブラリー]]により処理が隠蔽され個々の[[アプリケーション]]の開発時に一々[[夏時刻]]の処理を組み込む必要もないはずですが
(夏時刻推進派の技術者はそのように主張していますし、
賛成派でなくても技術的に[[意識が高い]]人はそうであるべきと主張していますが)、
現実にはそう単純にいかないことも少なくないようです。

[318] 
夏時刻制度が数十年続く欧米で未だそのような状況ですから、
個別の技術者の資質や実装の欠陥ではなく、
夏時刻制度の本質的な複雑性に由来する処理コストと理解するべきです。

;; [156] 
[[夏時刻]]対応コストに関する[[ソフトウェア工学]]的な研究も、
わずかながら行われています。
[SEE[ [[平成30年夏時刻騒動]] ]]


-*-*-

[411] 
[[夏時刻]]の実施スケジュール変更は各国で頻繁に行われていますが、
北米では莫大な費用が投じられましたし
([SEE[ [[北米の標準時]] ]])、
前年のスケジュールのまま実施されて混乱した事例もあります
([SEE[ [[フィジーの標準時]] ]])。
[[夏時刻]]を廃止するにも対応が追いつかないことがあります
([SEE[ [[ブラジルの標準時]]、[[モロッコの標準時]] ]])。
自動調整できれば[[夏時刻]]も簡単と思っているうちに、
人間が時計を合わせるのではなく、
人間が時計'''に'''振り回される社会に変わってしまっていたのです。

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[421] 
[CITE[[[サマータイム]]パンフレット - summertime_pamph.pdf]], [TIME[2019-10-14 09:52:31 +09:00]] 
<https://web.archive.org/web/20191106021356/http://selectra.jp/sites/selectra.jp/files/pdf/summertime_pamph.pdf>
]FIGCAPTION]

>時計をすすめたり、遅 らせる手間が大変だと思いますが?
>[SNIP[]]
>子供たちが自分の手で時計の針を動かし、サマータイムになったこと  を実感することは、サマータイムの意義、地球環境の大切さを教える良い機会になるのではないでしょうか?

]FIG]

[422] [[子供]]は都合のいい労働力ではないよ

** 年中同じ時刻

[308] 
[[時計]]を変えずに活動時刻を変える[[夏季営業時間制]]と違い、
[[夏時刻制]]であれば、店頭や広告看板や [[Webサイト]]などの営業時間の表示を季節ごとに書き換えずに済むのがメリットとされています。

[309] 
ただし、世界各地で見られるような、
[[標準時]]時期と[[夏時刻]]時期で異なる営業時間を設定する慣行や、
[[標準時]]と[[夏時刻]]の切り替え前後の調整のための数週間の営業時間変更が行われないことが前提とはなります。

;; [310] こうした慣行が存在していること自体が[[夏時刻制]]の破綻であります。

** 周知

[381] 
年に2回、変更の前後には、変更を社会の隅々まで行き届かせるため大々的な周知が必要です。

[384] 
周知費用は毎年定期的に発生する経済効果といえます。

[382] 
時刻変更をきっかけに環境問題を考えてもらう[[アナウンス効果]]があります。
追加の費用を発生させずに環境保護を啓発できて素晴らしいですね。

-*-*-

[383] 
周知のため政府、[[マスコミ]]、業界団体、民間など諸組織が膨大な費用を負担しなければなりません。
穴を掘って埋めるだけの[[公共事業]]を経済効果というのでしょうか。

[385] 
[[欧米]]では年に2回[[新聞]]、[[雑誌]]、[[Webサイト]]で変更を知らせる記事が大量に掲載されています。
変更の日がいつの日か書いただけの [[Webサイト]]まであります。
変更の日がいつですか、進めるのですか戻すのですか、
というのは質問サイトの定番の質問です。
[[夏時刻]]とはどんな制度で、
何を目的としているか、
という基本事項を解説する記事すら、何度も繰り返し出されているようです。


[388] 
[[Google検索]]で「サマータイム開始」
のような語句を調べると、
[[Webサイト]]検索結果以外に [[Google]]
の機能としてわざわざ開始や終了の日付が出てきます。
それだけ需要があるということでしょう。

[386] 
そこまでしても、気づかない人、忘れている人はいます。

[387] 
欧米で変更後の感想といえば面倒くさいとか、早くなって損したとかが多いようです。
省エネで社会貢献できて嬉しいとか、
環境問題を考える契機になったとか、
意識の高い感想は見たことも聞いたこともありません。
[[アナウンス効果]]なんて本当にあるのでしょうか。
(導入後2,3年くらいはあるかもしれません。)

[390] 
周知しなければならないのはスケジュールだけではありません。
時間変更の前後でいかに睡眠時間を維持するか、
子供や障害者の生活リズムと健康をいかにして保つか、
といった記事も少なからず出されているようです。
健康への関心を高める[[アナウンス効果]]ならあるのかもしれませんね。
(不健康な制度によって健康への意識を高めるというのもひどい話です。)
[SEE[ [[夏時刻の健康被害]] ]]

** 新時刻への変更までの時間差

[224] 新時刻への変更には少なくない時間がかかる場合があります。
[SEE[ 一般的事項は[[時間帯の接続]] ]]

[229] 新時刻への移行直後に街の時計がずれているというのは時代と地域を問わずよく報告されています。

[230] 交通と通信が発達していないと[[夏時刻]]の実施自体の伝達に時間がかかる場合すらあります。

[EG[
[231] [TIME[2000年][year:2000]]頃に[[トンガ王国]]で[[夏時刻]]が実施された際は、
離島まで伝わるのに数週間かかったと報告されています。
[SEE[ [[トンガの標準時]] ]]
]EG]

[232] 複数の[[時刻]]が存在することによる社会の混乱は説明するまでもありません。
社会の基盤である[[時刻]]への信頼の失墜は深刻な問題です。

;; [285] 日頃から[[時刻同期]]が正確に行われず国中の[[時計]]のどれが正しいのかわからないという社会
(現代でもそうした地域はいくつもあります。) なら元から[[時刻]]には信頼が置かれていないのであまり大きな問題にはならないかもしれませんが、
[[秒]]単位でいろいろな事象が管理される[[先進国]]では大きな問題となり得ます。

** 遅刻

[242] [[夏時間]]開始直後に[[遅刻]]が多発するというのは、
[[古今東西]]で報告されている現象です。

[243] どれだけ社会的に周知し、
自己管理を徹底させたところで、
完全に回避するのは難しいのではないでしょうか。

[256] 
[[遅刻]]の多発や[[遅刻]]に至らないまでも[[睡眠不足]]により生産性が低下し、
経済被害が生じることもあると指摘されています。
それを取り返すため[[残業]]し労働時間が伸びることもありそうです。

[369] 
遅刻の言い訳に便利とされているようです。

** 労働強化

@@

[292] 明るい昼間が長くなるので、
仕事や趣味に費やせる時間が長くなって良い、
残業代で家計にも良い、
などと労働時間延長を歓迎し[[夏時刻]]に賛成する人もいたようです。
[SEE[ [[昭和のサンマータイム]] ]]

[345] 
外が明るいうちに仕事を終わらせるよう努力し、
労働効率が上がって残業時間が減少したとする報告もあります。 [SRC[>>333]]

[346] 
欧米では労働強化につながっていないので、
[[日本]]で導入してもそうはならない、とする主張があります。
しかし[[昭和のサンマータイム]]や[[夏季業務時間制度]]の実施経験は、
それを否定しています。

** あらゆる社会制度に影響

[202] [[夏時刻]]推進派は、[[時計]]を年に2度修正するだけで済み、
既存の社会制度はすべてそのまま[[時計]]の示す[[時刻]]に実行すればいいと主張する場合が多いようです。
例えば8時に出社していたなら、[[夏時刻]]実施後の冬も夏も8時に出社するべきだとしています。

[203] しかし実際には色々な不都合が生じてきます。例えば、
[[子供]]の通学時間が[[日の出]]前になって危険とか、
畜産業で[[動物]]のリズムを急にずらせないとか、
海外との商業的関係で時刻をずらせないとか、
[[夏]]の[[花火大会]]を暗い時間に実施するためには終電を遅らせなければ帰宅できなくなるとかのような事情です。

[EG[
[365] 
登校時間が[[日の出]]前になるなら、
[[日本]]の[[子供]]の[[夏休み]]の[[ラジオ体操]]も継続困難です。
]EG]

[EG[
[366] 
夏の夜の天体観測イベントも深夜になるため継続困難とされます。
]EG]

[204] 
現に[[季節性夏時刻]]や[[通年夏時刻]]を実施した地域では、
実施後に出社時刻を遅らせて実質元の時間に留めたり、
それに引きずられて昼食時刻を遅らせたり、
鉄道ダイヤを調整したりといった社会システムの変更も同時に実施したり、
後から必要に迫られたりしています。

[205] 
新たに[[夏時刻]]を導入すると、実施前から実施後数年はこうした調整に多くの金銭的、
人的コストが割かれることになります。事前の調整がうまくいかず、
社会に大きな混乱をもたらす危険性もあります。

[EG[
[207] [[日本]]の[[昭和のサマータイム]]では、
[[夏時刻]]開始によって出勤ラッシュの人の動きが変化し、
駅は人で溢れて大混乱に陥りました。
[SEE[ [[昭和のサンマータイム]] ]]

[[フィリピン]]でも同様の混乱がありました。
[SEE[ [[フィリピンの標準時]] ]]
]EG]

[206] 長年継続すればそうした問題の一部は解消していくはずですが、
毎年時刻の切り替えと同時にダイヤを切り替えるなど、
[[夏時刻]]制度が続く限り永続的にそうした調整が行われている場合もあります。

[EG[
[208] [[フィジー]]では[[子供]]が安全な時間帯に登校できるよう、
[[夏時刻]]の実施期間を毎年[[学期]]に合わせて微調整しています。
[SEE[ [[フィジーの標準時]] ]]
]EG]

[EG[
[255] 
[[ブラジル]]では[[カーニバル]]、
[[大統領選挙]]、
[[国家試験]]といったような理由で[[夏時刻]]の切替日が調整されていますが、
[TIME[2018年][year:2018]]には失敗して混乱を招きました。
(長いこと[[夏時間]]やってる国なのですが...)
[SEE[ [[ブラジルの標準時]] ]]
]EG]

[367] 
過去の[[日本の夏時刻導入の議論][日本標準時改正案]]では、
欧米の[[夏時刻]]開始・終了のタイミングに合わせた年2回の国際線航空ダイヤの世界的な調整のタイミングでなければ[[夏時刻]]実施は困難とされました。
[TIME[2018年][year:2018]]の[[ブラジルの夏時刻スケジュール変更騒動][ブラジルの標準時]]では、
航空業界が介入しブラジル政府に変更取り消しを要求しました。
本来内政事項であるはずの[[夏時刻]]スケジュール決定は、
先進国では国際調整が必須で、自国の事情に合わせて設定することが困難なようです。

[368] 加えて[[日本]]のように国土が広い場合には、
ある地方に合わせた[[夏時刻]]は他の地方では不便
([[日の出]]前に登校など) が発生する可能性が高くなります。
国土が広い[[ブラジル]]は[[州]]ごとに[[標準時]]が異なり、
[[夏時刻]]実施有無も異なっています。
そうした地理条件にあった調整がければ省エネ効果、
経済効果は十分に発揮されません。


** 時差換算

[280] 
国際的な連絡などで[[時差]]の換算が必要なとき、
両国の[[標準時]]の[[時差]]のみを知るだけでは足らず、
当該瞬間に一方または両方で[[夏時刻]]が実施されているかどうかを知らなければなりません。

[281] 
とりわけ春や秋の切り替えの時期には、
[[夏時刻]]が関わる[[時差]]換算ミスが世界のあちこちで、
小規模ながらも多数発生しています。

[282] 
[[時刻]]の用途次第では[[夏時刻]]の考慮漏れが重大な事故につながるおそれがあるのはもちろん、
ミスがなかったとしても確認のためにわずかな、しかし積み上げると大きな生産性の低下が起こっています。
このコストは[[夏時刻]]実施国はもちろん、[[夏時刻]]実施国とやり取りする可能性のあるすべての者が負担を強いられます。

-*-*-

[286] 時系列の比較などのためには、
一度[[夏時刻]]を実施してしまうと、
未来永劫そのことを気にし続けなければならなくなります。

[EG[
[287] 例えばある日のある出来事から現在までの経過時間の計測には、
両端の日時が[[夏時刻]]かどうかを加味する必要があります。
]EG]

