[16] 
[[日本語]]を表す[[言語タグ]]は、 [DFN[[CODE(lang)@en[ja]]]] です。

[405] 
他にもいろいろあります。

* 主要言語タグまとめ

: [[日本語]] (一般) : [CODE[ja]]
: [[日本語]] [[平仮名]]表記 ([[よみがな]]等) : [CODE[ja-Hira]]
: [[日本語]] [[片仮名]]表記 ([[ヨミガナ]]等) : [CODE[ja-Kana]]
: [[日本語]] [[ローマ字]]表記 : [CODE[ja-Latn]]
: [[やさしい日本語]] : [CODE[ja-simple]]

[262] [[大文字と小文字は区別しません]] (どちらでもいいです) が、
[[プロトコル]]等で特別に定めていることもあります。

* 基本値

** [CODE[ja]] (言語タグ)

[81] [CODE[ja]] は[[日本語]]を表す [[ISO 639]] [[言語符号]]であり、
[[言語タグ]]であります。

[82] 特に細かい指定が必要ないときはこれを使います。

** [CODE[ja-JP]] (言語タグ)

[21] [[日本国]]で使われる[[日本語]]と特に明記する必要がある場合は、
[[言語タグ]]
[DFN[[CODE(lang)@en[ja-JP]]]] を使うことができます。

;; 
[22] [[BCP 47]] によれば、必要性がなければ省略できます。
[SEE[ [[言語部分タグと地域部分タグの組合せ]] ]]

[59] 
実際には、[[日本国]]以外で[[日本語]]が使われる場面は多くなく、
しかも[[国]]の違いを明示する必要がある場面はその中でもわずかなので、
[CODE[ja]]
とだけ書くのが一般的です。

[60] 
特定のプログラムの仕様等で[[地域部分タグ]]が必須な場合や、他の[[言語タグ]]との統一性のため[[地域部分タグ]]を明示したいような場合もあって、
[CODE[ja-JP]] が使われることもままあります。
しかしそうした事情がなければ、短くて必要十分である [CODE[ja]]
が望ましいと考えられます。

** [CODE[ja_JP]] (POSIX ロケール識別子)


[58] 
[[POSIX locale]] [DFN[[CODE[ja_JP]]]] は[[日本国]]の[[日本語]]の[[ロケール]]を表します。

[61] 
[[POSIX]] では[[言語符号]]と[[国符号]]を組み合わせて両方明記するのが一般的です。

-*-*-

[62] 
稀に誤って''[[言語タグ]]'' [CODE[ja''_''JP]] が使われることがあります。
(この誤りは[[日本語]]以外の[[言語タグ]]でもみられます。)
[[言語タグ]]の構文に違反しており、明確な誤りです。

;; [63] [[言語タグ]]の実装の多くはこれに対応しておらず、未知の[[言語]]とみなして処理します。
([CODE[_]] を [CODE[-]] と読み替える実装もあります。 [SEE[ [[言語タグ]] ]])

** [CODE[jp]] (言語タグ)

[7] 
[DFN[[CODE[jp]]]] は、
たまに使われる[[日本語]]を表しているらしい[[言語タグ]]です。

[39] [[言語タグ]] [CODE[jp]] は'''誤り'''です。正しくは [CODE[ja]] です。

[64] 
[[国符号]]が [CODE[JP]] なので、よく[[日本語]]も誤って [CODE[jp]] と記述されるのです。

[65] 
多くの実装は [CODE[jp]] に対応しておらず、未知の[[言語]]とみなします。

[NOTE[

[66] 
なお、[[日本語]]を [CODE[ja]] と表し [CODE[jp]] と表さないのは [[ISO 639]]
[[言語符号]]の仕様に過ぎず、人間同士で便宜上用いる略号や、
[[ISO 639]] 以外の[[言語符号]]で[[日本語]]を 「jp」「JP」
と表すことは必ずしも誤りではありません。

[67] 
ただ、紛らわしい表現であることは確かです。
また、[[日本語]]のことを人間同士で「JP」や「JA」と略すのは、
[[英語]]話者の間でも、[[日本語]]話者の間でも、
一般的な表現ではないので、伝わりやすいとはいえません。
確実に伝わるといえる場面以外では避けるべきです。

]NOTE]

-*-*-


- [48] 手元の [[WinIE]] 1.0〜3 は [CODE(lang)[[[jp]]]] という間違った値を送ります。

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[6] [CITE@jp[正規表現による置換]] ([TIME[2007-02-27 21:02:32 +09:00]] 版) <http://fstyle.ddo.jp/FT/JavaScrip/replace-match.html>
]FIGCAPTION]

>
[PRE(HTML code)[
<html lang="jp">
]PRE]

]FIG]



[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[5] [CITE@en[音声認識文法の作成方法 — OpenHRI Manual]]
([TIME[2015-09-26 15:10:32 +09:00]])
<http://openhri.readthedocs.io/en/latest/workingwithgrammar-ja.html>
]FIGCAPTION]

> <lexicon version="1.0"
>      xmlns="http://www.w3.org/2005/01/pronunciation-lexicon"
>      xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"
>      xsi:schemaLocation="http://www.w3.org/2005/01/pronunciation-lexicon
>                          http://www.w3.org/TR/2007/CR-pronunciation-lexicon-20071212/pls.xsd"
>      alphabet="x-KANA" xml:lang="jp">

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[138] [CITE@jp[KinKi Kids オフィシャルサイト / Johnny's Entertainment]]
([TIME[2016-07-13 19:24:25 +09:00]])
<http://je-kinkikids.com/>
]FIGCAPTION]

> <html lang="jp">

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[8] [CITE@jp[TBS NEWS]]
([TIME[2019-08-24 17:51:04 +09:00]])
<https://news.tbs.co.jp/>
]FIGCAPTION]

> <html class="gs-fontSmall" lang="jp">

]FIG]

[68] 
また、 [CODE[Accept-Language:]] に相当する [[Webブラウザー]]の設定に自分で 
[CODE[jp]]
を追加している人も稀にいるようです。

[151] >>150


-*-*-

[430] 
ところで、本来これは [[ISO 639]] や[[言語タグ]]という特定の世界の話であり、
それが適用されない他の[[符号]]や[[符号]]ではない日常の語彙としては[[日本語]]を
ja
としようが
jp
としようが正しいも誤りもない、というのが大前提としてはありますが。

[431] 
実際には [[Web]] 系を中心に[[日本]]の情報技術者の間では[[日本語]]を省略するなら
ja
とすることが非常によく普及しています。 (一般の[[日本人]]だとそうでもありませんが。)

[432] 
そのため情報系のサイトやサービスなどで[[日本語]]が jp と表現されていると、
その提供者は実務経験が少ないのかもしれない、
[[言語]]と[[国]]の区別ができないレベルの理解なのかもしれない、
技術部門と広報等の部門の意思疎通に問題があるのかもしれない、
といった[[経験的]]な判定基準の1つに使うことが出来たりもします。



** [CODE[jpn]]

[87] 
[DFN[[CODE[jpn]]]] は[[日本語]]の [[ISO 639]] 3文字符号です。

[349] 
[[言語タグ]]としては使うのは'''誤り'''ですが、極めて稀に使われることがあります。

** [CODE[japanese]] (言語タグ)

[83] 
極めて稀に[[言語タグ]] [DFN[[CODE[japanese]]]] が使われることがあります。

[84] 
[[言語タグ]]の構文に違反しており、'''誤り'''です。

[85] 
対応している実装はみたことがありません。

** [CODE[日本語]] (言語タグ)

[88] 
極めて稀に[[言語タグ]] [DFN[[CODE[日本語]]]] が使われることがあります。

[89] 
[[言語タグ]]の構文に違反しており、'''誤り'''です。

[90] 
対応している実装はみたことがありません。

** [CODE[jpx]]

[129] 
[[日本語族]]を表す[[ISO 639]] [[言語符号]] / [[IETF言語タグ]]
[DFN[[CODE[jpx]]]]
があります。

** [CODE[JAN ]] ([[言語系タグ]])

[417] 
[[OpenType]]
の[[言語系タグ]] 
[DFN[[CODE[JAN ]]]]
は
Japanese
を表し、
[[ISO 639]] [[言語符号]]の [CODE[jpn]]
と関係すると説明されています。
[SRC[>>416]]

[REFS[

- [416] 
[CITE@en-us[Language system tags (OpenType 1.9.1) - Typography | [[Microsoft Learn]]]], [[PeterCon]], [TIME[2024-07-07T00:58:54.000Z]], [TIME[2024-12-03T07:52:19.817Z]] <https://learn.microsoft.com/en-us/typography/opentype/spec/languagetags>

]REFS]

* 地域言語の識別子

** 津軽弁の識別子

- [125] [CITE@en[遊び心ある任意の言語を追加するには | Drupal Groups]], [TIME[2024-04-03T14:00:31.000Z]], [TIME[2024-04-03T14:02:28.565Z]] <https://groups.drupal.org/node/508772>


[126] >>125 は[[津軽弁]]を追加しようとしたものの、[[言語タグ]]がわからず、(おそらく)断念しています。

[127] 
[[言語タグ]]体系が整備されていないことで自分の使いたい言語を自由に使えないという実害の1事例といえ、
由々しき事態です。

** 八丈語の識別子

[163] 
[[ISO 639-6]]
は[[八丈島弁]]に4字[[言語符号]]
[DFN[[CODE[hhjm]]]]
を割り当てていました。


** 関西弁の識別子

[380] 
[[関西弁]]は[[現代日本語]]のうち[[標準語]]/[[共通語]]を除いて最もよく用いられ言及される[[方言]]で、
これを[[計算機システム]]で実装しようとした試み (商用システムで実戦投入されたものを含む。)
もかなりあります。

[382] 
しかしその[[識別子]]は既成の標準規格がまったく対応できていないために安定性を欠いているのが実情です。

[381] 
適切な標準の欠如が言語的多様性の実現の障害になっているとも考えられ憂慮される状況ですが、
打開の見通しも立たないのが現状です。 

[433] 
標準化された符号の不存在が、[[関西弁]]やその他の[[方言]]の[[翻訳テキスト]]の整備がされない要因の1つになっているとの指摘もあります。
少数実装例 (≒ 需要の暗示) があるにも関わらず、
他ソフトウェアへの波及の見通しがないことがその実証といえます。


-*-*-


[2] [DFN[[CODE[[[ja_KS]]]]]] は、 [[Facebook]] が[[関西弁]]を表すために使っている
[SRC[>>1]] [[ロケール識別子]]です。


[3] 他の [CODE[[[ja_JP]]]] などは [[POSIXロケール]]と同じですが、
[CODE[[[ja_KS]]]] は [[Facebook]] 独自のもので、 [[Facebook]]
以外のシステムでは使えません。

;; [11] [[POSIX]] では [CODE[KS]] の部分は [[ISO 3166]] の[[国符号]]を使うことになっています。
将来もし [CODE[KS]] なる[[国符号]]がどこか新しい[[国]]に割り当てられ、
そこで[[日本語]]が使われるようになると、衝突します。

[REFS[
- [1] ([TIME[2015-04-24 22:04:08 +09:00]] 版)
<https://www.facebook.com/translations/FacebookLocales.xml>
]REFS]


-*-*-

[13] 
[[Webブラウザー]]の 
[CITE[[[Vivaldi]]]]
は、
[DFN[[CODE[ja-KS]]]]
という[[ロケール識別子]]を使っています。
[SRC[>>12]]

[14] 
[[BCP 47]] [[言語タグ]]のような構文ですが、
[[BCP 47]] [[言語タグ]]として使われることもあるのかどうか不明。

[15] 
[[Android]] 関連のファイルでは [[Android]] の[[ロケール]]形式により
[DFN[[CODE[ja-rKS]]]] となっています。 [SRC[>>12]]


[REFS[
- [12] 
[CITE@en[Search · ja-KS · [[GitHub]]]], [TIME[2022-11-10T03:48:40.000Z]] <https://github.com/ric2b/Vivaldi-browser/search?q=ja-KS>
]REFS]


[20] 
[CITE@ja[関西弁のネイティブスピーカー・ボランティア翻訳者、大募集(しました)! | Vivaldiブラウザ]], [TIME[2024-01-22T10:35:01.000Z]] <https://jp.vivaldi.net/announcement/kansai_translator/>

-*-*-

[4] [[BCP 47]] [[言語タグ]]として、 
[DFN[[CODE(lang)@en[ja-JP-kansai]]]]
が使われることがあります。

[9] [[IANA登録簿]]には未登録です。
[[言語タグ]]の古い[[仕様書]]では正当な[[言語タグ]]だったのですが
[WEAK[(当時は未登録でもOKだった)]]、
その後の仕様の[[非互換変更]]のせいで、本稿執筆時点では非[[妥当]]な[[言語タグ]]になってしまっています。

;; [10] といっても[[言語タグ]]の[[妥当性]]を検証する実装は、[[適合性検査器]]以外では、
実在するのか怪しいレベルなので、実用には支障がありません。

-*-*-

[249] 
[[大阪弁]]の[[言語タグ]]に [DFN[[CODE[ja-osaka]]]]
があります。

[250] 
古くから例文でよく使われています。[[大阪弁]]の[[言語タグ]]の[[事実上の標準]]といって良いでしょう。
実利用がどれだけあるかは不明です。

-
[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[106] [CITE@ja[[[lang]]属性 * HTMLリファレンス]]
([[KURAGEYA]] 著, [TIME[2012-09-13 22:17:35 +09:00]] 版)
<http://kurageya.fc2web.com/web/tag/zlang.html>
]FIGCAPTION]

> ja-osaka (日本の大阪弁)

]FIG]
-- [17] 消滅確認 [TIME[2022-12-04T04:33:58.800Z]]
-- [18] [CITE@ja[lang属性 * HTMLリファレンス]], [[KURAGEYA]], [TIME[2022-12-04T04:33:39.000Z]], [TIME[2004-10-20T12:53:52.378Z]] <https://web.archive.org/web/20041020125348/http://kurageya.fc2web.com/web/tag/zlang.html>

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[107] [CITE[lang=lang - 言語指定]]
([TIME[2015-01-27 01:19:19 +09:00]] 版)
<http://www.tohoho-web.com/html/attr/lang.htm>
]FIGCAPTION]

> ja-osaka(大阪弁)
> x- で始まるコードはプライベートに使用することが許されています。
> x-uchuujin(宇宙人語)

]FIG]


[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[108] [CITE[lang=lang - 言語指定ホームページ制作 京都|ホームページ作成のリュウム]]
([TIME[2013-07-23 19:16:53 +09:00]] 版)
<http://www.ryuumu.co.jp/ryuumu/ain/webguide/html/attr/lang.htm>
]FIGCAPTION]

> ja-osaka(大阪弁)
> x- で始まるコードはプライベートに使用することが許されています。
> x-uchuujin(宇宙人語)

]FIG]

-
[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[109] [CITE@ja[[[lang]] : 言語指定 | HTML memorandum]]
([TIME[2015-04-26 18:46:15 +09:00]] 版)
<http://html.zanth.net/attribute/lang>
]FIGCAPTION]

> ja-osaka(大阪弁)、en-us(米国英語)
> x- で始まるコードはプライベートな言語として使用することが許可されています。
> x-orelang(自分が勝手に作った言葉)

]FIG]
-- [19] 消滅確認 [TIME[2022-12-04T04:32:58.600Z]]


[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[110] [CITE@en[locale/test_tag.rb at master · mutoh/locale]]
([TIME[2015-04-26 18:48:16 +09:00]] 版)
<https://github.com/mutoh/locale/blob/master/test/test_tag.rb>
]FIGCAPTION]

