[1] [DFN[HTML 2.x]] は、 [[RFC 2070]] ([DFN[HTML i18n]]) で規定されていた [[HTML]] の通称でした。

* 仕様書

- [23] 
[CITE@en[draft-ietf-html-i18n-00]], 
[TIME[1995-08-15]],
[TIME[2024-08-16T03:32:31.000Z]] <https://datatracker.ietf.org/doc/html/draft-ietf-html-i18n-00>
- [22] 
[CITE@en[draft-ietf-html-i18n-01]], 
[TIME[1995-09-25]],
[TIME[2024-08-16T03:32:24.000Z]] <https://datatracker.ietf.org/doc/html/draft-ietf-html-i18n-01>
- [21] 
[CITE@en[draft-ietf-html-i18n-02]], 
[TIME[1995-11-22]],
[TIME[2024-08-16T03:32:17.000Z]] <https://datatracker.ietf.org/doc/html/draft-ietf-html-i18n-02>
-- [24] [[draft-ietf-html-cda-00]] と同日
- [20] 
[CITE@en[draft-ietf-html-i18n-03]], [TIME[2024-08-16T03:32:09.000Z]] <https://datatracker.ietf.org/doc/html/draft-ietf-html-i18n-03>
- [19] 
[CITE@en[draft-ietf-html-i18n-04]], [TIME[2024-08-16T03:32:02.000Z]] <https://datatracker.ietf.org/doc/html/draft-ietf-html-i18n-04>
- [18] 
[CITE@en[[[RFC 2070]] - Internationalization of the Hypertext Markup Language]], 
[TIME[1997-01]].
[TIME[2024-08-16T03:31:27.000Z]] <https://datatracker.ietf.org/doc/html/rfc2070>

- [28] [CITE@en[Internationalisation of HTML]], [TIME[2024-08-25T14:11:52.000Z]], [TIME[1999-01-17T03:56:00.507Z]] <https://web.archive.org/web/19990117034749/http://www.alis.com:8085/ietf/html/index.en.html>


* 呼称

[13] [[仕様書]]名から [[RFC 2070]] と呼ばれたり、通称で [[HTML i18n]]
と呼ばれたりします。

[14] [[RFC 2070]] は [[HTML 2.x]] と呼んでおり、これが [[HTML]] の版としての正式な名称といえます。

[3] Draft の時は [DFN[HTML 2.1]] と呼ばれていました。

[15] [[マイナーバージョン]]を
[CH[x]] とした意味はよくわかりませんが、 「2.0 より大きな何か ([VAR[x]])」
「2.0 を少し拡張したもの (e'''x'''tension)」
くらいのニュアンスでしょうかね。

[16] 
2.1 ではなくなった理由はよくわかりません。版番号を少しずつ上げて直列的に進化させていく感じのもの
(全面改正) ではなくなってしまったからですかね。

;; [17] [[HTML 2.x]] は 「[[HTML2]] のどれか」という意味では''なく''、
[[RFC 2070]] 言語の[[固有名詞]]なので注意。

[25] 最初の [[I-D]] [SRC[>>23]] の時点では [[HTML 2.x]] になっていました。
次の [[I-D]] [SRC[>>22]] で [[HTML 2.1]] となりました。
[TIME[1995-11-22]]発行のその次の [[I-D]] [SRC[>>21]] で [[HTML 2.x]] に戻りました。

[26] [[HTML 2.1E]] はそれと同じ[TIME[1995-11-22]]とされていますが、
[[HTML 2.1]] から派生した [[HTML 2.1E]] となっています。

[27] [[HTML 2.1]] と呼ばれた時期はかなり短かったようです。

* 言語

[5] 
[[HTML 2.x]] は [[HTML 2.0]] を拡張した新しい[[文書型]]ではありましたが、
[[マーク付け言語]]全体を定めるものではなく、
[[国際化]]に関する機能追加の[[差分仕様書]]でした。