;; [288] 古い時代の[[夏時刻]]の実施の正確な記録が残っていないことがあり、
近現代の出来事の検証には既に支障が生じています。

** 朝涼しい

[275] [[夏時間]]賛成派は、
暑くなる前の朝涼しい時間を活用できる (通勤できるなど) と主張することがあります。

[276] 
それが正しいかどうかは、[[気候]]によります。

[EG[
[277] [[日本]]でもそのような主張がありますが、
[[日本]]の[[夏]]は[[熱帯夜]]が続くことが多く、
夜間でもほとんど[[気温]]が下がりません。
「朝涼しい時間」というのはそもそも存在していません。
]EG]

** 夜寝られない

[217] [[夏時刻]]期間中は比較的遅い[[時刻]]まで[[太陽]]が沈まないことになります。
これが「仕事の後の自由時間」ですが、逆に夜遅くまで気温が下がらないということでもあります。

[218] 気候によっては、暑くて夜なかなか寝付けないという人が増え、
[[睡眠障害]]につながります。
[SEE[ [[夏時刻の健康被害]]、[[大東亜の標準時]]、[[昭和のサンマータイム]] ]]

[219] そうした地域では、夜遅くまで起きる人が多いため、
[[夏時刻]]の大きなメリットの1つである照明不要による電力消費削減の効果が薄まることになります。
[SEE[ [[昭和のサンマータイム]] ]]

[220] 空調設備 ([[クーラー]]、[[エアコン]]) の普及した現代では、
むしろ空調のために電力消費が増加する結果となっています。

** 健康被害

[244] [[夏時刻]]による睡眠時間の現象や労働時間の増加、
[[夏時刻]]への移行や[[標準時]]への復帰に伴う実質的な[[時差]]移動などが、
深刻な[[健康被害][夏時刻の健康被害]]を引き起こすことが知られています。
[SEE[ [[夏時刻の健康被害]] ]]

[245] 健康問題は20世紀から既に指摘されて来ましたが、
データの蓄積や医学・データ分析技術の発達に伴い
21世紀に入ってから研究が進み、
[[夏時刻]]実施国を中心に世界各地の研究者が身体への負担を報告するようになりました。

[250] 
健常者はもちろん、
病弱者や老人、乳幼児や妊婦にとって[[夏時刻]]の実施の負担が大きすぎるとの指摘もあります。

[EG[
[249] 
[[生命]]に関わる問題だけでなく、
[[裁判官]]の[[判決]]内容に影響が現れる、
というような思考への無意識の作用も報告されています。
]EG]

[284] 
こうした健康問題は、
[[夏時刻]]の新規導入に対する反対や、
実施中の[[夏時刻]]の廃止のための重大な論拠として取り上げられるようになっています。

[EG[
[248] 
[TIME[2018年][year:2018]]の[[欧州]]の[[夏時刻]]廃止では、
健康問題が廃止の論拠の1つとして大きく取り上げられました。
[SEE[ [[欧州の標準時]] ]]
]EG]

[246] [[夏時刻]]賛成派は、
[[精神論]]でそうした問題を乗り越えられるとしたり、
長年[[夏時刻]]を実施している国の存在を根拠に否定したり、
経済効果などの他のメリットがより重要だと主張したりしているようです。
頻繁に海外出張する[[ビジネスマン]]や、
不規則な勤務体系の労働者を挙げて、
[[夏時刻]]の影響は小さいと主張する人もいます。

[EG[
[247] 
[[モンゴル]]では、
健康被害を訴える反対派と経済効果を評価する賛成派により廃止と再開が繰り返されたようです。
[SEE[ [[モンゴルの標準時]] ]]
]EG]

[283] 
[[早起き]]は健康に良いと主張されることもありますが、
[[早起き]]と健康の関係は自明ではありません。
しかも、[[夏時刻]]実施が[[早起き]]につながるかには、
大いに疑問の余地があります。
仮に[[夏時刻]]によって[[早起き]]になるとしても、
春と秋の時刻切り替えの心身への負担など、
[[夏時刻]]制度の様々な側面の健康への影響を熟慮する必要があります。


** 観光客誘致

@@
[233] [SEE[ [[リゾートタイム]] ]]

** 技術革新

[235] 
[TIME[2018年][year:2018]]の[[日本]]の[[夏時刻]]の議論では、
[[夏時刻]]に対応するための
[[IT]]システム改修が技術革新につながるという意見を複数の賛成派が披露していました。

[236] 
んなわけねーよアホか。

-*-*-

[237] 
[TIME[2018年][year:2018]]の[[日本]]の[[夏時刻]]の議論では、
多くの [[IT]] 業界関係者や研究者、政府関係者などが、
[[夏時刻]]対応のためのシステム改修に大量の人員と金銭が投入されることにより、
本来 [[AI]] などの先端技術や新商品開発などに当てられるはずだった資源が失われ、
経済損失や国際競争からの脱落を招く可能性が高いと憂慮していました。
[SEE[ [[日本の標準時]] ]]

[343] 
[TIME[1999年][year:1999]]の[[日本政府]]の試算では、
[[夏時刻制度]]の導入に
1030億円の改修費が必要と見積もっていました。 [SRC[>>333]]

[344] 
[TIME[2007年][year:2007]]の[[米国の夏時刻]]期間延長では、
改修費は3.5億ドルから10億ドルと見積もられていました。 
[SRC[>>333]]

-*-*-

[299] 
[[夏時間]]のコストは、初期実装のみではありません。
[[過去][過去の日時]]、現在、[[将来][将来の日時]]のすべての[[日時]]について、
表示や計算のために[[夏時間]]かどうかの判断が必要となります。
[[夏時間]]の期間は時代と国によって違うので、
複雑な処理が必要です。
[[日時]]処理という[[計算機システム]]の基本中の基本に複雑な演算が必要で、
システム全体の性能や運用コストに悪影響があります。

[268] 
毎年[[夏時間]]がらみの[[不具合]]が報告される
[[Apple]] のような業界大手でも、問題として顕在化する前の開発段階も含め、
[[夏時間]]対応のために潜在的に大きなコストが費やされている (>>254)
と推測できます。

** 日時計算ソフトウェアのパフォーマンス問題

[SEE[ [[日時計算ソフトウェアのパフォーマンス問題]] ]]

** 日時の異常値取り扱い問題

[SEE[ [[日時特殊値]] ]]

** 国際的オンラインイベントへのスケジューリングへの悪影響

[466] [CITE@en[Move APAC/America-friendly triage meeting time to 08:00 Tokyo time / midnight Berlin / 15:00 San Francisco · Issue #8494 · whatwg/html · GitHub]], [TIME[2022-11-14T04:39:49.000Z]] <https://github.com/whatwg/html/issues/8494>


[467] 
日本の会社の定例会議で何人か北米の住人が混ざるというだけのやつで、
[[北米の人の都合][欧米中心主義]]で年に2回会議の開催時間が変更されるの、
解せないな。
なんで北米の都合に合わせなあかんねん。
自国のローカル制度で他国に迷惑かけるなよ。
とっとと[[夏時刻]]をやめろ。


** 無駄な議論

[200] [[欧米]]では、最初に[[夏時刻]]が導入されて100年が経過しているにも関わらず、
未だに[[夏時刻]]の是非が議論されています。
[[夏時刻]]が導入されたり、廃止されたりを繰り返している[[国]]もあります。
[[夏時刻]]の実施期間を毎年のように変更している[[国]]もあります。

[201] つまり、[[夏時刻]]の導入は決して終わりではなく、
延々と続けられる賛否の議論の繰り返しの始まりに過ぎません。
あまり言及されることはありませんが、
そうした議論に費やす時間と人員もまた[[夏時刻]]の無駄なコストです。

** 不定時法

[196] [[夏時刻]]の議論では、たまに[[江戸時代の時刻]]は[[不定時法]]だったのだから、
それに戻すのはどうかという人が現れます。
果たして本気なのか、知識をひけらかしたいだけなのか。

[197] [[不定時法]]は[[日の出]]から[[日の入り]]までを分割するもので、
[[時刻]]の進み方が[[季節]]によって 
[WEAK[(厳密にするなら[[日]]ごとに、[[江戸時代]]の運用では[[二十四節気]]ごとに)]]、
また[[昼]]と[[夜]]とで変化します。
今使われている[[時計]] 
[WEAK[([[時計]]を組み込んだあらゆる電子機器を含む。)]]
はゴミと化します。[[ストップウォッチ]]すらです。
[[冬]]の受験に備えた[[夏]]の模擬試験の時間はどう計ればよいのでしょう。

[198] 究極の[[夏時刻]]制といえなくもありませんが、
広範囲で共通時刻を使う[[近代的標準時]]制度とは相容れません。
[[東京]]の[[日の出]]と[[大阪]]の[[日の出]]は十数分も違います。
[[夏時刻]]よりも更に細かく[[太陽]]の動きに揃え得るが故、
地域ごとのずれが顕在化してしまいます。

[469] 
これに関連して、
[[江戸時代]]に[[サマータイム]]があったとするデマが流布されています。
[SEE[ [[江戸時代サマータイムデマ]] ]]




** 自分(達)は無視して標準時を使うよ

[347] 
[[夏時刻制度]]に反対ながらも阻止に悲観的な人は、
自分達は[[標準時]]を使い続けるから問題ない、
好きにしたらいい、などということもあります。

[348] 
[[国]]レベルで実施されるものを[[都市]]レベルで無視する、
というのであれば過去に事例もあり、
まだ可能かもしれません。
(それでもいろいろと問題は生じてきました。)
[SEE[ [[米国の夏時刻]]、[[インドの標準時]] ]]

[349] 
個人や組織のレベルでは困難ではないでしょうか。
[[時刻]]は社会生活のあらゆる場面で使われます。
公共交通で通勤するなら、おそらく[[ダイヤ]]は[[夏時刻]]になるでしょう。
[[テレビ番組]]の放送時間も[[夏時刻]]になるはずです。
飲食店やスーパーの営業時間、
宅配業者の配達指定時刻、
[[病院]]の診療時間帯も[[夏時刻]]になる可能性が高そうです。
交通規制の時間帯や深夜割増賃金の適用時間帯も[[夏時刻]]が強制されます。
そんな中で[[夏時刻]]を無視するのは不可能で、
よくて併用でしょう。

[350] 
[[夏時刻]]に対応困難な[[情報システム]]を[[標準時]]に固定することも、
そのための十分な準備がなければ困難です。
[[夏時刻]]がないことを前提にしていたシステムが、
[[OS]]
の[[自動更新]]で[[夏時刻]]に中途半端に対応してしまう可能性があります。
[[ネットワーク]]で接続されたシステムでは、
自システムが[[標準時]]で統一されていても、
他システムが[[夏時刻]]のデータを送ってくる可能性や、
他システムが[[夏時刻]]と解釈してしまう可能性があります。
通年[[標準時]]とすることを選択しても、
それで想定通りに動作するかの確認は最低限避けられません。

** その他

[SEE[ [[サマータイムを実現しましょう]] ]]

* 適用除外

[257] 明文規定の有無に関わらず、科学的な分野などでは[[夏時刻]]が実施されず[[標準時]]を継続して用いる場合があります。

[FIG(short list)[ [258] [[法令]]で明文化されている事例
- [[サモア独立国][サモアの標準時]]
- [[フィリピン共和国][フィリピンの標準時]]
- [[日本 (夏時刻廃止)][夏時刻法]]
]FIG]

* 移行時の取扱い

[68] [[標準時]]から[[夏時刻]]へ、[[夏時刻]]から[[標準時]]への切り替えにおける、
交通機関や商業活動、労務管理などの取扱いについては、
[[時間帯の接続]]を参照。

[96] 移行により生じる余分な[[時間]]の呼称については、[[閏時]]を参照。

* 関連

[62] [[時刻]]の変更を伴わず、営業時間・就業時間を繰り上げるものを[[サマータイム][夏期営業時間]]、
[[夏季時間][夏期営業時間]]、[[夏期時間][夏期営業時間]]、[[夏期営業時間][夏期営業時間]]、[[夏季営業時間][夏期営業時間]]などと呼びます。
[[サマータイム]]導入の議論や実験ではこちらのことを指していたり、
こちらと[[時刻]]の変更を伴うものを共に候補案として示していたりすることがありますから、
どちらの意味を指しているのか注意が必要です。

[161] 
[[日招き]]伝承は、しばしば[[夏時刻]]と関連付けて言及されます。

[442] 
[CITE[[[サマータイムレンダ]]]]ではない。

* 歴史

** 不定時法

[158] [[現代]]の[[都市]]生活者は[[時刻]]に基づき行動していますが、
古くから人々は[[日の出]]とともに起床し、
[[日没]]後しばらくで就寝するような生活を続けていました。
現在でも[[文明]]化の進んでいない地域ではそのような生活が続けられていますし、
[[農村]]や[[漁村]]などの[[第一次産業]]従事者も、
[[都市]]との結びつきの具合に応じ、両者の中間で生活しています。