>     assert_equal Locale::Tag::Rfc.parse("ja-osaka"), lang.to_rfc

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[248] 
[CITE@ja[属性セレクタ(書いて理解する) #CSS - Qiita]], [TIME[2024-04-05T15:07:39.000Z]] <https://qiita.com/Hamachan4242/items/5903a30bb4aedb583791>
]FIGCAPTION]

>
[PRE[
<blockquote lang="ja-osaka"><!-- ハイフンの後ろの言語のサブコードを含んでもok! -->
]PRE]


]FIG]

-*-*-


- [141] 
[CITE@ja[Xユーザーの菱川拓郎さん: 「となると残りはPrivate Use Subtagsを使うしかない。これは自由に使える。ということで結論としては、関西弁の言語タグは ja-JP-x-kansai が適当かな。関西弁という概念が明確にどの地域を指すのか不明で、漠然とした概念的な関西なので、ja-JP-x-kinki でも良いか。」 / X]], [TIME[午前3:16 · 2022年3月28日][2022-03-27T18:16:20.000Z]], [TIME[2024-04-03T13:01:33.000Z]] <https://twitter.com/HissyNC/status/1508145912715292674>
-- [142] 
[CITE@ja[Xユーザーの菱川拓郎さん: 「同様にやさしい日本語の場合どうなるか…これもPrivate Use Subtagしかないのかな。ja-JP-x-easy …か?」 / X]], [TIME[午前3:23 · 2022年3月28日][2022-03-27T18:23:42.000Z]], [TIME[2024-04-03T13:01:33.000Z]] <https://twitter.com/HissyNC/status/1508147768254431235>



[326] [CITE@ja[Xユーザーのharo2さん: 「ぐぐったら ja-JP の派生で ja-OS で関西弁カルチャを定義しようとしてダメだったというブロク見つけたけど、ja-OS だと BCP-47 に準拠してないからダメだったのかも」 / X]], [TIME[午後6:46 · 2020年11月24日][2020-11-24T09:46:33.000Z]], [TIME[2024-05-01T07:29:01.000Z]] <https://twitter.com/haro2beam/status/1331172345063456768>


[328] [CITE@ja[C#のリソースの仕組みを使って多言語対応させようぜ☆(^~^) #C# - Qiita]], [TIME[2024-05-01T08:07:27.000Z]] <https://qiita.com/muzudho1/items/8e55668b7c0914466fac>

>
[PRE[
# 日本は ja-JP しかない。 大阪弁を追加しようと ja-OS(日本(大阪)) を作ろうとしたら
# 言語コードは OS(コンピューター)への登録制になっていて、管理者権限 が求められたので止めた。
]PRE]


[429] 
[CITE@en[VisiOS - タブ/ブックマークマネージャーOS (Chrome/Edge拡張機能)]], [TIME[2025-08-04T05:36:49.000Z]] <https://beta-japan.com/?l=ja2>

>
[PRE[
        <select id="idSelLang" class="cVisiSelect">
            <option value="0">- Select Language -</option>
            <option value="en">English</option>
            <option value="ja">Japanese - 日本語</option>
            <option value="zh-cn">Simplified Chinese - 简体中文</option>
            <option value="zh-tw">Traditional Chinese - 繁體中文</option>
            <option value="es">Spanish - Español</option>
            <option value="pt">Portuguese - Português</option>
            <option value="fr">French - Français</option>
            <option value="de">German - Deutsch</option>
            <option value="ar">Arabic - عربي</option>
            <option value="ru">Russian - Русский</option>
            <option value="sv">Swedish - Svenska</option>
            <option value="fi">Finnish - Suomi</option>
            <option value="pl">Polish - Polski</option>
            <option value="nl">Dutch - Nederlands</option>
            <option value="cs">Czech - Čeština</option>
            <option value="da">Danish - Dansk</option>
            <option value="no">Norwegian - Norsk</option>
            <option value="hu">Hungarian - Magyar</option>
            <option value="it">Italian - Italiano</option>
            <option value="el">Greek - Ελληνικά</option>
            <option value="ko">Korean - 한국어</option>
            <option value="lt">Lithuanian - Lietuvių</option>
            <option value="lv">Latvian - Latviešu</option>
            <option value="sk">Slovak - Slovenčina</option>
            <option value="sl">Slovenian - Slovenščina</option>
            <option value="hr">Croatian - Hrvatski</option>
            <option value="bg">Bulgarian - Български</option>
            <option value="uk">Ukrainian - Українська</option>
            <option value="et">Estonian - Eesti</option>
            <option value="he">Hebrew - עברית</option>
            <option value="ro">Romanian - Română</option>
            <option value="tr">Turkish - Türkçe</option>
            <option value="hi">Hindi - हिन्दी</option>
            <option value="id">Indonesian - Bahasa Indonesia</option>
            <option value="th">Thai - ไทย</option>
            <option value="vi">Vietnamese - Tiếng Việt</option>
            <option value="ga">Irish - Gaeilge</option>
            <option value="eu">Basque - Euskara</option>
            <option value="ja2">Kansai-ben - 関西弁</option>
        </select>
]PRE]



** 琉球語の識別子

[86] 
[[言語タグ]]
[DFN[[CODE[ja-ryuukyuu]]]]
が[[平成時代]]中期頃に提案されていました。
実用例は見当たりません。

[130] 
[[ISO 639]] [[言語符号]] / [[IETF言語タグ]]で[[琉球諸語]]を表すものがあります。

- [DFN[[CODE[kzg]]]] [[喜界島]]
- [DFN[[CODE[tkn]]]] [[徳之島]]
- [DFN[[CODE[ryn]]]] [[奄美大島]]北部
- [DFN[[CODE[ams]]]] [[奄美大島]]南部
- [DFN[[CODE[okn]]]] [[沖永良部島]]
- [DFN[[CODE[yox]]]] [[与論島]]
- [DFN[[CODE[xug]]]] [[国頭]]
- [DFN[[CODE[ryu]]]] [[沖縄本島]]中央
- [DFN[[CODE[mvi]]]] [[宮古諸島]]
- [DFN[[CODE[rys]]]] [[八重山諸島]]
- [DFN[[CODE[yoi]]]] [[与那国島]]


[434] 
>>130 のこれらは[[日本語]] ([CODE[ja]]) とはまったく別の[[符号]]であり、
別個の対応が必要となってしまうところ、
対応するソフトウェアが少ないために実用に支障があります。
>>86 のような方式なら未対応のソフトウェアでも最低限の[[日本語]]扱いがなされるのですが。

;; [435] これは[[日琉諸語]]に限らず類縁関係の諸語全般について[[言語符号]] / [[言語タグ]]が抱える構造的な問題です。


[136] 
[CITE[Wikipedia]] で利用しています。

- [140] 
[CITE@ja[Template:Lang-yox - Wikipedia]], [TIME[2024-03-20T14:33:32.000Z]], [TIME[2024-04-03T14:34:28.617Z]] <https://ja.wikipedia.org/wiki/Template:Lang-yox>
-- 「与論島方言 (与論語)」
- [137] 
[CITE@ja[Template:Lang-xug - Wikipedia]], [TIME[2024-03-20T14:30:56.000Z]], [TIME[2024-04-03T14:33:40.157Z]] <https://ja.wikipedia.org/wiki/Template:Lang-xug>
-- 「沖縄北部方言 (国頭語)」
- [139] 
[CITE@ja[Template:Lang-yoi - Wikipedia]], [TIME[2024-03-20T14:33:31.000Z]], [TIME[2024-04-03T14:34:14.463Z]] <https://ja.wikipedia.org/wiki/Template:Lang-yoi>
-- 「与那国語」


[148] 
>>147 は[[沖縄語]]の[[辞書]]の [[XML]] 移植版ですが、
[DFN[[CODE[ryu-Hira]]]],
[DFN[[CODE[ryu-Jpan]]]],
[DFN[[CODE[ryu-Latn]]]],
[DFN[[CODE[jp-Jpan]]]]
を使っています。
最初の3つは[[沖縄語]]の[[見出し語]]の各種表記、
最後は[[日本語]]の説明文。

[149] 
[[IPA]] [[発音記号]]列を [CODE[Latn]] とするのは誤りではないものの、違和感があります。

[150] 
[CODE[jp]] は [CODE[ja]] の誤り。

[147] 
[CITE@ja[- 6_s206.pdf]], [TIME[2024-04-03T15:10:46.000Z]], [TIME[2024-04-03T15:13:11.342Z]] 
<https://researchmap.jp/SoMiyagawa/published_papers/40398156/attachment_file.pdf>



* 歴史的言語の識別子

[76] 
[[日本語]]の[[古語]]を表す[[言語タグ]]
[DFN[[CODE[ja-classic]]]],
[[平安時代]]の[[日本語]]を表す[[言語タグ]]
[DFN[[CODE[ja-classic-heian]]]]
が[[平成時代]]中期頃に提案されていました。
実用例は見当たりません。

[128] 
Old Japanese を表す [[ISO 693]] [[言語符号]] / [[IETF言語タグ]] 
[DFN[[CODE[ojp]]]] があります。


[132] 
>>131 の例文は
[DFN[[CODE[ojp-Hira]]]]
と
[DFN[[CODE[ojp-Hani]]]]
で[[平仮名]]表記と[[万葉仮名]]表記を区別しています。

[REFS[
- [131] 
[CITE@ja[HTML5メモ(2) lang属性/日本語に関係する言語タグ の覚え書き - 血統の森+はてな]], [TIME[2024-04-03T14:15:17.000Z]] <https://momdo.hatenadiary.org/entry/20100526/p1>
]REFS]

-*-*-

[313] 
[[LIISコード]]がいくつかの[[日本語]]表記体系・歴史的[[日本語]]に[[符号]]を割り当てています。
[SRC[>>312]]
[[言語タグ]]として使う方法も定められています。
[SEE[ [[LIISコード]] ]]

- [CODE[or:japn_trs]]:現代日本語(伝統仮名遣い・正字体)
- [CODE[or:japn_trn]]:現代日本語(伝統仮名遣い・新字体)
- [CODE[or:japn_mds]]:現代日本語(現代仮名遣い・正字体)
- [CODE[or:japn_mdn]]:現代日本語(現代仮名遣い・新字体)
- [CODE[hs:japn_emd]]:近世日本語
- [CODE[hs:japn_lmi]]:中世日本語
- [CODE[hs:japn_emi]]:中古日本語
- [CODE[hs:japn_old]]:上代日本語 <[CODE[{iso3}ojp]] はこれに正規化する>
- [CODE[or:chan_kun]]:漢文訓読体

[389] 
>>388 は題名に「傳統假名翻譯」とあり、
[[言語]]選択に「漢文訓読体」とある版ですが、
[[HTML]] [CODE[lang=""]] [[属性値]]が[[IETF言語タグ]]
[CODE[x-liisor-chankun]]
となっています。「漢文訓読体」の[[LIISコード]]です。
「日本語」の原文と比較すると、本文内容はほとんど同じで、
一部[[語尾]]が違う程度で[[文体]]の変更はありませんが、[[旧仮名遣い]]であり、
[[旧字体]]を使ったり[[仮名]]を[[漢字]]に改めたり、
[[近代]]風の[[漢字]]の遣い方に改めたりしています。


[REFS[

- [312] 
[CITE@ja[[[LIISコード]]:言語情報交換補充コードの提案 - Migdal]], [TIME[2024-05-01T05:35:31.000Z]] <https://migdal.jp/cl_kiita/liis-%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89%E8%A8%80%E8%AA%9E%E6%83%85%E5%A0%B1%E4%BA%A4%E6%8F%9B%E8%A3%9C%E5%85%85%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89%E3%81%AE%E6%8F%90%E6%A1%88-2okl>
- [388] 
[CITE@ja[CL-KIITA 宣言(傳統假名翻譯) - Migdal]], [TIME[2024-05-25T09:52:00.000Z]] <https://migdal.jp/cl_kiita/cl-kiita-%E5%AE%A3%E8%A8%80%E5%82%B3%E7%B5%B1%E5%81%87%E5%90%8D%E7%BF%BB%E8%AD%AF-3pk3>




]REFS]

* 表記法の識別子

[340] 
[[日本語]]にはいろいろな表記法があります。


-*-*-


[27] [CODE[ja-Kana]] (片仮名) って嫌な名前だなぁ。 ISO 15924 の馬鹿野郎〜

[333] [CITE@ja[Xユーザーの狩野宏樹さん: 「XML 1.0の§2.12→IETF BCP 47 (最新版はRFC 5646。EPUB 3.0はこの版を引用) と辿って、langtagの構成はlanguage-script-regionの順であることを確認。「xml:lang="ja-Hrkt-JP"」としなくてはならない。」 / X]], [TIME[午後0:42 · 2011年4月1日][2011-04-01T03:42:41.000Z]], [TIME[2024-05-01T07:29:01.000Z]] <https://twitter.com/KAN0U/status/53663549649715200>

-*-*-

[419] 
[[OpenType]] の[[用字系タグ]]で[[日本語]]と関係が深いもの:

- [CODE[hani]] CJK Ideographic
- [CODE[kana]] Hiragana と Katakana
- [CODE[latn]] Latin
- [CODE[brai]] Braille
- [CODE[sidd]] Siddham
- [CODE[math]] Mathematical text layout

[REFS[

- [418] 
[CITE@en-us[Script tags (OpenType 1.9.1) - Typography | [[Microsoft Learn]]]], [[PeterCon]], [TIME[2024-05-31T17:42:26.000Z]], [TIME[2024-12-03T07:54:46.469Z]] <https://learn.microsoft.com/en-us/typography/opentype/spec/scripttags>

]REFS]

** 読み仮名の識別子

[212] 
[[平仮名]]の[[読み仮名]]を表すため[[言語タグ]]
[DFN[[CODE[ja-Hira]]]] [SRC[>>211, >>213, >>219]]
が使われることがあります。

[78] 
[[片仮名]]の[[読み仮名]]を表すため[[言語タグ]]
[DFN[[CODE[ja-Kana]]]] [SRC[>>209, >>213, >>223, >>231, >>287, >>291]]
が使われることがあります。

[220] 
他に[[言語タグ]]
[DFN[[CODE[ja-Hira-JP]]]] [SRC[>>214, >>215]]
や[[言語タグ]]
[DFN[[CODE[ja-Kana-JP]]]] [SRC[>>102]]
が使われることがあります。

;; [210] 
[CODE[ja-JP]] より [CODE[ja]] が好ましいのと同じく、
[CODE[ja-Hira]] や [CODE[ja-Kana]] が一般的には好ましいと考えられます。

[77] 
[[言語タグ]]
[DFN[[CODE[ja-Hrkt]]]] [SRC[>>222]]
が使われることがあります。
[[ひらがな]]か[[カタカナ]]かを問わないことを示すためでしょうか
(>>222 の例示はすべて[[平仮名]])。

[275] 
[[Semantic Web]] 系のデータベースで[[よみがな]]の意味の [CODE[ja-hrkt]] が実用されている事例
[SRC[>>310]]
をみました。
[TIME[2024-04-09T05:07:12.400Z]]

[298] 
なお [CODE[ja-Kana]] については >>282 も参照。


[366] 
[[読み仮名]]と「じゃない方」を[[言語タグ]]で区別することについては、
>>232
も参照。


[REFS[

- [291] 
[CITE@ja[- 71_171.pdf]], [TIME[2024-04-16T06:46:16.000Z]] <https://www.jstage.jst.go.jp/article/jkg/71/4/71_171/_pdf>
- [213] 
[CITE@ja[jstage_xml_jats1_1_format_guideline.pdf]], [TIME[2024-04-05T13:40:17.000Z]] <https://www.jstage.jst.go.jp/static/files/ja/jstage_xml_jats1_1_format_guideline.pdf#page=10>
- [305] 
[CITE[Element: Name Alternatives]], [TIME[2018-07-30T05:17:06.000Z]], [TIME[2024-04-16T11:20:42.048Z]] <http://xml-sch.com/jats/tag-library/ver2/1.1-J/element/name-alternatives.html>

