[1] [[分数]]は[[割り算]]です。

* 意味

[9] 
[[分数]]は[[数]]の表記の一種とも理解できますし、[[除算]]の表記の一種とも理解できます。

* 縦書き

[2] [[縦書き数式]]。

[4] 「[V[中紅 ([YOKO[[FRAC[12][329]]]]) 深紅 ([YOKO[[FRAC[3][598]]]]) 滅紅 ([YOKO[[FRAC[7][19]]]])]]」
「[V[數字の分子は『大日本古文書』の卷、分母は頁をあらわす。]]」
[SRC[>>3 pp.108-109]]

[REFS[
- [3] 
[CITE[[[奈良時代]]の染色技術󠄁]],
[CITE[[[佛敎考古學論攷]] 六 雜集編󠄁]], pp.107-122,
初出: [V[昭和五年六月]]
]REFS]


[6] [CITE[燃料系れとろ看板]], [TIME[2010-02-12T04:44:49.000Z]], [TIME[2020-11-24T03:41:07.322Z]] <http://retro-kanban.com/nenryo/>

看板

>
[VRLBOX[
[B[マツチ]]一[ASIS[本][<https://glyphwiki.org/wiki/u672c-var-002>]]

古新聞[YOKO[[FRAC[[ASIS[1][|]]][8]]]]

で[ASIS[火][<https://glyphwiki.org/wiki/u706b-var-004>]]が着く
]VRLBOX]

[[原稿用紙]]風の枡目あり。「[V[[YOKO[1]]|]]」が1マス、「[V[[YOKO[8]]]]」が別の1マス。

* フォント機能

[11] 
[[フォント機能]] 
[DFN[[CODE[afrc]]]]
は、
Alternative Fractions
と説明されています。
[SRC[>>10]]

[13] 
[RUBYB[[[斜線]]][slash]]で[RUBYB[分離][separated]]された[RUBYB[[[数字]]][figures (digits)]]を[RUBYB[代替形][alternative form]]に[RUBYB[置換][replaces]]するものです。
[SRC[>>10]]

[14] 
[[斜線]]は [CC[U+002F]] や [CC[U+2044]] が[RUBYB[推奨][recommended]]として示されています。
[SRC[>>10]]

[15] 
[[数字]]が何かは明記されていません。一般的には[[欧州数字]]と理解されています。
[[ASCII数字]]だけでなく[[全角数字]]も対象となるかもしれません。
他の[[数字]]はあまり対象になりそうにありません。

[16] 
当該列が相当する[RUBYB[[[分数]]][fraction]]の[[合字グリフ]]に[[写像]]されることが[RUBYB[推奨][recommended]]されています。
[SRC[>>10]]

[17] 
厳密には規定されていませんが、[CH[[FRAC[1][2]]]]
のように[[横線]]型の[[分数]]だったり、
[CH[[SUP[1]]/[SUB[2]]]]
のように[[斜線]]型の[[分数]]だったり、
といった当該[[フォント]]に存在する[[分数]]専用[[グリフ]]に置換されることが期待されると考えられます。

[18] 
まったく任意の[[数字]]列すべてに対応することが [[lookup]] で可能なのかどうかは定かではありませんが、
容易でないことは間違いなく、仕様にもフォントの利用者にも期待されるところではないと思われます。
[[フォント]]が専用の[[グリフ]]を用意するような一般的な[[分数]]
([[Unicode]] に[[符号位置]]があるもの中心)
に限るのが現実的な方針と思われます。

[20] 
その際、「11111111111/222222222」のような列のうち途中の「1/2」だけが置換されてしまうような事態を避けるべきなのかどうか、
見解が分かれそうなところですが、実際のフォントではどうなっているのでしょう。

[21] 
既定の状態では無効である[RUBYB[べきです][should]]。
[SRC[>>10]]

[22] 
[CODE[GSUB]] [F[[CODE[lookupType]]]] [N[4]] が[RUBYB[推奨][recommended]]されます。
[SRC[>>10]]
しかしそれ以外の [CODE[GSUB]] や [CODE[GPOS]] が禁止されているわけではありません。

-*-*-

[23] 
[[フォント機能]]
[DFN[[CODE[dnom]]]]
は
Denominators
とされています。
[SRC[>>10]]

[24] 
[RUBYB[[[斜線]]][[slash]]に[RUBYB[続く][follow]][RUBYB[数字][figures]]を[RUBYB[分母数字][denominator figures]]に[RUBYB[置換][replace]]します。
[SRC[>>10]]


[25] 
[CODE[GSUB]] [F[[CODE[lookupType]]]] [N[1]]
で[[数字]]と関係する文字 ([[grouping or decimal separators]])
を対応する分母グリフに置換することが[RUBYB[推奨][recommended]]されています。
[SRC[>>10]]
それ以外の [CODE[GSUB]] や [CODE[GPOS]] が禁止されているわけではありません。


[26] 
単体で[[利用者]]が制御する[RUBYB[必要はなく][not required]]、
[CODE[frac]]
の利用時に[[応用]]の実装の一部として自動適用することが[RUBYB[推奨されています][recommended usage]]。
[SRC[>>10]]


[REFS[

- [10] [CITE@en-us[Registered features, a-e (OpenType 1.9.1) - Typography | [[Microsoft Learn]]]], [[PeterCon]], [TIME[2024-07-07T00:58:54.000Z]], [TIME[2024-12-04T10:55:45.669Z]] <https://learn.microsoft.com/en-us/typography/opentype/spec/features_ae>

]REFS]

* メモ

[5] [CITE@ja[斜めの分数を組むための活字 - しろもじメモランダム]], [TIME[2020-11-19T06:30:58.000Z]] <https://shiromoji.hatenablog.jp/entry/20081013/1223918374>