[159] 
[[日本]]の[[江戸時代の時刻]]などの[[不定時法]]は、
[[時刻]]を[[季節]]に応じて常に調整し続けるもので、
ある意味では究極の[[夏時刻]]法とも言えます。
実際に[[夏時刻]]をめぐる議論の中では、
[[不定時法]]の採用を良しとする者や、
そうでなくても現在一般的な年2回の[[夏時刻]]調整よりも細かい調整を好ましいとする者も、
わずかながら存在しています。

[295] 
ただ[[不定時法]]と比較すると、現在まで実際に行われた[[夏時刻]]は極めて不完全なものです
(>>196)。

** 標準時の導入

[160] 
しかし、[[定時法]]の[[時計]]の普及と、
19世紀から20世紀にかけての[[平均太陽時]]と[[一様時]]による[[近代的標準時]]制度の普及により、
[[太陽]]の運行と人間社会の[[時刻]]は切り離されることとなりました。
[[平均太陽時]]の採用により[[正午]]と[[南中]]は一致しないことが普通となり、
[[一様時]]の採用により国内の[[時刻]]が統一されるかわりに、
国内のほとんどの地域は[[太陽時]]と「ずれ」た時刻を使わざるを得なくなりました。

;; [[標準時]]、[[近代的標準時]]を参照。

** 日光節約時の登場

[16] 1909年には、 [[Dobson]] 氏が日光節約法案を提出しました。

* 作品

[372] 
[[日本]]の[[昭和のサンマータイム]]では、
有名漫画作品[CITE[サザエさん]]が[[夏時刻]]移行をネタにしました。
その他[[夏時刻制度]]を扱った作品や回顧録がいくつか出版されました。
[SEE[ [[昭和のサンマータイム]] ]]


[362] 
[TIME[2017年][year:2017]]の米国の[[ドラマ]]
[CITE[Veep]]
には[[夏時刻]]を扱った[[話数]]があります [SRC[>>361, >>360]]。

[371] 
その他[[夏時刻制度]]を題材にした冗談もみられます。
[SEE[ [[夏時刻ジョーク]] ]]


[REFS[
- [361] [CITE@en[Justice | VEEP Wiki | FANDOM powered by Wikia]] ([TIME[2019-06-02 16:49:13 +09:00]]) <https://veep.fandom.com/wiki/Justice>
- [360] [CITE@en[Judge | VEEP Wiki | FANDOM powered by Wikia]] ([TIME[2019-05-30 13:12:03 +09:00]]) <https://veep.fandom.com/wiki/Judge>
]REFS]

* メモ

[1] ''About Daylight Saving Time - History, rationale, laws & dates'' <http://webexhibits.org/daylightsaving/>
- [2] Aka 夏時間制, サマータイム制度, Daylight Saving Time System

[4]
[CITE@ja[スラッシュドット ジャパン | サマータイム、導入の動き再び]] ([TIME[2007-06-04 20:02:25 +09:00]] 版) <http://slashdot.jp/article.pl?sid=07/06/03/0939245&from=rss>
([[名無しさん]] [WEAK[2007-06-04 11:12:49 +00:00]])

[5] [CITE[復刻版 岡山畜産便り第7号 昭和25年6月 編集室から]] <http://okayama.lin.go.jp/tosyo/s2506/tks30.htm>

[6] [CITE[復刻版 岡山畜産便り第2巻第7号 昭和26年7月 かね]] <http://okayama.lin.go.jp/tosyo/s2607/tks23.htm>

[8] [CITE@ja[AFN - Wikipedia]]
( ([TIME[2013-10-22 20:08:54 +09:00]] 版))
<http://ja.wikipedia.org/wiki/AFN>

>日本ではサマータイムが導入されていないがアメリカでは導入されている。このため、AFRTSより配信される番組の中にはサマータイムの開始・終了によって日本とアメリカの時差が変わることにより、開始時刻や放送時間が1時間変動する番組がある。中にはサマータイムによって放送される・されない番組が存在するので注意が必要である。なお、日本にあるAFN自体は日本標準時(JST=UTC+9)に沿って放送されるため、自局制作の番組にはサマータイムによる時間変更はない。

[9] [CITE@ja[夏時間 - Wikipedia]]
( ([TIME[2014-02-06 05:01:05 +09:00]] 版))
<http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%8F%E6%99%82%E9%96%93>

[18] [CITE[国立公文書館 アジア歴史資料センター 標題:1)日光節用法施行期間満了ニ関スル件 大正七年十一月]] ([TIME[2015-10-20 11:53:54 +09:00]] 版) <http://www.jacar.go.jp/DAS/meta/image_B11100509900>


[11] [CITE@ja[夏時間変更のホット トピック]]
([TIME[2015-12-01 20:07:49 +09:00]] 版)
<https://support.microsoft.com/ja-jp/gp/dst_hottopics/ja>

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[29] [CITE@ja[ヘルシンキ/夜行列車 | Tumlare Corporation]]
([TIME[2015-12-28 14:00:46 +09:00]] 版)
<http://www.tumlare.co.jp/company/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E5%A4%8F%E6%99%82%E9%96%93%E7%A7%BB%E8%A1%8C%E3%81%AB%E4%BC%B4%E3%81%84%E3%80%81%E5%A4%9C%E8%A1%8C%E5%88%97%E8%BB%8A%E3%81%AE%E5%88%97%E8%BB%8A/>
]FIGCAPTION]

> 2012年3月25日(日)からのサマータイム移行に伴い、夜行列車の列車番号、到着時間が変更になります。

]FIG]


[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[30] [CITE@ja[冬時間から夏時間に変わる時の夜行列車- 鉄道・路線 | 教えて!goo]]
([TIME[2015-12-28 14:01:32 +09:00]] 版)
<http://oshiete.goo.ne.jp/qa/1295656.html>
]FIGCAPTION]

> ポーランドでは、夏時間切り替え日用の時刻表があるそうです。
> 逆に、時間を戻すときは、どこかの駅で列車を1時間止めておく。
> ありがとうございます。ドイツでも時刻表を仔細に見ると、変更日前後の夜行列車で運休や時間変更になるものがあり、一部特別ダイヤなのかもしれません。

]FIG]


[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[31] ([TIME[2011-08-19 14:37:05 +09:00]] 版)
<http://www.brjordan.com/img/report/part10.pdf>
]FIGCAPTION]

> 1973 年のオイルショックをきっかけに、自然光を有効に利用して節電、省エネルギーをめざすことを目的として、近隣諸国に倣いドイツでも 1980 年、この制度が取り入れられました。
> 標準時に戻るのは、約 7 ヵ月後の 10 月最後の週末。これも今年を例にとれば、10 月30 日の午前 2 時 59 分 59 秒の 1 秒後が 3 時になるかと思いきや、もう 1 度 2 時を繰り返します。2 つの 2 時を区別する必要がある場合、前者は 2A 時、後者は 2B 時と呼ばれます。 
> 例えば酪農業では、毎日定刻に搾乳が行われますが、サマータイムの開始で突然 1 時間早く搾りに来られても、牛の体は自販機のようにミルクを供給できないもの。
> だから切り替え後の数日間、牛乳の生産量が低下するそうです。
> サマータイムへの切り替え日、午前 2 時台という時間帯がありません。そこで、どこかの駅を 2 時台に始発する列車やバスは、この日運休します。サマータイム開始前に通常ダイヤで発車した夜行列車は、2 時以降、時計の上では 1 時間遅れて停車駅に着くことになります。
> そこで、通常の日程なら乗り継げるはずの列車に乗れないケースもでてきます。逆に、標準時への切り替え時には 2 時が 2 回あるので、夜行列車は 2A 時以降到着した駅に 1 時間停止して、2B 時の予定発車時刻に運転を再開します。 

]FIG]


[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[32] [CITE@ja[夏時間終了:掲示板:独断と偏見で楽しむイタリア芸術|Beach - ビーチ]]
([TIME[2015-12-28 14:05:20 +09:00]] 版)
<http://www.beach.jp/circleboard/ae30240/topic/1100200021867>
]FIGCAPTION]

> 駅の出発列車の案内表示です。時刻は夏時間のままで9:04、出発案内表示では切り替わっています。この辺は愛嬌です。
> この時点での列車の遅れなどは大したことが無かったのですが、この後が散々でした。夜行列車の運行、列車のやり繰りが時間の切り替えに対して上手く行かなかったらしく、遅れが出る列車が殆ど、それも時間の経過に従って遅れが5分、10分、15分と5分刻みで増えていきました。私が乗った列車、ミラノ中央駅行きIC658は結局1時間15分遅れとなりました。

]FIG]


[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[33] [CITE[''''''[''''''mixi'''''']'''''' ドイツ! | サマータイム]]
([TIME[2015-12-28 14:07:54 +09:00]] 版)
<http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=24419&id=721905>
]FIGCAPTION]

> 昔、ドイツからパリ行きの夜行に乗ってる間に移行しましたが、 
> どこで時間変更なのかよくわかんなかったです。 
> 朝パリについたのは、新しい時間での時刻表示間でした。 
>  確か夏時間と冬時間の切り替え時をまたぐ夜行列車は特別ダイヤになっているはずです。 

]FIG]


[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[34] [CITE@ja[ラインゴルト (列車) - Wikipedia]]
([TIME[2015-12-19 09:16:26 +09:00]] 版)
<https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B4%E3%83%AB%E3%83%88_(%E5%88%97%E8%BB%8A)>
]FIGCAPTION]

> 1980年には夏期のみ運行区間がアムステルダム - ベルン間に短縮された。これはこの年から西ドイツなどで夏時間が導入されたが、スイスでは導入されず、ラインゴルトは西ドイツの時刻にしたがって運行されたため、ローザンヌ - ジュネーヴ間で他の列車と干渉してしまうためである。翌1981年にはスイスでも夏時間が実施されたため区間の短縮はなかった'''['''38''']'''。

]FIG]


[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[35] [CITE@ja[あと、55分でサマータイム!|- brocantique- <takaki>のフランス生活と蚤の市・ブロカントのブログ Tours France]]
([TIME[2015-12-28 14:09:43 +09:00]] 版)
<http://ameblo.jp/takacante-brocantique/entry-11808348883.html>
]FIGCAPTION]

> いつも3月最後の日曜日・午前2時にかわるんです。
> なぜ、0時ぴったりでないかというと、まだメトロや夜行バスとか、
> 夜行列車類が動いているので、ダイヤを狂わせないためとか、
> その影響を最小限に抑えるために
> 一般の人が寝たであろう午前2時となっています。

]FIG]


[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[36] [CITE[Vol. 12 ドイツからの便り Eri通信 「サマータイム」 :有限会社イーアイ]]
([TIME[2012-03-24 13:08:38 +09:00]] 版)
<http://f-ei.jp/archives/_eri/000237.html>
]FIGCAPTION]

> 先週の土曜日の夜中2時、たまたま夜更かしをしていると、家中にある時計が一斉にカタカタカタ・・・・・と動き出しました。
> (ドイツでは、自動的に時間調整をする時計がよく売られています。)
> サマータイムが始まる日と終わる日には、列車の事故が増えるとの統計があります。時刻表が不規則となるのが原因のようです。特に夜行列車では、発車時間がずれることもあり、気をつける必要があります。

]FIG]


[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[37] [CITE@ja[:: サマータイム終了まで一週間 | イマジンのブログ ::]]
([TIME[2015-12-18 06:51:48 +09:00]] 版)
<http://blog.gijutsushi.net/?eid=998113>
]FIGCAPTION]

> どこかのサイトで読んだ記事によれば、「ドイツでは1時間列車を停止させておく」だそうです。深夜とはいえ、これもそこそこの経済損失ですね。
> で、ふと頭をよぎったのは、この前乗ったドルトムントからの電車です。午前2時、3時の電車ではありませんでしたが、日曜のこの時間帯に電車に乗っている人というのは、飲んでる人も結構いますよね。その電車が1時間も停止しているのはねえ。どうなんでしょうか。

]FIG]


[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[38] [CITE@ja[夏時間 : ブリュッセル→東京 日々つれづれ]]
([[credenza]] 著, [TIME[2015-12-28 14:14:27 +09:00]] 版)
<http://louise200.exblog.jp/4305315/>
]FIGCAPTION]

> とくに夜行列車。これ、時刻表を変えることなく、一時間早くなった時計を追いかけるように、スピードを出して走る!、というのが正解です。ヨーロッパの列車はドイツでさえ大抵遅れたりするので、それが夏時間切り替えのためなのか、ただ単に遅れているのかはよく考えないとわかりません。
>  たまーにスピードを出しすぎて、一時間繰り上がっているのに定刻につく列車もあるそうです。だったら、普段からちゃんと走ればいいと思うのですが・・・
> 