]REFS]

[REFS[

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[219] 
[CITE@ja[Google 日本語入力 - CGI API デベロッパーガイド]], [TIME[2024-03-12T06:00:00.000Z]], [TIME[2024-04-05T14:04:21.819Z]] <https://www.google.co.jp/ime/cgiapi.html>
]FIGCAPTION]

>[CODE[langpair=ja-Hira|ja]]

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[222] 
[CITE[GTFS.JP]], [TIME[2020-03-22T09:16:09.000Z]], [TIME[2024-04-05T14:09:42.974Z]] <https://www.gtfs.jp/testsite/fix/format-reference_style/developpers-guide/format-reference.html#translations>
]FIGCAPTION]

>
国内の経路検索事業者においては、よみがなを必須としていることから、よみがな(lang=ja-Hrkt)を設定することを必須としています。


]FIG]


[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[209] 
[CITE@ja[api-spec.pdf]], [TIME[2023-05-08T02:43:34.000Z]], [TIME[2024-04-05T13:06:49.826Z]] <https://id.ndl.go.jp/information/wp-content/uploads/2023/05/api-spec.pdf#page=9>
]FIGCAPTION]

>
[LEFT[
-言語タグは、Web NDLA では「よみ」にのみ用いています。例えば「図書館」の場合、カナ読み[BR[]]
を[CODE["トショカン"@ja-Kana]]、ローマ字読みを[CODE["Toshokan"@ja-Latn]] としており、言語タグによっ[BR[]]
て読みの種類を区別できます。
]LEFT]

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[223] 
[CITE@ja[JPCOARスキーマ項目の説明 | JPCOARスキーマガイドライン]], [TIME[2024-04-05T14:23:57.000Z]] <https://schema.irdb.nii.ac.jp/ja/schema>
]FIGCAPTION]

>
xml:lang
>
-        基本的にはISO 639-1の2桁の言語コードを使用する。(例:日本語の場合は"ja"、英語の場合は"en")
0        【Version 1.0,1.0.1,1.0.2】ただし、日本語のヨミは"ja-Kana"を使用し、ヨミを記入する場合はヨミとは別にxml:langを"ja"にした情報を必ず記入する。
0        【Version 2.0 Draft以降】ただし、日本語の片仮名ヨミは"ja-Kana"、ローマ字ヨミは"ja-Latn"を使用し、ヨミを記入する場合はヨミとは別にxml:langを"ja"にした情報を必ず記入する。
-        中国語については、簡体字"zh-cn"と繁体字"zh-tw"で区別して記入することが望ましい。
-        言語の識別が難しい場合およびISO 639-1の2桁の言語コードが存在しない場合は、言語コードを記入しない。



]FIG]

- [287] 
[CITE@ja[CiNii Researchの[[RDF]] | 学術コンテンツサービス サポート]], [TIME[2024-04-16T05:44:22.000Z]] <https://support.nii.ac.jp/ja/cir/r_rdf>



]REFS]

[REFS[

- [261] 
[CITE@en[[[RFC 7591]] - OAuth 2.0 Dynamic Client Registration Protocol]], [TIME[2024-04-05T15:44:43.000Z]] <https://datatracker.ietf.org/doc/html/rfc7591#page-14>

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[215] 
[CITE@ja[OpenID ConnectとSCIMのエンタープライズ実装ガイドライン - eiwg_implementation_guideline_1.0.pdf]], [TIME[2016-03-28T04:41:41.000Z]], [TIME[2024-04-05T13:54:22.745Z]] <https://www.openid.or.jp/news/eiwg_implementation_guideline_1.0.pdf#page=37>
]FIGCAPTION]

>
[LEFT[
これら 2 つの属性では、locale サブ属性に言語を表す値を設定することで、クラウドサービス[BR[]]
が 必要 とす る言 語の 値を 取り 出す こと に対 応す る。 locale サブ 属性に 設定 する 値に は、[BR[]]
[RFC5646] の形式で、IANA Language Subtag Registry に登録された値を用いる。同一言語で[BR[]]
異なる表記がある場合は、script subtag の値を含めることで対応する。具体的には、次のよう[BR[]]
な値とする。

[BOX(center)[
,*No ,*表記 ,*locale サブ属性に使用する値
,1 ,漢字表記, ja-JP
,2 ,よみがな表記 ,ja-Hira-JP
,3 ,ローマ字・英語表記 ,en-US
]BOX]

よみがな表記は「ひらがな」で値を設定するものとする。クラウドサービスが「カタカナ」で[BR[]]
値を必要とする場合は、クラウドサービス側で「ひらがな」で受け取った値を「カタカナ」に変[BR[]]
換する。
]LEFT]


]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[214] 
[CITE@ja[ユーザ属性]], [[Internet Initiative Japan Inc.]], [TIME[2023-08-08T03:25:51.000Z]], [TIME[2024-04-05T13:50:49.622Z]] <https://manual.iij.jp/iid/iidapi/19000993.html>
]FIGCAPTION]

>氏名の言語
>
typeと一致させる必要があります
>
入力可能な値は以下です
-    ja-JP
-    ja-Hira-JP

]FIG]

]REFS]

[REFS[

- [310] 
[CITE@ja[公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団:オープンデータ・API]], [TIME[2024-04-17T12:10:43.000Z]] <https://p.yafjp.org/opendata_api/>

]REFS]


** ローマ字表記の識別子

[91] 
[[日本語ローマ字表記]]を表す[[言語タグ]]
[DFN[[CODE[ja-Latn]]]]
が使われることがあります。
[SRC[>>162, >>209, >>211, >>223, >>229, >>231, >>251]]

[241] 
ほとんどの用途は[[読み仮名]]に相当する[[ローマ字]]併記を表すものです。
これについては >>232 を参照。


[REFS[

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[231] 
[CITE@ja[RDFモデルについて « Web NDL Authoritiesについて]], [TIME[2024-04-05T14:39:20.000Z]] <https://id.ndl.go.jp/information/model/#anchor03>
]FIGCAPTION]

>読みを付加する優先ラベル(=名称/タイトル)と代替ラベル(=別名/別タイトル、同義語)の表現には、SKOS拡張の[CODE[skosxl:prefLabel]]と[CODE[skosxl:altLabel]]をそれぞれ使用します。読みの記述には、DC-NDLで定義される[CODE[dcndl:transcription]]の語彙を使用します。典拠レコードでは、カタカナ読みとローマ字読みの2つの読みを保持しており、それぞれ言語属性”ja-Kana”と”ja-Latn”を用いて区別します。

]FIG]

- [211] 
[CITE@ja[Multilingual names - [[OpenStreetMap]] Wiki]], [TIME[2024-04-05T13:32:10.000Z]] <https://wiki.openstreetmap.org/wiki/Multilingual_names#Japan>

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[162] [CITE@ja-JP[地図作成 - 地図作成 - [[HERE]] Developer]], [TIME[2023-10-20T10:32:01.000Z]], [TIME[2023-11-20T06:59:16.374Z]] <https://jp.developer.here.com/documentation/geojson-map-components-cartography/data_spec_guide/common/globals.html#languagebcp47>
]FIGCAPTION]

>[SNIP[]]、 "ja" 、 "ja-Latn" 、[SNIP[]]
]FIG]

- [229] [CITE@ja-jp[言語サポート - Azure AI Content Safety - Azure AI services | Microsoft Learn]], [[PatrickFarley]], [TIME[2024-04-05T14:37:05.000Z]] <https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/ai-services/content-safety/language-support>


]REFS]

-*-*-

[173] 
登録ファイル[TIME[2009-10-05]]付で[[IANA登録簿]]に登録された[[異体部分タグ]]
[DFN[[CODE[hepburn]]]]
があります。
[[接頭辞]]は
[CODE[ja-Latn]]
とされます。
[[ヘボン式ローマ字]]を表します。
[SRC[>>174]]

[175] 
つまり[[言語タグ]]
[DFN[[CODE[ja-Latn-hepburn]]]]
で[[日本語]]の[[ヘボン式ローマ字]]表記を表せます。

[176] 
この [CODE[hepburn]] の登録には、
[TIME[明治18(1885)年][1885]]の[[ヘボン式]]考案から近年のウェブページまでいろいろが参照されています。
そして[[ヘボン式]]には色々な変種があれども、それらを区別するのは生産的でないと主張しています。
[SRC[>>174]]
つまり [CODE[hepburn]] は「ヘボン式といわれるいろいろな手法のどれか」を表しています。

;; [177] だったら [CODE[ja-Latn]] でも十分で、[[ローマ字]]ではなく[[ヘボン式ローマ字]]とまで特定したいけどそれ以上詳しくは記述したくない場面って本当にあるんですかね?

[178] 
[CODE[hepburn]] という[[部分タグ]]の意味は[TIME[明治19(1886)年][1886]]の旧ヘボン式であるかのように説明があるのですが
[SRC[>>174]]、
それに続く何が言いたいのかよくわからない文章を読んでいくとどうやら「ヘボン式」
全般を包括的に表したいらしい (>>176) ことが判明します。

[188] 
それを念頭に読み直すと旧ヘボン式の説明の後になぜか

>The common characteristic of Hepburn romanization in its many
variants, apart from the name, is an emphasis on approximating
Japanese _pronunciation_ using English or European spelling
conventions. Hepburn romanization does not attempt to parallel
or transcribe the Japanese logographic scripts (hiragana or
katakana).

と各種ヘボン式の「共通の性格」を説明した段落があります。 [SRC[>>174]]
[CODE[hepburn]] が意味する「ヘボン式」の範囲はこの記述から推測する以外ありません。

[179] つまり、

- [180] [[ヘボン式]]という名前で呼ばれていて、
- [181] [[英語]]や欧州の綴字法に近似することを重視していて
- [182] [[仮名]]との対応性は考えていない

というのが共通の性格だといっています。ただこの「共通の性格」
というのも曖昧な表現で、この性質を絶対に満たすものが [CODE[hepburn]]
だと言っているようにも理解できますし、 [CODE[hepburn]]
の多くはこの性質を満たすがそうでない例外ケースもあり得るという解釈も一応可能です。

[183] 
この説明から当然浮かんでくる疑問は

- [186] いわゆる[[パスポート式]]と呼ばれている方式は [CODE[hepburn]] 
に該当するのか
- [187] [[内閣告示]]の第2表を一部または全部採用した方式は [CODE[hepburn]]
に該当するのか
- [184] 誰かが[[ヘボン式]]から派生した新方式を考案した、と主張したらそれも 
[CODE[hepburn]] に該当するのか
- [185] [[仏語]]や[[ポルトガル語]]も欧州の言語だが、それを意識した[[ローマ字]]方式は
[CODE[hepburn]] に該当するのか

といったようなものですが、いずれも [CODE[hepburn]] の意味の根幹に関わる疑問です。


[196] 
なお[[ローマ字]]以外に[[ヘボン式]]は存在しないので
[CODE[Latn]] と明示するのは冗長に思われますが、
[CODE[ja-Latn]]
にしか対応していない実装でも
[CODE[ja-Latn]]
に[[フォールバックできる][言語タグの一致]]というメリットがあります。

[198] 
実利用例もいくらかあります。 [SRC[>>197]]

[REFS[

- [174] [TIME[2021-07-18T23:39:46.000Z]], [TIME[2024-04-05T11:19:01.909Z]] <https://www.iana.org/assignments/lang-subtags-templates/hepburn.txt>

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[197] 
[CITE[[[FamilySearch]] Developer Center — place 10365609]], [TIME[2024-04-05T12:10:30.000Z]] <https://www.familysearch.org/platform/places/10365609>
]FIGCAPTION]

>
[PRE(xml)[
    __&&<&&__ns5:name xml:lang="uk">Петрівка</ns5:name>
    __&&<&&__ns5:name xml:lang="uk-Latn">petrivka</ns5:name>
    __&&<&&__ns5:name xml:lang="ja-Latn-hepburn">Shōwa-chō</ns5:name>
    __&&<&&__ns5:name xml:lang="ja-Hira">しょうわちょう</ns5:name>
    __&&<&&__ns5:name xml:lang="ru">Петровка</ns5:name>
]PRE]

]FIG]

]REFS]


-*-*-

[192] 
[TIME[2009-10-01]]付 [SRC[>>190]] (登録ファイルは[TIME[2009-10-05]]付)
で[[IANA登録簿]]に登録された[[異体部分タグ]]
[DFN[[CODE[heploc]]]]
があります。
[[接頭辞]]は
[CODE[ja-Latn-hepburn]]
とされます。
[[米国]] [[Library of Congress]] の方式の[[ヘボン式ローマ字]]を表します。
[SRC[>>189]]

[193] 
つまり[[言語タグ]]
[DFN[[CODE[ja-Latn-hepburn-heploc]]]]
で[[日本語]]の[[ヘボン式ローマ字]] ([[米国]] [[Library of Congress]] 式)
表記を表せます。

[194] 
ところがこれは[TIME[2010-02-07]]付 (登録ファイルは[TIME[2010-02-09]]付)
で[[非推奨]]とされました。
[CODE[alalc97]] が[RUBYB[好ましい][preferred]]とされています。
つまり
[CODE[ja-Latn-hepburn-heploc]]
は
[DFN[[CODE[ja-Latn-alalc97]]]]
とするべきとされています。
[SRC[>>190]]

[195] 
わずか数ヶ月での[[朝令暮改]]ですが、これは登録ファイル[TIME[2009-12-14]]付で[[日本語]]に限定しない
[CODE[alalc97]] が登録された
[SRC[>>191]]
ためそちらに寄せるべきと判断されたことによります。

;; [247] 
[[IANA登録簿]]の登録情報の[[機械可読]]部分だけから
[CODE[ja-Latn-hepburn-heploc]]
を
[CODE[ja-Latn-alalc97]]
に置き換えるべきと実装するのは不可能です。これは当時指摘されていますが [SRC[>>246]]、
対処されなかったようです。

[REFS[

- [189] 
[TIME[2021-07-18T23:39:43.000Z]], [TIME[2024-04-05T11:57:18.881Z]] <https://www.iana.org/assignments/lang-subtags-templates/heploc.txt>
- [190] 
[TIME[2021-07-18T23:39:47.000Z]], [TIME[2024-04-05T11:57:44.125Z]] <https://www.iana.org/assignments/lang-subtags-templates/heploc-20100209.txt>
- [191] 
[TIME[2021-07-18T23:39:46.000Z]], [TIME[2024-04-05T11:57:58.377Z]] <https://www.iana.org/assignments/lang-subtags-templates/alalc97.txt>
- [246] 
[CITE[Deprecation of heploc subtag (refiling with corrected spelling)]], [TIME[2010-01-08T01:55:36.000Z]], [TIME[2024-04-05T15:01:59.740Z]] <https://www.alvestrand.no/pipermail/ietf-languages/2009-December/009824.html>


]REFS]