[6] [[ISO/IEC 8859-1]] が[[文書文字集合]]だった [[HTML 2.0]]
に対し、 [[HTML 2.x]] は [[ISO/IEC 10646]] を[[文書文字集合]]に採用していました。
[[Web]] における[[文字コード]]に関する[[参照処理モデル]]を初めて定めた
[[HTMLの仕様書]]でした。

* HTML 2.1E

[4] [[HTML 2.1]] に更に [CODE(HTMLe)@en[embed]] [[要素]]を追加した版が [[HTML 2.1E]]
でした。 
[SEE[ [[HTML 2.1E]]

[12] [[HTML 2.1E]] は [[HTML 2.1]] と同時並行で開発されており、
その一部は [[HTML 2.1]] に移されました。



* HTML3 と HTML4

[7] [[HTML 2.x]] は、 [[HTML 3.0]] の開発が破綻へ向かう中で、
いくつかの新機能が [[HTML2]] の追加機能という形で [[RFC]] 化されたものでした。

[8] [[HTML 2.x]] と並行して開発されていた [[HTML 3.2]] には [[HTML 2.x]]
の追加機能は含まれていませんでした。 [[HTML 2.0]]、[[HTML 2.x]]、
[[HTML 3.2]] のいずれもが完全な最新の仕様書とは言えず、かといって古いものとも言えず、
他にもいくつか完成した仕様書や開発中の仕様書があり、
しかも現実の [[Webブラウザー]]の実装はそのいずれとも異なっている、
という混乱した時代でした。

[9] [[仕様書]]としてこれらの機能が統一されるのは [[HTML4]] でのことでした。

* 関連


[SEE[ [[ruby=""]] ]]

* メモ

[2] ちなみに、 [[RFC]] になったのは [[HTML3.2]] が [[REC]] になったのと同時期。また HTML 3.2 の subset でもない。 ([[HTML4]] に対してはほぼ下位互換。) HTML の版番号は政治的その他の理由から時期及び内容と順序が一致していないので注意が必要。

[10] [CITE[Text properties in CSS]], [TIME[2008-04-01T18:02:04.000Z]], [TIME[2023-08-11T06:13:35.151Z]] <https://www.w3.org/People/Bos/Stylesheets/textfont.html>

>
[PRE(HTML code)[
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//IETF//DTD HTML 2.1//EN" [
<!ENTITY % HTML.Recommended "INCLUDE">
]>
<!--
	950710: added rule.color
-->
<html>
<head>
<title>Text properties in CSS</title>
</head>
<body>
<h1>Text &amp; font properties in CSS</h1>
]PRE]


[11] 
以下、特にこの [CODE[DOCTYPE]] の必要性は感じられないので、当時の [[Bert Bos]]
的な普通の [[HTML]] の書き方だったのだろう。




[FIG(data)[ [29] [[HTML要素概説]]

:出典:
[REFS[

- [30] 
[DFN[RFC2070]]:
[DATA(.docid)[RFC 2070]],
[CITE@en[Internationalization of the Hypertext Markup Language]], 
[DATA(.author)[[[Frangois Yergeau]]]],
[DATA(.author)[[[Gavin Thomas Nicol]]]],
[DATA(.author)[[[Glenn Adams]]]],
[DATA(.author)[[[Martin J. Duerst]]]],
[TIME(.published)[January 1997][1997-01]],
[TIME[2024-10-05T04:59:32.000Z]] 
<https://datatracker.ietf.org/doc/html/rfc2070>

]REFS]
:注釈:
-
[DFN[HTML 2.x]]
[[HTML 2.0]] の次の世代、 [[HTML3]] 世代の [[HTML]] 仕様の1つ。
[[ietf-html]] によって開発され、
最終版が [[RFC 2070]] として出版された。 [SRC[RFC2070]]
[[HTML 2.x]] の機能は後に [[HTML4]] に取り込まれた。
本書では
[[HTML 2.x]]
に含まれるかを示した。 Deprecated (非推奨) とされたものにはそのことを示した。
-
[DFN[HTML 2.1]]
[[HTML 2.x]] が一時 [[HTML 2.1]] と称していた。

]FIG]