]FIG]


[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[39] [CITE[徒然ブログ:夏時間と創作料理]]
([TIME[2015-12-28 14:17:10 +09:00]] 版)
<http://blog.livedoor.jp/barclay1720/archives/51907324.html>
]FIGCAPTION]

> もし、この時、夜行列車に乗っている人はどうなるのか?
> 僕の先輩がオタワからトロントに向かう夜行列車に乗ったと言うのですよ。
> 午前2時にどうなったと思いますか?
> 夜行列車は、その場に止まったというのですよ。
> もう一度午前2時が来るまで乗客は文句も言わずに、じっと待っていたと言うのです。

]FIG]


[40] [CITE@ja[サマータイムの恋事情]]
([TIME[2016-01-28 22:15:58 +09:00]] 版)
<http://ncode.syosetu.com/n5644co/>

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[41] [CITE@fr[23HBD]]
([TIME[2016-01-28 22:16:21 +09:00]] 版)
<http://www.23hbd.com/?pg=reglement&la=jap>
]FIGCAPTION]

> Les 23HBDは誰でも参加可能だ。年齢・性別不問、経験・職業の有無も不問だ。
> サイト上で事前に登録し、3月28日13:00~3月29日13:00 (フランス現地時間)の予定が空いているヒトは誰でも挑戦できる。
> (24時間じゃないかと思った人、夏時間がある国ではこの日1時間時計の針が進むのだ)

]FIG]


[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[42] [CITE[ドイツの日時計(2)]]
([TIME[2005-08-11 13:33:31 +09:00]] 版)
<http://www.ne.jp/asahi/sundial/hidokei/deutsch2.html>
]FIGCAPTION]

> 新しい作品にしては、サマータイムの時刻表示をしていないのが興味深い。日時計作者の主張であろう。すでに実施中のヨーロッパでもサマータイムの是非についての議論は依然としてあると聞く。

]FIG]


[43] [CITE[常用時の改良に就て]]
([[平山清次]]著、[TIME[2006-12-19 17:02:34 +09:00]] 版)
<http://www.asj.or.jp/geppou/archive_open/1917/pdf/191801.pdf>

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[44] ([TIME[2013-01-15 18:03:09 +09:00]] 版)
<http://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/168207/1/tnk000240_169.pdf>
]FIGCAPTION]

> 叉,近年は,この精神を“標準時攣更”の形式に於いて,シカゴ市,メキ
> シコ國,チリ國,満洲國,ソビエF聯邦,東亜大陸在住の日本人祉三等が實行
> し,本年からは,英國本國も之れを實行ずることNなった.利害の問題は極め
> て明白である.我が國に於いても,言行が一日遅れXば,一日の損である.
> 

]FIG]



[46] [CITE[Does Daylight Saving Time Increase Risk of Stroke?]]
([TIME[2016-03-10 00:38:06 +09:00]] 版)
<https://www.aan.com/PressRoom/Home/PressRelease/1440>

[47] [CITE@ja[実は冗談が発端、サマータイムの奇妙な歴史 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト]]
([TIME[2016-03-14 21:01:16 +09:00]] 版)
<http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/031100087/>

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[48] [CITE@ja[米国の時刻表示切り替えに商機あり?:“明日”をつむぐテクノロジー]]
([[沼倉 研史]](DKNリサーチ、マネージング・ディレクター)著、2015/11/30、[TIME[2016-03-22 18:55:38 +09:00]] 版)
<http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/358367/112600006/?ST=tomhel>
]FIGCAPTION]

> 私が米国で使っている携帯電話の場合には、すぐには変わらないのです。
>  いつ変わるのかと注意していましたら、5日目の木曜日にようやく変わっていました。よそからの苦情が相次いで、ようやく重い腰を上げたという感じです。一方で、私が日本から持ってきた日本のスマートフォンは、現地の冬時間へ即座に切り替わっていました(証拠写真を添付しました)。
> 私が米国で契約している携帯電話はAT&Tで、ハードはNokia社のものです。日本ではソフトバンクでの契約で、ハードは米Apple社のiPhoneです。ですから、問題は携帯電話のハードによるものではなく、明らかにキャリアのサービスシステムによるものです。

]FIG]

;; [49] [[ソフトウェア]]というものの存在を理解できないとこういう頓珍漢な思考になってしまうのかな...
あるいは昔の固定の[[電話網]]の時代のイメージで考えているのか???

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[50] [CITE@en[Newfoundland Time Zone - Wikipedia, the free encyclopedia]]
([TIME[2016-04-02 10:12:50 +09:00]] 版)
<https://en.wikipedia.org/wiki/Newfoundland_Time_Zone>
]FIGCAPTION]

>  In 1988, the provincial government experimented with double daylight saving time, moving clocks ahead two hours during daylight saving time instead of just one. This move proved unpopular'''['''citation needed''']''' in the fall when children started going to school in the dark. 

]FIG]


[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[51] [CITE[続アジア見てある記(34)モンゴル1]]
([TIME[2009-01-18 10:02:59 +09:00]] 版)
<http://www.asia-mit.net/old/asia/34mn1/34mn1.html>
]FIGCAPTION]

> ウランバートルの空港に着陸したのは夜の9時半をまわっていたが、周囲はまだ明るかった。旧ソ連邦の国がそうであったように、モンゴルも経度に比べて1時間早い時刻を採用している。つまり、太陽が南中する時刻を12時とするのが普通なのに、モンゴルでは13時になっているのだ。言ってみれば、1年中夏時間を採用しているようなものだ。このため、北京との時差はない。そして夏時間採用中はさらに1時間時計の針を進めるので、北京よりも西にあるウランバートルの方が1時間早く、その結果日本との時差がなくなってしまうという現象が起こるのだ。時差ボケはないのだが、朝5時前から明るくなり、夜10時を過ぎても暗くならないから変な感じがする。

]FIG]


[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[52] [CITE@ja[新実誠のトルコ便り]]
([TIME[2016-04-03 01:26:12 +09:00]] 版)
<http://www.neo-pro.jp/makoto/tayori/diary/diary.cgi?mode=read&y=2010&m=11>
]FIGCAPTION]

> 前日、友人のアリさんが、「昼の1時に始まる」と話していたので、普通のイスラムの葬儀のように、“昼の礼拝”が終った後に始まるのだろうと勝手に思い込んだまま、朝、ヨーロッパ側へ渡り、用事を済ませてから、ふと考えて見ると、“昼の礼拝”が1時頃だったのは、10月末に終了したサマータイムの為であり、今、“昼の礼拝”は12時頃になっているはずです。

]FIG]


[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[53] [CITE@ja[夏時間が適用されるタイムゾーンにおける mktime 関数利用時の注意事項について | Visual Studio サポート チーム blog]]
([TIME[2016-04-18 21:12:16 +09:00]] 版)
<https://blogs.msdn.microsoft.com/jpvsblog/2016/04/18/dst-mktime/>
]FIGCAPTION]

> mktime 関数では、引数の tm 構造体として、前述の夏時間終了前後の “繰り返される 1 時間” の時刻が指定され、かつ、tm_isdst フィールドに負の値が指定されている場合は、同時刻が夏時間なのか、夏時間終了後なのかを判断することができず、意図した結果を得られない場合があります。
> このため、mktime 関数の引数に、夏時間終了前後の ”繰り返される 1 時間” の時刻を指定する場合は、必ず、tm_isdst フィールドにて正の値または 0 を指定して、同時刻が夏時間なのか、夏時間終了後の時刻なのかを明示する必要がある点にご注意ください。

]FIG]



[15] [CITE@en[Daylight saving time - Wikipedia, the free encyclopedia]]
([TIME[2016-08-15 02:10:20 +09:00]])
<https://en.wikipedia.org/wiki/Daylight_saving_time>

[69] [CITE@en-GB[Hong Kong Daily Press, 1909-04-03 - MMIS]] ([TIME[2016-08-15 21:18:00 +09:00]]) <https://mmis.hkpl.gov.hk/coverpage/-/coverpage/view?p_r_p_-1078056564_c=QF757YsWv59tx4mwW%2BnMwXa0fe4vuyU0&_coverpage_WAR_mmisportalportlet_hsf=daylight+saving>

[70] [CITE@en-GB[Hong Kong Daily Press, 1909-08-10 - MMIS]] ([TIME[2016-08-15 21:19:14 +09:00]]) <https://mmis.hkpl.gov.hk/coverpage/-/coverpage/view?p_r_p_-1078056564_c=QF757YsWv59tx4mwW%2BnMwfNY9JKbBgUn&_coverpage_WAR_mmisportalportlet_hsf=daylight+saving>


[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[73] [CITE[新聞記事文庫 : 満州日報 1930.6.2]]
([TIME[2016-08-27 11:48:44 +09:00]])
<http://www.lib.kobe-u.ac.jp/das/ContentViewServlet?METAID=10029888&TYPE=HTML_FILE&POS=1&LANG=null>
]FIGCAPTION]

> 五月も過ぎ六月に入った。例のサムマータイム、今年は問題にならぬようであるが、日の永くなったことは確実である。

]FIG]





[86] [CITE[[[暦法及時法]] - [[平山清次]] - Google ブックス]] ([TIME[2014-09-06 14:08:26 +09:00]] 版) <http://books.google.co.jp/books?id=88p29z44kzoC&hl=ja&pg=PA160>


[87] [CITE@ja[IBM Knowledge Center - 夏時間調整時刻]]
([TIME[2017-03-18 18:24:22 +09:00]])
<https://www.ibm.com/support/knowledgecenter/ja/ssw_ibm_i_72/rzati/rzatidst.htm>


[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[89] [CITE@ja[国際線発着調整事務局(JSC) | 財団法人 日本航空協会(JAA)]]
([TIME[2015-09-02 16:55:02 +09:00]])
<http://www.schedule-coordination.jp/jpn/tejun/index.html>
]FIGCAPTION]

> 国際線のスケジュール期間は、下記に示すようにIATAが北半球をベースに夏ダイヤと冬ダイヤとして定義しています。これは主に欧州で導入されているサマータイムの期間に合わせた設定で、IATAのメンバーにもともと欧州の航空会社が多かったことに端を発しています。
> (1) 夏ダイヤ	3月の最終日曜日から10月の最終日曜日の直前の土曜日までの7か月間
> (調整開始は前年10月、IATAスケジュール会議は前年11月開催)
> (2) 冬ダイヤ	10月の最終日曜日から翌年3月の最終日曜日の直前の土曜日までの5か月間
> (調整開始は当該年5月、IATAスケジュール会議は当該年6月開催)

]FIG]


[91] [CITE@en[Be more consistent about double DST abbr]]
([[eggert]]著, [TIME[2017-02-22 13:41:33 +09:00]])
<https://github.com/eggert/tz/commit/e5ff2dbc296bcb6c3c8d6ce1781e00a3ccb96d2a>

[92] [CITE@en[Editorial: use "daylight saving time" consistently]]
([[jjuran]]著, [TIME[2017-05-31 03:44:40 +09:00]])
<https://github.com/whatwg/html/commit/cb02cee01bf1c618dd3f50b13a32a569ee982477>

[95] ([TIME[2006-12-19 17:02:18 +09:00]])
<http://www.asj.or.jp/geppou/archive_open/1916/pdf/191607.pdf>

[98] [CITE@en[* tz-art.htm: Mention Franklin’s joke (from a suggestion by Steve All…]]
([[eggert]]著, [TIME[2017-11-05 03:52:39 +09:00]])
<https://github.com/eggert/tz/commit/494620a9ccc95fe91451feab4b3b294851ba238c>

[72] [CITE@en[Document zic "out-of-range" times and years]]
([[eggert]]著, [TIME[2017-12-12 01:58:44 +09:00]])
<https://github.com/eggert/tz/commit/c2cd48af0d764ba7307c5ea7b04cff85e0af1792>

[90] [CITE@en[Ireland observes standard time in summer, not winter]]
([[eggert]]著, [TIME[2017-12-08 15:29:53 +09:00]])
<https://github.com/eggert/tz/commit/b266263699ab1b02d7d4b7307e5303181bea00c1>


[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[119] [CITE@ja[サマータイムのデメリット、日本に定着しない理由とは!? | 日刊大衆]]
([TIME[2018-01-27 12:22:49 +09:00]])
<https://taishu.jp/detail/31423/>
]FIGCAPTION]

> 東南アジアの国々は、赤道直下に位置し、1年を通して昼と夜の長さに大きな違いがないため、導入されたことがない。

]FIG]

[120] 
[[マレーシア]]、[[シンガポール]]、[[フィリピン]]、[[ミャンマー]]は[[東南アジア]]ではなかった?