- [320] [CITE@ja[Xユーザーの白湯さゆぬさん: 「日本語ローマ字表記を表す HTML の lang‐属性値は「ja-Latn」か。平仮名が「ja-Hira」なのはいいけど、片仮名が「ja-Kana」となるのは奇妙だな。なぜ「Kata」に出来なかった? 連濁を知らなかった?」 / X]], [TIME[午後3:24 · 2018年7月24日][2018-07-24T06:24:04.000Z]], [TIME[2024-05-01T07:29:01.000Z]] <https://twitter.com/sayunu/status/1021642150394490880>
-- [321] 
[CITE@ja[Xユーザーの白湯さゆぬさん: 「IETF 言語タグで「日本で用いられる日本語のヘボン式ローマ字表記」を表すには「ja-Latn-JP-hepburn」という順序でないといけないらしい。」 / X]], [TIME[午後4:58 · 2018年7月24日][2018-07-24T07:58:10.000Z]], [TIME[2024-05-01T07:29:01.000Z]] <https://twitter.com/sayunu/status/1021665829874589696>




-*-*-

[245] 
[[ヘボン式]]以外の方式、例えば[[訓令式]]用で広く通用する[[言語タグ]]はありません。


- [315] [CITE@ja[XユーザーのRyuseiさん: 「教育ローマ字 dotless i ケーシング問題解決策まとめ 1. 言語設定をトルコ語にする(機能はするが…) 2. ja-Latn-kyoiku(仮) をIETF言語タグに追加した上で Unicode の SpecialCasing.txt に追加してもらう(技術的には正しい方法に見えるが政治的に無理ゲー感ある) 3. 記号を変える」 / X]], [TIME[午後6:15 · 2021年6月6日][2021-06-06T09:15:42.000Z]], [TIME[2024-05-01T07:29:01.000Z]] <https://twitter.com/mandel59/status/1401467824803966976>
-- [316] [CITE@ja[XユーザーのRyuseiさん: 「4. ケーシングが壊れていることは諦める。標準的なシステムを使わず自力で処理する。」 / X]], [TIME[午後6:17 · 2021年6月6日][2021-06-06T09:17:47.000Z]], [TIME[2024-05-01T07:29:01.000Z]] <https://twitter.com/mandel59/status/1401468350958428161>
-- [317] [CITE@ja[XユーザーのRyuseiさん: 「IETF言語タグ https://t.co/HO92G0yilB ヘボン式ローマ字は ja-Latn-hepburn 訓令式ローマ字は登録されてなさげ…」 / X]], [TIME[午後5:02 · 2021年6月6日][2021-06-06T08:02:36.000Z]], [TIME[2024-05-01T07:29:01.000Z]] <https://twitter.com/mandel59/status/1401449429308116992>


-*-*-

[205] 
[[拡張T]]によって記述できる[[転写]]方式もあります
(>>199)。

[206] 関連: [[変換操作の識別]]

[HISTORY[

[208] 
>>207 は
[CODE[ja-Latn-s-Hani-t-Hepburn]] ([[ヘボン式]]),
[CODE[ja-Latn-s-Hani-t-Kunrei]] ([[訓令式]])
という例を示しています [SRC[>>207]] が、
これらは当時の提案
(後に[[拡張T]]に統合され構文がまったく違うものに変更されたもの。)
に沿って >>207 のブログ記事著者が独自に考案した利用法を提案したもので、
このまま使うことはできません。

]HISTORY]


[REFS[

- [207] 
[CITE@ja[言語タグを拡張する案に関するメモ - [[血統の森+はてな]]]], [TIME[2024-04-05T13:01:05.000Z]] <https://momdo.hatenadiary.org/entry/20110623/p1>

]REFS]

[258] 
[DFN[[CODE[ja-Latn-x-hepburn]]]]
を使ったものもあります。
[SRC[>>257]]

[REFS[

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[257] 
[CITE@ja[doc7.pdf]], [TIME[2014-07-09T01:31:18.000Z]], [TIME[2024-04-05T15:34:33.061Z]] <http://ccs.tsurumi-u.ac.jp/docu/poster/doc/doc7.pdf#page=7>
]FIGCAPTION]

>
[PRE(code)[
<seg xml:lang="ja-Jpan"> 鶴見大学 </seg>
<seg xml:lang="ja-Hira"> つるみだいがく </seg>
<seg xml:lang="ja-Latn-x-hepburn">tsurumidaigaku</seg>
]PRE]

]FIG]

]REFS]

-*-*-

[216] 
「ローマ字・英語」を [CODE[en-US]] とすると定めている[[応用]]もあります
[SRC[>>215]]。

[285] 
「英語名 (もしくはローマ字表記)」
を
[CODE[en]]
とすると定めている[[応用]]もあります [SRC[>>284]]。

[292] 
欄ごとに [CODE[en]] を[[日本語ローマ字]]と説明したり、
[[英語]]と説明したりするものもあります [SRC[>>291]]。


[217] 
[[English]] だけでなく[[日本語ローマ字表記]]まで [CODE[en]]
とするのは厳密には誤りに近いですが、
実運用上[[日本語ローマ字]]と[[英語]]の区別が難しいことも多い
([SEE[ [[日本語ローマ字]] ]]) ので、やむを得ないことがあります。

;; [286] [[漢文]]のケースと同じく、「1つの言語である」という前提自体に[[無理がある][複数の言語]]とも言えます。
複数表記などで厳密さを向上させることはできますが、
取り扱いが難しくなる割に実益はそれほどありません。

[218] 
なお、その場合でも [CODE[en]], [CODE[en-GB]], [CODE[en-US]], [CODE[en-JP]] 
等からどれを選ぶかは検討の余地があります。


- [230] 
[CITE@ja[Xユーザーの鍋太郎さん: 「name:ja-Latn は訓令式で、ヘボン式はname:enに入れればいいんじゃないのかな。どうせ表記されていいるローマ字風のものはeヘボン式をもとにした英語式なんだろうし。 #osmjp #OpenStreetMap」 / X]], [TIME[午前10:39 · 2021年7月29日][2021-07-29T01:39:57.000Z]], [TIME[2024-04-05T14:23:27.000Z]] <https://twitter.com/nabetaro/status/1420559688093945858>
- [319] 
[CITE@ja[XユーザーのKAMEDA Akihiroさん: 「日本語のローマ字表記はIETF言語タグでja-Latnだけど、en-JPってどうなのという話が出てきたときに「むしろ小笠原語かなと思ってしまいます」という唐突な発言をしたのだけど https://t.co/Hg2lRzu0FN linguasphere には無くて、glottolog にはあるのか https://t.co/faf4UbdsAJ glottolog網羅性良いな」 / X]], [TIME[午後5:46 · 2019年10月30日][2019-10-30T08:46:19.000Z]], [TIME[2024-05-01T07:29:01.000Z]] <https://twitter.com/cm3/status/1189463530103164928>

- [329] [CITE@ja[XユーザーのAruneko @ 06/29 OSC24doさん: 「バス停名称の英訳問題って結構難しくて、一応オリンピックに向けたガイドラインがあるのですがなかなか難しいところ。 https://t.co/nET9rJ8ZSr」 / X]], [TIME[午後5:48 · 2019年5月2日][2019-05-02T08:48:37.000Z]], [TIME[2024-05-01T07:29:01.000Z]] <https://twitter.com/aruneko99/status/1123871906707517441>
-- [330] [CITE@ja[XユーザーのAruneko @ 06/29 OSC24doさん: 「このガイドラインでは日本語の音声案内だけが流れることをおそらく前提としていて、英語名称のバス停は英語発音に近いヘボン式ローマ字で示すことを推奨していますね。」 / X]], [TIME[午後5:49 · 2019年5月2日][2019-05-02T08:49:33.000Z]], [TIME[2024-05-01T07:29:01.000Z]] <https://twitter.com/aruneko99/status/1123872139394863106>
-- [331] [CITE@ja[XユーザーのAruneko @ 06/29 OSC24doさん: 「一方でさっきRTした例が「Keimusho-mae」と書かれていたとしたら英語話者にはそこがどこであるのか全く伝わらないわけで、その意味では「Prison」と書くのもまた正しいわけですよね。」 / X]], [TIME[午後5:50 · 2019年5月2日][2019-05-02T08:50:51.000Z]], [TIME[2024-05-01T07:29:01.000Z]] <https://twitter.com/aruneko99/status/1123872466647027714>
-- [332] [CITE@ja[XユーザーのAruneko @ 06/29 OSC24doさん: 「ちょっとどっちに寄せるか決めかねたので道南バスのGTFSに含まれるtranslations.txtではひとまずオリンピック向けガイドラインを参考にヘボン式英語名称を制定していますが、今後の議論によってはもちろんバス停名称の「英訳」も考えられますね。」 / X]], [TIME[午後5:52 · 2019年5月2日][2019-05-02T08:52:07.000Z]], [TIME[2024-05-01T07:29:01.000Z]] <https://twitter.com/aruneko99/status/1123872785883901956>
-- [327] [CITE@ja[Xユーザーのhk40mさん: 「BCP 47的には、 ja-Hrkt よみがな ja-Latn ローマ字 en 英訳 とかでしょうか。 #GTFS-JP 仕様書ではenにローマ字をあてているのが気になりますが。」 / X]], [TIME[午後7:40 · 2019年5月2日][2019-05-02T10:40:39.000Z]], [TIME[2024-05-01T07:29:01.000Z]] <https://twitter.com/hk40m/status/1123900099162247168>



-*-*-

- [324] [CITE@ja[Xユーザーのhk40mさん: 「GTFSはstop_name等の音声の情報を含める方法/拡張はあるのだろうか? IETF BCP 47にInternational Phonetic Alphabet(fonipa)があるので、translations.txtのlanguageにja-fonipaとかでできる気はする。」 / X]], [TIME[午後10:56 · 2023年1月8日][2023-01-08T13:56:06.000Z]], [TIME[2024-05-01T07:29:01.000Z]] <https://twitter.com/hk40m/status/1612085740346937353>


[325] 正規名と読み仮名やローマ字名が書ける [[GTFS]] で他に読み上げ用情報も入れたいということか。しかし本当に
[[IPA]] で書くのか (書けるのか)...?


[350] 
なお [[SSML]] には [CODE[alphabet=""]] という読み上げ用情報の表記法を指定する[[属性]]があります。

** 「じゃない方」の識別子


[79] 
[[読み仮名]]や[[ローマ字]]表記に対する本来表記を表す
(例えば「氏名のよみがな」欄に対して「氏名」欄を表す)
ときには、通常の[[言語タグ]]
[CODE[ja]]
を使うことが多いです。

-*-*-

[252] 
[[言語タグ]]
[DFN[[CODE[ja-Jpan]]]] [SRC[>>251, >>259, >>260, >>291, >>305]]
や[[言語タグ]]
[DFN[[CODE[ja-Jpan-JP]]]] [SRC[>>261]]
が使われることがあります。


[253] 
しかしながら、[[用字系抑制]]の規則があるので、特に理由がなければただの [CODE[ja]]
を使うべきです。

[REFS[

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[260] 
[CITE@ja[Microsoft PowerPoint - 学術XML-R.ppt - Tokizane-TeX-20121027.pdf]], [TIME[2013-04-28T00:18:26.000Z]], [TIME[2024-04-05T15:40:03.972Z]] <https://tokizane.jp/Ref/TokiPDF/Tokizane-TeX-20121027.pdf#page=23>
]FIGCAPTION]

>- xml:lang=“en” 英語
>- xml:lang=“ja-Jpan” 漢字まじり
>- xml:lang=“ja-Kana” カタカナ
>- xml:lang=“ja-Hira” ひらかな
]LEFT]

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[259] 
[CITE@en-GB[Localised metadata for Art Tracks and original release dates - YouTube Help]], [TIME[2024-04-05T15:37:47.000Z]] <https://support.google.com/youtube/answer/4443834?hl=en-GB>
]FIGCAPTION]

>
[PRE[
    <Title TitleType="DisplayTitle" LanguageAndScriptCode="ja-Jpan">
]PRE]

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[251] 
[CITE@ja[デジタル音楽業界を支える仕組みとは #1 | レコチョクのエンジニアブログ]], [TIME[2024-01-16T07:27:00.000Z]], [TIME[2024-04-05T15:22:45.763Z]] <https://techblog.recochoku.jp/9225>
]FIGCAPTION]

>
[PRE(XML code)[
         <DisplayArtistName ApplicableTerritoryCode="Worldwide" LanguageAndScriptCode="ja-Latn" IsDefault="true">Saeko Shu</DisplayArtistName>
         <DisplayArtistName ApplicableTerritoryCode="Worldwide" LanguageAndScriptCode="ja-Jpan">しゅうさえこ</DisplayArtistName>
]PRE]
]FIG]

]REFS]


-*-*-

[221] 
稀に本来表記に[[言語タグ]]
[DFN[[CODE[ja-Hani-JP]]]]
が使われることがあります。
[SRC[>>102]]


[277] [[OpenID Connect]] の仕様書に
[CODE[ja-Hani-JP]] と [CODE[ja-Kana-JP]]
で漢字名とヨミガナ名を表すとの例示があります [SRC[>>276]]。
あくまで例示ではあるものの、仕様書にはっきりと明記されてしまっているので、
一般の解説記事もそれに従って紹介していて [SRC[>>290, >>288, >>289]]
何の疑問も挟まれていません。
実装仕様がウェブ公開されているもの [SRC[>>102]]
以外にも各所で使われてしまっていると考えるべきでしょう。

[80] [CODE[Hani]] は[[漢字]]を表します。[[漢字]]名と説明されており [SRC[>>102, >>276]]、
その説明を忠実にあらわす[[符号]]ではあるのですが、
実際には[[漢字]]だけとは限らず[[仮名]]や[[ラテン文字]]が含まれることもあり得ると考えられ、
[CODE[Jpan]]
がより適切とも思われます。

;; [227] [[仮名]]や[[ローマ字]]に対して「漢字の名前」のような言い方をすることはありますが、
そのまま[[符号]]になおすと不適切なこともある、ということです。

[REFS[

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[276] 
[CITE@en[Final: [[OpenID Connect]] Core 1.0 incorporating errata set 2]], [TIME[2023-12-16T05:56:59.000Z]], [TIME[2024-04-16T05:13:01.230Z]] <https://openid.net/specs/openid-connect-core-1_0.html#rfc.section.5.2>
]FIGCAPTION]

>
Human-readable Claim Values and Claim Values that reference human-readable values MAY be represented in multiple languages and scripts. To specify the languages and scripts, BCP47 [RFC5646] language tags are added to member names, delimited by a [CODE[#]] character. For example, [CODE[family_name#ja-Kana-JP]] expresses the Family Name in Katakana in Japanese, which is commonly used to index and represent the phonetics of the Kanji representation of the same name represented as [CODE[family_name#ja-Hani-JP]]. As another example, both [CODE[website]] and [CODE[website#de]] Claim Values might be returned, referencing a Web site in an unspecified language and a Web site in German. 
]FIG]

- [290] 
[CITE@en[Final: OpenID Connect Core 1.0 incorporating errata set 1]], [TIME[2023-02-07T09:56:05.000Z]], [TIME[2024-04-16T06:36:50.244Z]] <https://openid-foundation-japan.github.io/openid-connect-core-1_0.ja.html#rfc.section.5.2>


[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[102] [CITE@ja[Yahoo! ID連携:属性取得API(UserInfoAPI) - [[Yahoo!デベロッパーネットワーク]]]]
([TIME[2015-03-05 15:57:31 +09:00]] 版)
<http://developer.yahoo.co.jp/yconnect/userinfo.html>
]FIGCAPTION]

> given_name#ja-Kana-JP	カナ名	profile	ユーザーが登録している名のヨミガナを返却します。最大100文字の可変長です。
> given_name#ja-Hani-JP	漢字名	profile	ユーザーが登録している名の漢字を返却します。最大100文字の可変長です。

]FIG]