[121] [CITE@en[Standardize better on “daylight saving time”]]
([[eggert]]著, [TIME[2018-01-24 08:49:05 +09:00]])
<https://github.com/eggert/tz/commit/ec1c7bf729d6a6254449cc756846fe35874df8e9>

[122] [CITE@en[Winter time (clock lag) - Wikipedia]]
([TIME[2018-01-20 05:40:38 +09:00]])
<https://en.wikipedia.org/wiki/Winter_time_(clock_lag)>

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[123] [CITE@ja[神戸新聞NEXT|教育|高校受験(学区再編)特集|ニュース|公立高入試「サマータイム適用されておらず不適切」 兵庫県教委に指摘]]
([TIME[2018-03-16 22:27:42 +09:00]])
<https://www.kobe-np.co.jp/news/kyouiku/koukoujuken/news/201803/0011071097.shtml>
]FIGCAPTION]

> サンフランシスコの現地時間が4月12日午後2時の場合、日本の時刻をア~エの選択肢から選ぶ問題で、経度の違いから17時間進む「エ 4月13日午前7時」を正答とした。配点は100点満点中、3点。
>  外務省によると、サンフランシスコでは、4月12日は標準時を1時間進めるサマータイムの期間中で時差は16時間となる。

]FIG]


[131] [CITE[5.サマータイム制度導入についての考え方_(4)]]
([TIME[2018-04-24 19:03:45 +09:00]])
<https://web.archive.org/web/20010116233100/http://www.kokuminkaigi.gr.jp:80/genan/genan5_5.html>

[FIG(quote)[ [132] [[ARINC 424-17]] 125ページ

>
5.179 Daylight Time Indicator (DAY TIME)
> Definition/Description: The “Daylight” Time Indicator”
field is used to indicate if the airport observes Daylight or
Summer time when such time changes are in effect for the
country or state the airport resides in.
Source/Content: Countries and states that observe Daylight
time will be obtained from official publications and the field
will contain the alpha character “Y” if airport observes
Daylight or Summer time. The field will contain the alpha
character “N” if the airport does not observe Daylight time
or if it is unknown.
> Used On: Airport and Heliport records
> Length: 1 character
> Character Type: Alpha
]FIG]



[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[134] [CITE[文化庁 | 国語施策・日本語教育 | 国語施策情報 | 内閣告示・内閣訓令 | 外来語の表記 | 留意事項その2(細則的な事項)]]
([TIME[2012-02-02 10:05:00 +09:00]])
<http://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/sisaku/joho/joho/kijun/naikaku/gairai/honbun06.html>
]FIGCAPTION]

>  注1 撥音を入れない慣用のある場合は,それによる。
>     〔例〕 イニング(←インニング) サマータイム(←サンマータイム)

]FIG]


[143] [CITE@ja[第1回 サマータイム延長で悲鳴を上げるシステム担当者たち:アキラの海外“デッドストックニュース”掘り起こし|gihyo.jp … 技術評論社]]
(2007年3月12日  階戸アキラ [TIME[2011-04-29 11:00:14 +09:00]])
<http://gihyo.jp/admin/serial/01/akira/0001>

[144] [CITE@ja[上原 哲太郎/Tetsu. Ueharaさんのツイート: "日本のプログラマは「1日はいつでも24時間だし、日本時間はいつでもGMT+9」と信じてます。それを当然のこととしてプログラムを書いてきたので、それに縛られたコードがあちこちにある。サマータイム対応ってのは、そういう決め打ちコードが各システムに残ってないか探し出す、気の遠くなるような作業。… https://t.co/dZ070qO4MC"]]
([TIME[2018-08-08 14:16:48 +09:00]])
<https://twitter.com/tetsutalow/status/1026611731466878976>

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[145] [CITE@ja[【GEPR】サマータイムでエネルギー消費は増える – アゴラ]]
(2018年08月06日 13:30   池田 信夫 [TIME[2018-08-08 11:42:05 +09:00]])
<http://agora-web.jp/archives/2034109.html>
]FIGCAPTION]

> アメリカのインディアナ州では、一部の郡しか夏時間をとっていなかったが、2006年に全州で夏時間が導入された。新たに夏時間を採用した郡でエネルギー消費を調査した経済学者の実証研究 <https://www.nber.org/papers/w14429> によれば、電力消費は平均1%増え、ピーク時には4%も増えた。夏時間で朝早くから活動すると[B[照明の利用は減るが、冷房の利用は増える]]からだ。

]FIG]


[146] [CITE@ja[ISサマータイム問題検討分科会の活動報告]]
(2006-03-16 [[<情報処理学会>]]著, [TIME[2018-08-08 16:11:28 +09:00]])
<https://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=39380&item_no=1&page_id=13&block_id=8>

[147] [CITE@ja[サマータイムに省エネ効果は無いという調査結果が再び話題に | スラド ハードウェア]]
([TIME[2018-08-09 00:16:52 +09:00]])
<https://hardware.srad.jp/story/18/08/08/0832223/>

[148] [CITE@ja[サマータイムが導入される欧米でも「人間の生活習慣に合わない」という反対意見が根強くある - GIGAZINE]]
(2018年08月09日 09時00分 [TIME[2018-08-09 14:02:08 +09:00]])
<https://gigazine.net/news/20180809-daylight-saving-time-trouble/>

[149] [CITE@ja[サマータイムの恒久的運用だって? 経験者が語る「サマータイムあるある」7選 | ロケットニュース24]]
([TIME[2018-08-09 14:08:02 +09:00]])
<https://rocketnews24.com/2018/08/09/1099632/>

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[150] [CITE@ja[新潟県:平成29年5月31日 新潟県知事 定例記者会見]]
([TIME[2018-04-05 12:58:55 +09:00]])
<http://www.pref.niigata.lg.jp/kouhou/1356870099546.html>
]FIGCAPTION]

> Q 時事通信
>  ワーク・ライフ・バランスについて伺います。県では一昨年から朝型勤務が7月、8月と行われていたと思いますが、使われ方がすごく少なかったということを伺っています。今年どうしていかれるのかということと、知事の朝型勤務ですとか働き方に関するお考えをお聞かせください。
> A 知事
>  留学中はサマータイムがありましたので、全員朝型勤務なわけです。早いうちに出勤して、勤務が終わった時点で日光があるという状態になるわけです。あれは非常にいいです。最初の日は一瞬時差ぼけみたいになって困ってしまうのですが、仕事が終わってまだ陽が高いと、さあ飲みに行こうかとか、さあ公園に行こうかとなると。ご家族がいる人はきっとご家族で楽しまれるのだと思います。もちろん県庁でもそれができる部署でやるのはいいと思いますが、推進するという大前提で、部分部分でやってもどうなんだろうなという感じであまり使われなかったのだろうなということは想像に難くありません。サマータイムが良かったのは、みんながそうで、みんながちょっとウキウキした感じになっているから、さあサマータイムだ、外に行こうという気持ちになって、良心の呵責なく遊びに行けるのであって、サマータイムが使えない人もいる状況で、自分だけ使うというのは、日本人的にはなかなか心理的ハードルが高いのだろうなと思います。プレミアムフライデーも、結局自分だけできて、他人はできないという状況で、心置きなく楽しめるという民族性ではないというのが1つのハードルになっているのだと思います。ぜひ推進していくという前提の中で、本当に使われるかということに関してはちょっと微妙なところはあるのだと思います。本当に推進していくためには、サマータイムの導入みたいなことを考えるべきなのかなと思います。

]FIG]


[151] [CITE@ja[楠 正憲さんのツイート: "環境省の試算では夏時間によって交通事故が減ることになってるけど、実施している米国では年間30人以上の交通事故死と$275M USDの社会的費用がかかってるんじゃねーの?っていう試算もあるのね / “Spring Forward …” https://t.co/AxCtC35RUY"]]
([TIME[2018-08-13 18:45:05 +09:00]])
<https://twitter.com/masanork/status/1028131525454225408>

[152] [CITE@ja[Spicaさんのツイート: "サマータイム(Daylight Saving Time)は電気代を増やす https://t.co/4HuDBSAVyf 2006年にDSTを導入したインディアナ州を用いた自然実験。DSTで年間900万ドル電気代が増える。DST期間中は照明費が減ることと冷暖費が増えることがトレードオフだが末期の秋になり後者が大幅に上回り2-4%増える。"]]
([TIME[2018-08-13 18:51:47 +09:00]])
<https://twitter.com/Kelangdbn/status/1027343483298754560>

[153] [CITE@ja[齊藤明紀さんのツイート: "過去1日分のデータを処理するのに手軽に findほげ -mtime 1とかしてると夏時間切り替わりの時にバグる。うげげ。 これはシェル芸の人に対策を考えてもらわねば。"]]
([TIME[2018-08-15 21:07:56 +09:00]])
<https://twitter.com/a_saitoh/status/1029378108099424256>

[154] [CITE@ja[りくてんさんのツイート: "Oracleで24分の1を、1時間として計算してるSQLのヤバさにも最近気づいて震え上がっている… "]]
([TIME[2018-08-15 21:10:22 +09:00]])
<https://twitter.com/lichten117/status/1029544940534022144>

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[155] [CITE[「百人一首一千年の冥宮」創作裏話 1.トリックについて]]
([TIME[2017-02-03 01:35:16 +09:00]])
<http://www.kaoru.to/mystery/100/trick.htm>
]FIGCAPTION]

> 夏時間のトリックは、ゼロから自分で考えたものだが、『黒後家蜘蛛の会3』(アイザック・アシモフ、池央耿訳、早川書房)に夏時間のトリックがあり、『解体諸因』(西澤保彦、講談社)にも夏時間ではないが同様のシチュエーションがみられる。

]FIG]




[157] [CITE@ja[cronはサマータイムを処理できる? そんなに甘くありません:技術屋のためのドキュメント相談所:オルタナティブ・ブログ]]
([TIME[2018-08-18 00:50:53 +09:00]])
<http://blogs.itmedia.co.jp/doc-consul/2018/08/cron.html>

[162] [CITE@ja[サマータイムの終わり方について質問です。 - 始まる際は時間を早めるわけ... - Yahoo!知恵袋]]
([TIME[2018-08-19 00:29:28 +09:00]])
<https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11131044656>

[171] [CITE@ja[Keiichiro SAKURAIさんのツイート: "サマータイムの件、経済効果があると信じてる方々がおられるらしいんだけど。JPモルガンが米国で行った調査では、都市によりバラツキあるものの、国全体としては経済効果を確認できず、とのこと。 https://t.co/v7HdFGCFz1 https://t.co/kvbKAaevT3 加えて眠気による労働生産性の低下等もあるようで。"]]
([TIME[2018-08-21 11:28:26 +09:00]])
<https://twitter.com/kei_sakurai/status/1031702155130855424>

- [172] [CITE[世界で騒がれ始めた「サマータイム、無意味」説 - NAVER まとめ]]
([TIME[2018-08-21 22:27:04 +09:00]])
<https://matome.naver.jp/odai/2153482902129234601>
-- [462] [CITE[世界で騒がれ始めた「サマータイム、無意味」説 - NAVER まとめ]], [TIME[2020-07-01 13:00:33 +00:00]] <https://web.archive.org/web/20180821181603/https://matome.naver.jp/odai/2153482902129234601>

[181] [CITE@ja[タイラー・コーエン 「サマータイムが導入されると電力需要(電力消費量)はかえって増える?」(2008年2月27日) — 経済学101]]
(2018年8月20日 by hicksian [TIME[2018-08-29 19:25:23 +09:00]])
<https://econ101.jp/%e3%82%bf%e3%82%a4%e3%83%a9%e3%83%bc%e3%83%bb%e3%82%b3%e3%83%bc%e3%82%a8%e3%83%b3-%e3%80%8c%e3%82%b5%e3%83%9e%e3%83%bc%e3%82%bf%e3%82%a4%e3%83%a0%e3%81%8c%e5%b0%8e%e5%85%a5%e3%81%95%e3%82%8c%e3%82%8b/>

[182] [CITE@ja[マシュー・コチェン&ローラ・グラント 「サマータイムは省エネにつながるか? ~インディアナ州における『自然実験』の結果は何を物語っているか?~」(2008年12月5日) — 経済学101]]
(2018年8月21日 by hicksian [TIME[2018-08-29 19:26:03 +09:00]])
<https://econ101.jp/%e3%83%9e%e3%82%b7%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%83%bb%e3%82%b3%e3%83%81%e3%82%a7%e3%83%b3%ef%bc%86%e3%83%ad%e3%83%bc%e3%83%a9%e3%83%bb%e3%82%b0%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%88-%e3%80%8c%e3%82%b5%e3%83%9e%e3%83%bc/>

[183] [CITE@ja[上原 哲太郎/Tetsu. Ueharaさんのツイート: "GithubをDST issueとかDaylight saving time issueとかで検索してissueを見ると、趣が深いバグがいくつも見つかる。最初から考慮されてない国産アプリはハマる。Qiitaを60*60*9とかで検索しても、なかなか面白いものが見られる。判っていて手を抜くのはよいけど、意味分からずコピペしてる奴はハマる。"]]
([TIME[2018-08-30 16:04:39 +09:00]])
<https://twitter.com/tetsutalow/status/1034662948164124673>


[394] 
内部的に [[UTC]] に変換しているから突然[[夏時刻]]が実施されても安心、
するのは早計。
ずっと[[時差]]固定だったシステムは、それを前提にした変な挙動が隠れていることがあります。

[395] 
例えば実在のあるシステムは、
[[アプリケーションサーバー]]で [[UTC]]
に変換する処理があり、
[[データベースサーバー]]にも [[UTC]]
に変換する処理があるので、
本来の[[時差]]の2倍の変換がされた、
ずれた「UTC」でデータを保存しています。
気づいたときにはもう大量の[[レコード]]が溜まっていて、
修正できないそうです。
さてこの地域で[[夏時刻]]が導入されたり、
[[標準時]]が改正されたりしたら、
何が起こるかわかりますか。

[396] 
[[地方時]]から [[UTC]] に変換して扱う、というのが作法なので、
それを守ってきちんと開発した結果、やりすぎてしまったという例です。
[[UTC]] に変換するのが行儀が良いと言われているからやるのですが、
単一標準時しか扱わない地域限定のシステムだと、
現実問題として [[UTC]] に変換する必然性がないので、
正しく変換されていないとしても気づける機会がなかったりします。
そんなところまできちんとできるのが立派なプログラマーでしょうけど、
普通に仕事ができる普通レベルのプログラマーの普通システムは、
そこまで完成度が高いとは限りません。

;;
[397] 先のシステムの事例の場合、 9*60*60 
がハードコードされたビミョーなコードの方が、
結果が予測可能なだけマシともいえます。
[CODE[Asia/Tokyo]]
で変換するという「正しい」コードだと、
定義が更新されたとき何が起こるか本当にわからない。



[186] [CITE@ja[サマータイムの効果は?〜日経サイエンス2009年5月号より | 日経サイエンス]]
([TIME[2018-08-31 19:15:32 +09:00]])
<http://www.nikkei-science.com/?p=17034>

[187] [CITE@en-GB[Daylight saving time: Why many Americans are riled - BBC News]]
([TIME[2018-08-31 19:20:41 +09:00]])
<https://www.bbc.co.uk/news/world-us-canada-35798253>

[188] [CITE@ja[サマータイム制度、世界で分かれる賛否 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News]]
(2018年9月3日 16:35 発信地:パリ/フランス [ フランス ヨーロッパ 日本 アジア・オセアニア 米国 北米 ] [TIME[2018-09-03 18:25:45 +09:00]])
<http://www.afpbb.com/articles/-/3188263>

[189] [CITE[サマータイムを考慮した PowerShell での時刻ハンドリング]]
([TIME[2018-09-05 15:13:04 +09:00]])
<http://www.vwnet.jp/Windows/PowerShell/2018090501/DateTimeOffset.htm>

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[192] [CITE@ja[サマータイム考慮せずに…教員採用試験でミス 鳥取:朝日新聞デジタル]]
(2018年9月14日05時39分 [TIME[2018-09-14 13:27:38 +09:00]])
<https://www.asahi.com/articles/ASL9F4R4QL9FPUUB00D.html>
]FIGCAPTION]

> 鳥取県教委は13日、9月3日に実施した県公立学校教員採用試験の筆記試験で、小学校教諭の問題に誤りがあったと発表した。[SNIP[]] 教育人材開発課によると、誤りがあったのは時差を問う選択問題。ロンドンを今年7月7日正午としたときの東京の日時を五つの選択肢から選ばせた。経度(ロンドン0度で日本135度、15度で1時間の時差)から計算すると、9時間の時差で同日午後9時を「正解」としていた。[SNIP[]] 正しい東京の時刻は午後8時で、選択肢がなかったという。試験終了後、受験者から電子メールで指摘があった。
>  同課担当者は「9月はじめごろ、EUがサマータイム制度の廃止を検討しているという報道が話題になっていたが、(サマータイムの存在に)気づけなかった」と説明。問題作りの根拠となる教科書にサマータイムの記載があったことも見逃していたという。[SNIP[]](長崎緑子)

]FIG]


[199] [CITE@ja[cekiさんのツイート: "ミュンヘンショーの注意事項はサマータイムの切り替わり。 一度目のミュンヘンでホリさんと話して現地で知った。ようだった気がする。 遅くなるのであまり問題ないけど。 #ミュンヘンショー… "]]
([TIME[2018-09-17 14:40:08 +09:00]])
<https://twitter.com/pan_faceting/status/1041341742107119617>

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[209] [CITE[サマータイム(DST)に関する個人的な経験と好き嫌いの話 - W3er]]
([TIME[2018-09-26 22:26:05 +09:00]])
<https://blog.yoosee.net/articles/2018-09-personal-preference-for-dst>
]FIGCAPTION]

> 現在の米国ではDSTの切り替え日は3月の第二日曜及び11月の第一日曜と決まっている。時計が変わる日は事前に会社でも通知が出たりSNSやニュースでも流れたりするが、それでも結構忘れていて、ちょうど秋のDST終了時に旅行をしていて朝起きてもレストランが開いておらずようやくDSTに気づくなどもあった。
> 仕事でいうと米国内ならば一部を除いて同じ日に時計が一斉に変わるので、ミーティングの時間などに影響はないが、日本や欧州との打ち合わせが1時間ずれたり、また南米だとそもそもDSTのタイミングが逆(米国の夏はブラジルの冬)という事もあって時差を考慮してミーティングを調整しなおすのは多少面倒だった記憶はある。
> [SNIP[]]
> ちなみにDSTの切り替え日にITシステムの特別保守を取るようなことは個人的な観測範囲では全くなかった。2007年のDST期間延長時などにはあったのかもしれないが、毎年のDST切り替え日はサポートもオペレーションも注意は払うものの、なにか特別な事前準備や当日の体制強化をするなどは記憶にない。

]FIG]





[234] [CITE['''['''tz''']''' Japanese Summer time fallback transition in autumn 2020?]]
([TIME[2018-10-03 09:56:43 +09:00]])
<https://mm.icann.org/pipermail/tz/2018-October/026903.html>

[239] [CITE[Newspaper Article - Daylight Saving Comes To Stay, Malaya Tribune, 1 September 1941, Page 2]]
([TIME[2018-10-06 16:25:24 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/maltribune19410901-1.2.26>

[240] [CITE[Newspaper Article - DAYLIGHT SAVING., The Straits Times, 28 October 1912, Page 2]]
([TIME[2018-10-06 19:07:04 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19121028-1.2.5>

[241] [CITE[Newspaper Article - PAINLESS DAYLIGHT SAVING., The Straits Times, 30 August 1932, Page 19]]
([TIME[2018-10-06 19:27:02 +09:00]])
<http://eresources.nlb.gov.sg/newspapers/Digitised/Article/straitstimes19320830-1.2.128.13>

[274] [CITE@ja[aquoibonisteさんのツイート: "Daylight saving timeが終わったわけだが、今ひとつなんのためのシステムなのか分からない。ナイター設備がないグランドを使う曜日はサッカーがやり難くなったのは確か。#サマータイム"]]
([TIME[2018-11-06 13:04:26 +09:00]])
<https://twitter.com/maxdemian_1978/status/1059633928124809217>

[130] [CITE[ノーツってヤッぁ..二児の父の苦悩つ: Notes/Domino のサマータイム対応について調べてみた(前編)]]
([TIME[2018-12-02 22:02:02 +09:00]])
<http://harunakano.blogspot.com/2018/12/notesdomino.html?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter>

[278] [CITE@en[サマータイム導入?【管理者編】 - その時 Notes/Domino は正確な時を刻むのか]]
([TIME[2018-12-04 20:00:00 +09:00]])
<https://www.slideshare.net/harunakano/notesdomino-124653648>

[297] [CITE['''['''tz''']''' DST ends 2040 in Oracle database]]
([TIME[2019-01-26 06:59:55 +09:00]])
<https://mm.icann.org/pipermail/tz/2019-January/027430.html>

[298] [CITE['''['''tz''']''' DST ends 2040 in Oracle database]]
([TIME[2019-01-26 06:59:55 +09:00]])
<https://mm.icann.org/pipermail/tz/2019-January/027432.html>

[300] [CITE@ja[Yutakaさんのツイート: "サンマータイムを実際に経験したTBSテレビキャスターに、1980年代にサマータイム導入が検討された時期のニュースでも「サンマータイム」と言っている人がいて時代を感じた。 #ss954"]]
([TIME[2019-02-24 18:33:39 +09:00]])
<https://twitter.com/sept14v/status/1031553815281975296>

[301] [CITE@ja[神は恵み深しJohnさんのツイート: "あの時は戦時中、英語が敵性語だった名残りで英語の読み方がわからなかったから「サンマータイム 」と言っていた⁉️ ボケの入った森のお粗末さんにはまだサンマータイムが懐かしいんだろうね❓ だから導入を考えた⁉️ これを老害という‼️… "]]
([TIME[2019-02-24 18:47:10 +09:00]])
<https://twitter.com/keishinJohn/status/1026950669595373569>

[7] [CITE@en-US[Daylight Saving To-Do List]]
([TIME[2019-03-23 10:58:09 +09:00]])
<http://schiffrealestateteam.com/daylight-saving-to-do-list/>

[20] [CITE@en[JCM | Free Full-Text | Daylight Saving Time and Acute Myocardial Infarction: A Meta-Analysis]]
([TIME[2019-03-25 10:19:23 +09:00]])
<https://www.mdpi.com/2077-0383/8/3/404>

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[304] [CITE@ja[Rocky Mountain AAZKさんはInstagramを利用しています:「Who else is feeling like Bu the small clawed otter today? Many people ask how the animals handle Daylight Saving Time! Zookeepers work hard…」]]
([TIME[2019-04-13 21:41:43 +09:00]])
<https://www.instagram.com/p/Bu2Kq8CgVQT/?utm_source=ig_embed>
]FIGCAPTION]

> rockymountainaazk
> Who else is feeling like Bu the small clawed otter today? Many people ask how the animals handle Daylight Saving Time! Zookeepers work hard to provide variety in the animals’ days, so they aren’t on a schedule like most people are and therefore aren’t very affected by the time change!