- [288] 
[CITE@ja[ID連携の標準化仕様紹介とセキュアな実装のためのアプローチ ~ 2021 - r-weblife]], [TIME[2024-04-16T06:32:21.000Z]] <https://ritou.hatenablog.com/entry/2021/09/05/100000>
- [289] [CITE@ja[IDトークンが分かれば OpenID Connect が分かる #OAuth - [[Qiita]]]], [TIME[2024-04-16T06:33:04.000Z]] <https://qiita.com/TakahikoKawasaki/items/8f0e422c7edd2d220e06>




]REFS]



[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[224] 
[CITE@en[用字副タグについて · Issue #54 · hfu/noteworthy · GitHub]], [TIME[2024-04-05T14:27:38.000Z]] <https://github.com/hfu/noteworthy/issues/54>
]FIGCAPTION]

>
=    ja, ja-Latn, ja-Kana, ja-Hira, ja-Hrkt は使うかもしれない
=    ja-Jpan は RFC 5646 の SHOULD 規定により使わない、ということになる
=    ja-Hani を使うこともないと思う。いわゆる Han-Unification 的な扱いになるので、かえって混乱を起こす可能性もあるし。また、漢字のみということをわざわざ示す必要があるユースケースはないのではないか。ja-Hani と書きたくなった場合には、ja とすれば OK である場合が多いと想像する
=    ja-Kana がカタカナだというのがトリッキー

]FIG]


[225] 
>>224 3. は誤解。[[漢字統合]]と [CODE[Hani]] は無関係。

[226] 
用途がないというのはその通りで、[[万葉仮名]]など特殊な事例以外で
[CODE[ja-Hani]] の出番はなさそう。

;; [228] 2. がどの [SHOULD[SHOULD]] を指すのかこの記述だけでは不明ながら、
[[用字系抑制]]の規定を指すと推察されます。


[306] >>305 は [CODE[ja-Jpan]] とともに [CODE[ja-Hani]] を例示しています。
意図はよくわかりません。

>複数の言語/スクリプトの組み合わせの名前 (たとえば日本語の [漢字 + ひらがな + カタカナ、xml:lang="ja-Jpan"] および漢字 [xml:lang="ja-Hani"]);

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[307] 
[CITE[Attribute: Language]], [TIME[2023-03-15T11:57:35.000Z]], [TIME[2024-04-16T11:24:48.835Z]] <https://jats.nlm.nih.gov/archiving/tag-library/1.1d1/n-pxx2.html>
]FIGCAPTION]

>Thus, for example, the following are among the expected values of [CODE[@xml:lang]] for Japanese, incorporating both a language (“[CODE[ja]]”) and a script type:
-    [CODE[xml:lang="ja-Hira"]] (Japanese written in Hiragana)
-    [CODE[xml:lang="ja-Hrkt"]] (Japanese written in Hiragana + Katakana)
-    [CODE[xml:lang="ja-Jpan"]] (Japanese written in Han + Hiragana + Katakana)
-    [CODE[xml:lang="ja-Hani"]] (Japanese written in Kanji (Hanzi, Hanja, Han))
-    [CODE[xml:lang="ja-Kana"]] (Japanese written in Katakana) 
]FIG]

[308] >>307 これは機械的に全組み合わせを例示していて、確かに値の説明にはなっていますが、
いつ何のためにこれらを使うべきなのかは何も説明されておらずわかりません。

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[436] 
[CITE@de-DE[Another RDF Encoding Form (aREF)]], [[Jakob Voß (voss@gbv.de)]], [TIME[2014-10-16T08:22:47.000Z]], [TIME[2025-11-06T15:04:23.200Z]] <https://gbv.github.io/aREF/aREF.html>
]FIGCAPTION]

>
[PRE[
  "skos_prefLabel": [
    "east@en",
    "Osten@de"
    "東@ja",
    "東@ja-Hani",
    "ヒガシ@ja-Kana",
    "higashi@ja-Latn"
  ]
]PRE]
]FIG]

[437] 
>>436 は [[RDF]] の構文の利用例として書かれたもので、
いろいろな[[言語タグ]]を使えるという以上の意図はないと思われますが、
[[日本語]]のいろいろな表記を[[言語タグ]]で区別できるという事例の提示であり、
興味深いところです。特に「東」を [CODE[ja]] と [CODE[ja-Hani]]
の2回わざわざ含めているのは何かしらの思うところがありそうですが、
残念ながら説明はありません。

-*-*-


[296] 
平成22年度の[[日本政府]]の[[総務省]]の事業である[[メタデータ情報基盤構築事業]]のまとめた指針は、
[[RDF]]
において[[特性]]の値の[[言語タグ]]を [DFN[[CODE[ja-Kanji]]]] (原表記)
と [CODE[ja-Kana]] (読み、実例では[[ひらがな]])
で区別する方法を推奨していました。
[SRC[>>295]]



[297] 
[[メタデータ情報基盤構築事業]]はその他に、
本来表記と読みが区別される場合において、
[[仮名]]の読みと[[ローマ字]]の読みを区別するため
[CODE[ja-Kana]] (実例では[[片仮名]])
と
[CODE[ja-Latn]] 
を使う方法を示していました。
[SRC[>>295]]

;; [299] 2つ方法が示されていますが、
この方法「も」推奨されているのかどうか、指針の書き方が曖昧でよくわかりません。
しかも実例を重視した書き方のためどこまでが推奨される規定でどこからが例示に過ぎないのかがよくわかりません。
特に、具体的な[[言語タグ]]は例示内にしか出現しないので、
それらは例に過ぎず実際には読み手の責任で選べというのかもしれませんが、
それだと指針として統一的な構造を要求する意味がないですよね...
[[平成時代]]後期の技術仕様書としては品質に難ありで困ったものです...

[300] ここで [CODE[ja-Latn]] を使っているということは、
4文字の[[用字系部分タグ]]の[[標準化]]を認識した上で書かれているはずですが、
[[片仮名]]を表す [CODE[Kana]] で[[平仮名]]と[[片仮名]]の両方を認めていたり、
4文字の[[用字系部分タグ]]ではない [CODE[Kanji]] で「じゃない方」を表していたり、
微妙に独自路線を行っているのが不思議です。

;; [301] [[用字系部分タグ]]が[[標準化]]される前の[[言語タグ]]の旧仕様なら、
そのように好きに使って構わなかったのですけどね。新仕様を認識した上で、
旧仕様時代の蓄積があるわけでもなさそうなのに、謎です。


[294] 
[[RDF]]
において
[DFN[[CODE[ja-Hani]]]] (原表記)
と
[CODE[ja-Kana]] ([[片仮名]])
による区別を例示した解説もあります。 [SRC[>>293]]
>>296 とよく似た内容であり深い関係性が窺われます。


[282] 
[[日本]]の[[国立国会図書館]]が運営する[CITE[ジャパンサーチ]]は
[CODE[ja-Kana]] を使っています [SRC[>>280, >>284]] が、
なぜかその意味を

>[SNIP[]]言語タグ[CODE[ja-Kana]]は、カタカナだけでなくひらがなを含めた読みのために用いる。

と定めています [SRC[>>281]]。これは明確な'''誤用'''です。しかもこの書き方から、
[CODE[Kana]] が[[片仮名]]だとわかっていて敢えて使っているように読めますが、
その意図は説明されておらず不明です。

[283] 
不明ではあるのですが、 >>296 から >>294 を経て >>282 に至ったとすれば話が綺麗に繋がります。
話は繋がるものの、「なぜ」はやっぱり不明です。

;; [302] [[日本政府]]として [CODE[Kana]] に[[片仮名]]を割り当てた変な[[符号]]体系に抗議したいということなら、面白い試みなのですが...

[REFS[

- [295] 
[CITE@ja[000132512.pdf]], [TIME[2022-04-15T17:51:47.000Z]], [TIME[2024-04-16T07:02:49.236Z]] <https://www.soumu.go.jp/main_content/000132512.pdf#page=43>
- [293] 
[CITE@ja[Web NDL Authoritiesの設計 '''['''8''']''' 読みの表現]], [[神崎正英]], [TIME[2012-09-25T11:20:07.000Z]], [TIME[2024-04-16T06:51:15.047Z]] <https://www.kanzaki.com/works/2012/pub/0118lodj.html#s8>
- [280] 
[CITE@ja[平成29年度「[[ジャパンサーチ]](仮称)」利活用フォーマット検討成果物 - jps_metadeliverables.pdf]], [TIME[2018-05-30T04:10:56.000Z]], [TIME[2024-04-16T05:25:08.843Z]] <https://www.ndl.go.jp/jp/dlib/standards/pdf/jps_metadeliverables.pdf#page=11>
- [284] 
[CITE@ja[- 4_342.pdf]], [TIME[2024-04-16T05:35:44.000Z]] <https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsda/4/4/4_342/_pdf/-char/ja#page=5>
- [281] [CITE@ja[基本記述プロパティ - [[ジャパンサーチ]]]], [TIME[2024-03-26T00:29:46.000Z]], [TIME[2024-04-16T05:27:59.661Z]] <https://jpsearch.go.jp/static/developer/property_simple/#schema%3Aname>

]REFS]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[303] 
[TIME[2024-04-16T10:05:50.000Z]]
<https://fit.repo.nii.ac.jp/record/407/files/DC_Ko_k_50.pdf>
#page=40
]FIGCAPTION]

>
[LEFT[
立花祭ホームページの URI を主語として記述し,立花祭に関する記述を別の triple の集[BR[]]
合として整理している.その URI が“立花祭”であることを rdfs:label により示している.[BR[]]
共通語彙基盤では ic:カナ表記として“タチバナサイ”を記述しているが,図 24 のように[BR[]]
@ja,@ja-Kana のように別の表記として記述することが可能である.この他,漢字表記の[BR[]]
場合は@ja-Kanji,ローマ字表記の場合は@ja-Lath,英語の場合は@en,中国語の場合は@zh[BR[]]
のように言語タグによって別の表記として記述できる.但し,基本的にラベルやタイトルな[BR[]]
どのプロパティは1つの主語に対して1回の出現回数とする制限があるため,「"立花祭"@ja,[BR[]]
"福岡工業大学立花祭"@ja」のように記述することは誤りである.言語タグが異なるならば,[BR[]]
1 回の出現回数という制限がある場合でも複数のリテラルを定義できる.
]LEFT]
]FIG]

[304] 図24では本来表記に [CODE[ja]]、
[[カタカナ]]表記に [CODE[ja-Kana]] を使っている。
[CODE[ja-Lath]] は明らかに誤りで、利用例は示されていない。
[CODE[ja-Kanji]] の利用例も示されていない。


** 読み仮名やローマ字表記と「じゃない方」を言語タグで区別すること

[232] 
[CODE[ja-Hira]] や [CODE[ja-Kana]]
のような[[言語タグ]]は[[読み仮名]]用の識別子に使われることが多いですが、
「読み仮名」という言葉が持つ「本来の表記は[[漢字仮名混じり]]であるところ、
発音を明確にするため[[仮名]]表記でも併記する」というニュアンスは[[言語タグ]]自体には表れていないことには注意が必要です。
そのようなニュアンスが必要だとすると、[[言語タグ]]ではなくそれを利用する文脈 
([[プロトコル]]や[[データ形式]]やそれらを活用する[[応用]]) の側で定める必要があります。 

[377] 
[CODE[ja-Latn]] で「[[読み仮名]]に相当する[[ローマ字]]表記」を表すこと、
[CODE[ja]] や [CODE[ja-Jpan]] で「じゃない方」を表すことも同様です。

[EG[

[233] 
例えば[[日本語]] ([CODE[ja]]) と[[英語]]と[[仏語]]と・・・のデータを併記できる[[多言語文字列対]]データがあったとして、
そこに [CODE[ja-Hira]] のデータを追加したとしても、
[[日本語]]や[[英語]]や[[仏語]]と並列の別の言語のデータと解釈されるのが自然で、
[CODE[ja]] と [CODE[ja-Hira]] が対になっていてセットで使われるデータと解釈されるためには特別の規定と処理が必要になります。


]EG]

[EG[

[368] [[RDFリテラル]]の[[言語タグ]]を使って[[読み仮名]]や[[ローマ字]]と「じゃない方」
を区別する方法を採るには、[[RDFデータモデル]]のレベルでは何の規定もありませんから、
[[語彙]]の[[意味]]なり、[[処理モデル]]なりに於いて明示的に定める必要があります。

[369] 例えば

- [370] [[主語]] [VAR[S]], [[述語]] [VAR[P]], [[目的語]]: [[RDFリテラル]] 
([VAR[v]], [CODE[ja]])
- [371] [[主語]] [VAR[S]], [[述語]] [VAR[P]], [[目的語]]: [[RDFリテラル]] 
([VAR[w]], [CODE[ja-Kana]])

の2つの[[文]]があるとき、
この2[[文]]は[[RDFデータモデル]]のレベルではまったく無関係です。

- [372] 2つの[[文]]はたまたま [VAR[S]], [VAR[P]] が一致するだけで本当に無関係
- [373] [VAR[v]], [VAR[w]] は同じものをまったく別の表現で記述している
- [374] [VAR[v]] と [VAR[w]] は同じ語で、 [VAR[v]] と書くこともあれば
[VAR[w]] と書くこともある
- [375] [VAR[v]] と [VAR[w]] は同じ語で、 [VAR[v]] が通常の表記で
[VAR[w]] はその[[読み仮名]]である

など、いろいろな解釈の可能性があります。

[376] 
そのいずれであるかを確定させたければ、 [VAR[P]] の定義においていずれであるかを明確にするなり、
いずれであるかを定めるための別の[[文]]を付け足すなりしなければなりません。


]EG]

-*-*-


[234] 
[[読み仮名]]だけでなく「平仮名のみの文章」や「片仮名のみの文章」も
[CODE[ja-Hira]] や [CODE[ja-Kana]] で表される対象であることにはやはり注意が必要です。
具体的には、

- [235] 年少者向けの文章 (>>105)
- [236] 非日本語母語話者向けの文章
- [237] [[文学]]的理由で[[仮名]]で書かれた文章 ([[俳句]]等の[[詩]]も含む)
- [238] [[仮名]]専用主義者による文章 [SEE[ [[国語国字問題]] ]]
- [239] [[前近代]]の[[仮名文書]]
- [240] [[電報]]、初期[[計算機]]など技術的制約のもとで[[仮名]]のみで書かれた文章

のようなものがあります。
設計者はこうしたものと[[読み仮名]]の共存が必要かどうか、可能かどうかを考慮しなければなりません。


[367] 
[CODE[ja-Latn]] で「[[読み仮名]]に相当する[[ローマ字]]表記」を表すことにも、
同じことが言えます。
「[[読み仮名]]に相当する[[ローマ字]]表記」以外の[[日本語ローマ字]]文は例えば

- [242] 非日本語母語話者向けの文章
- [243] [[ローマ字]]化主義者による文章 [SEE[ [[国語国字問題]] ]]
- [244] 初期[[計算機]]など技術的制約のもとで[[ローマ字]]表記された文章
- [383] [[日本語話者]]による[[計算機言語]]の[[ソースコード]]中の[[識別子]]等で[[ローマ字表記]]のもの
- [384] [[日本語話者]]による[[ファイル名]], [[ドメイン名]], [[メールアドレス]], [[URL]], [[アカウント名]]等の[[ローマ字表記]]の部分
- [385] [[商号]], [[製品名]], [[芸名]]等で[[ローマ字表記]]されたもの
- [386] [[視覚デザイン]]上の理由から[[ローマ字表記]]された語句や文章
- [387] [[日本語]]以外 (主に[[ラテン文字]]表記の[[言語]]) の文章における[[日本語]]文章の[[引用]]部分

があります。これらにもやはり [CODE[ja-Latn]] が使えます。


-*-*-

[359] 
また、[[読み仮名]]として使う場合もそれ以外として使う場合も、
[CODE[Hira]],
[CODE[Kana]],
[CODE[Hrkt]]
を指定したからといって、厳密に[[平仮名]]や[[片仮名]]'''のみ'''でなければならない'''わけではない'''ことには注意が必要です。

[EG[

[360] 
例えば、「「住所の読み仮名 ([CODE[ja-Hira]])」欄
で[[欧州数字]]を仮名に開かずそのまま含めること」
「[[漢数字]]が混じった[[仮名文書]]を [CODE[ja-Hira]] で表すこと」
「慣習により[[漢字]]に置換した[[仮名異体字]]を [CODE[ja-Kana]] の文章に含めること」
「[CH[・]], [CH[-]], [CH[、]]などの記号を含めること」
には問題がないと考えられます。

[361] 
勿論[[言語タグ]]を使う[[応用]]仕様や実装の個別具体の規定により、
こうしたものを認める、認めない、と決めることはできます。
しかしそれは[[言語タグ]]それ自体から導かれる規定ではなく、
[[応用]]独自の規定が必要となります。

]EG]

[362] 
なお、[[全角カナ]]と[[半角カナ]]の違い、
[[濁点]]の[[文字合成]]に関する記述の違い、
標準仮名と[[変体仮名]]などは、
[[文字コード]]に関する技術的な差異に過ぎず、
[[言語タグ]]/[[用字系符号]]とは独立した問題です。

[EG[

[363] 例えば「半角カナで表されるヨミガナ」
「全角カナで表されるヨミガナ」
「半角カナでも全角カナでもいいのでヨミガナ」
のいずれも [CODE[ja-Kana]]
で表すことができます。

]EG]

-*-*-

[378] 
なおこうした[[言語タグ]]による区別の方法で表現できるのは、
いわゆる[[読み仮名]]のうち、欄単位で区別されるべきものだけであることにも、
注意が必要です。

[379] 
[[読み仮名]]には他にも語単位で記述するもの、文字単位で記述するものがあります。
[SEE[ [[読み仮名]] ]]
そうした記述力が必要なら、欄単位の[[言語タグ]]の記述の仕組みではまかないきれません。
[[HTML]] の [CODE[ruby]] [[要素]]のような細やかな記述ができる機構が必要となります。
[SEE[ [[ルビ]] ]]



-*-*-

- [278] [CITE@en[Property talk:P1814 - [[Wikidata]]]], [TIME[2024-04-15T22:06:44.000Z]], [TIME[2024-04-16T05:19:00.110Z]] <https://www.wikidata.org/wiki/Property_talk:P1814#h-Use_of_property_and_name_in_native_language_(P1559)_or_native_label_(P1705)-Discussion-2016-11-07T13%3A00%3A00.000Z>

[279] >>278 これは[[言語タグ]]による区別でいいのではないかとの問いに対し、
[[読み仮名]]であることを別に表す方が便利との回答。




** 旧表記日本語の識別子

[354] 
[[昭和時代]]の[[国語改革]]の前後の表記法の違いを表したいという需要があります。

-*-*-

[74] 
[[平成時代]]中期頃、[[正字正仮名]]文の[[言語タグ]]の提案がいくつかありました。
実用例は見当たりません。


[69] 
[CITE[ねこめしにっき(2001年4月中旬)]], [TIME[2006-01-05T18:47:42.000Z]], [TIME[2024-04-03T12:52:06.173Z]] <http://www.remus.dti.ne.jp/~a-satomi/nikki/2001/04b.html#d11n03>

>[SNIP[]]野嵜さんのテキストの引用部分へ [CODE[lang="正字正假名-ja"]] を指定する事にして事無きを得てもよいですか。(笑)

;; [70] 未実施

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[71] 
[CITE@ja[あくせくしているびりてい - カナかな団の躁鬱]], 
投稿者 [[首領]],
投稿日 2001年07月26日 11時32分,
[TIME[2024-04-03T12:58:41.000Z]] <http://www.aboutworks.com/shokodei/diary/read?200107e03#PrintNo3>
]FIGCAPTION]

>
そこで、現代かなづかいを"ja"、正字正かなを"valid-ja"、ついでに(謎)かなづかいを"nazo-ja"、ってな感じで追加するというのは……駄目ですか……?
]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[73] 
[CITE@ja[言語コード - カナかな団の躁鬱]], 
投稿者 [[首領]],
投稿日 2001年07月26日 16時39分,
[TIME[2024-04-03T13:00:11.000Z]] <http://www.aboutworks.com/shokodei/diary/read?200107e01#PrintNo3>
]FIGCAPTION]

>[SNIP[]]"valid-ja"では駄目ではないですか。
>
よって正字正かなは"ja-nippon"、(謎)かなづかいは"ja-nazo"にしなくてはいけましぇんね。この方法で行くと各地の方言もカバーできそう……。"ja-ibaraki"とか"ja-ohsaka"とか。

;; >>71 を引用

]FIG]

[37] 
[[正字正假名]]の[[日本語]]を
[DFN[[CODE(lang)[ja-trad]]]]
と表す提案がありました。
[SRC[>>53]]

[REFS[

- [53] <http://www1.odn.ne.jp/bungaku-shitsu/appendix/diary/d0107-3.html#d010725-8>
-- [54] 消滅確認 [TIME[2024-04-03T12:30:33.000Z]]
-- [55] 
[CITE[文学室:1997]], [[satoshii]], [TIME[2024-04-03T12:28:49.000Z]], [TIME[2001-11-23T08:16:08.237Z]] <https://web.archive.org/web/20011123081552/http://www1.odn.ne.jp/bungaku-shitsu/appendix/diary/d0107-3.html#d010725-8>
-- [72] >>71 を引用

]REFS]

-*-*-

[353] 
[[平成時代]]終わりから[[令和時代]]初期にかけても新旧表記法の識別子の提案はちらほらあります。

- [322] [CITE@ja[Xユーザーの鵺(マッチ)さん: 「新字新仮名と旧字旧仮名とを区別するには IETF 言語タグはどう書くべきなのだろう? 新字新仮名は ja-JP-1946 と書けそうな気がするが、旧字旧仮名の上手い表し方がよくわからない。(IANA に登録されていない以上いずれも私用領域で表すべきなのだろうけど)」 / X]], [TIME[午後10:33 · 2017年11月16日][2017-11-16T13:33:46.000Z]], [TIME[2024-05-01T07:29:01.000Z]] <https://twitter.com/nue_of_k/status/931153321712164864>

;; [323] 
現行の[[新字体]]が最初に制定されたのは[TIME[昭和24(1949)年][1949]]の[CITE[当用漢字字体表]]。
[TIME[1946(昭和21)年][1946]]は[CITE[当用漢字表]]の制定年で、誤り。
なお、現在通用する[[新字体]]はその後の[CITE[常用漢字表]]による改正(追加)および[[人名漢字]]による事実上の改正も含まれるので、
単一の[[年号]]で表すとすると平成2年あたりのどこかになるはず。
(特定の法令による表記を指すのではなく「新字」を指したいときに[[年号]]で表すという手法がよくない。)


[143] [CITE@en[Pleroma/nixeneko]], [TIME[2024-04-03T15:04:12.000Z]] <https://nixeneko.info/notice/9iXYptD9JgifHDGuZs>

>PleromaにJapanese (Traditional)とかいって旧字旧仮名ロケールを追加したらどうだらう

[144] [CITE@en[Pleroma/nixeneko]], [TIME[2024-04-03T15:04:42.000Z]] <https://nixeneko.info/notice/9iXaJ219kjqqwS7cwK>

>現状のPleromaの言語、言語タグでいくとja-Hrktといった趣がある。

[145] [CITE@en[Pleroma/nixeneko]], [TIME[2024-04-03T15:05:00.000Z]] <https://nixeneko.info/notice/9iXeyQQMJYpkKJu6CG>

>旧字旧仮名日本語の言語タグ、ja-x-tradとかになるのかな。

;; [146] 令和元年の投稿




[314] 
[[LIISコード]]で[[仮名遣い]]と[[漢字字体]]の組み合わせで4種類の[[符号]]が定義されています。
(>>313)

[352] [[言語タグ]]として使う方法も決められています。
しかし [CODE[ja-]] から始まらないので、対応していない一般の実装で[[日本語]]扱いされないのが実用上の難点です。


- [392] 
[CITE@en[Wp/ja-classical - Incubator Plus 2.0]], [TIME[2024-11-16T17:33:40.000Z]], [TIME[2024-11-25T01:44:49.129Z]] <https://incubator.miraheze.org/wiki/Wp/ja-classical>
-- [393] 
[CITE@en[メインページ - Wp/ja-classical - Incubator Plus 2.0]], [TIME[2024-11-20T01:38:24.000Z]], [TIME[2024-11-25T01:45:00.967Z]] <https://incubator.miraheze.org/wiki/Wp/ja-classical/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8>

[394] >>392 は

>ISO 639-3: ja-classical

としていますが、 [DFN[[CODE[ja-classical]]]] は [[ISO 639-3]] の[[符号]]ではありません。

> Classical Japanese language

と説明されていて [[English]] 版[CITE[Wikipedia]]の記事にリンクされています。
その記事は classical Japanese language、対応する[[日本語]]は[[文語]]としていて、
[[旧字体]]、[[旧仮名遣い]]、[[文語文法]]が説明されています。

[395] >>393 は

>このヰキペヂアは、正字正かな、或いは舊字舊かなと呼ばれる漢󠄁字、假名遣󠄁ひを用ゐるものです。

と説明しています。この文章は[[ですます体]]ですが、他の記事は[[だである体]]で、
いずれにせよ[[文語体]]ではありません。

** 日本語点字表記の識別子

[341] [[点字]]は [CODE[Brai]] で表されますから、
[[日本語]]を[[点字]]表記したもの全般は
[DFN[[CODE[ja-Brai]]]]
で表せます。

[345] 
効果的に活用した事例は未見です。

[344] 
[[言語]]非依存の[[点字]]入力用[[鍵盤]]定義が [CODE[ja-Brai]] を採用した事例があります
[SRC[>>342, >>343]] が、これはいろいろな[[言語]]を機械的に列挙しただけです。

[346] 
[[日本語]]の[[点字]]表記法は、代表的なものの他にも何種類かあります。
[SEE[ [[日本語点字]] ]]
[CODE[ja-Brai]] は具体的にどの表記法を採用するかを指定せずに[[点字]]全般を表しています。
区別の必要があるなら、より細かな区分の[[言語タグ]]を用意することになります。

[REFS[

- [342] [CITE@en['''['''malar_braille''']''' BCP 47 tag modified]], [[ramesh-k]], [TIME[2019-09-17 03:05:30 +09:00]], [TIME[2024-05-01T09:53:33.000Z]] <https://github.com/keymanapp/keyboards/commit/d429c808315b27ec520604a37dc546d17d619654>
- [343] [CITE[Keyboard search API 2.0 Specification]], [TIME[2024-05-01T09:53:42.000Z]] <https://help.keyman.com/developer/cloud/search/current-version/>

]REFS]


** 日時表示

[23] [[元号]]を使うことを明示するために[[言語タグ]]
[CODE(lang)@en[ja-JP-u-ca-japanese]]
を使うことがあります。

;; [57] 
明示しないからといって[[和暦]]でないことにはなりません。

[56] 
また、
[[日本]]関係の
[CODE[u-nu]]
の値として、
[CODE[jpan]],
[CODE[jpanfin]],
[CODE[jpanyear]]
があります。
[[数字]]表記の方法を明示したいときに[[言語タグ]]に組み入れて使うことができます。

-*-*-

[165] 
>>164
は
[DFN[[CODE[ja-JP-u-ca-iso8601-tz-jptyo]]]]
という例を示しています。[[日本国]]の[[日本語]]で [[ISO 8601]] 式の[[東京時間]]を表します。

[166] 
>>164 は「ISO 8601 形式の日付・時刻、日本標準時」と解説していますが、
[CODE[u-ca]]
の登録では 
[CODE[iso8601]]
は

> ISO calendar (Gregorian calendar using the ISO 8601 calendar week rules)

と説明されています [SRC[>>171]]。
つまりただ [[ISO 8601暦]]というだけではなく[[週暦]]を表しています。
これを「ISO 8601 形式の日付・時刻」と要約するのは甚だ誤解を招きます。

[167] 
人工的な用例の提示とはいえ[[日本]]でほとんど利用のない[[週暦]]をわざわざ使った意図は謎で、
>>164 の[[著者]]も「ISO 8601 calendar week rules」を見落としている可能性があります。

[169] 
というか >>164 は [[Unicode Consortium]] の登録簿か何かから「抜粋」して

>
, 	iso8601 ,	ISO-8601 Calendar 	,↑↑↑ 	,ISO-8601

と書いているのですけど、この「抜粋」する前の記述はどこなんですかねえ。
大事なところが省かれてるじゃないですか。

[172] 
ということで探したらありました。登録簿 [SRC[>>171]] ではなく表示用の文字列データ
[SRC[>>170]] では「ISO-8601」「ISO-8601 Calendar」のようになっていて、
>>164 はそれを拾っていたのですね。
変な定義した [[Unicode Consortium]] 
と不正確なラベルを付ける [[Unicode Consortium]] が一番悪く、
定義でないところを参照した >>164 がその次に悪い。


;; [168] [[週暦]]を 「[[ISO 8601]]」 とだけ呼んで表すのはほとんど誤りに近いので、そのような用法は避けるべきですが、
たまにそう呼ばれているのもまた事実。

[REFS[

- [171] 
[CITE@en[cldr/common/bcp47/calendar.xml at main · unicode-org/cldr · GitHub]], [TIME[2024-04-04T14:20:09.000Z]] <https://github.com/unicode-org/cldr/blob/main/common/bcp47/calendar.xml>
- [170] 
[CITE@en[cldr/common/main/en.xml at main · unicode-org/cldr · GitHub]], [TIME[2024-04-04T14:19:53.000Z]] <https://github.com/unicode-org/cldr/blob/main/common/main/en.xml>
- [164] 
[CITE@ja[(プログラマのための)いまさら聞けない標準規格の話 第4回 国際化編 | オブジェクトの広場]], [TIME[2024-02-15T05:30:16.000Z]], [TIME[2024-04-04T14:04:34.753Z]] <https://www.ogis-ri.co.jp/otc/hiroba/technical/program_standards/part4.html>



]REFS]


** 変形

[199] 
[[言語タグ]]の[[拡張T]]を使うとどのような[[変形]]を経て得られたものかを記述できます。

[200] 
[[拡張T]]の仕様等で次のような利用例が示されています。
[SEE[ [[拡張T]] ]]

- [201] [CODE[ja-t-de-m0-und-x0-medical]] : 
[[日本語]]であって、[[独語]]からの[[機械翻訳]]で、
([[私用]]タグ利用:) 医学用語辞書を使ったもの。
- [202] 
[CODE[ja-t-it]] : [[日本語]]であって、[[イタリア語]]から変換したもの
- [203] 
[CODE[ja-Kana-t-it]] : [[日本語]]の[[カタカナ]]表記であって、
[[イタリア語]]から変換したもの

[204] 
「変換」は広い意味で使うことができるので、[[外来語]]や[[ローマ字]]をはじめいろいろなものの記述に適用できそうです。

[391] 
[[English]]から機械的に[[翻訳]]された[[日本語]]を表すため
[DFN[[CODE[ja-x-mtfrom-en]]]]
が使われる事例があります。
[SEE[ [[-x-mtfrom-]] ]]


[390] 
[[音声]]から機械的に生成された[[文字データ]]を表すため
[DFN[[CODE[ja-x-autogen]]]]
が使われる事例があります。
[SEE[ [[-x-autogen-]] ]]