]FIG]



[330] [CITE@en[Impact of daylight saving time on road traffic collision risk: a systematic review]]
([TIME[2019-06-25 10:28:52 +09:00]])
<https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5734262/>

[331] [CITE[Does Daylight Saving Time Save Energy? Evidence from a Natural Experiment in Indiana]]
([TIME[2019-03-21 01:39:57 +09:00]])
<https://www.nber.org/papers/w14429>



[375] [CITE@en[The rantings of Clinton Forbes: In 2004, there were only 30 days in October]]
([TIME[2019-10-11 11:51:31 +09:00]])
<https://web.archive.org/web/20070825223414/http://clintonforbes.blogspot.com/2007/05/in-2004-there-were-only-30-days-in.html>

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[376] [CITE[会議議事録]]
([TIME[2019-10-14 11:32:47 +09:00]])
<https://web.archive.org/web/19991105033713/http://www.kokuminkaigi.gr.jp/gijiroku1_2.html>
]FIGCAPTION]

> 私の姉妹がアメリカとドイツに長く住んでいるのですが、彼女たちの話を聞いてみるとなかなか面白いのです。お話の中に明るくなるので青少年が非行に走るということがありましたが、逆に障害者の団体からは明るくなることによって、明るいうちに家に帰ったり行動を起こすことができるので犯罪が減るという声があるということで、逆にメリットとして入ってきました。

]FIG]


[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[377] [CITE[会議議事録要約]]
([TIME[2019-10-14 13:00:22 +09:00]])
<https://web.archive.org/web/20010503094347/http://www.kokuminkaigi.gr.jp/hearing1/kinki/giji_2.html>
]FIGCAPTION]

> 都市近郊農業での作っている作物は、主に軟弱野菜,無花果、イチゴなど鮮度を売り物にしている作物であります。農家が夕方にとり出荷しても鮮度落ちるので、必ず朝取りをして市場に出荷することになっています。そうなりますと、朝が1時間早くなりますから市場のセリが早くなり、朝の収穫の時間が短くなります。支障のでることが懸念されます。
>  もう一つは、大阪は耕地が17000haの限られた農地であり、水田は、12000ha、市街化区域とかいろいろ区分されております。農薬散布は、一日中いつやってもいいというわけではなく、朝やると効果があるわけです。周辺の環境への影響も考え、早朝に散布することになっているわけです。サマータイムになりますと、一般住民の活動は早くなり、一般住民からの苦情が増加することがあると思います。このため効果的な防虫の機会を失うという懸念があります。
>  もう一つは、サラリーマンを兼ねる兼業農家が多いことです。出勤時間までの2~3時間が最も作業のはかどる時間帯ですが、出勤時間が早まることから営農作業に支障をきたす懸念があります。逆に日没まで1時間長くなるので、帰宅後作業してもいいのではないかという考えもありますが、疲れもあり困難です。

]FIG]


[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[378] [CITE[会議議事録要約]]
([TIME[2019-10-14 13:37:35 +09:00]])
<https://web.archive.org/web/20010222234338/http://www.kokuminkaigi.gr.jp/hearing1/shikoku/giji_2.html>
]FIGCAPTION]

> 先日おみえになりましたお客様からお話があったのですが、暴走族で困っているのに暴走族の走る時間が早くなってくるんじゃないか(笑い)という話をしておられる方もいらっしゃいました。私どもが考えられないような場所でのお話が出てきた訳です。

]FIG]




[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[379] [CITE[会議議事録要約]]
([TIME[2019-10-14 13:42:29 +09:00]])
<https://web.archive.org/web/20010531191528/http://www.kokuminkaigi.gr.jp/hearing1/shikoku/giji_4.html>
]FIGCAPTION]

> JA職員の場合は生活の場と職場のエリアが同じ所であります。そういうことで、例えば夕方の明るい時間が長くなるという中で、農家の方はまだ実際に農作業に従事しておいでると、月給取りは良いなということで、なかなか農家の理解をもらいにくい。そして、また農家は私どもJAの組合員、出資者でもありまして、なかなか言うこともはっきり言われますので、この辺のところが若干厳しいと考えております。

]FIG]


[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[380] [CITE[Reading books on daylight saving time (in USA)]]
([TIME[2009-02-08 23:40:34 +09:00]])
<http://macroscope.world.coocan.jp/ja/reading/daylight_saving_time.html>
]FIGCAPTION]

> イギリスやアメリカの立法化の過程で気象庁長官が反対意見を述べているが、 それはおもにデータの入口側の問題で、 専任職員でない人に観測を委託する場合に 確実に標準時で観測してもらうことのむずかしさである。 (これを読んであらためて1965年以前のアメリカのローカルなデータは観測時刻が正しいかどうか要注意だと思った。) 今では委託観測は減り自動観測がふえているので、 問題はむしろ情報の出口側にある。 テレビの何時の天気予報には何時の観測にもとづいて何時に計算した予報天気図を使う、という時間割ができているが、 それを単純に1時間早めることはできないのだ。 夏時間を採用している国では、標準時用と夏時間用とで違った時間割を組み、 勤務体制を組みかえているはずだ。

]FIG]




[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[391] [CITE@en[2 People Dead Following 2 Separate House Fires in Charlotte]]
([TIME[2019-10-19 10:22:45 +09:00]])
<https://spectrumlocalnews.com/nc/charlotte/news/2019/10/18/2-people-dead-following-2-separate-house-fires-in-charlotte>
]FIGCAPTION]

> Residents are also advised to make sure to check the batteries in smoke alarms and carbon monoxide detectors. Daylight saving time is always a good reminder to replace those batteries.

]FIG]



[400] 
[CITE[読売新聞]]データベースで「夏時間」で検索すると、
[TIME[1881年][year:1888]]から結果が出てきますが、
[[夏期]]の勤務時間や休暇の記事で、文中に「夏時間」と出てくるわけでもないようです。
[TIME[1916年][year:1916]]になると[[欧州]]の[[夏時間]]関連記事が出てきますが、
まだ「夏時間」が文中には出てきていません。
どうも本文ではなく検索用キーワードか何かにヒットしているようで、
「夏時間」初出はもっと時代が下るようです。


[405] [CITE[It’s Almost Daylight Saving Time – Don’t Forget to Turn and Test]]
(March 06, 2019 [TIME[2019-10-31 11:21:04 +09:00]])
<https://www.redcross.org/about-us/news-and-events/news/Daylight-Saving-Time-Turn-the-Clocks-Ahead-an-Hour-and-Test-Your-Smoke-Alarms.html>

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[406] [CITE@en[You'll have an extra hour to buy alcohol, thanks to Daylight Saving Time]]
(Posted: Oct 30, 2019 3:10 PM Posted By: Chris Essex  [TIME[2019-10-31 15:22:35 +09:00]])
<https://www.wthitv.com/content/news/Youll-have-an-extra-hour-to-buy-alcohol-thanks-to-Daylight-Saving-Time-564114421.html>
]FIGCAPTION]

> The Indiana Alcohol & Tobacco Commission announced because of the time change, it will allow businesses that sell alcoholic beverages to continue until 3:00 a.m.
> This is only for November 3.

]FIG]


[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[407] [CITE@en[Daylight saving: Will rest of country follow B.C. and kill seasonal time changes? | The Star]]
([TIME[2019-11-01 11:47:02 +09:00]])
<https://www.thestar.com/vancouver/2019/10/30/bc-government-will-make-daylight-saving-time-permanent-will-the-rest-of-the-country-follow.html>
]FIGCAPTION]

> But, according to a report a year ago in Forbes magazine, it accomplishes none of the goals usually attributed to it: that it saves fuel and conserves energy, helps farmers, improves safety and provides a global standard.

]FIG]



[408] 
欧米人はみな仕事を早く終わらせて夕方テニスをエンジョイしてるのではなかったのか。
年に2回時計を動かすだけで簡単ではなかったのか。
1時間くらいの変化はよくあることで体内時計も簡単に適応できるのではなかったのか。
資源の節約と地球環境保護のためになるのではなかったのか。
交通事故と犯罪が減少すると言っていたではないか。
全部が全部、大嘘だったと暴かれはじめていてやばい。





[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[412] [CITE@ja[EUのサマータイム (#3473344) | EU、サマータイム反対の声を受けて夏時間制の廃止を提案へ | スラド]]
([TIME[2019-11-05 18:52:44 +09:00]])
<https://srad.jp/comment/3473344>
]FIGCAPTION]

> TVの時計はきっちり変わるが、
> 街中の時計とか、バスの中の時計とか、
> 管理者がよく分からないのはそのまま放置が多かったですね。
> だから自分で腕時計を持つのは必須でした。

]FIG]


[425] [CITE@en[Setting the time in Lethbridge’s historic clock tower - Lethbridge | Globalnews.ca]]
([TIME[2019-11-07 10:46:36 +09:00]])
<https://globalnews.ca/news/6126285/lethbridge-historic-clock-tower-daylight-saving-time/>

[426] [CITE@en-US[How Daylight Saving Impacts Weather | WCBD News 2]]
([TIME[2019-11-08 10:23:22 +09:00]])
<https://www.counton2.com/weather-blog/how-daylight-saving-impacts-weather/>




[432] [CITE[5 myths about daylight saving time - The Washington Post]]
([TIME[2015-09-10 23:15:31 +09:00]])
<http://www.uslabormarket.sakura.ne.jp/topics/15/15032/150306%20wp%205%20myths%20about%20daylight%20saving%20time.htm>

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[435] [CITE@en-US[University parking enforcement hours change for daylight saving | The Daily Illini]]
([[Grace Maloney]]著, [TIME[2019-11-19 10:41:15 +09:00]])
<https://dailyillini.com/news/2019/11/18/university-parking-enforcement-hours-change-for-daylight-saving/>
]FIGCAPTION]

> Safety is the main reason for this adjustment in the parking enforcement hours because daylight saving time causes it to get darker earlier. Changing the hours allows people to park closer to their destination.
> “They’re not having to walk in the dark by themselves,” McMullen said. 

]FIG]

[436] 夏時刻が終わって夜が早くなったので、
暗い中歩くのは危険なので、
駐車場の営業時間を延長。
春には元に戻す予定。
もう何がなんだかわけがわからないな。

[440] [CITE[Does Daylight Saving Time Save Electricity? Evidence from Slovakia ]]
([TIME[2019-09-13 10:04:01 +09:00]])
<https://www.econstor.eu/bitstream/10419/203222/1/1664622063.pdf>


[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[453] [CITE@en-US[Movement for permanent daylight saving time grows - Farm and Dairy]]
( Sarah Donaldson -January 2, 2020 [[Sarah Donaldson]]著, [TIME[2020-01-03 06:31:22 +09:00]])
<https://www.farmanddairy.com/news/movement-for-permanent-daylight-saving-time-grows/592341.html>
]FIGCAPTION]

> Leah Curtis, policy counsel for Ohio Farm Bureau, said staying on DST could help farmers stay safe. Traffic accidents sometimes happen between farm equipment and cars, and having more light in the evening could help reduce these accidents.
> While farm equipment should have lights and other safety features, “ultimately, daylight makes them more visible,” Curtis said.
> The farm bureau voted at its annual meeting in December that the organization would be in favor of making DST permanent.
> “I think like a lot of people, farmers dislike the disruption of their schedule that occurs because of the change in time,” Curtis said.

]FIG]


[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[457] [CITE@ja[3月29日(日)午前1時が午前2時に!?ヨーロッパの「サマータイム(夏時間)」を細かく解説! | OVO '''['''オーヴォ''']''']]
(2020年3月29日 [TIME[2020-03-30 10:37:48 +09:00]])
<https://ovo.kyodo.co.jp/news/life/travel-news/a-1427538>
]FIGCAPTION]

> 実はサマータイムはありますが、ウィンタータイムはありません。冬の期間がそれぞれの地域の標準時とされ、サマータイムが地域の標準時+1時間だからです。
> [SNIP[]]
> イギリスに長く住む筆者ですが、いまだに理解できないことはイギリス人にはいつからいつまでがサマータイムなのか、時計を進めるのか遅らせるのかをおぼていない人がたくさんいることです。
> 3月最終日曜日から10月最終日曜日といたってシンプルな制度にも関わらず、2月後半になると「あれ、来週からサマータイムだっけ?」9月後半になると「あー、もうサマータイムは来週で終わりだから日が短くなるなぁ。」などと言う人が絶対にいます。また、携帯などのデジタル製品は自動的に時間が変更されるのですが、以前は時計を合わせそびれ翌日の月曜日に1時間早く(もしくは遅く)出勤してくる人が必ずいました。

]FIG]


[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[88] [CITE@en[The unexpected effects of daylight-saving time: Traffic accidents in Mexican municipalities - Munich Personal RePEc Archive]]
([TIME[2020-07-19 10:30:05 +09:00]])
<https://mpra.ub.uni-muenchen.de/101835/>
]FIGCAPTION]

>  The main finding is that setting the clocks forward an hour significantly lowers the total number of traffic accidents in the country’s metropolitan areas. However, there is no clear effect on the number of fatal traffic accidents.