** 絵文字

[255] 
>>254
は[[絵文字]]の[[フォント]]選択の制御のために[[拡張U]]を使う例を示しています。

- [DFN[[CODE[ja-Jpan-JP-u-em-emoji]]]]
- [DFN[[CODE[ja-Jpan-JP-u-em-text]]]]
- [DFN[[CODE[ja-Jpan-JP-u-em-default]]]]

[256] 説明のための人工的な例で、実用的ではありません。

[REFS[

- [254] [CITE@ja[絵文字を支える技術について|[[nona]]]], [TIME[2024-04-05T15:28:50.000Z]] <https://note.com/ttuusskk/n/n1bff5d8e638c>

]REFS]


* その他位相言語の識別子

** [CODE[mul-kambun]] (言語タグ)

[92] 
[DFN[[CODE(lang)@mul[mul-kambun]]]]は、
([[日本]]の) [[漢文]]用の[[言語札]]です。

[93] 
この[[言語タグ]]は[[平成時代]]中期に定義されました。

[94] 
[[漢文]]は[[中国語]] (ただし現代中国語ではなく、古典中国語)
としての性質と[[日本語]]としての性質を併せ持っていますから、
[CODE(lang)@en[[[mul]]]]と札付けするのが適当だと考えます。

[95] 
[[白文]]、[[訓読文]]、[[書き下し文]]のいずれにも[CODE(lang)@en[[[mul-kambun]]]]を使えます。
これらを区別する必要がある場合のlanguage tagも必要かもしれませんが、どういう名前が良いか検討が必要です。
[[和様漢文]] ([[変体漢文]]) を区別する必要があるかも検討が必要です。


[96] 
[[朝鮮語]]等の、[[日本語]]以外における[[中国語]]は対象外としています。

[161] 
[[中文言語タグ]]も参照。


[364] 
でも表示その他の応用を考えると、 [CODE[ja-]] から始まる[[言語タグ]]に改めた方がいいかもしれないですねえ。
大陸由来のものも含め、[[日本]]で扱われる[[漢文]]は[[日本語]]表記の1つといっていい
([SEE[ [[中文言語タグ]] ]]) ものになっているとも考えられますから。


[440] 
[[現代日本]]で使われる[[漢文]]は、

- [441] 学術目的で利用される前近代アジア大陸の[[漢文]]や前近代日本の[[変体漢文]]
- [442] 教育や教養の目的で利用される有名[[漢文]]

の2つが需要の大きな分野と思われます。

[443] 
>>441 は多岐にわたるので一概には言い難いですが、 >>442 
は前近代の[[漢文]]の慣習に基づき[[近代日本]]で教育その他の目的で整備、標準化され、[[現代日本]]で調整されつつ引き継がれているものであり、
その[[訓点]]や[[書き下し文]]の表記法は必ずしも前近代のものと同じではありません (違うというわけでもありませんが)。




[3111] 
>>3108 の提起者の例文は[[白文]]を [CODE[lzh]],
[[書き下し文]]を [CODE[ojp-t-lzh]],
現代日本語訳文を [CODE[ja-t-lzh]]
としています。 >>3108 自体は人工的な [[HTML]] 例文ですが、
実用したい事案があっての例文なのか、
問題的のための完全に人工的な作文なのかは不明です。

[438] [CODE[lzh]] の利用については実用上の問題があります。 [SEE[ [[lzh]] ]]

[439] [[書き下し文]]たる[[文語文]]を [CODE[ojp]] で表すことには議論の余地もありそうです。


[REFS[

-
[3108] [CITE@en[`:lang(lzh)` elements in non-traditional-Chinese CJK elements should not switch font to Traditional Chinese one · Issue #13050 · [[w3c]]/csswg-drafts]], [TIME[2025-12-02T05:22:31.000Z]] <https://github.com/w3c/csswg-drafts/issues/13050>

]REFS]

** [CODE[x-Nise-Chinese]] (言語タグ)

[420] [DFN[[CODE[x-Nise-Chinese]]]] [SRC[>>421]]
は[[偽中国語]]を表す例文で用例があります。

[422] 
[[偽中国語]]は[[中文]]の知識に乏しい 
(せいぜい[[学校教育]]レベルの[[漢文]]や簡単な挨拶文や中華料理名程度の現代[[中文]]しか知らない) 
[[日本語話者]]が[[漢字]]文で[[中文]]風味にしたものです。

;; [425] 
[[変体漢文]]が[[日本語]]の一形態であるのと同じように、これも[[偽中国語]]と称してはいますが、
[[日本語]]の一形態というべきものでしょう。

[423] 
[[日本人]]同士の娯楽目的の俗な文化として意外と広く薄く継続的に行われています。
今のところ[[言語タグ]]の用例は1例しか見つかっていませんが、
言語切り替え用などで案外需要はあるかもしれません。

[REFS[

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[421] [CITE@ja[<img longdesc=...>について]]
([TIME[2010-11-17 21:33:48 +09:00]] 版)
<http://deztec.jp/x/10/faireal/d11223_2.xml>
]FIGCAPTION]

><p>偽春菜だから、しゃべる言葉も偽中国語。こんなぐあいだ。</p>

> <img src="img/niseharuna_nisechinese.png"
>  xml:lang="x-Nise-Chinese"
>  alt="可可逝世!" longdesc="../../../image/d-niseharuna.htm"
>  width="500" height="275" />

]FIG]

;; [424] 
>>421 がおもしろいのは、 >>421 は [[HTML]] の解説記事なのでこの部分は
[[HTML]] の例文とそれを実際に利用した例の2箇所あるものの、
[CODE[xml:lang]] が指定されているのは実際の利用例の方だけだというところ。
[[HTML]] の例文の方にはなぜか[[言語指定]]がない。
後から [CODE[xml:lang]] を付けようと思い立って片方に追加し、
もう1つは付け忘れたのだろうか。

]REFS]




** [CODE[ja-2ch]] (言語タグ)

[97] 
[DFN[[CODE[ja-2ch]]]]
は[[2ちゃんねる語]]を表す[[言語タグ]]です。

[98] 
[[平成時代]]中期に独立して方々で考案され使われました。

[134] 
当時は [CODE[ja-2ch]] は仕様上も正当な[[言語タグ]]でした。その後 [[IETF言語タグ]]の仕様書が改定され、
一般で使われている[[言語タグ]]の実情を調査することもなしに[[非互換変更]]してしまったので、
現在の[[IETF言語タグ]]の仕様では規格違反になってしまいます。

[135] 
利用者はこの問題を深刻に捉える必要はありません。
[[非互換変更]]は完全に [[IETF]] のミスです。
[[2ちゃんねる語]]は [CITE[2ch]] の衰退でほぼ[[死語]]で、
今後この[[言語タグ]]が今まで以上に普及するとは考えにくいので、
今更理論上だけの仕様適合性にこだわるより、従来の記述方法との連続性の方が重要です。



[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[111] [CITE@ja[<img longdesc=...>について]]
([TIME[2010-11-17 21:33:48 +09:00]] 版)
<http://deztec.jp/x/10/faireal/d11223_2.xml>
]FIGCAPTION]

> 同様の遊びとして、
> <q cite="http://pc.2ch.net/..." lang="ja-2ch">ハゲ銅!ahooのせいでみかかが株をあげたと思われ。</q>
> なんてこともできます。

]FIG]


-
[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[113] [CITE[[[Strict-HTML スレッド]] 37]]
([TIME[2015-04-26 22:43:43 +09:00]] 版)
<http://pc8.2ch.net/test/read.cgi/hp/1154869185/839-845>
]FIGCAPTION]

> xml:lang="ja-2ch" 
> とすれば2ch語。 

]FIG]
-- [45] 移転確認 [TIME[2022-12-04T04:30:49.800Z]]
-- [46] [CITE[[[Strict-HTML スレッド]] 37]], [TIME[2022-12-04T04:30:20.000Z]] <http://pc8.5ch.net/test/read.cgi/hp/1154869185/839-845>
-
[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[114] [CITE[[[和泉日記]] 2クール目 ● ペンフロ]]
([TIME[2015-04-26 22:44:33 +09:00]] 版)
<http://ma-na.biz/zzz/r.cgi/diary/1113822368/947>
]FIGCAPTION]

> この日記スレなら2ch語ベースで書かれているので記述するとしたらja-2chか。 

]FIG]
-- [47] 消滅確認 [TIME[2022-12-04T04:30:04.100Z]]



[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[115] [CITE@ja[一行づつタグを書いてHPを完成させるスレ Web制作@ネット関係(1から200までのページです)]]
([TIME[2002-05-18 05:41:00 +09:00]] 版)
<http://viva2ch.net/hp/1010056747-0.html>
]FIGCAPTION]

> <html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" xml:lang="ja-2ch"> 

]FIG]


[133] 
>>131 の例文は [DFN[[CODE[ja-x-2ch]]]] を使っています。


** Mac 用日本語の識別子

[49] 
[DFN[[CODE[ja-JP-mac]]]] や
[DFN[[CODE[ja-JPM]]]]
は、 [[Macintosh]] の用語の指針に基づいた[[日本語]]を表す[[ロケール識別子]]として[[平成時代]]中期頃の
[[Mozilla]]
プロジェクト関連製品で使われることがありました。

[356] 
[[プラットフォーム]]ごとに[[UI]]の用語の指針があり、 [[Mac]] 用とそれ以外を区別する必要があったために、
このような識別子が使われたのです。
ある種の[[位相言語]]を記述したものといえます。

[50] 
[CITE[L10N FAQ - 日本語パックについて]] <http://www.mozilla-japan.org/jp/l10n/faq/jlp.html#what_is_ja-JP-mac>

[51] [CITE@en[418485 – "ja-jp-mac" is not a valid language code. Please stop using it.]]
([TIME[2015-04-25 17:17:22 +09:00]] 版)
<https://bugzilla.mozilla.org/show_bug.cgi?id=418485>

;; [355] 時系列は要調査ですが、おそらく最初に使われ始めた時点の仕様では、
[CODE[ja-JP-mac]] は正当な[[言語タグ]]だったはず。
[CODE[ja-JPM]] が構文的に適当でないと [CODE[ja-JP-mac]] に置き換えられたのです。
その後 [[IETF言語タグ]]の仕様が改定されて非妥当にされてしまいました。

[52] [CITE@en[ja-JP-mac (Language tag) - SuikaWiki Data]]
([TIME[2016-03-15 16:20:20 +09:00]] 版)
<https://data.suikawiki.org/lang/ja-JP-mac>


[426] 
(識別子ではなく) このような言語自体の情報:

- [427] [CITE@ja[macOS における日本語表記ルール - zumuya]], [TIME[2025-02-11T13:11:17.000Z]] <https://zumuya.com/documents/MacAppsJapanese/>




** 子供向け平仮名表記日本語

[105] 
[[翻訳]]管理サービス
[CITE[Transifex]]
の対応言語の1つに
「Japanese (Hiragana) (ja-Hira)」
があります。
[SRC[>>112]]

[116] 
ただしこの
[CITE[Transifex]]
の言語リストに示された[[符号]]がどのようなものなのかは明記されていません。
構文は 
[[POSIX locale]]
識別子に近いようですが、
[CODE[ja-Hira]]
のように 
[[IETF言語タグ]]にも見えるものが混じっています。

[357] 
[CODE[ja-Hira]] は [[IETF言語タグ]]だとすると、
「平仮名表記の日本語」
を意味しています。

[117] 
この
「Japanese (Hiragana)」
がどのような利用を想定したものなのかはよくわかりません。

-
[119] 
[[プログラミング言語]]プラットフォームで[[子供]]の[[プログラミング教育]]で人気のある
[[Scratch]]
は、これを[[子供]]向けの[[平仮名]]表記の[[日本語]]のために使っているようです。
[SRC[>>118]]
;; [120] [[平仮名]]表記が原則でありつつも、作業が間に合わないときは通常の[[日本語]]で埋める場合もあるようです。
-
[121] 
>>99 では[[やさしい日本語]]のために使っています。
--
[358] 
しかし[[やさしい日本語]]は[[平仮名]]表記の[[日本語]]ではなく、[[かな漢字混じり]]なので、
誤用に当たります。

[REFS[

- [112] [CITE@en[Transifex Languages]], [TIME[2024-04-03T13:41:14.000Z]] <https://explore.transifex.com/languages/>
- [118] 
[CITE[Japanese translation (日本語の翻訳) - Discuss [[Scratch]]]], [TIME[2024-04-03T13:41:22.000Z]] <https://scratch.mit.edu/discuss/topic/4196/?page=7>

]REFS]


[444] [CITE@en[feat: add locale ja-Hira by gierschv · Pull Request #2663 · date-fns/date-fns · GitHub]], [TIME[2025-12-04T10:34:22.000Z]] <https://github.com/date-fns/date-fns/pull/2663/files>

[445] >>444 は[[平仮名]]表記[[日本語]]を [[locale]] の1つとして
[CODE[ja-Hira]]
で実装した事例。

** やさしい日本語

[100] 
[[やさしい日本語]]には[[言語タグ]]
[DFN[[CODE[ja-simple]]]]
を使えます。
[SRC[>>99]]

[101] 
[[日本語]]を表す[[言語部分タグ]] [CODE[ja]] と、
簡易化された言語変種を表す[[異体部分タグ]] [CODE[simple]] [SRC[>>103]]
を組み合わせたものです。

[263] 
ただし、 [CODE[ja-simple]] は単純化された[[日本語]]全般を表し、
[[やさしい日本語]]だけを表すのではないことには注意が必要です。
例えば、

- [264] 「やさしい日本語」を称する言語(指針)各種
- [265] 「やさしい日本語」を称さない同様の言語(指針)各種
- [267] 年少者向けの平易な表現
- [271] 年少者向けに仮名だけで表記したもの
- [268] 年少者向けに[[漢字]]を[[仮名]]に開いたり、[[振り仮名]]を加えたりしたもの
- [269] 非日本語話者向けの表現
- [270] [[大東亜戦争]]期の[[南方占領地]]で[[日本語]]教育に使われた各種の[[日本語]]
- [365] ゆっくりと、単語を区切りながら丁寧に読み上げた平易な[[日本語]]の音声
- [266] その他、[[やさしい日本語]]とは違うアプローチで簡易化された[[日本語]]系言語各種

といったいろいろなものが [CODE[ja-simple]] に当てはまり得ます。

[272] 
もし他の平易な[[日本語]]と異なる[[やさしい日本語]]だけを特定したい場面や、
何種類もあるうちの特定の[[やさしい日本語]]の[[指針]]等に従ったものだけに限定したい場面があるなら、
より限定的な専用の[[言語タグ]]を決める必要が出てきます。
今のところそのような提案はなされていないようです。


[NOTE[
[104] 
なお[[やさしい日本語]]を使うプログラムで
[DFN[[CODE[ja-basic]]]] も使われている [SRC[>>99]] とありますが、
[[IETF言語タグ]]として出力される場面があったのかは不明。
さらっとコードを眺めた感じは内部用のみで外には出していない ([CODE[ja-JP]] を使っている)
ように見えます。

[273] もしそうだとすると、 >>99 の投稿者は [CODE[basic]] 
が登録された[[IETF言語タグ]]の[[部分タグ]]でないことを問題視していますが、
そもそも[[IETF言語タグ]]ではないので何も問題はありません。
>>99 が却下されたのもそれが理由なのでしょう。

[122] 
このコードは[[日本国]][[東京都]]の運営するウェブサイトだったのですが、
本段落執筆時点で既にサーバーが停止されていて閲覧できません。
[[Internet Archive]] 
だと参照しているファイルを読み込めずに、読み込み中の表示から先に進みません。
開発にも運営にも、
行政が公開した情報を次の時代に伝えようという意志がまったく感じられない酷いサイトですね。