]FIG]


[184] [CITE[Daylight-saving time is bad for you - Business Insider]]
([TIME[2017-10-12T18:50:20.000Z]], [TIME[2020-11-27T02:53:19.144Z]])
<https://www.businessinsider.com/daylight-savings-time-bad-health-effects-sleep-2016-3>

[252] [CITE@en[Eight scientific reasons to ditch daylight time - and two to keep it | CBC Radio]]
([TIME[2020-11-27T02:55:40.000Z]])
<https://www.cbc.ca/radio/quirks/eight-scientific-reasons-to-ditch-daylight-time-and-two-to-keep-it-1.4889633>

[269] [CITE@ja[サマータイムが始まります | アイルランド | ワーホリネット]], 
2009年03月27日(金) written by Uisce,
[TIME[2021-04-01T05:25:41.000Z]] <https://workingholiday-net.com/magazine/weblog/article-200903272720.html>

>アイリッシュや他ヨーロッパの人たちは、これを一年に2度もずっと経験してきているのだから、さぞかし手馴れたものだろうと思いきや、私の周りでは、1年に2回家中の時計の針を進めたり戻したりするのが「面倒くさい!」と嫌がる人も多いです。更に興味深いのは、毎回サマータイムが始まる3月末と終わる10月末になるたび、こちらの人たちが「えっと、時計進めるんだっけ?遅らせるんだっけ?」と聞き合ってること。確かに半年に1度のことだし、忘れてしまうのも無理はないのかも……。アイルランド在住邦人の多くは、恐らく『日本との時差』を基準に考えると思うので、「時計を進めるか?遅らせるか?」と悩むことは少ないのではないでしょうか。
>  ところで、近所に住む知人はいつも「はあ~、サマータイム制度なんてなくなったらいいのに!1時間進んだり遅らせたりするたび、毎回時差ぼけになって一週間ぐらい体調崩して寝込むのよねっ!」と怒っています。似たような発言をドイツ人の友人からも聞いたことがあるので、ヨーロッパでは結構不評なサマータイム制度なのかもしれません。




[320] [CITE@ja[もう何度も春夏秋冬を繰り返しているはずなのに『19時なのにまだ明るい~!』『16時なのに暗~!』みたいなのを毎年やってしまう - Togetter]], [TIME[2021-06-13T05:40:48.000Z]] <https://togetter.com/li/1729745>


[321] 
サマータイムは導入されてしばらくすれば慣れるといっているみなさん、
↑ これが現実です。
欧米人が時計を進めるんだっけ戻すんだっけと毎年言ってるのもそういうことです。



[322] [CITE@ja[6月21日は夏至 江戸時代も「サマータイム」があった? - [[ウェザーニュース]]]], 
2021/06/21 11:24,
[TIME[2021-06-21T06:19:12.000Z]], [TIME[2021-06-21T12:16:09.181Z]] <https://weathernews.jp/s/topics/202106/200195/>

>季節によって時刻が変わるのですから、今でいう「サマータイム」のようなものです。冬は「ウィンタータイム」に移行しますが、日の長さに応じて「一刻」が少しずつ長くなったり短くなったりするのですから、無理なく適応できる、巧みな「不定時法」といえるでしょう。

違います。犬はワンと鳴くので猫のようなものです、
といっているようなもので、意味不明です。
[[フェイクニュース]]はやめてください。


[373] [CITE@ja[欧州でサマータイムが終了… “半年後の時間” が決まらない珍事も | Smart [[FLASH]]/スマフラ'''['''光文社週刊誌''']''']], 
2021.10.31 11:00,
[TIME[2021-11-01T05:54:24.000Z]] <https://smart-flash.jp/sociopolitics/162301/1>

>ヨーロッパでは8割の人が制度廃止を支持したというが、現状、多くの国で、半年先に時計の針を早めるのかそのままなのか、誰もわからないまま冬時間に突入してしまう。グローバル化が進むなかで、思わぬ事態が起きているのだ。

[374] 
これが「珍事」「思わぬ事態」と感じてしまうのは、ある種
「[[平和ボケ]]」
とは言い過ぎにしても、
「変わらずに流れる時間」
のある社会という「幸福」を享受している人だからなんだよなあ。

[392] 
[一応解説: 欧米以外の[[夏時刻]]実施国の多くではそれが日常です。]


[389] 
([[閏秒]]には目をそらしつつ...)


[393] [CITE@ja[『イタリア発 大矢アキオの今日もクルマでアンディアーモ!』第21回「夏時間&冬時間」。年2回の"儀式"はつらいよ | [[くるくら]]]], 
文と写真=[[大矢アキオ]](Akio Lorenzo OYA),
2021年12月07日 10:20 掲載,
[TIME[2021-12-10T07:54:42.000Z]] <https://kurukura.jp/car-life/content.html>

>[SNIP[]]寝室のデジタル目覚まし時計は、日本の家電ブランド製にもかかわらず、夏・冬時間の切り替えボタンがある欧州仕様ゆえ、それを押すだけだ。
> 切り替えは、イタリアでそれほど混乱を招いていなかった。筆者が知る限り、しくじったのは「出勤してみると上司も同僚がいなかったことで、冬時間に気づいたことがあるわよ、アハハ」と笑う知り合いのおばちゃんくらいだ。PCや電波時計など、自動で時刻を調整してくれる機器の普及も、近年は混乱防止に貢献している。
> 親切なホテルでは、玄関や客室にアクセスするエレベーターホールに、前日「今夜時間が切り替わります」などと貼ってくれる。街なかや路線バス内の時計は、切り替え直後に未調整のことが多い。それでも混乱を生じないのは、ほとんどの人がそうした時計に正確さを期待していないことがある。


>最近の欧州仕様車は自動切り替えなのかどうなのか、今回の執筆を機会に、地元の自動車販売店に赴いて聞いてみた。結論からいうと、「フィアット」「ダチア」など大半のポピュラーカーは、今日でも自分で調整する必要がある。
> いっぽうで「ルノー」の上級仕様や「メルセデス・ベンツ」「アルファ・ロメオ」といったプレミアムカーの大半は、GPSの時計をもとに自動調整してくれる。ということは、冬夏時間の切り替えだけでなく、スペインとポルトガルといった、陸続きでも時差があるエリアをまたいでも、若干のタイムラグを伴いつつも勝手に調整してくれることになる。


> このふたつの時計、新車時は当然時刻が同期していた。ところが数年前から、カーナビのものは調整できても、メーター内の時計が夏時間のまま動かなくなってしまった。さらに前回本欄で執筆した修理のあとは、メーター内の"夏時間時計"がどんどん進んでしまう症状が出始めた。
> カーナビ内の時計は、時刻を調整するのにいくつものボタンを操作しなければいけないうえ、しかるべき表示モードに切り替えないと、通常は到着時刻しか表示されない。もはや自分の腕時計以外、頼れるものがなくなってしまった。

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[441] [CITE@ja[小さな変化に敏感になっておくのが良い…頼りにしたい「季節そのものへの考え方」(1/2ページ) - SankeiBiz(サンケイビズ):自分を磨く経済情報サイト]], 
[[安西洋之]],
2022.4/1 06:00,
[TIME[2022-04-02T02:54:59.000Z]], [TIME[2022-04-12T02:29:15.662Z]] <https://www.sankeibiz.jp/article/20220401-WG47ZGYS4VE57K44GGOBXNCM3E/>
]FIGCAPTION]

>ミラノにも春がやってきた。[SNIP[]]
>ぼくは、その決定を知った時、気分が少々沈んだ。昨年の10月最後の日曜日、これでもう夏時間は享受できないのか、と残念に思ったものだった。
>それがパンデミックのために、行政機関の実施計画がちゃんと検討されておらず、今年も夏時間制度を継続することになった。いつ本当に変更になるか、まだ見えない。何かホッとした。
>皆が皆、ぼくのように一喜一憂しているわけではない。ぼくの奥さんは、夏時間に全く関心がない。「いい年をして、1時間のことで喜んでバカみたい」と言われる。
>要は、夏時間を満喫するのが好きな人、そうではない人、両方のタイプがいる。ぼくのような夜型人間には好都合でも、早朝から働く人には日の出の時刻が遅くなる迷惑なシステムかもしれない。
]FIG]


- [450] 
[CITE@ja[たぬポンドさんはTwitterを使っています: 「今日はうちとリアルタイムでサマータイム休日やりましょう。 ※次は11:00に。 https://t.co/MISLJk9wyP」 / [[Twitter]]]], 午前8:00 · 2022年6月25日 [TZ[+09:00]], [TIME[2022-07-01T12:25:26.000Z]] <https://twitter.com/tan_uk_ijiru/status/1540470054470692864>
-- [451] 
[CITE@ja[たぬポンドさんはTwitterを使っています: 「追記。サマータイムは夏日の長くなるこの時期に欧州等で用いられる標準時間をずらす制度のこと。それに準えてうちではこの休日の過ごし方をサマータイムデーと呼んでいるのです。これ説明しとかないと全然意味わかんないよねすみません。あと最初掃除をしっかりするのはだらだら夕食の時部屋綺麗な方が」 / [[Twitter]]]], 午後9:06 · 2022年6月25日 [TZ[+09:00]], [TIME[2022-07-01T12:25:26.000Z]] <https://twitter.com/tan_uk_ijiru/status/1540667747008679937>
- [449] 
[CITE@ja[おうち時間を楽しくするアイデア「今日はサマータイムデーにしよう」 英国の夏を疑似体験する、家族の休日を描いた漫画がすてき(1/2 ページ) - [[ねとらぼ]]]], 
2022年07月01日 07時30分 公開,
[TIME[2022-07-01T12:28:35.000Z]] <https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2207/01/news030.html>
-- [452] 
[CITE@ja[おうち時間を楽しくするアイデア「今日はサマータイムデーにしよう」 英国の夏を疑似体験する、家族の休日を描いた漫画がすてき(2/2 ページ) - [[ねとらぼ]]]], [TIME[2022-07-01T12:30:25.000Z]] <https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2207/01/news030_2.html>

[454] 
この元のツイートの漫画によると、作者の「サマータイム休日」は

- 8時に起床、「サマータイムデー」実施決定
- 11時に昼食
- 14-15時に入浴
- 16時に夕食

で、22時でもまだ明るかった[[ロンドン]]を思い出す、というものだそうです。

本人はサマータイムに準えたと書いているのですが、
実のところあんまり関係なくて、
ただ単純に[[英国]]の日照時間を1日疑似体験しているだけですね。
[[夏時刻制度]]とも[[夏季業務時間制度]]とも違います。

東京の夏至の[[日の入り]]は19時頃。だから22時まで明るくするには3時間以上もずらさないといけません。

[455] 
個人レベルで勝手に楽しんでる分には何も問題ありません。そういう優雅な休日の過ごし方もありでしょう。

問題があるのはそれを紹介した[[ウェブ媒体]]の記事。

>サマータイムとは、ヨーロッパなどで導入されている制度で、日が長くなる時期に時間を1時間早めて暮らすこと。昼間の時間を有効活用できたり、節電・省エネにつながったりする効果が期待できます。

と[[夏時刻制度]]推進派の[[プロパガンダ]]を垂れ流しています。

この筆者はあの[[平成30年夏時刻騒動]]を体験していなかったのでしょうか。
あの騒動でメリットは尽く否定されていたではないですか。
しかも同時期に欧州が[[夏時刻制度]]廃止に向けて動きだしたことも、
日本でも大きなニュースになっていましたね。
[WEAK[([[英国]]はその後 [[EU]] 離脱したりで事情は複雑なのですが。)]]
そんな厄介な問題だとしっていれば、きっとこんな中途半端に触れたりはしないでしょうね。
でも知らなかったとしたら、こんな[[プロパガンダ]]をどこで拾ってきたのですかねえ。

何より問題なのは、この記事の「サマータイム」の紹介と漫画の「サマータイム休日」
がどこもかすっていないことです。
時間は動かしていないし、
早めたのは1時間ではないし、
有効活用しているのは昼間の時間 [WEAK[(昼寝してる)]] ではなく夕方の時間だし、
節約には何も言及していない。
記事の筆者は「サマータイム」と書かれていたから機械的にこの説明を挿入したのですかねえ。
この説明が件の漫画の理解にまったく寄与しないどころか、
この記事だけ斜め読みした人に誤解を与える可能性があります。

例の騒動はメディアが長年、根拠も示さずにサマータイムがまるで良いことのように宣伝してきたのが遠因だったでしょう。
[[夏時刻制度]]と[[夏季業務時間制度]]の違いすらロクに理解しないで
「サマータイム」
賛成派の宣伝を垂れ流していた。
こういう記事もまた同じ轍を踏んでいるのではありませんか。
影響力のある[[メディア]]が科学的に疑問視されてる主張を無注釈で拡散してはいけません。


[456] 
この漫画の「サマータイム休日」、当日朝8時に起きて実施決定しているのです。
東京の夏至の日の出は4時半頃。ぜんぜん daylight saving していない。
この人の普段の起床時間はわかりませんけど、6時とか7時とかだとしたら、
[[夏時刻制度]]とは逆方向です。
そして「日中」のほとんども寝て過ごしていますね (羨ましいけど DST 
の方向性とは逆なのでは)。



- [463] [CITE@ja-JP[RTA in Japan Summer 2022: スーパーマリオオデッセイ - [[Twitch]]]], [TIME[2022-08-21T03:54:42.000Z]] <https://www.twitch.tv/videos/1562189175>
-- 01:30頃から、8:00頃から
--[464] [CITE@ja[えいす|C100土曜東ピ30bさんはTwitterを使っています: 「RTA in Japan のマリオオデッセイ、「この花は本来実時間で15分経たないと咲かないが、Switch本体の時刻設定を種を植えた直後にちょうどサマータイムが来るように調整することで瞬時に1時間経過させる」みたいなテクをやってて「推理小説のトリックみてえなRTAだな」って思った」 / Twitter]], 午後7:53 · 2022年8月19日 [TZ[+09:00]], [TIME[2022-08-21T03:35:10.000Z]] <https://twitter.com/nijieith/status/1560580646401060864>