[274] 
おかげで >>104 >>273 が正しいのか検証するのは困難です。


[124] 
[[ソースコード]]が残っているだけまだ良心的ですが、それも [[GitHub]] 
が永続的に保存してくれているからというだけの話なので、
ほんとにたまたま残ったものが少しだけあったということです。

[123] 
[[自治体]]のウェブサイト運営の失敗事案として語り継いでいくべきですね。

]NOTE]

[REFS[

- 
[103] [TIME[2021-07-18T23:39:45.000Z]], [TIME[2024-04-03T13:35:04.951Z]] <https://www.iana.org/assignments/lang-subtags-templates/simple.txt>


[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[99] [CITE@en[「やさしい日本語」の言語コードを "ja-simple" に変更 · Issue #1801 · Tokyo-Metro-Gov/covid19 · GitHub]], [TIME[2024-04-03T13:31:46.000Z]] <https://github.com/Tokyo-Metro-Gov/covid19/issues/1801>
]FIGCAPTION]

> likibp commented on Mar 19, 2020

>
-現状、「やさしい日本語」の言語コードは、コード内では "ja-basic" , transifexでは "ja-Hira" を使用しています。

>
-"basic"というサブタグはLanguage Subtag Registryに登録されておらず、"Hira" はその名のとおり平仮名のみの表記を示すサブタグであるため不適切です。
-よって、「やさしい日本語」の言語コードを "ja-simple" に変更することを提案します。
]FIG]

]REFS]

- [318] [CITE@ja[Xユーザーのryo-aさん: 「「やさしいにほんご」の普及率がもう少し高くなっていくといいのかな。 NHKのニュースなどを見ても「英語で書けよ」というツッコミを入れている人が多いので、まだまだ周知活動が必要かも。あとIETF言語タグがほしい(あるっけ?ないよね?)」 / X]], [TIME[午後7:59 · 2020年4月27日][2020-04-27T10:59:03.000Z]], [TIME[2024-05-01T07:29:01.000Z]] <https://twitter.com/geo_vitya/status/1254726750610657283>

** 和語

[402] 
「[[借用語]]を含まない[[和語]]だけの[[日本語]]文」
が使われることがあります。

[403] 
[[現代日本語]]ではそうした[[言語]]体系の運用は極めて困難で、
実験的なものや娯楽的なものを除けば日常で使われることはまずないといえますが、
実際に[[符号]]を割り振った事例があります。

[404] 
[[近世]]には[[国学者]]が似たような試みをしていました。
[[神道]]系の[[宗教]]的文脈などでもそのような表現がなされることはままあります。
そうしたものも含め[[符号]]を割り当てる一定の需要はありそうです。


- [398] [CITE@en[Wp/ja-pure - Incubator Plus 2.0]], [TIME[2024-11-24T14:52:20.000Z]], [TIME[2024-11-25T01:53:51.898Z]] <https://incubator.miraheze.org/wiki/Wp/ja-pure>
-- [397] 
[CITE@en[入口 - Wp/ja-pure - Incubator Plus 2.0]], [TIME[2024-11-19T14:07:27.000Z]], [TIME[2024-11-25T01:53:37.743Z]] <https://incubator.miraheze.org/wiki/Wp/ja-pure/%E5%85%A5%E5%8F%A3>
-- [396] 
[CITE@en[入口/通常の日本語への翻訳 - Wp/ja-pure - Incubator Plus 2.0]], [TIME[2024-11-20T01:36:23.000Z]], [TIME[2024-11-25T01:53:26.852Z]] <https://incubator.miraheze.org/wiki/Wp/ja-pure/%E5%85%A5%E5%8F%A3/%E9%80%9A%E5%B8%B8%E3%81%AE%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E3%81%B8%E3%81%AE%E7%BF%BB%E8%A8%B3>


[399] 
>>398 は

>ISO 639-3: ja-pure

と説明していますが、
[DFN[[CODE[ja-pure]]]]
は
[[ISO 639-3]]
の[[符号]]では''ありません''。

> Pure Japanese language

と説明されていて [[English]] 版[CITE[Wikipedia]]にリンクしていますが、
リンク先に記事はありません。


[400] 
>>397 には

>ここでは、昔の唐(から)の国の言葉を含め、他の国の言葉から借りて来た言葉を全く使わない大和言葉だけで書くことを目指している。[SNIP[]]

とあります。また、 >>396 には

>このサイトは、漢語を含め、日本語以外からの借用語を一切使わずに純粋な和語だけでウィキペディアを書くことを目標としています。[SNIP[]]

とあります。

[401] >>397 や他の記事は[[だである調]]で書かれています。




** 怪しい日本語

[309] 
いわゆる[[怪しい日本語]]の主流である、
[[中華人民共和国]]の業者等が[[日本]]市場向け製品説明等で使う独特の[[日本語]]は、
[[言語タグ]]
[DFN[[CODE[ja-CN]]]]
で表すのが適当と考えられます。

* 日本語系人工言語

[311] 
いくつかの[[日本語]]系の[[人工言語]]に [[LIISコード]]が割り当てられています。
[[言語タグ]]としても使えます。
[SRC[>>312]]


* 日琉諸語の記述体系への要求


[30] 日本語の方言にも星の数ほど種類がありますから、全部 ja-[VAR[foo]]
にすると大変なことになります。

一つの提案として、[[日本国]]内の地域を主要な使用域とする方言は 
ja-JP-[VAR[大地域名]]-[VAR[*]] とし、[VAR[大地域名]]としては地域名
([CODE[kansai]] など), 現行の47[[都道府県]]名, [[明治時代]]の旧[[国名]]くらいに制限し、それ以上の細かいものは地域的あるいは言語的に近いものの小分類としてはどうでしょう。

[24] ただ、[[大阪弁]]を [CODE(LANG)[ja-JP-oosaka]] にするのか
[CODE(LANG)[ja-JP-kansai-oosaka]] にするのかみたいな話になりますが。
- [25] >>24 大阪弁は有名だから関西弁とは独立させてもいいかも・・。
だけど結局線引き問題は一杯出てきそう。

[154] 
「[[関西弁]]」と指定したい時と、「大阪弁」「神戸弁」「京都弁」「奈良弁」「エセ関西弁」
と細かく指定したいとき、はそれぞれある。

- [26] >>24 [CODE[oosaka]] より [CODE[osaka]] がイイとか言う意見もありそう。

[158] 
一般に使われている区分と学術的な区分と、どちらもそれぞれの使い道がありそうなので、
1つの体系だけで揃えるのではなく方言と認識されている実態があれば全部それぞれ名前を与えるべきだろう。

[159] 
変に階層化して長くて使いづらい名前にするより、階層なしでも一般の呼び名に近いものにすれば衝突のおそれもそうそうないだろうし。

[160] 
[CITE[ウィキペディア]]に項目がある[[方言]]は一通りあってよさそうだな。


[334] 
[[日本語方言]]にどんな「方言」が扱われているかいろいろ実例あり。

[338] 方言研究は歴史が長い分野のはずなのに、一覧にして[[識別子]]を割り振ってく試みは行われてこなかったのかなあ、全然見つからないなあ。

[339] 
学者がやると分類をどうするかとかで揉めそうだしなあw


- [28] >>27 こういうのもあると、「小学3年生に習う漢字まで」みたいなのも欲しい気がするが・・・。
- [29] >>28 そういうのを見ると、やぱーり用字系は別指定にしる! とか言いたい気がするが。。。 (この文は [CODE(LANG)[ja-2ch]] に札付けするのが(・∀・)イイ!!)
- [31] >>27-29 といふことで[[用字系札]]に分離しませう。 (この文は [CODE(LANG)[ja-desumasu]]+[CODE(SCRIPT)[Japn-ja-old-kana]] にして下さると嬉しう存じます。)
- [32] >>23-26 ラテン文字3〜4文字の[[都道府県名符号]]を使うのが良い。
- [33] [CODE(LANG)[ja-JP-TKY-shibuya-slang]] 渋谷の女子高生の言葉
- [34] >>33 特に時代を指定したければ [CODE(LANG)[ja-JP-TKY-shibuya-slang-2002]] とするとか。
- [36] <http://pc3.2ch.net/test/read.cgi/hp/1031743538/133-136>
- [41] [CODE(lang)[ja-trad]]: >>37
- [42] >>41 の使い方は言語と用字系の独立性を欠いてるからお勧めしがたいけど、手軽なのはいいことだ。
- [43] >>34 の書き方を使えば、2ch 閉鎖騒動の頃の言葉遣いを [CODE(lang)[ja-2ch-2001-08]] とか表せて(・∀・)イイ!

[35] [[言語タグの一覧]]も参照。





[38] 
「日本語 平成22年正書法」
「近代日本語」
「日本語候文」
「日本語片仮名漢字混じり文」
「日本語 旧字体現代仮名遣い」
「日本語 お嬢様言葉」
「日本語総ルビ」
のような違いも[[言語タグ]]で記述したいなあ。


[44] [CITE@en[ja (Language tag) - SuikaWiki Data]]
([TIME[2016-03-15 16:18:53 +09:00]] 版)
<https://data.suikawiki.org/lang/ja>

[40] [CITE@en[ja-JP (Language tag) - SuikaWiki Data]]
([TIME[2016-03-15 16:19:55 +09:00]] 版)
<https://data.suikawiki.org/lang/ja-JP>


[152] [[文体]]と表記法の記述 ([[script (コーパス)]], [[style (コーパス)]] より) :
[[文語体]],
[[口語体]],
[[文語体]]と[[口語体]]の混在,
[[漢文]],
[[韻文]],
[[漢字片仮名交じり]],
[[漢字平仮名交じり]],
[[万葉仮名]]

[153] その他[[文体]]関係 :
[[書き言葉]], [[話し言葉]],
[[訓読文]], [[書き下し文]],
[[宣命体]], [[候文]],
[[漢文調]], [[であります]], [[ですます調]], [[だである調]], [[翻訳調]],
[[敬語]], [[男言葉]], [[女言葉]],
[[業界用語]],
[[お嬢様言葉]], [[ギャル語]], [[おじさん構文]],
[[西洋人風]], [[中国人風]], [[赤ちゃん言葉]],
[[ルー語]],
[[ロコ語]], [[エミリー語]],
[[忍殺語]],
[[協和語]], [[横浜ピジン日本語]],
[[日本語対応手話]]

[155] 
[[語尾]]や[[役割語]]の類は[[無限]]に増えているので、無限の記述能力が必要。
(そのすべてを[[言語タグ]]で記述できる必要があるか、という論点はありそう。)

[156] 
表記法関係 ([[用字系札]]より、その他) :
[[漢文]] ([[白文]]),
[[訓読文]],
[[書き下し文]],
[[かな漢字混じり]] (全般),
[[平仮名漢字交じり]],
[[片仮名漢字交じり]],
[[平仮名]],
[[片仮名]],
[[万葉仮名]],
[[教育漢字]][VAR[○]]年生 ([VAR[元号]][VAR[○]]年式),
[[当用漢字字体表]],
[VAR[元号]][VAR[○]]年[[常用漢字]],
[VAR[元号]][VAR[○]]年[[人名漢字]],
[[表外漢字字体表]] ([[印刷標準字体]] / [[簡易慣用字体]]),
[[旧字体]] / [[新字体]],
[[御家流]],
[[初唐標準字体]],
[[JIS X 0208]], [[JIS X 0213]], 制限付き [[JIS X 0213]], [[MJ]], [[MJ+]],
[[歴史的仮名遣]],
[[棒引き仮名遣い]],
[[現代仮名遣]],
[[送り仮名]]規則,
[[濁音]]無表記,
[[撥音]]無表記,
[[小書き仮名]]有無,
[[長音]]無表記,
[[分かち書き]]有無,
[[ローマ字]] (全般),
[[ヘボン式ローマ字]] (新旧),
[[訓令式ローマ字]],
[[日本式ローマ字]],
令和7年文化審議会式ローマ字,
[[ローマ字]]長音各種,
[[キリル文字]]表記,
[[ハングル]]表記,
[[日本点字]],
[[漢点字]],
[[6点漢字]],
[[速記文字]]各種,
[[モールス符号]],
[[乎古止点]]各種,
[[振り仮名]]無/有/総,
[[句読点]]有無,
[[句点]]文字,
[[読点]]文字,
[[左横書き]]/[[右横書き]]/[[縦書き]],
[VAR[元号]][VAR[○]]年[[公用文]],
[[絵暦]]文字

[157] 
その他[[ロケール]]関係:
[[和暦]]/[[西暦]]/併記,
[[北朝]]/[[南朝]]/併記,
[[皇紀]],
[[干支年]]/[[十二支年]],
[[12時間制]]/[[24時間制]],
[[十二支時刻]],
[[グレゴリオ暦]]/[[旧暦]]/併記,
[[中央標準時]]/[[西部標準時]]/[[小笠原の標準時]]/[[台湾の標準時]]/[[関東州の標準時]]/[[南洋群島の標準時]],
[[SI]]/[[尺貫法]],
[[単位記号]]/単位片仮名名/単位漢字名,
[[欧州数字]]/[[漢数字]],
[[画線法]],
[[位取り記数法]]/[[漢数字]]記数法,
3桁区切り/4桁区切り,
[[桁区切り]][CH[、]]/[CH[,]],
[[小数点]][CH[.]]/[CH[・]]

[406] 
他にもこういうのを表記したい

- [415] [[中世]]の[[対馬]]方言
- [413] [[大日本帝国台湾]]の[[日本語]]
- [412] [[大日本帝国朝鮮]]の[[日本語]]
- [408] [[大日本帝国朝鮮]]における[[ハングル漢字混じり文]]と[[仮名]]や[[日本語]]の混在 [SEE[ [[朝鮮語言語タグ]] ]]
- [414] [[南洋群島]]の[[日本語]]
- [407] [[満州国]]の[[日本語]]
- [409] [[大東亜戦争]]時[[大日本帝国]][[南方占領地]]の[[日本語]]教育における[[日本語]]
- [410] [[中華民国台湾]][[日本語族]]の[[日本語]]
- [411] [[日系人]]の[[日本語]]

[335] [CITE@ja[10-6-B3-3.pdf]], [TIME[2011-07-13T08:08:44.000Z]], [TIME[2024-05-01T09:03:26.021Z]] <https://www.topic.ad.jp/ipsj-tohoku/archive/2010/report/report14/10-6-B3-3.pdf>


[336] >>335 年代差を考慮した方言翻訳システム。このような要件を記述したいこともあろうが、
生まれ年 (世代) と年齢とどちらだろう?

[337] [[言語]]の記述を目的にするなら生まれ年だろうし、実用を目的にするなら年齢の方が使いやすそうではあるが...

[347] 
[[引用]]/[[翻刻]]ポリシーや[[包摂規準]]的なものも記述したいことある。
「片仮名を平仮名になおして引用」とか「新字新仮名とした」とか「青空文庫基準」とか。

;; [348] [[マーク付け言語]]の領分のような気もするが、
[CODE[-t-]] や [CODE[-mtfrom-]] があるのだから[[言語タグ]]で書くのがいい場面もある。


[351] 
[[教育ローマ字]] (>>315) や一般に用いられる[[仮名]]の[[アクセント表記]]含め、音声寄りの表記法各種
(>>350) も[[言語タグ]]で記述できると嬉しいですね。



* 関連

[75] 
[[アイヌ語言語タグ]],
[[日本手話]]

* メモ

[428] [[Wikidotの言語タグ]]に [CODE[ja-corrections]] があります。
